みどりの一期一会

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アベノマスク 、布マスクも「ウイルス侵入率は100%」 専門家が実験。マスク選びの注意点は?/「集中的にメリハリある対策を」専門家指摘 新型コロナ対策/

2020-07-13 22:06:08 | ほん/新聞/ニュース
雨の日が続いて、外に出ることがない日には、
ときどき余布を使って、手縫いでマスクを作っています。

割りとぴったりと顔に合う型紙を見つけたので、
表と裏を木綿生地で、中にフィルターを入れたマスクを三枚作りました。

ちょっとかっこいいマスクと自画自賛(笑)。
とはいえ、
布マスクは、コロナウィルスを防ぐ機能はないと言われていて、
専門家の実験結果でも「ウイルス侵入率は100%」。
不織布マスクは、つけ方で漏れ率がかなり違うこともわかりました。
東京に行くときは、やっぱり性能がよいマスクで、
顔に密着するよう二重マスクにしていこう、と思いました。

アベノマスク 、布マスクも「ウイルス侵入率は100%」 専門家が実験。マスク選びの注意点は? 
2020年07月13日 ハフィントンポスト日本版

口元を覆っているだけではだめ?ある実験で、アベノマスクも布マスクも、「空気中のウイルスをカットする効果がない」との結果が出た。

マスクでウイルスをどれだけ防げる?種類や着け方でどれほどの違いがあるのか?
公衆衛生の専門家が、素材やフィルター性能の異なる複数のタイプのマスクで実験したところ、政府が全戸配布したガーゼ素材の「アベノマスク」や布マスクでは、新型コロナウイルスに見立てた空気中の粒子とマスク内に入った粒子が同量となり、ウイルスの「侵入率」が100%となることが分かった。専門家は、侵入率が100%の場合、「空気中のウイルスが体内に入るのを防ぐ効果はほぼない」と指摘する。

■不織布、正しく着ければ半減も
実験を行なったのは、聖路加国際大の大西一成准教授(環境疫学、公衆衛生学)。新型コロナウイルスの飛沫に見立てた微粒子(0.3マイクロメートル以上)を空気中に漂わせ、マスクを着用。専用装置を使い、外の空気中とマスクの内側の粒子数を計測し、比較したところ、マスクの種類別で以下のような調査結果となった。

【マスクの種類/侵入率】
※カッコ内は、肌との間にすきまがある状態で着用した場合の侵入率
・布マスク/100%
・アベノマスク /100%
・不織布マスク(ろ過性能の試験をクリア)/52%(100%)
・不織布マスク(ろ過性能の試験なし)/81%(100%)
・防じんマスク(N95とDS2の規格を満たす)/1%(6%)


上記のように、布マスクとアベノマスクは侵入率が100%だった。不織布マスクは、ろ過性能の試験に通過しているかにかかわらず、すきまがある状態だと100%だったが、肌に密着させる適切な着け方の場合は約50〜80%に下がった。侵入率が最も低かったのは、医療現場や工事現場などで使われる防じんマスクだった。

■なぜ漏れる?
ウイルスがマスク内に流れ込む原因は何か?
大西准教授は、「鼻やあごの周りにすきまがあったり、皮膚とマスクの間に髪の毛1本でも挟まっていたりした場合、目に見えない微小な粒子はたやすくマスク内に入り込むことができます」と解説する。不織布マスクも、着け方に注意をしないと効果がなくなってしまうという。
「布やガーゼマスクではウイルスの流入を防げません。日常生活で馴染みがあるマスクの多くは、正式な感染予防用に作られたものではないのです」

一方で、くしゃみや唾などウイルスを含んだ大きな飛沫を直接吸い込むことを防いだり、ウイルスが付着した物に触れた手で、鼻や口を触ることを防ぐことはできるため、大西准教授は「マスク着用に意味がないわけではありません」と念を押す。

■「密着」で守る
ウイルスの体内への侵入を防ぐために、マスク着用で何を心掛けたらいいのか?
「密閉された空間など感染リスクの高い場所に行くときには、より適したマスクを選ぶようにする。その上で、マスクと皮膚との間にすきまができないように着用してください。それぞれのマスクの特徴を知って、使い分けてほしい」(大西准教授)

防じんマスクでも、密着した着け方をしていない場合は漏れ率が6倍に膨らむ調査結果となった。
大西准教授は「感染リスクが高い医療現場でさえ、マスクが自分の顔に密着し、ウイルスの侵入を防げているかを調べる『フィットテスト』がほとんど行われていない」と指摘。「高性能のマスクでも着け方によって漏れ率に大きな差が出ます。医療現場でフィットテストが広がり、感染予防対策に役立ててほしい」と話している。  


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  「集中的にメリハリある対策を」専門家指摘 新型コロナ対策
2020年7月13日 NHK

新型コロナウイルスの感染者数は東京で12日までに4日連続で200人を超えていますが、前回、感染が拡大した4月とは異なり、休業要請や外出自粛の呼びかけは行われていません。専門家は「強い措置を繰り返すのは限界があり、感染拡大のもとになる場所に集中的にメリハリのついた対策を行うことが必要だ」と指摘しています。

東京都では先週、感染者の数が2日連続で過去最多を更新したあと、12日まで4日続けて200人を超え、神奈川県でも11日には、5月下旬に緊急事態宣言が解除されて以降最多となる34人の感染が確認されました。

しかし、大規模な休業要請や外出自粛の呼びかけはされず、今月10日にはイベント開催時の人数制限も緩和されました。

当時と対応が異なる理由について国や東京都は都内でPCR検査を受ける人は5月には1日1000人から1500人程度だったのが、現在は感染リスクが高い接待を伴う飲食店に関わる人たちに対する積極的な検査などで、3400人になる日もあるなど、大幅に増え、症状が出ていない人も見つけられているなどとしています。

また、発表の時点で感染経路が不明な人の割合は、4月上旬には8割余りに上る日もありましたが、先月下旬からはおおむね3割から5割となっています。

さらに、医療体制については東京都で確保されている病床が1000床あるのに対し、重症患者は10人以下と、ひっ迫していないなどと説明しています。

その一方で、検査を受けた人のうち、感染が確認された割合、「陽性率」は1%前後だった5月下旬以降上昇を続け、およそ6%に達しているほか、埼玉県や千葉県、神奈川県などでも徐々に感染者が増え、専門家は、感染の第一波のあと、おさえられてきた地域での感染が、拡大し始めていると指摘しています。

さらに、入院患者数も、東京都では5月上旬に3000人近くに達したあと、先月下旬には200人程度まで減少しましたが現在は580人と再び増加傾向に転じていて、医療体制の整備も課題になってきています。

こうした状況について、日本感染症学会の理事長で、東邦大学の舘田一博教授は「東京の歓楽街を中心とした感染が周辺に飛び火し始めている非常に厳しい状況で、すでに感染の第2波が起きているおそれもある。これから何度もこうした感染の波がやってくることは、ほぼ確実とみられる。そのたびに社会や経済、文化に大きなダメージを与える措置を繰り返すのは限界がある」と指摘しました。

そのうえで「多くの人たちに3密の回避やマスクの着用など基本的な対策を続けてもらいながら、接待を伴う飲食店などで集中的に検査し、保健所の体制を拡充するなどメリハリのある対策を行うことが必要だ」と話しています。


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