昨日の朝、ぼんやりと起きてきて、
どれどれと中日新聞を開いて、<うぇるかむシニア>の写真に「えっ」と目が覚めました。
社交ダンスをしているステキな女性は、
なんと、親しい友人のお母さまの垣見ゆき子さん。
岐阜市に「おひとりさま」で住んでいらっしゃるので、
友人が帰ってきたとき、なんどかお邪魔したことがあります。
思わず記事に引き込まれて読みました。
「いい記事だなぁ、もしや白井さんでは」と思ったら、
案の定、これまた友人の白井康彦さんの署名記事。
白井さんは岐阜支局にいらっしゃったときから、ずいぶんお世話になって、
その後、生活部、石川県と転勤されて、昨年また名古屋本社の生活部に戻ってみえました。
中日の生活面は、よい記事が多いので前から愛読しているのですが、
以来、わたしは、白井さんの署名記事を探しながら、
中日新聞は生活欄から読む、が習慣になっています(笑)。
朝ごはんを食べてから、さっそく友人に「みたよ」と電話をかけました。
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白井さんは、17日にも灰溶融炉のことで、
生活面に大きな記事を書いていらっしゃいます。
カネ食い虫で、問題が多くて、各地で休止や廃止があいついでいる灰溶融炉。
わたしたちは、元々この焼却炉の導入に反対で、訴訟までしたけれど、
山県市でも市長が強引に誘致して、数年前に稼動してしまいました。
けっきょく、同様の問題を抱えてて、いまでは動いたりとまったり。
補助金がもらえるからと安易な考えで飛びついて、
莫大な費用をかけて作ったまま、ゴミを燃やすはずの「夢の」焼却炉自体が、
各地で、究極の「ごみ」になってしまっています。
白井さんの記事では、各地の溶融路の現状がていねいに検証され、
問題点が浮き彫りにされています。
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どれどれと中日新聞を開いて、<うぇるかむシニア>の写真に「えっ」と目が覚めました。
社交ダンスをしているステキな女性は、
なんと、親しい友人のお母さまの垣見ゆき子さん。
岐阜市に「おひとりさま」で住んでいらっしゃるので、
友人が帰ってきたとき、なんどかお邪魔したことがあります。
思わず記事に引き込まれて読みました。
「いい記事だなぁ、もしや白井さんでは」と思ったら、
案の定、これまた友人の白井康彦さんの署名記事。
白井さんは岐阜支局にいらっしゃったときから、ずいぶんお世話になって、
その後、生活部、石川県と転勤されて、昨年また名古屋本社の生活部に戻ってみえました。
中日の生活面は、よい記事が多いので前から愛読しているのですが、
以来、わたしは、白井さんの署名記事を探しながら、
中日新聞は生活欄から読む、が習慣になっています(笑)。
朝ごはんを食べてから、さっそく友人に「みたよ」と電話をかけました。
<うぇるかむシニア>けがにも負けぬ情熱 社交ダンスのプロテストに合格した 垣見 ゆき子さん82歳 2011年1月19日 中日新聞 アオヤギダンススクール。垣見ゆき子さんが、黙々と社交ダンスの練習に励んでいた。名古屋市の同スクールに毎週二回、岐阜市から通って来る。 かかとの高いダンスシューズ。普通の人ならすぐに転んでしまいそうだが、前進や後退、回転などの動作はスムーズだ。 インストラクターの男性が、動きの問題箇所を指摘する。垣見さんは修正しようと、何回もやり直す。運動量は、八十歳すぎにはとても見えない。 昨年十月、競技ダンスの日本ボールルームダンス連盟認定のプロ・ダンス・インストラクターの試験を受けた。 受験生には、年齢が六十違う人もいた。実技試験には、九十通りの踊り方をマスターして臨まなければならない。法規や一般常識、ダンス用語などの筆記試験もある。 難関だったが、見事に合格した。「四年ぐらい勉強したから…。体力づくりは普段の練習でしました」と控えめに振り返る。 酒店のおかみさんをしながら三人の子を育てた。二十年前に夫が亡くなって自由な時間が増え、その一年半後に社交ダンスを始めた。当時六十四歳。しかも、戦後、社交ダンスがはやった時期に一年ほど習った程度だった。 だが、「何かに挑戦することが好き」という情熱が人並み外れていた。膝の半月板を痛めていた時期も、医師には告げず、岐阜市内のダンス教室に熱心に通った。 教室では、岐阜県大垣市の藤井勝夫さん(68)も懸命に練習していた。藤井さんは、垣見さんのダンスパートナーになり、先にプロ・ダンス・インストラクターの試験に合格した。 垣見さんは、二〇〇八年秋に自宅で階段から落ち、膝の骨にひびが入った。しばらく愛知県内の娘の家で暮らしたが、その間も練習に通った。「パートナーが踊るのを見るだけでも勉強になりますから」 今もダンス漬けの日々。週に名古屋市や岐阜市で三回レッスンを受け、五回は岐阜県内の公民館などで藤井さんの助手として地域の人たちに指導。さらに一回は自宅近くの公民館で一人で教える。 社交ダンスは、おしゃれも必要で、身だしなみや衣装にしっかり気を配る。「垣見さんのように年を取りたいから習っています」。教え子のこんな言葉が励みになる。 母親は九十九歳、父親は八十七歳まで長生きした。「自分も、体が駄目になるまで頑張りたい」。活躍は、まだまだ続きそうだ。 (白井康彦) ◆若い世代へ いつも心に夢を いつも心に夢を持ってください。これが一番言いたいことです。夢が報われるかどうかは分かりませんが、楽しんで行動できます。3人の子どもも、それぞれ夢を持って、自由に伸びていってくれたと思います。自分も心に夢を持って、商売やダンスに励んできました。今後も夢を持ち続けていきたいと思います。以前、孫にお願いして、習字で「心に夢を」と書いてもらいました。その紙は、ずっと家の中に張ってあります。 |
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白井さんは、17日にも灰溶融炉のことで、
生活面に大きな記事を書いていらっしゃいます。
カネ食い虫で、問題が多くて、各地で休止や廃止があいついでいる灰溶融炉。
わたしたちは、元々この焼却炉の導入に反対で、訴訟までしたけれど、
山県市でも市長が強引に誘致して、数年前に稼動してしまいました。
けっきょく、同様の問題を抱えてて、いまでは動いたりとまったり。
補助金がもらえるからと安易な考えで飛びついて、
莫大な費用をかけて作ったまま、ゴミを燃やすはずの「夢の」焼却炉自体が、
各地で、究極の「ごみ」になってしまっています。
白井さんの記事では、各地の溶融路の現状がていねいに検証され、
問題点が浮き彫りにされています。
自治体の灰溶融炉 相次ぐ休止・廃止 2011年1月17日 中日新聞 家庭などから出る一般ごみの焼却灰を超高温で溶かすハイテクの「灰溶融炉」。国の誘導策もあって導入が進んだものの、近年は休止や廃止を決める自治体が相次いでいる。「お荷物」と考える自治体がなぜ増えたのだろうか。 (白井康彦) 一般ごみの焼却灰を灰溶融炉で千三百度以上にして溶かし、その後で固めると、ガラス状の溶融スラグになる。容積は灰の半分ほどに減り、そのまま最終処分場に埋めても処分場の寿命が延びる。もう一つ、盛んに宣伝されたのが、土木建設資材などへのリサイクル。この場合、処分場を延命させる効果はより大きくなる。 国は一九九七年度から二〇〇四年度まで、焼却炉を新設する自治体への補助金交付の条件として、焼却炉と灰溶融炉のセットでの建設を求めた。当時、自治体の最終処分場確保が難しかったことへの措置だった。 これに伴い、灰溶融炉は急増。全国に約百十カ所を数えるまで広がったものの、現在は「灰溶融炉をもう使わない」という姿勢の自治体が増えている。一例が、京都府南部の宇治市、城陽市など三市三町でつくる城南衛生管理組合。昨年十月、本年度末で灰溶融炉を停止する方針を環境省に正式に申請した。 組合のごみ処理施設「クリーン21長谷山」があるのは城陽市内。見学コースからの焼却炉や灰溶融炉の様子では、さほど古びているようには見えない。焼却炉と灰溶融炉の運転開始は〇六年。建設の事業費総額は約六十二億円で、うち約十二億円が灰溶融炉の分だ。 川島修啓施設課長は、灰溶融炉運転停止の理由を「第一は地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の発生を抑えること。第二は経費削減。第三は溶融スラグの有効利用を広げる展望がないこと」と説明する。 灰溶融炉に使っていた大量の電気や灯油をカットすることによるCO2削減効果が大きいという。経費も、運転委託費や灯油代などが大きく減り、年間で約二億円減らせる見込みだ。灰溶融を止めた後は、焼却灰は最終処分場に埋める。処分場は、相当先まで確保できる見通し。 仙台市も昨年十二月、灰溶融炉を一二年九月をめどに廃止する方針を決めた。「休止」というかたちで使用を停止している自治体も多い=表。灰溶融炉の寿命のかなり前に休止したケースがほとんどだ。 ◆ごみ減量化進み処分場延命 灰溶融炉の休止が増えてきた背景には、いくつもの事情がある。 ごみの減量化やリサイクルが進んだ影響で、自治体の最終処分場の寿命が延びる傾向が目立ってきたのが一つ。溶融スラグの有効活用も、期待されたほどには伸びていない。土木建設資材としてほぼ100%活用できている自治体がある一方、溶融スラグをそのまま処分場に埋めたり、処分場でごみにかぶせる土の替わりに使ったりする自治体も少なくない。 灰溶融炉は、補修費用や燃料代など運転させるための経費がかさむ。財政状態が厳しい自治体では、灰溶融炉が「絶好の事業仕分け対象」と判断されやすい。 灰を超高温で溶かす際に、大量のエネルギーを使う灰溶融炉を休止させると、CO2の発生量を大きく減らせる。休止は、地球温暖化対策としての効果も大きい。各地で故障や事故も少なくなく、安全性を懸念する声も根強くある。 こうした状況を受けて環境省は昨年三月、一九九七~二〇〇四年度に国の補助金の対象になった灰溶融炉に関して、「条件を満たせば、補助金を返還せずに運転停止や廃止にできる」という内容の通知を出した。 自治体関係者の間では、この通知の影響が大きい。城南衛生管理組合は、通知の条件にあてはまることを確認し、いち早く環境省に申請した。中部地方のある自治体の担当者も「来年度は運転を続ける方針だが、個人的にはもうやめたい」と胸中を明かした。 |
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