庭の萩たちが咲きはじめました。
秋明菊が咲き、「秋の七草」の萩が咲くと「ああ秋だな」と思います。
萩という植物
萩にはたくさん種類があるのですが、
わが家にあるのは三種類。
背丈をゆうに越して、わさわさと花を咲かせています。
小鳥たちが話しているようで、見飽きません。
でも、生い茂った萩を見ていると、蚊がぶんぶんと寄ってきて・・・
秋の蚊は小さいけれど、しつこいのです。
白地に赤の絞がはいる可憐な花が気に入って植えた
「江戸絞萩」は山萩の仲間。
「江戸絞り」に混じって咲いている、
花が淡いピンクの飛鳥野萩(あすかのはぎ)。
ピンクの花たちをかき分けて奥に行くと、
白花萩(しろばなはぎ)も咲き始めました。
桃色の萩の中で、珍しい白い花を咲かせる萩は、
山野に自生する宮城野萩(ミヤギノハギ)などの変種。
清楚な白い花が風に揺れています。
白花萩のお隣には、白式部の白い実。
萩も紫式部も、赤紫がスタンダードなのですが、
わたしは、ちょっと珍しい白い花が好きなのです。
こちらは、今が盛りと次々に花をつけている秋明菊。
白花の八重は、まだ咲いていません。
ワレモコウ(吾亦紅・バラ科)も咲いています。
伊吹山で見つけた吾亦紅。
吾亦紅、三句。
折りとって 珠の ゆれあふ 吾亦紅 高橋淡路女
吾亦紅 風が 持ち去る 日月よ 渡辺佳子
吾亦紅 野の くれなゐの 渋かりし 大橋敦子
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