みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

世界日報(紙版12.9付)が「贈呈」されてきました。

2007-12-18 10:53:44 | 花/美しいもの
かたい記事ばかりが続いたので、今日こそは、
ランキングが落ちているお花の記事を載せようと思っていたら、
昨日夕方、なぜか、わたし宛に
世界日報の紙版の新聞が『贈呈』されてきました。

茶封筒を開けると、入っていたのは12月9日付けの新聞。
エーッなんでぇ、何かわたしのことを書いてくださってるのかなぁ、
と思ってドキドキしながら見ていったのですが、関連の記事はなさそうです。
封筒の消印は「板橋舟渡」。世界日報本社からわざわざ送られてきたようです。


だれから、何の意図で、ということは不明ですが、
何かわたしメッセージを伝えたいようです。

世界日報にちゃんと認識されているということを、喜んでよいのか、
悲しんでよいのかわかりませぬが、まずは、ありがとうございます(笑)。

いつもwebをのぞくだけなので、ちゃんと定期購読してほしいってことかなぁ、
と逆に戻って一面を見たら、トップから3ページが、
「確かな学力は安定した家庭に 全国学力テスト結果が
裏付ける」という編集委員の鴨野守氏の特集記事です。
鴨野さんとは、昨年8月の福井集会でもお会いしてて、
その後、福井のことを書いた記事が送られてきました。
今回も送ってくださったのは、鴨野さんかしら??

ブログにアップすると、送り主を喜ばせることになるかもしれませんが、
いままでも、『世界日報』や『正論』の記事は、
保守派のオピニオンリーダー的な役割を果たしてきたので、
今後は、いろんなところでこの「学力と離婚率や片親家庭との関係」の
おかしなこじつけの言説が出回ることが予測できます。

「テキの手の内を知る」いうことも大切なので、
以下に一部引用・転載させてもらって紹介します。
(世界日報さま、不都合ならご連絡くださいませ)

確かな学力は安定した家庭に 全国学力テスト結果が裏付ける
 
 43年ぶりに実施された全国学力テストの結果が10月下旬に公表された。成績
ん゛伸び悩んだ沖縄県と大阪府の教育委員会は11月、文部科学省に学力向上のための支援策として、教育予算の増額や、教員増員などを求める要望を提出した。
だが、それが事態解決に結び付くであろうか。「家庭の安定」と子供の学力という観点から探ってみた。
(編集委員・鴨野 守)
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以下のインタビュー記事、質実剛健で保守的な福井県がいかによいかって書いてある・・・。
福井の運動をしているわたしたちに、どうやらこれを読ませたかったらしい?
とはいえ、福井県もこんなこと書かれて、迷惑だと思うけど・・・・
とりあえず、情報の共有ということで。

 家庭再建は教育再生の要英智塾塾長増木 重夫氏に聞く

(前略)
離婚推奨は健全育成阻む 教組・左翼強い県は問題
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ――今、増木氏が住んでいる大阪は、沖縄に次いで学力が低いが、府内の地域でも、離婚率と学力には比例関係があると言えるか。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大阪府の場合、現実問題として、地価や税収を見ても分かるように北部(吹田、豊中、箕面など)と南部(泉州)では生活水準に差があり、また離婚率もおのずと北低南高になっているようです。そしてそれがそのまま学力に反映されています。
 今回の学力調査を見るまでもなく、大学の進学率等をみれば明らかな話です。また、沖縄は全国一離婚率が高いことで有名です。幸か不幸か私の故郷、福井県は離婚率は低く、離婚は泥棒と同じくらい悪いことと考える県です。その理由は、「亭主がしっかりしているから離婚が少ない」のか「嫁が我慢しているから離婚が少ない」のか、夫婦間で意見の分かれるところですが、極めて保守的な地域であり、最近流行の男女共同参画の話をしても、「なによ、おバカな話」で一笑に付されるでしょう。
 福井はまた共働きの県です。専業主婦は「怠慢」のレッテルを張られ居づらくもあります。前文と論理が逆転しています。ところがそうではなく、お母さんが働いていて子供と接する時間が少なくともそれを祖父母が十分以上にカバーしているのです。お母さんが働くにしても目先の贅沢(ぜいたく)、華美な生活のためではなく、「娘の嫁入り道具をそろえてやりたい」「将来の学費に備えて」「勉強部屋を作ってやりたい」……。もちろん一例ですが、バカがつくほど子供中心なのです。子供を甘やかすのではなく、子供と一緒に頑張っているわけです。
 沖縄と大阪。共通しているのは組合、左翼が強いということです。また、福井、富山、秋田等上位県に共通しているのは質実剛健。大した企業があるわけでもなく、決して収入の多い地域ではありません。しかし無駄なお金は使わない、足が地に着いた生活をしていると思います。豊かな自然と人情にあふれ、個より群れを大事に思い、みんなで協力し助け合い、人に頼ることを恥と思い、親子の絆(きずな)を大事にした、心豊かな「日本人の原風景」のある県だ、ということではないでしょうか。

 ――教育再生の前に、家庭再建ということがキーワードのように思えますが、これは教育委員会や学校も口出しできない分野。ただ、今後も離婚率が減少することはないことを考えれば放置できない課題です。この問題について、どのようなアプローチをしていけばよいか。

 文部科学省なり、教委がどのくらいハッキリ物を言えるかがポイントだと思います。今回は、学力調査という大義名分で、生活水準と左翼度・離婚度が比例することを立証した、といったら言い過ぎでしょうか。本当にどうしようもなく、誰が考えても離婚以外に道はない。そのような場合はやむを得ないと思います。しかし、離婚が百組あったら、このようなケースは何組あるでしょう。話し合いが大好きな左翼の皆さんは、こと離婚に関してはなぜか積極的に勧めているありさまです。話し合いというのは、離婚問題が出たときこそ必要なのではないかと思います。
 家庭再建ができない限り、学校の先生の数を倍にしようが、予算を倍にしようが教育再生はあり得ません。逆に言えば、家庭再建さえできれば放っておいても教育再生はできると思います。離婚と学力の関係をより本格的に調査して、子供にとって家庭がどれほど重要であるかという認識を親自身、学校関係者が深く認識すべきです。
 子供は両親そろって子供らしく育つもの。離婚を推奨したり、子供と母親を時間的に引き裂く、本人中心の安易な女性の社会進出を推進する男女共同参画推進は子供の健全な発育を阻害するだけです。資源のない日本において、人的資源をなくしたら、日本の将来はどうなるのでしょうか。「男女共同参画バンザーイ!」ならぬ、「男女共同参画フンサーイ!」「子供はシゴケー」と叫んだら過激でしょうか。
(2007.12.9 世界日報)
オマケ。
(2面)全国学力テスト都道府県別リスト(文科省発表を元に合計と順位を変えて作成したもの)


新潟、富山、島根、福井の次に、ちゃーんと岐阜が入ってますよ(笑)。
でも、これって、女性の地位の低さと正比例する感じもしますけど。
超保守的な岐阜県に住んでての実感です。

質実剛健、「離婚は泥棒同じくらい悪いこと」?と考えてなくて、
わたし中心じゃなくて、子ども中心で、離婚暦がなくて、
両親がそろっているのがよい・・・・なんて、
うーん、やっぱりわたしに読ませたかったのかな?

記事の締めくくりは、
 「子供は両親そろって子供らしく育つもの。離婚を推奨し
たり、子供と母親を時間的に引き裂く、本人中心の安易な女性の社会進出を推進
する男女共同参画推進は子供の健全な発育を阻害するだけです。資源のない日本
において、人的資源をなくしたら、日本の将来はどうなるのでしょうか。「男女
共同参画バンザーイ!」ならぬ、「男女共同参画フンサーイ!」「子供はシゴ
ケー」と叫んだら過激でしょうか。」
 

最後に、これが言いたかったようです。


PS:今日はこれから都知事選にかかわった市民の会合で東京に出かけます。
ところで、愛用のデジカメは、画像の下に黒い影が入るようになり、
メーカーが代りのを送ってくれて無料で修理してくれます。
買ってまだ一年未満なのにぃ・・・・(みどり)
 


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 明日もまた見に来てね
 
コメント (4)
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