みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

「国立市の景観・まちづくりと法務」の研修

2009-01-09 08:59:17 | 市民運動/市民自治/政治
毎年恒例の「自治ネット」の視察。
今年は「公募」があったので、早速応募しました。

一昨年も、自治基本条例と市民参加のまちづくり、で、
杉並区、文京区、我孫子市に来ました。
当時、市長だった、福島浩彦さんの話も聞きましたよ。

今回は、一日目は国立市、二日目は千代田区、
とユニークな政策をしている自治体を訪問します。

今回の担当は、連れ合いの知正さん。
 国立市では、景観などを生かしたまちづくりで有名なまち、
前上原市長のころから、景観やマンション建設をに関する行政訴訟がありました。

国立駅から、大学通りの景観の説明を受けて歩きながら市役所に到着。
市役所では担当部長の話を聞いたあと、
市議から国立市長になった関口博市長から約一時間、話を聞きました。。

関口博さんは、国立市議2期8年の最後だった2007年3月、
上原公子前市長の引退表明を受け、4月に国立市長に当選されました。

関口さんの話は改めて紹介します。

人気ブログランキング(社会・経済)に参加中 
応援クリックしてね
 


今日はこれから、千代田区役所です。
日程は以下の通り。
では、いってきまーす。


千代田区役所での日程

●9日(金) 9時半から10時半まで
 「ユニークな庁舎や議会について」(議会事務局)
    新庁舎の建設や設計の経緯、議場や会議室等の共用の理念と実際
    (議会運営などに関しても、千代田方式があればそのあたりも)

 千代田区はいろんな意味で特殊な状況です。
 しかも、各種ユニークな取り組みがなされています。

●10時半から11時
   「政務調査研究費交付額等審査会について」(議会事務局)
      設置の経緯や効果、内外の評価など

●11時から12時半
  「議員として身に着けるべき『法務』の素養について」(清水勉弁護士)
    ◆上記審査会の委員(副会長)としてみた議員像や議員活動への指摘
    ◆議員の政務調査費の実情や課題、対応についての指摘
    ◆立法機関としての議会あるいは議員の法律的な素養についての指摘
    ◆行政機関としての自治体法務、政策法務のあるべきところについての指摘

○12時半から14時
   昼食と見学タイム

 新庁舎は食事などの施設・システムもユニークのようなので、視察者は各自昼食をとるとともに、図書館や男女共同参画センターを下見しておく。

●14時から15時
  「新しくできた千代田区立図書館の現状や今後について」(図書館)
      新しいシステムや運営方法の特徴や工夫など
      他の自治体図書館に導入できそうなところなど

●15時から16時
    「千代田区の男女共同参画について」(男女共同参画)
      男女共同参画にかかる政策や事業の現状と課題など
      男女共同参画センターの特徴や状況など



写真をクリックすると拡大。その右下のマークをクリックするとさらに拡大
最後まで読んでくださってありがとう
「一期一会」にクリックを 
 明日もまた見に来てね
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1/20公開シンポ『ニーズ中心の福祉社会へ:当事者主権の次世代福祉戦略』を読み解く

2009-01-09 00:00:00 | ジェンダー/上野千鶴子
今日は、「自治ネット」の視察で、東京に来ています。

初日のは国立市で関口市長の話を聞き、あすは一日、千代田区なので、
夕食を済ませて宿泊先の九段会館で記事を書いています。

前にブログでも紹介した、上野千鶴子さんと中西正司さんの編著、
『ニーズ中心の福祉社会へ 当事者主権の次世代福祉戦略』
/医学書院 /2008.9)
のシンポジウムが、
東京大学で開催されます。

 

「当事者になる」ことは、みずからニーズの主体となり、社会がそれを満たす責任を要求するクレイム申し立て活動と不可分である。いまだ存在していないニーズを生成し、顕在化させるプロセスは、どういう社会がのぞましいか、という社会構想力をともなう創造的な過程である。それには、規範的、政治的な選択が関わってくる。「ニーズ中心」という本書の立場は、そのための理論的基礎を提供することを目的としている。

3時間ぶっ通しで、著者の8人が一堂に会するという豪華イベントなので、
ぜったい聴きのがすわけにはいきません。
ということで、わたしも20日はまた東京に来たいと思っています。


人気ブログランキング(社会・経済)に参加中 
応援クリックしてね
 


公開シンポで紹介OKとのことなので、以下に日程等を紹介します。
ただし、書評セッションなので本はぜひ読んできてくださいね。



グローバルCOE「グローバル時代の男女共同参画と多文化共 生」(連携拠点:東京大学社会科学研究所)&グローバル COE「生存学」(創成拠点:立命館大学生存学センター)&東京大学 ジェンダーコロキアム 共催 公開シンポジウム

上野千鶴子・中西正司編『ニーズ中心の福祉社会へ:当事者主権の
次世代福祉戦略』(医学書院、2008年)を読み解く


共著『当事者主権』(岩波新書、2003年)から5年。上野千鶴子と中西正司が満を持して送る当事者主権の次世代戦略、社 会改革のためのデザイン・ビジョン・アクションのシナリオ。
10章にわたる各章にコメンテーターによる論評と執筆者のリプライを求め、総合討論を行う堂々3時間の特別書評セッションです。一般参加歓迎。

日時:2009年1月20日(火曜日)17:00-20:00
場所: 東京大学農学部キャンパス、弥生講堂一条ホール
参加する著者:上野千鶴子、中西正司、大沢真理、春日キスヨ、笹谷春美、齋藤暁子、池田徹、立岩真也
総合司会:大沢真理&上野千鶴子


申し込みはメイルでGCOE高松まで takamatsu@iss.u-tokyo.ac.jp

全10章の構成は以下のとおり。
1章 当事者とは誰か?上野千鶴子(東京大学大学院教授)
2章 ケアサービスシステムと当事者主権 笹谷春美(北海道教育大学教授)
3章 高齢者のニーズ生成のプロセス 齋藤暁子(財団法人母子愛育会研究員)
4章 ニーズはなぜ潜在化するか 春日キスヨ(松山大学教授)
5章 福祉多元社会における協セクターの役割 上野千鶴子(東京大学大学院教授)
6章 福祉事業における非営利・協同セクターの実践 池田徹(社会福祉法人生活クラブ理事長)
7章 3つの福祉政府体系と当事者主権 大沢真理(東京大学社会科学研究所教授)
8章 これからの社会保障政策と障害福祉 広井良典(千葉大学教授)
9章 楽観してよいはずだ 立岩真也 (立命館大学大学院教授)
10章 当事者主権の福祉戦略 中西正司(全国自立生活センター協議会代表)


きょうの「自治ネット」の視察のことは、
もし明日早起きできたら、報告します。


写真をクリックすると拡大。その右下のマークをクリックするとさらに拡大
最後まで読んでくださってありがとう
「一期一会」にクリックを 
 明日もまた見に来てね
  



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする