連休に入っていますが、この時期は農繁期。
つれあいは畑仕事、わたしは毎日、庭仕事をしています。
けさは快晴。
連れ合いとまどくんは、朝から夏野菜の植え付け準備をするので、
わたしも外に出て、まずはそっと日本蜜蜂の様子を観察。
いつもは10時ころにならないと現れない蜂が、
朝から10匹くらい来ています。
5月になってあたたかいので、分蜂の期待がふくらみます。
ぐるっと家の南に回ると、燃えるようなベニシダレモミジ。
木々の新緑が美しくなりました。
チシオモミジの花がさきはじめ、蜜蜂がブンブン飛んでいます。
お昼すぎに連れ合いが畑から戻ってきて、
「いま蜜蜂の大群が菜の花畑を通って山の方に行ったのだけど、
こっちの箱にきてない?」
「蜜蜂は昨日よりふえているけど大群はきてないよ」
ザンネンなから、よそへ行ってしまったようです。
いつもは3時ころにいなくなる蜜蜂は、5時ころまで箱の周りを飛び回っていました。
夕方には最高で、50匹くらいに増えていました。
あしたは分蜂した蜂が来てくれるかも知れません。
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ということで、素人養蜂の付け焼刃で、仕入れた情報。
ちいさないのちが安心して生きていける、豊かな自然環境を残したいですね。
ミツバチ不足に対応した緊急プロジェクト研究を実施
(農業・生物系特定産業技術研究機構 - 2010年4月12日)
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けさは快晴。
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ぐるっと家の南に回ると、燃えるようなベニシダレモミジ。
木々の新緑が美しくなりました。
チシオモミジの花がさきはじめ、蜜蜂がブンブン飛んでいます。
お昼すぎに連れ合いが畑から戻ってきて、
「いま蜜蜂の大群が菜の花畑を通って山の方に行ったのだけど、
こっちの箱にきてない?」
「蜜蜂は昨日よりふえているけど大群はきてないよ」
ザンネンなから、よそへ行ってしまったようです。
いつもは3時ころにいなくなる蜜蜂は、5時ころまで箱の周りを飛び回っていました。
夕方には最高で、50匹くらいに増えていました。
あしたは分蜂した蜂が来てくれるかも知れません。
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ネオニコチノイド系農薬 規制強化求める声 2010年4月26日 中日新聞 新型の「ネオニコチノイド系農薬」の規制強化を求める声が、環境団体などから上がっている。従来の農薬に比べ毒性が低いとされ、使用が広がってきたが、ミツバチ大量死との関連や、人への健康被害が懸念されだした。 (鈴木久美子) ◆ミツバチの異変懸念 「国が認めた農薬でも、目の前でハチが死んでいく。どうしたらいいのか」。ネオニコチノイド系農薬への規制を求め、今月二十一日、環境団体「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」が東京都内で国会議員ら向けに開いた学習会。参加した岩手県の養蜂(ようほう)家で、日本在来種みつばちの会の藤原誠太会長は、こう危機感をあらわにした。 藤原会長は、同農薬が水田などで頻繁に使用されるようになってから、各地でミツバチの大量死が起きていると報告。長崎県の養蜂家も「二十年以上飼ってきて初めての被害」と訴えた。 中枢神経に作用する同農薬は、昆虫を興奮状態にして方向感覚を狂わせ、筋肉を収縮させて殺す。従来の有機リン系農薬などに比べ毒性が低いとされ、一九九〇年代から使われるようになった殺虫剤だ。 水田のカメムシ防除や松枯れ防止、園芸用や床下のシロアリ駆除剤など用途は広がっている。大手農薬メーカー調査では、世界の殺虫剤出荷額の約16%を占め(二〇〇五年)、最多の有機リン系農薬に次いで多い。 環境への影響が懸念されたのは、ミツバチの異変がきっかけ。岩手県で〇五、〇六年、水田にネオニコチノイド系農薬を散布した後、周辺のミツバチの大量死が相次いだ。全国で昨年から顕著になったミツバチ不足も、同農薬が原因の一つと疑う養蜂家がいる。 ミツバチ不足に関して、畜産草地研究所(茨城県つくば市)が今月まとめた調査研究報告書は、その原因を特定しなかった。ただ、同農薬の被害で死んだとして、養蜂家が持ち込んだミツバチの死骸(しがい)の九割から同農薬が検出されたとの分析結果が、併せて報告されている。 ◆心配される人体被害 人の健康被害への懸念も出ている。同農薬は、低毒性とされながら、心拍数の増加、血圧上昇、吐き気・嘔吐(おうと)、けいれんなどの中毒症状があるからだ。 「近くで殺虫剤をまいた後や、(同農薬が付着した恐れがある)果物やお茶をたくさん摂取した後に、動悸(どうき)や震え、もの忘れ、せきなどの症状が出る患者が増えている」と、化学物質と健康被害について研究する前橋市の青山美子医師は指摘する。 青山医師は一昨年、こうした患者四十九人を東京女子医大東医療センターの平久美子医師と共同で調査。尿から、同農薬が分解されてできる物質が検出された七人については、農薬による中毒症状だとみている。 これに対し、農薬工業会は「国で登録された、安全性の保証された農薬だ」と反論。厚生労働省も「健康に影響のない残留基準値を厳しく設定している」とする。 だが、国内の残留基準値は欧米に比べて数十~数百倍緩いのが現状。フランスでは、ミツバチへの被害が疑われた段階で政府が使用を禁止し、原因調査を始めた。「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」の中下裕子弁護士は「残留基準値を見直し、ミツバチや子どもの脳の発達に及ぼす影響も含め、国は調査を」と話す。 農薬中毒に詳しい筑波大名誉教授の内藤裕史さんは「人類が初めて接する農薬。体内での分解の仕方など未解明な部分が多いのに、普及が先行している。影響調査を十分に行い、使用は慎重に行うべきだ」と訴える。 |
ミツバチ不足に対応した緊急プロジェクト研究を実施
(農業・生物系特定産業技術研究機構 - 2010年4月12日)
世界的なハチの大量死、原因は複合的 国際獣疫事務局 AFPBB News 2010年04月29日 18:03 発信地:パリ/フランス 【4月29日 AFP】世界各地でハチの大量死が起こっていることについて国際獣疫事務局(World Organisation for Animal Health、OIE)は28日、複合的な原因によるものだという見解を発表した。 世界的なハチの大量死は、ハチを媒介とする授粉に頼っている作物栽培に大きな脅威を与えているが、OIEではその原因について、寄生生物からウイルスやバクテリアの感染、殺虫剤、人為的な環境破壊による栄養失調など複数の要素が絡み合っていると分析した。 通常、ハチの巣における自然死は群れ全体の5%程度だが、「ハチ群崩壊症候群(colony collapse disorder、CCD)」と呼ばれる大量死が起きると群れの3分の1から、ひどい場合には90%ものハチが死ぬ。 米政府が3月に発表した2009年のハチの巣の減少率は29%だった。07年の32%、08年の36%よりやわらいではいるが、日本や欧州でも同様の減少傾向にある。 ■殺虫剤、病気、外来種、花の減少による栄養不足・・・ ベルナール・バラ(Bernard Vallat)OIE事務局長は「ハチは世界の食糧安全保障を支えている。数が激減すれば生物学的な大災害となるのは間違いない」と警告する。 推計によると、食卓に上る食べ物のうち3分の1の栽培過程にセイヨウミツバチが関わっている。激減による脅威の規模は数百億ドル相当だ。 OIEの専門家チームは国際的に行った調査の報告書で「無責任な」殺虫剤の使用によって、さまざまな病気に対するハチの免疫が弱まっていることも原因だろうと結論している。また特に外来種に対する不適切な防御措置や気候変動も一因だとみなしている。 以前の調査では、バロアと呼ばれるという吸血性のダニや、Nosema cerenaeといわれる単細胞の真菌など、世界各地で異なる種類の寄生生物がハチたちをむしばんでいることも明らかになっている。 欧州では最近、アジアから侵入したツマアカスズメバチがミツバチの巣に近づき、飛んでいるミツバチを捕食するという現象も増えている。 もうひとつ、生垣や野生の草花がない大規模農場や市街地の拡大によりハチが栄養不足になっている疑いもある。 バラ事務局長はさらなる調査研究が必要だと訴えると同時に、国家間でハチを輸出入する際には、国境を越えて汚染が広がらないよう、OIEが示したバイオセキュリティーのガイドラインに従うよう呼び掛けた。(c)AFP |
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