みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

報道圧力:再び暴言/安倍首相の認識を問う/インドハマユウ、トライアンファイター咲きました

2015-07-01 12:23:41 | ほん/新聞/ニュース
インドハマユウとオリエンタルリリー「トライアンファイター」が咲きました。

インドハマユウ


  

トライアンファイター


一日花のヘメロカリスも咲きはじめ。


一つの木で紅白の花が咲く源平シモツケ。


  

黄色の花を咲かせるヒペリカムの仲間(オトギリソウ科・オトギリソウ属)。

(左)ボンボンのような丸い花「ヒペリカム・サンバースト」。   
 
(右)金糸梅より一回り大きいヒペリカム・ヒドコート(大輪金糸梅)。

オーシャンブルー(琉球あさがお)
  

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自民党の勉強会での報道機関への暴言事件。

問題発言をした人は厳重注意などの処分を受けたのですが、
おなじ議員が、また暴言。
今度は、勉強会ではなく、取材に対しての確信的な持論なので、
厳重注意されたことを、理解していないのでしょう。
こういう人に議員をする資格なし、だとわたしは思いますけどね。

社会的制裁を受けるのは、マスコミではなく、
発言した人の側、ということをはっきりさせるためにも、
責任追及の声を緩めないでほしい。

  自民、早期幕引きに苦慮 大西氏発言で再び厳重注意
2015年6月30日 朝日新聞

 自らの発言で自民党から厳重注意処分を受けたばかりの大西英男衆院議員が30日、改めて「マスコミを懲らしめなければならない」などと持論を展開した。処分で問題を幕引きしようとした自民党執行部は対応に苦慮。1日にも、異例の2度目となる厳重注意を大西氏に出す方針だ。

 「どれだけ党に迷惑をかけたと思ってるんだ!」。30日午後、大西氏の発言内容を聞いた自民党の谷垣禎一幹事長の怒鳴り声が、国会内に響いた。

 谷垣氏ら執行部は、一連の発言が安全保障関連法案の審議に影響することを懸念。「処分は厳しすぎる」「これでは若手が萎縮する」との反発を押し切る形で27日、一連の問題発言が出た勉強会「文化芸術懇話会」代表の木原稔・党青年局長を更迭。大西氏ら3人を厳重注意したばかりだった。二階俊博総務会長も30日昼の記者会見で、大西氏らの発言について「時代錯誤で厳に慎むべきだ。党の看板を背負ってやっている以上は、個人の立会演説ではない」と厳しく批判したが、大西氏の発言はその後に飛び出した。

 自民党執行部の一人は2度目の大西氏の発言を聞き、「もう、笑うしかない」と肩を落としたが、党執行部が一議員を指導できない現状に、連立を組む公明党は危機感を強める。

 同党の大口善徳・国会対策委員長は30日、自民党の佐藤勉国会対策委員長に対し、「党のガバナンス(統治)にも関わることで、看過できない」と批判。谷垣氏に伝えるよう求めた。大口氏は記者団に「民主主義の根幹である報道の自由や表現の自由を否定するような発言は言語道断だ」と強調した。

 野党は追及をさらに強める構えだ。民主党の枝野幸男幹事長は30日、「なぜ、一連の話が批判され、不信をもたれたのか。その本質をまったく理解していない」と批判。維新の党の柿沢未途幹事長も「本当に感覚を疑わざるを得ない。自民党は『マスコミがうるさいから圧力をかけて黙らせよう』と思っていると見なさざるを得ない」と強調した。 


 大西英男議員、記者団とのやりとり詳細(2015年6月30日 朝日新聞) 

 自民大西議員「マスコミのやりたい放題」/一問一答(2015年7月1日 日刊スポーツ) 

  社説:「報道圧力」発言 安倍首相の認識を問う
毎日新聞 2015年06月30日 

 自民党若手議員の勉強会で安全保障法制をめぐり報道機関へ圧力をかけようとする発言が出たことの波紋が広がっている。
 安倍晋三首相は谷垣禎一幹事長に表現の自由に配慮する姿勢を伝えたが、言論統制への懸念を深刻に受け止める必要がある。ことは党や政権の体質に関わる。安易な幕引きを図ってはならない。

 反応が鈍かった発覚当初とは打って変わった党の対応ぶりである。執行部は勉強会「文化芸術懇話会」代表の木原稔青年局長を更迭し、1年間の役職停止とするなど収拾を急いでいる。「マスコミを懲らしめる」と広告主への圧力行使に言及した大西英男衆院議員ら発言した3議員は厳重注意処分を受けた。

 会合では作家の百田尚樹氏が沖縄の新聞2紙を「つぶさないといけない」などと語ったことも大きな問題となっている。谷垣氏が「報道や言論の自由を軽視し、沖縄県民の思いを受け止める党の努力を無にする発言がなされた」とようやく一連の発言を批判したのは当然である。

 それでも、言論統制を肯定するような発言の問題をどこまで正面から受け止めたのか、疑念がつきまとう。谷垣氏は処分について「与党の政治家はとにかく物事が進む状況を作る自覚が必要だ」と国会の与野党攻防を念頭に置いたような説明をした。会合に途中まで出席した加藤勝信官房副長官も国会答弁で木原氏について「懇話会の規律を維持する責任を果たしていない」などと述べるにとどめた。これでは安保法制が審議される国会への影響を考慮して渋々、収拾に動いたと取られかねない。

 一番の問題は、首相が発言の誤りをただし、言論の自由を守ろうとする姿勢が伝わってこない点だ。

 首相は当初、発言した議員の処分について国会で問われ「私的な勉強会で自由闊達(かったつ)な議論がある」と述べ、慎重姿勢を示していた。民主主義を守るため国民に保障された表現や言論の自由と、国会議員の暴言による政治責任はおよそ別次元の問題であろう。谷垣氏と「表現の自由は民主主義の根幹」との認識を確認したというが国会答弁では「大変遺憾」との見解を示すにとどまっている。

 自民党は党の憲法改正草案で表現の自由の保障に関し「公益及び公の秩序を害することを目的とした活動」は例外とする条文を追加している。安全保障問題は公益に属するとして言論の自由を規制しても構わないという空気が党内にあるとすれば、見当違いもはなはだしい。

 「のど元過ぎれば」で済む問題ではない。首相は言論の自由をめぐる認識を国会で進んで表明し、国民からの疑念払拭(ふっしょく)に努める時である。 


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