みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

アベ政治を許さない!7月18日午後1時、全国一斉行動のよびかけ/【悩みのるつぼ】上野千鶴子さん

2015-07-07 21:13:49 | ほん/新聞/ニュース
WANの友人から、
「アベ政治を許さない!!7月18日(土)午後1時
同じポスターを全国一斉にかかげよう」という
行動を拡げる呼びかけが届きました。

ツイッターやフェイスブックではすでに拡散したのですが、
ブログでも紹介させていただきます。

全国に「アベ政治を許さない!!」の輪を広げましょう!

 【7/18(土)午後1時キッカリに、“この”ポスターを全国一斉に掲げよう!】

《いつ》
7/18(土)午後1時キッカリに!

《どこで》
国会正門前他、全国各地の会場で!
ポスターをマイカー、マイ自転車に貼付けて走り回る!
出先の映画館で、ホテルのロビーで、デパートの中で、移動中の電車内で、プラットフォームで!

《何を》
このポスターをA3の大きさで掲げて下さい!
⇒http://wan.or.jp/emergency/wp-content/uploads/2015/06/sho_f.pdf 
文字は金子兜太さん。
セブンイレブンコピー機の「ネットプリント」でも印刷できます。
7/12まで有効な番号は 56685090 です。

《数はチカラ》
一斉行動の写真やレポートを投稿して下さい!
宛先は ウィメンズアクションネットワーク(WAN)「つながるWAN」
メールアドレスは wan.now.here(at)gmail.com <http://gmail.com/>
→(at)を@に変えてください。

《今すぐできるのは》
情報を、口コミで、LINEで、Facebookで、ツイッターで拡散してください。


7/18全国一斉行動の写真や記事を投稿してください!!(WAN)

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後半は、
土曜日の朝日新聞beの「悩みのるつぼ」の紹介。
先週の回答者は、上野千鶴子さんでした。

上野さんは、前半の「アベ政治を許さない!!」の
呼びかけ人にもなっていらっしゃいます。

7月18日(土)午後1時には、「わいわいWANキックオフ」イベントの前に、
WANの仲間たちとともに、ウイルあいち前で全国一斉行動に参加されます。
わたしは、この日は予定が入っていて、駆けつけられないのが残念です。

わいわいWANキックオフ「オッサン社会を変えるとき」(WAN)

  【悩みのるつぼ】
子持ち同僚の無神経さに嫌気

2015年7月4日 朝日新聞be

●相談者 会社員女性 40歳
 私は、結婚し仕事を続けている40歳の女性です。

 子どもがほしくて不妊治療を続けてきましたが体調を崩し、今年子どもをあきらめることになりました。私の会社は子どもを産んでも働き続けている女性がたくさんおり、同じ部署にも育児休業から復帰している女性がいます。私の悩みとはその女性のことと、子どものことです。

 いつも自分の子どものことばかり仕事中に話していて、おまけに私に「子どもはつくらないんですか? 早くつくったほうがいいですよ」と言ってきます。

 私は子どもを諦めざるを得なかったことを伝えたのにもかかわらず、再三言ってきます。今はその女性が自分の子どものことを話すのは、私へのあてつけのように聞こえてとても嫌です。

 嫌な気持ちがいまや職場をやめたいという気持ちにまで発展しています。でも、子どもを諦めなければならないつらさ、悲しさも、仕事があったからこそ立ち直れた部分があり、辞めたくない気持ちもあります。

 また、子どもをつくれなかったことが夫に対し申し訳なく思っています。夫は「子どもはいなくたっていいじゃないか。夫婦ふたりで楽しもうよ」と言ってくれます。いつかは子どもができなかったことをふっきれる時がくるでしょうか。また、育児休業から復帰している彼女のことが気にならなくなるには、どうしたらいいのでしょうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
回答者 社会学者・上野千鶴子
 経験できる豊かさに目向けて


 うーむ、心ない同僚がいるからというだけの理由から、せっかく続けてきた仕事を辞めたいとは短慮です。セクハラとはいいませんが、この同僚の言動は一種の環境型ハラスメント。マタハラならぬ、子無しハラスメントですね。母になった女は天下をとった気分。その優越感を子無し女に向けます。子無し女は欠陥品扱い。同じく子無し女であるわたしも、これまでさまざまなハラスメントに遭ってきました(涙)。お察しもうしあげます。

 ですが、この程度のハラスメントより職場の継続のほうがもっと大事。避け合う関係ができればいちばんいいのですが。いつか彼女も異動するでしょうし、あるいはあなたが異動を希望するか、それまでの辛抱。それが無理なら上司でもなく上下関係もなさそうですから、反撃に転じましょう。相手は相当「鈍感力」を持った御仁のようですからこちらも「鈍感力」を武器にしてもかまわないでしょう。

 「職場で子どもの話はやめましょうね」「子どもができないって前にも言いませんでした? 覚えていないんですか」「これで同じことを言うのは5度目ですが」……など。多少職場がとげとげしくなるでしょうが、やられっぱなしのストレスよりはまし。

 それよりいちいちこの女性の言葉に傷つくあなたは、「子どものいない人生」を今でも肯定的に受けとめきれていないのでしょうね。夫がせっかくそう言ってくれているのだから、気持ちを切り替えましょう。子は授かりもの。努力してもできることもできないこともあります。それにどんな子どもを授かるかも選べません。今はかわいい子どもだって、将来どんなトラブルを起こすかわかりませんし。その女性が子どもの話をうれしそうにするのは小さいうちだけ。一過性と心得てください。そのうちお受験やいじめだのお悩みだらけになったらぱたりと話さなくなるでしょう。

 40歳なら人生の折り返し点。体力も気力も下り坂に向かいます。これからの後半生を射程に入れて、子どものいない人生設計を真剣に考えてもよいころです。そのためにも仕事の継続は大事。40歳で子どもを授かってそれからの20年余りを子どもと共に過ごす人生も、それはそれで豊かだと思いますが、子どもがいなければいないで経験できる豊かさもあります。あなたに本当に必要なのは、同僚の女性対策よりも、そちらの覚悟です。


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