みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

防災に有効、おんぶ再び 両手空きで抱っこより足元見やすく /寺町畑のサツマイモで干し芋づくりむ

2020-12-06 21:56:37 | ほん/新聞/ニュース
寒くなってきたので、寺町畑のサツマイモで干し芋を作りました。
特大の芋はそのまま食べるより、
柔らかくなるまで蒸すか茹でるかして、
お日さまにあてて、干し芋にしたほうが甘みが増しておいしいのです。

今回は、蒸すのは時間がかかるので、
圧力なべで10分ほど茹でました。

熱いので少し冷ましてから皮をむいて、
デンタルフロスで薄く切りました。

お天気がよい日が続いているので、

陽当たりのよい場所に干して、お昼ころに裏返します。

丸3日で食べごろになりました。

堅く干すより、しんなりしていたほうが美味しいので、
密閉袋に入れて、冷蔵庫で保存します。
半分は、お芋が大好きな子どもたちにおすそ分け。

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ところで、
中日新聞生活面に、おんぶが見直されている、
という記事がでていました。
最近はおんぶしている人を見かけないと思っていたのですが、
わたしの若かりし頃は、子どもをおんぶひもでおんぶして、
家事や買い物をしていました。
「両手が空くだけでなく、足元がよく見える。万一転んだ時も赤ちゃんがけがをしにくい」
とのこと、納得です。

  防災に有効、おんぶ再び 両手空きで抱っこより足元見やすく 
2020年12月4日 中日新聞 

 最近、街中でおんぶをされている赤ちゃんを見る機会は少ない。しかし、抱っこと違って両手が空くおんぶは、地震などの被災時に動きやすいとして見直されている。加えて、肩越しに親と同じ物を見ることで社会性が養われるなどの利点もあるという。 (吉田瑠里)

 十一月中旬、岐阜市の石原産婦人科であった、抱っことおんぶを教える講座。講師で理学療法士の谷口美土里さん(44)が手を添え、参加者の一人、中川早苗さん(38)が四カ月の長女、桜葉(おとは)ちゃんをへこ帯でおぶうと、他の母親三人は「へー」と感心した様子を見せた。どの人も、おぶい方について聞くのは初めてだ。

 おんぶをしている人が身近にいないという中川さんは「調理など抱っこをしながらの家事は怖かった」と参加の理由を話す。「長い間、見よう見まねで受け継がれてきたおんぶが途絶えつつある」と谷口さん。「背中の高い位置で密着させると重心が安定し、腰への負担も少ない」など事細かに方法を説明した。

 講座は全国各地で、静岡市のNPO法人「だっことおんぶの研究所」が二〇一〇年から原則有料で開いている。同法人が養成し、谷口さんのように講師役に認定したのは百四十五人。母親らから安全で快適な抱っこやおんぶの仕方について相談を受ける機会が多い助産師が八割近くを占める。昨年度は約五千人が生徒として参加した。

 理事長の園田正世さん(53)は、〇〇年に赤ちゃんを布で包んで抱っこするスリングを製造、販売するネットショップを開始。〇二年からはおんぶひもを加え、今では同市内に店舗も構える。一三年から東京大大学院で抱っことおんぶを研究する園田さんによると、四十年ほど前から「胸でひもが交わるおんぶは胸を強調して恥ずかしい」という声が出始めた。同じころ、引退、出産した歌手の山口百恵さんが抱っこひもを使う姿がメディアで紹介されたことなどから「抱っこの方がおしゃれ」という雰囲気が徐々に広がったという。

 国内で最も古い一九三四年創業の抱っこ・おんぶひもメーカー大手「ラッキー工業」(岐阜県池田町)によると、昨年のおんぶひもの売り上げは約五万本。記録がある二〇〇〇年の四分の一にまで減った。

 そうした中、再びおんぶに光が当たるきっかけの一つが、一一年の東日本大震災だ。同研究所がおんぶを勧める理由の一つは防災。「被災したとき、ベビーカーではがれきの中を動けない。首が据わってからはできればおんぶを」という。抱っこと違い両手が空くだけでなく、足元がよく見える。万一転んだ時も赤ちゃんがけがをしにくい。

 福島県助産師会は震災後の一五年から、おんぶの練習と離乳食の調理実習を組み合わせた講座を年四十回以上開催。「避難の際に逃げやすいおんぶについて伝える必要性を感じた」と専務理事の石田登喜子さん(69)は言う。南海トラフ巨大地震に備え、静岡県の掛川助産師会も一八年三月に妊婦に向けて出した冊子の中で、へこ帯を普段からバッグに入れて慣れておくよう呼び掛けた。

 防災に加え、赤ちゃんが親と同じ物を見られるのもおんぶの利点だ。子どもの発達に詳しい小児科医で、お茶の水女子大名誉教授の榊原洋一さん(68)は「何をどういう気持ちで見ているかが、横顔や話し方から伝わる」と指摘。社会性を育む助けになるという。榊原さんは「体の前に抱いて顔を合わせて話すのもいいが、『月が見えるね』など同じ物を見る経験ができるおんぶもいい」と助言する。


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