みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

「がん教育」講師不足が課題 患者団体が自ら養成講座、ネット配信 /初雪が降りました。下仁田ねぎのステーキ

2020-12-16 23:00:09 | 花/美しいもの
朝起きて台所の窓から外を見たら、ボタン雪が降っていました。
南のサッシ戸から見ると、庭の木々は雪が積もってまっ白。
予報どうりですが、気温も低くてめちゃ寒い。
南天

マホニアとサザンカ

午前中、関市に行く用事があったので
朝ごはんを食べて、少し休んでから雪のなか出かけました。

帰りにとれったひろばによって、キノコとねぎをなどを買ってきました。

太い下仁田ネギは三本で120円。

さっそくアルミホイルで包んでヘルシオのウオーターレンジで焼きました。

ホイルを外して焦げ目をつければ、下仁田ねぎのステーキの出来上がり。
わたしは食べませんが、パートナーがおいしそうに食べています。

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後半は、
中日新聞生活面の記事、
「がん教育」講師不足が課題 患者団体が自ら養成講座、ネット配信、を紹介します。

  「がん教育」講師不足が課題 患者団体が自ら養成講座、ネット配信. 
2020年12月15日  中日新聞

 がんに関する正しい情報や命の大切さを子どもたちが学べるよう、がん対策推進基本計画に基づいて始まった「がん教育」。文部科学省は、教員による授業だけでなく、がん患者や家族、遺族ら当事者や、医療者による授業を取り入れるよう勧めている。しかし、問題は、そうした講師の不足だ。全国がん患者団体連合会(全がん連)は、インターネットを使って自ら講師育成に乗り出した。

 「がんになったとき『もう終わった。親より先に死ぬのか』と思いました」。茨城がん体験談スピーカーバンク代表の志賀俊彦さん(44)は九月、中学生約百十人に語り掛けた。

 「でもへこんでばかりいられない。『死にたくない、ではどうすればいいのか』と思い、自分の体に何が起きているのか調べ始めました」

 志賀さんは二十五歳で進行した肝臓がんと診断された。手術や抗がん剤治療で一度は良くなったが、再発。授業では再発のショックや「一度きりの人生なので、やりたいことをやろうと決心した」ことなど率直な気持ちを笑顔で話した。

 がんの経験者や家族、遺族が自分の経験や気持ちを伝えることは簡単ではない。どんな病気なのか。何がつらかったのか。いずれも、自身の体験が全ての患者や家族に当てはまるわけではない。

 全がん連のネット講座(eラーニング)では、がんに関する統計や、がんができる仕組み、基本的な治療の流れ、外部講師としてがん教育に求められるポイントなどのテーマで学ぶ。

 例えば、感情の赴くままに話すと、誤った情報を与えたり、子どもを不安にしたりする恐れがある。酒やたばこはがんの原因になり得るとしても、それだけが原因だと思い込ませてはいけない。

 子ども自身や家族が治療中だったり、身近な人をがんで亡くしたりした場合もある。授業中に生徒が動揺した際の対応は、あらかじめ教員と打ち合わせておく。

 こうした講師としての知識を得て、テストに合格した場合、希望すれば修了者として全がん連のサイトで公表する。

 患者らはがん教育に役立ちたいと思っても方法を知らず、逆に学校側は誰に依頼すればいいのか分からない。リスト公表は、依頼したい学校と講師のマッチングを図る。これまでに計約三百人の患者や家族、遺族が登録されている。

 全がん連事務局長で乳がん経験者の三好綾さん(45)は地元鹿児島県で「いのちの授業」を続け、内容や教材を改善する勉強会を開いてきた。

 他の患者会から相談を受けるうち「講師を目指す人が学べる場が必要だ」と感じて講座を企画。国立がん研究センターや教育の専門家らと講師として知っておくべき事柄を整理し、子どもに教える際に配慮するべきことは冊子にまとめた。

 全がん連によるネット講座は二〇二二年末まで無料で続ける予定だ。

 ただ、新型コロナウイルスの感染拡大で春以降、がん経験者による授業は延期やキャンセルが相次いだ。

 ようやく再開の動きも出てきたが、三好さんは「対面なら、感染症対策が必須。オンラインなら、コミュニケーションに限界があるが、離島など訪問しにくい地域でも授業ができる」と話す。

 新しい学習指導要領に基づき、二一年度から中学校でがん教育が全面的に実施される予定。

 がん教育に詳しい日本女子体育大の助友裕子教授は「全ての小中学生に一人一台のパソコンを整備する『GIGAスクール構想』が進んでいるので、学校も講師もオンラインの授業を積極的に検討してほしい」と話した。


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