みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

『女たちのサバイバル作戦』書評(本よみうり堂)/八ヶ岳・南アルプス(駒ヶ岳)・富士山

2013-12-02 21:42:16 | ジェンダー/上野千鶴子
日曜日の読売新聞の書評のページ「本よみうり堂」に、
上野千鶴子さんの『女たちのサバイバル作戦』が載っていました。
評者は、政治学者の宇野重規さん。

まだwebにアップされてないので、紙面で紹介します。


『女たちのサバイバル作戦』書評(本よみうり堂)
2013.12.1 読売新聞

 『女たちのサバイバル作戦』 上野千鶴子著 文春新書800円
2013.12.1 読売新聞

評・宇野重規(政治学者 東京大教授
 私はへそ曲がりなので、人に本を薦められるとかえって食指が動かない。が、今回は例外である。近所に住む、子供のお母さんが「本当に身につまされた」と私の妻に紹介してきたのがこの本である。
 彼女のロールモデル(生き方の模範)となったのは、男性と同じようにばりばりと働く男女雇用機会均等法の第一世代である。そして彼女自身、働き続ける中で子供を産み、育ててきた。とはいえ、仕事と育児の両立は容易ではない。保育園に子供を迎えに行いくために、早めに職場を出るときの同僚の視線。職場のお荷物と思われるのがいやで、人一倍がんばってきた。
 とはいえ、はたして自らが手にした「雇用機会の均等」とは何だったのか。多くの男性同僚と同じ長時間勤務に耐え、それでも待遇や昇進を含め、多くの不平等にぶちあたってきた。それは「雇用機会の均等」ではあっても、働く男女の真の平等ではなかったのではないか。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(中略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 求められる法制度の改革から、具体的な「サバイバル作戦」まで述べて終わる本書のあとがきは、とても苦い。自分もまた「こんな社会に誰がした?」と若い人に責められる世代の一員として、「ごめんなさい」と著者はいう。それでも「生き延びて」と女性たちに説く著者のメッセージに対し、評する言葉が見当たらない。
 


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ところで、
週末に行った甲信越、昨日の信州編(白銀の北アルプス)の続きです。

中央自動車道の諏訪湖SAを通り過ぎて北上していたところで、
八ヶ岳が目の前にくっきり見えてきました。

わたしが運転していたので、助手席のともちゃんに頼んで、
わたしのデジカメで撮ってもらいました。

八ヶ岳(中央自動車道から)


富士山(中央自動車道から)


この日は山梨県で一泊。

早朝の木漏れ日のなかを歩きました。






名残の紅葉。

南アルプス(駒ヶ岳)を望む。


お昼ご飯は、韮崎のお蕎麦屋さん「ラ・ソバ」。
   

     
10割蕎麦のかけそばと盛りそば+あなご天ぷら盛り合わせです。


昨日、安曇野のカリンで仕込んだ「カリンのはちみつ漬け」。

ふたを回すと、じゅわっと音がして、甘い芳香が広がります。

カリンシロップがひたひたにあがって
よい感じにしあがっています。


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12月1日(日)のつぶやき

2013-12-02 01:10:38 | 花/美しいもの

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咳によいかりんの蜂蜜漬け/白銀の北アルプス goo.gl/yU3R7K


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