起きたときはまだ陽がのぼっていなかったのだけど、
カーテン越しに光が差し込み始めたので庭に出ました。
あたりは霜で真っ白、吐く息も白い。
南東の空に、初日の出。
元日の朝は、お雑煮とお節料理。
関係者がお雑煮を食べに集まるので遅めの11時から。
大晦日は早めに寝たので、ふたりであれこれ準備しました。
この地方のお雑煮は、シンプルに正月菜と角餅だけ。
畑でとりたての正月菜(餅菜)はたっぷり。
昨夜からとった昆布としいたけの出しに鰹だしをとって、
正月菜を入れて、しょうゆで味をととのえて、
人数分の数だけのお餅を入れるだけ。
シンプルだけど美味しいので、
お雑煮だけはここんちのお雑煮、わが家の関係者たち(笑)。
今年のお餅は、30日に搗いた自家製のお餅です。
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餅つきをしたのは、10年ぶりくらいでしょうか。
有機農業をしていたころは、毎年、消費者の家族も集まって、
わいわいがやがや、玄米餅や雑穀餅を20数臼もついてたんです。
昨年は暮れも押し詰まったころ、
百姓見習いをしている子の希望で餅つきをすることになり、、
29日に餅米と餅とり粉を買ってきて、30日に二臼だけ搗くことにしました。
一臼は3升なので、6升8.4キロの餅米を午前中から水に漬け、
一臼ずつ1時間ほど蒸篭(せいろ)で蒸し、
熱いうちに臼にいれて準備完了。
蒸したもち米を、二本の杵で息を合わせて向き合ってこねます。
お餅に粘りが出てきたら、一本の杵で変わりばんこに
餅つき、ぺったんこぺったんこ。
つきあがったお餅は、まず大根おろしや餡をつけて食べます。
餡があまったので、ぜんざいも作りましたよ。
昔とった杵柄で、お餅をちぎって丸める、丸餅の作り方も手ほどき。
残りのお餅は、木の枠に入れてお雑煮用ののし餅にしました。
のし餅は一晩置いて、31日の夜に切り分けました。
分厚いのや、薄いのや、個性的な角餅。
大晦日(昨夜のこと)、お正月用のお餅が出来上がりました。
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