みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

<空き家を生かす!!>住宅診断で安心売買(白井康彦)/

2015-07-10 22:37:44 | ほん/新聞/ニュース
「伊良湖 温室みかん」が届きました。
もちろん、今年の初物です。

柑橘類は好きなのですが、
特に、温室みかんは、おいしいので大好きです。


さっそく、夕ご飯のときに、一個いただきました。
あまくておいしーい。
健さん、みくさん、ありがとう!

今日は朝から出かけたので、お昼ご飯は外食。
忠節にある「りきどう」のつけめんと温かいそばを食べました。

大盛りまで料金はおなじなので、
どちらも大盛りを注文。
こだわりの自家製麵は、平麺も細麺も、
どちらも腰があって、もちもちしてておいしいです。

ともちゃんに手伝ってもらって、完食。

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昨日の中日新聞生活面は、友人の白井康彦さんの
「<空き家を生かす!!> 住宅診断で安心売買」の記事。

白井さんの記事は、いつもひととは違う視点でテーマへの理解を深めてくれるし、
なにより、お役立ち情報満載です。

  <空き家を生かす!!> 住宅診断で安心売買  
2015年7月9日 中日新聞

 空き家の増加を抑えるのに有効な中古住宅の売買。政府は中古住宅市場の活性化を目指す。しかし、買う側にとっては、まだしばらくは住める家なのか、それとも近いうちに大規模な補修が必要なのか、その見極めが難しい。そんな場面で役に立つのが、専門家による「住宅診断」だ。具体的にはどんなチェックをするのだろうか。愛知県豊橋市内の一戸建て住宅の診断に同行した。

 診断したのは、二階建てで築三十年の住宅。高齢夫婦が暮らしていたが、夫の死亡後、妻が名古屋市で娘と同居するようになり、六年前から空き家に。最寄り駅までは徒歩二十分超とやや距離がある。家が立ったままでも売れるのか、更地にした方が良いのかを考えるために診断を実施した。

 担当したのは、住宅相談センター(名古屋市中区)代表の吉田貴彦さん(57)と、同センターの一級建築士・川島勝久さん(56)。同社には、ファイナンシャルプランナーや建築士らが所属し、住宅についてアドバイスする。

 住宅診断は、中古住宅の売買が盛んな欧米では広く普及している。三十年以上も前から研究してきたという吉田さんは「住宅の状態を、主に目視で診断する」と説明する。依頼主からは「これから何年くらい住めるのか」「補修費用はいくらぐらいになるか」といった質問が多いという。

 同センターのメニュー表では、目視が中心の基本診断は六万五千円。吉田さんらが壁のひび割れや雨漏りがないかなど、家の内外を見て回る。風呂場のタイルがはがれていたが、吉田さんは「表面的なもので補修は難しくありません」。こうした表面的な欠損は、大きなマイナス材料ではないようだ。さらに「レベルレーザー」という器具で、床や壁の傾き具合も調べる。暗い部屋の中で赤いレーザー光線を水平に走らせると、床と光線がきれいに平行線になり、床の傾きがないことが確認できた。

 床下は点検口を開けてのぞき込む。基礎や土台には腐食、シロアリ被害など重大な問題はないという。住宅の耐震基準は一九八一(昭和五十六)年に厳しくなった。この家は、それより後に建てられているのも重要なポイント。川島さんは「新基準に沿った建物で、周辺の地盤も弱くない。耐震性はそれほど懸念しなくてよさそう」と話す。

 オプションメニューの赤外線診断(料金一万円)も実施。吉田さんがサーモグラフィーを壁や天井などに向けて歩く。壁の内側を透視でき、傷みがないかを把握できるという。「具合の悪い箇所はほとんどありませんね」。二人の診断は「補修すれば普通に住める家。これを取り壊すのはもったいない」で一致した。

◆中立性確保 国が指針
 住宅診断は消費者にはまだなじみが薄いが、国土交通省が二〇一三年に「既存住宅インスペクション・ガイドライン」を公表し、普及を図っている。

 ガイドラインでは、インスペクションを「目視や計測を中心にした検査」と定義。建築士や講習を受けた建築関係の実務経験者らが行うことが想定されている。診断を行う人が恣意(しい)的に住宅の売り主に有利な結果を出さないよう、「診断する専門家の中立性の確保」にも配慮することも盛り込まれている。

 同省などは、来年にも宅地建物取引業法(宅建業法)を改正して住宅診断を法的に位置づける方針。中古住宅の売買契約に先立って、販売業者が購入者に渡す重要事項説明書で、診断を実施しているかどうかが分かるようにする方向で検討している。

 同省住宅生産課は「インスペクションが広く消費者に知られるよう、普及に努めたい」としている。
(白井康彦) 


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