直してもらって、ついでに最適化もしてもらって快調です。
1月に体調を崩してからは、仕事を入れないようにしているので、
本屋さんにいったり、図書館に行ったり
・・・暇があれば本ばかり読んでます。
本を読んで、お花を撮って、ブログをアップして、
と、好きなことばかりして趣味に生きてる毎日です(笑)。
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福井判決で上野さんにお会いしたときに、
「みどりさん、この本おもしろいよ。もう読んだ?」
手渡されたのは『現代思想』2月号。
特集は「医療崩壊-生命めぐるエコノミー」。
「まだです。買って読みます」とはいったものの、
岐阜では置いてあるところが少なくて、
探し回って、やっと3軒目の自由書房で入手。
いやあ、ほんとに内容が濃密で読み応えがありました。
余談ですが、『現代思想』3月号は、
特集「患者学-生存の技法」。
2月号とも関連のテーマで、発売と同時にかって読みました。
『現代思想』2月号と一緒に見つけて買った本が、
『動くのは瞼だけ』
『動くのは瞼だけ―ロックトイン・シンドロームからの奇跡の再生』
(レティシア・ボーン・デリア著・加藤かおり訳/イースト・プレス)
以前読んだ『潜水服は蝶の夢を見る』と同じロックトイン・シンドロームの
当事者が書いた本で、『現代思想』のテーマとも関連しています。
2月に東京でお会いしたときに、『動くのは瞼だけ』を持参して
上野さんがまだ読んでないとのことなので本を差し上げて、
『潜水服は蝶の夢を見る』の本のことも話題になりました。
『潜水服は蝶の夢を見る』(ジャン=ドミニック ボービー著
・河野 万里子訳/講談社/1998)
で、たまたま上野さんが3月号に
『エリザベス ゴールデンエイジ』の映画評を書かれた
「クロワッサンプレミアム」の4月号を見ていたら、
なんと、上野さんの『潜水服は蝶の夢を見る』の映画評が載っていたので、
先月号に続いて、購入しました。
ロックトイン症候群を当事者の視点で描い驚異の映像詩。
文・上野千鶴子 東京大学大学院教授
最新号なので、関心のある方は、書店でお買い求めください。
この映画、2007年に29賞38部門を受賞した評判の映画のようです。
『潜水服は蝶の夢を見る』オフィシャルサイト
この映画、ぜひ見たいと思って調べてみたら、
岐阜県はユナイテッドシネマ真正で上映してたんだけど、今日で終わり。
東京や大阪などの都市部ではまだやっているようです。
上映中のとこを探して、ぜひ見たいと思っています。
潜水服は蝶の夢を見る - goo 映画
【作品解説・紹介】 病院のベッドで目を開けたジャン=ドーは、自分が何週間も昏睡状態だった事を知る。そして身体がまったく動かず、唯一動かすことができるのは左目だけだという事も。ジャン=ドーは雑誌「ELLE」の編集者で、三人の子どもの父親だった。彼は言語療法士の導きにより、目のまばたきによって意思を伝える事を学ぶ。やがて彼はそのまばたきで自伝を書き始めた。その時、彼の記憶と想像力は、動かない体から蝶のように飛び立った…。
原題は「潜水服と蝶」。潜水服とは身体的に不自由な状況を、蝶はそんな状況の中にあっても自由な彼の思考や想像力を現しており、そのイメージがたびたび映画の中で示される。動くのは左目だけという絶望的な状況の中でも生きる希望を見出す主人公とそれを支える人々。自身が画家でもあるシュナーベル監督は、派手な演出を排し、大人の冷静さを持ってそれを静かに描く。一人称目線で語られる前半に対し、後半は広がる想像力に呼応するようにカメラが自由に動くが、主人公の心情を視覚化したその映像は素晴らしいに尽きる。撮影監督はスピルバーグ作品でおなじみの名匠ヤヌス・カミンスキー。本作はカンヌ映画祭で監督賞と高等技術賞を受賞。
おまけは、中島みちさんの本。
『「尊厳死」に尊厳はあるか』は、『現代思想』でも話題になっています。
『「尊厳死」に尊厳はあるか―ある呼吸器外し事件から 』
(中島みち著/岩波書店/2007)
『患者革命―納得の医療、納得の死』 (岩波書店/2002)
ランキングは「お花」に里帰りしたんだけど、
やっぱり硬派の記事も載せたいみどりでした。
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