みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

かゆい肌、かいたら悪化 「自家感作性皮膚炎」/香りのよい種なし金柑の花

2015-07-24 22:17:23 | ほん/新聞/ニュース
風邪をひいて体調がイマイチなので、
月一の定期検診をかねて病院に行こうと庭に出ると、
かんきつ系の良い香りが漂っています。

無数のキンカンの花が咲いています。

小さなまっ白の花です。

日本ミツバチや蛾やクマ蜂も集まってきて、
夢中で花の蜜を吸っています。

カサブランカと白鹿の子ユリ。


病院が込んでいて一時間ほどかかったので、
帰りに、長良で10割ざるそばを食べました。

ここ数日食欲がなかったので、さっぱりしておいしいです。

改装中の山田珈琲でコーヒーを購入。


まだまだたくさんある黄色トマトで、

今日もシチューを作りました。

トマトとナスとオクラとスイートコーンと、
台所にある野菜を全部入れました。

きのうのイエローミニトマトだけのシチューより、
味に深みがあっておいしいです(笑)。

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紹介しようと思って、下書きに入れておいた、
7月21日の中日新聞生活面の記事。

幹部ではないところに広がる「自家感作性(じかかんさせい)皮膚炎」の記事、興味深かったです。

わたしも若いころ、何もないところを少しかいたただけで治りにくい湿疹が
腕や足に広がった経験があります。

  かゆい肌、かいたら悪化 「自家感作性皮膚炎」  
2015年7月21日 中日新聞

 汗による接触性皮膚炎や水虫、虫刺されなど、さまざまなかゆみに悩まされる夏。かき過ぎると、患部とは全く関係のない部位に湿疹が広がる自家感作性(じかかんさせい)皮膚炎になり、不眠や入院治療を要する場合もある。原因となった部分の早期治療が大切だ。

◆自己対処せず早期治療を
 東京都内の会社員男性(28)は四月、両腕に湿疹が広がり、近くの皮膚科を受診した。

 数年前から春夏になると、ベルトのバックルが当たる腹部の一部に汗がしみてかゆくなり、接触性皮膚炎を起こしていた。かきむしった患部からは、ジクジクと滲出(しんしゅつ)液がにじみ出て、数週間後には、腕や脚に一ミリ程度の湿疹が広がっていたという。

 アトピー性皮膚炎の家族の薬で急場をしのぐなど、自己流で対処してきたが、かゆみで夜中に何度も目が覚めたことも。「さすがに眠れない。つらかった」と振り返る。

 別の女性(39)は、右の足の水虫が細菌感染。化膿(かのう)した直後、手に湿疹やただれが生じ、近所の病院で抗生物質の点滴などの治療を受けた。

 二人の診断名は自家感作性皮膚炎。「ひふのクリニック人形町」(東京都中央区)の上出良一院長=写真=によると、この病気は、かぶれや湿疹、やけどなど、体のどこかで表皮が壊れ、滲出液が出てジクジクした状態(原発巣(げんぱつそう))が引き金となる。

 夏場は、汗による接触性皮膚炎や、間違った治療法で悪化した水虫、虫刺されなどのかぶれが多い。これで全身の皮膚が過敏になり、散布疹と呼ばれる、強いかゆみのある細かい湿疹が広がる。

 冬場は、皮脂が欠乏した肌にできる硬貨大の貨幣状湿疹が広がり、自家感作性皮膚炎になるケースが多くみられるという。

 原因は、原発巣の患部で自分のタンパク質が変性し、体が異物と認識することで起こるアレルギーや、細菌に対するアレルギーなどが考えられるという。ストレスなど精神的状況により悪化したりする。子どもでは見られず、青年・中年期が中心で、男性の方が多い。

 上出院長は「この皮膚炎は決して多くはないが、究極に悪化した湿疹と言っていい。かゆくて眠れず、日中に情緒不安定になる人もいる深刻な病気で、入院もまれにある」と話す。

 治療では、まずはジクジクした部分を治すことが先決。原発巣にステロイド軟こうを塗り、ガーゼや包帯で覆うなどして、これ以上かきむしらないようにする。また、散布疹の部位にも軟こうを塗る。

 皮膚が敏感になっているため、抗ヒスタミン薬の内服や、症状が重い場合はステロイドの内服が必要となる。約一週間で大半の患者が落ち着いてくるという。診断の決め手は原発巣の有無だが、疥癬(かいせん)など他の病気と見分けが付きにくい。

 上出院長は「性格的に自己流で治そうとする頑固な人がなりやすい。自分で対処せず、病院で適切な治療を早期に受けてほしい」と助言する。
 (安食美智子)


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