前にちらほらだった鹿児島紅や早咲種が満開。
中咲種は5分咲き、遅咲き種はまだつぼみ。
全体としては、寒かったせいか、まだ少し早かったという感じです。
梅林公園(岐阜市)は、今日と明日が「梅まつり」です。
一昨日からの暖かさで、一気に開花したかもしれません。
園内には、約50種1300本の梅が植えられているとのこと。
まずは、岐阜市気象台の指標木の「白加賀」から
じゅんばんに見て回りました。
「白加賀」は有名な実梅ですが、
いまを盛りと咲いているのが「小梅」。
花は小さ目ですが、びっしりと咲いててよい香りです。
わが家の白梅の古木も、小さめの実をつけるのですが、
早咲き種で、花は「矮冬至」にも似ている気もします。
梅林公園の「矮冬至(わいとうじ)」は枝ぶりも見事で、
ひときわ美しい花です。
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ここからは、
梅林公園・梅だより2008の一口ガイドを参考に、
今日は、心惹かれた白梅を紹介しますね。
茶青梅(ちゃせいばい・野梅系野梅性、白、一重、中咲き)
野梅系の中では大輪の部類に入ります。
花弁が茶の花に似ているのが名前の由来で、
樹勢はやや弱く、開張性で愛好者も多い。
小梅にも、矮冬至にも似ていて、
一回り大きな花を咲かせているのが、この茶青梅。
清楚で気品のある感じです。
早咲鶯宿(はやさきおうしゅく・野梅系野梅性、白、八重、早咲き)
原種に近く樹勢は強健で、枝は細く短枝は針状、
葉は小さく、僅かに軟毛がある。
鶯宿梅には二つあり、果樹用の種は花色が淡紅色の一重、
花梅の方は青白色であるので分かり易い。
大輪咲きで、花形も優雅で愛くるしい。
白梅でいちばんの見ごろは、この早咲鶯宿。
白花なのに、八重で豪華な感じがします。
緑萼(りょくがく・野梅系青軸性、青白、八重、中咲き)
青軸性の中では八重咲きは少なく、
花弁の先に小さな切れ込みが生じる。
花形は満開になると平たくなるのが特徴。
るなさんの好きな「緑萼」を見つけた。
一度見たら忘れられない印象的な花です。
わたしも大好き。
高いところに咲いてて、ほぼ満開なので、
特徴の濃いグリーンのつぼみとがくは写せなかった。
まん丸の花から、緑のがくが透けて見えてきれいです。
青軸(おあじく・野梅系青軸性、青白、一重、早咲き)
実梅であり、がくや新枝(軸)が帯緑色。
前に来たときは咲いてなかった青軸も好きな花です。
青軸性の梅は、緑色の新枝が伸びてきます。
特徴的な木(これは緑萼)を探して一枚。
青軸「月の桂」(野梅系青軸性、青白、一重、中咲き)
月影に比べると花弁の丸みがやや欠けます。
普通は5弁であるが、6弁のでる割合も高い。
この木も『青軸』の仲間だそうです。
帰ってきてから調べたので、残念ながら5弁花でした。
最後に、
園内に一本だけある、めずらしい「輪(りん)違い」。
またつぼみで分かりにくいのですが、
一枝のなかで紅白の違う色の花が咲きます
次は、紅梅と桃花を紹介しますね。
お楽しみに!
最後まで読んでくださってありがとう
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