午前中は、通信の表紙とインフォメーションをつくりながら、
収穫した極甘イチジク・バナーネを加工することにしました。
イチジクは、保存性が悪い果実の代表格で、
収穫してすぐ干すか、加工しないと、カビが生えてくる。
バナーネは年2回、大きな夏果と糖度23度と極甘の秋果がとれます。
これはちょっと小ぶりだけど「秋果」です。
とってきたばかりのバナーネの実は、丸のまま皮をむき、
完熟果を収穫して冷凍しておいた2個も足して、
「ゆりのきの蜂蜜」をかけて、なじませるために少し置く。
焦げないように、ふたをしてとろ火で30分くらい煮て、
出てきたアクをていねいにすくう。
ここで火をとめて、一般質問の傍聴。
その後、裁判所に選定当事者所の委任状を出しに行く。
かえってきたら、こはいかに。
澄んだオレンジ色のシロップに染まっている。
すこし煮詰めて、コンポート。
このまま、ビンにつめてコンポートにするのか、
もう少し煮詰めてジャムにしようかと、悩むところだ。
とりあえず、イチジクはそっとしておいて、
暗くなってから、赤芽生姜をとりに行きました。
葉がずいぶん繁ってきたので、地面の下の生姜が
どれくらい育っているのか、の試し堀り。
畑からひいたばかりの新生姜です。
種生姜、一かけからこれだけの新生姜が取れれば上出来だけど、
まだ小さくて筆生姜。今年の初物。
さわやかな、よい香りがします。
さっそくひげ根と泥を落として、
ひと煮たちさせた塩水にさっとつけて薄切りに。
昨年の梅酢と赤シソのみじん切りを混ぜて、
千鳥酢と蜂蜜少々を足すと、鮮やかに発色します。
はい。赤芽新生姜の梅酢漬けのできあがり。
1時間も置いておけば、食べられるようになります。
ここで、ショウガの仲間の、おはなの紹介。
友人のお家に咲いているウコンの花
ランのように美しい花ですが、
「もう少ししたら、根っこを掘り出して、
「うこんの力」を作る」そうです。
オマケは、
「おひとりさまの老後」、福井新聞の記事です。
遊べっつてんだろーがよー
「おひとりさまの老後」 上野千鶴子著
福井新聞 9月24日午後1時37分
実はネクラなので、発想が悲観的なワタシ。子供のころ、夏休みの終わり2週間ともなると「幸せな日々も終わるわ……宿題やってねー」と沈んでいた。まだ2週間もあるだろが!遊べよ!と、今なら言えるんだけど。
上野千鶴子の「おひとりさまの老後」は、そんな「夏休み最後2週間、どう過ごす?」みたいな本。夫に先立たれた妻が、余生をどう生きるかについての実用書である。楽しく過ごし、幸せな最期を迎えるための提案が、住居や人間関係、金銭面などの多方面から具体的にされている。
ニッポンの子供たちは夏休み最後の日を足並みそろえて迎えるけど、人生最後の日は、たった1人で迎える。上野千鶴子は、やがて来る私だけの8月31日を見すえながら、日々を謳歌する。楽しんで悪い?と睨みをきかせながら。
きちんと向かい合えば、そんなに怖くないのかな。8月31日。私にはまだわかんない。けどとりあえず自分に活を入れる。遊べよ!
(法研 1400円+税)=アリー・マントワネット・筆
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つちやの栗きんとんを見つけたので、
2個だけ買って、写真を撮って、パクリと食べてしまいました。
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