『生き延びるための思想』(上野千鶴子著)読書会。
昨日まで、『む・しの音通信』63号の編集作業をしていた。
次号の『む・しの音通信』は、12月2日のフォーラムに向けて、
「マイノリティが抱える困難、現状(問題)」
の特集を組んでいて、会員外の執筆者への依頼原稿が多い。
「高齢者」「障がい者」「病者』「外国人女性」
「DV当事者」「多重債務者」「婚外子」など、
まさにさまざまな分野の当事者や伴走者にお願いしたのだけど、
テーマが刺激的だったのか、どの人の原稿も読み応えがある。
とはいえ、
重いテーマで書くことに苦労された方も多くて意見を求められることも多く、、
わたしも編集にこんなにリキをいれたのも久しぶり。
ということで、最後の原稿が出た昨日は、もうヘロヘロで、、
くたびれ果てていたのだけど、今日の読書会に備えて、本を読んだ。
『生き延びるための思想』は、関連図書も多くて、
奥が深いというか・・・、ひとことでいうと「むずかしい本」。
ときどき「誰がこの本を選んだのよ-」とグチも聞こえるが、
じつはこの本、上野さんが「次の読書会のテーマ本になりそうな本」
と言われて、わざわざ贈って下さった本。
「版元から送ります」といわれて、「版元ではなくサイン入りを」と
ずうずうしくお願いした。ということもあり、
サイン本なので大切にしているけど、
マーカーと付箋ベタベタで、手垢にまみれてボロボロ。
読書会を翌日に控えての旅行に同行したり、
と、愛着のある本だけど、今日で、ちょうど一年。
あと一回で、読み終える(やったー)。
「せっかく読んだのに頭に入っていない」とSさん。
「山登りといっしょで、読んだという快感だけでいいじゃん」とわたし。
「ひとりじゃ到底よめなかったね」とYさん。
いつもは、読書会後に、自然食バイキングに行くのだけど、
全員あとの予定があり、でも、別れがたくてお茶した。
で、昼ごはんは、迎えに来てくれたともちゃんと、
西問屋町の山形そばの{羽前そば道場 極(きわみ)」 へ。
先日の山形で、タクシーの運転手さんに教えてもらった
「三津屋」と「庄司屋」のおいしい「板そば」を食べそこなったので、
注文したのは、ゆうに4人前はある「大板そば」。
太い蕎麦と細い蕎麦が半々の、「あいもり」。
「頼むなら責任もって食べてよ」と言ったものの、
出てきた「大板そば」を見て、びっくり。
でっかーい!
前に、山形で教えてもらったように、
蕎麦を寄せて、ともちゃんと向き合って食べはじめた。
箱もでかくて、量も多いのですが、
蕎麦の味は、細切は繊細で太切は豪快、
どちらもとてもおいしくて、箸がすすみます。
ふうーっ、なんとか完食しました。
山形板そばの「極」は、パルコの前の長住町通りを西へ、
金華橋通りを過ぎて、一本目の右側にあります。
何人かで行って、是非「大板そば」(2630円)に挑戦してください。
帰り道、わたしを本屋におろして、ともちやんは苗屋さんへ。
それぞれ、お目当てのものをゲットしました。
フランホワーズで、シュークリームと純生ロールを買ったのですが、
6時現在、まだ「おやつの時間」ではありません(笑)。
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