「保育園レストラン」人気 お年寄り招き園児と給食／緑色のまま熟す青イチジク「キング」

種苗店に種と苗を買いに行って、
フランボワーズに立ち寄って、
カフェでソフトクリームと「パリの朝市」を食べました。

ケーキ屋さんのソフトは、甘すぎなくて、
クリーミーでおいしい。
北海道で食べたソフトみたいです。

食べごろになっても緑色のまま熟す青イチジク「キング」。
皮のまま、夏に食べられるイチジクです。
今年は、たくさん実がついているので、
そろそろ食べごろ、と思って見に行ったら・・・
　　
ウエーン、柔らかくなった実がとりに食べられています。

どうやら、犯人はヒヨドリのようです。

鳥に食べられた青イチジク・キング

ちょっと青いままのも収穫してきて、
生では甘みがすくないので、イベリコ豚入りソーゼジといっしょに
炒めました。

イチジクには、タンパク分解酵素があるので、
お肉を柔らかくして、味もよくなります。

イチジクの木には、鳥よけのネットをはってもらうことにしました。

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後半は、
中日新聞生活面の稲熊美樹さんの記事を紹介します。

稲熊さん、現場に復帰されて、またよい記事を読者に届けてくださっています。
楽しみに読んでいます。

「保育園レストラン」人気　お年寄り招き園児と給食　 2015年7月3日 中日新聞 　三重県伊勢市の山あいにある「みどり保育園」は、地域のお年寄りを招いた給食会を月一回開いている。過疎で子どもが減り続けるなか、地域全体で子育てをしようと昨年から始まった。地域から巣立つとき、子どもたちの心に古里の思い出として刻まれるよう願っている。 　「大きくなったら何になりたいん？」「アイスクリーム屋さん！」。六月二十六日、みどり保育園の「らんちるーむ」にお年寄り十人ほどが訪れた。一緒に食べるのは年長児三人。三人がお盆に載せてお年寄りに「どうぞ」と配膳した。 　献立は、豆腐と野菜や小魚などを混ぜて揚げた「豆腐のまさご揚げ」、キュウリとミカンの酢の物、ナスのみそ汁にご飯。お年寄りの口に合うメニューにした。 　配膳前には、子どもたちが「七夕さま」を歌い、お年寄りと一緒に踊った。近くに住む岡豊太郎さん（６８）は「童心に帰ったような気持ち」と笑顔。「遠くに住む孫は夏休みまで来ない。ここは、子どもと一緒に給食を食べられてええ。また来ます」と満足げだ。 　あふれるような子どもの元気さに戸惑うお年寄りも足を運んでもらえるように、「大人だけの空間」にすることも意識する。毎回子どもと一緒に給食を食べるわけではなく、コーヒーを飲みながら大人同士の会話を楽しめるように工夫している。 　レストランに集まってくるのは、元気に暮らしている人が多い。倉世古久美子園長（５０）は「車やバスで迎えに行く準備はある。一人暮らしの方や、自宅にこもりがちな人が出てきやすい催しにしたい」と話す。 ◆地域との絆を大切に 　みどり保育園の園児はゼロ～五歳児の三十七人。園の近くには子どもがおらず、市街地から園のバスで通う子がほとんどだ。 　「小学校もすでに統合されたこの地域で、保育園が果たせる役割は何か。地域の人にふらっと立ち寄ってもらえる場所にしたいと思った」 　倉世古園長が思い付いたのが保育園レストランだ。給食の調理や保育に支障のない範囲でできるよう、まずは月に一度。お年寄りの給食代は、国などからの地域交流事業補助金と、参加者らからの寄付で賄う。 　園は一九六五年、旧矢持小学校に併設される形で開園した。同小が七八年に廃校になることが決まったが、住民や園関係者から「子どもがいなくなったら過疎が進んでしまう」と恐れる声が強まり、園はそのまま存続されることになった。 　木のぬくもりあふれる木造校舎と校庭を利用。春は横輪桜が園内外に咲き誇り、夏になれば、すぐそばを流れる横輪川がプール代わりだ。耕作放棄地となった田んぼを借り、地域のお年寄りの力を借りて野菜を育てる。土砂災害警戒区域に入っている公民館に代わり、地域の防災の拠点にもなっている。以前から、老人施設の訪問など、さまざまな形でお年寄りとの交流も続けてきた。 　倉世古園長は「お年寄りには、子どもたちのことをしかってもらえるくらい、近い存在になってほしい。元気な子どもたちの姿を見せるとお年寄りの刺激になっているようです」と話す。 （稲熊美樹）

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