初回の抗がん剤治療で名大病院に入院しているパートナーの
外来抗がん剤治療の説明があるので、朝から名古屋に行ってきました。
朝のラッシュがあると思って早めに家を出たのですが、
高速を走って、一時間弱で名大病院に到着。
パートナーと化学療法室近くで待ち合わせ、
二回目からの外来化学療法のオリエンテーション。
設備は新しく、看護師さんはみな親切で、
化学療法専門の看護師の説明は懇切丁寧。
まっ、ここに来る人は深刻な病気を抱えている人ばかりだから当然か。
毎日5~60人が外来で化学療法を受けるとのことで、
子ども用のスペースもありました。
2回目からの外来化学療法は、血液検査~診察~抗がん剤の準備、
などにそれぞれ1時間ほどの時間がかかり、それらをクリアした後、
抗がん剤の点滴は90分ですから、朝から夕方まで1日かかるようです。
化学療法の説明ついでに、パートナーからリクエストされた荷物も受け渡し。
さっきまで会っていたのに、入院患者にはちょくせつ面会できないということで、
ナースステーションまで行って看護師さんに渡して、
また持って帰るものを看護師さんから受け取るという流れ。
とはいえ、
持ち帰りの荷物は本人が持って来て、
エレベーター前のサロンで一緒に自販機の缶コーヒーを飲みました。
病棟に滞在するのは30分以内、ということですが、
お昼過ぎまで病院にいて、また高速で帰ってきました。
今のところ、副作用もなくて医者も気にかけていた骨髄抑制も少ないので、
予定通りあと1週間でかえって来られるかな?と期待しています。
家の入り口の坂の上の薄紅の山茶花はほぼ満開。
黄色のマホニアの花穂も伸び始めています。
家の西のピンクの山茶花も花が増えてきました。
薪ストーブ用の薪は裏に積んであるのですが、
今年はそれほど寒くないし、
パートナーも不在なので、まだ火を入れていません。
バーナーとは1日中、LINEでやり取りしていて、夜はビデオ通話。
今日はひさしぶりに会えたので、お互いにぐっすり眠れる、かな。
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後半は、
大阪地裁が、関西電力大飯原発3、4号機の
設置許可を取り消した、画期的な判決についての社説です。
最後まで読んでくださってありがとう
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外来抗がん剤治療の説明があるので、朝から名古屋に行ってきました。
朝のラッシュがあると思って早めに家を出たのですが、
高速を走って、一時間弱で名大病院に到着。
パートナーと化学療法室近くで待ち合わせ、
二回目からの外来化学療法のオリエンテーション。
設備は新しく、看護師さんはみな親切で、
化学療法専門の看護師の説明は懇切丁寧。
まっ、ここに来る人は深刻な病気を抱えている人ばかりだから当然か。
毎日5~60人が外来で化学療法を受けるとのことで、
子ども用のスペースもありました。
2回目からの外来化学療法は、血液検査~診察~抗がん剤の準備、
などにそれぞれ1時間ほどの時間がかかり、それらをクリアした後、
抗がん剤の点滴は90分ですから、朝から夕方まで1日かかるようです。
化学療法の説明ついでに、パートナーからリクエストされた荷物も受け渡し。
さっきまで会っていたのに、入院患者にはちょくせつ面会できないということで、
ナースステーションまで行って看護師さんに渡して、
また持って帰るものを看護師さんから受け取るという流れ。
とはいえ、
持ち帰りの荷物は本人が持って来て、
エレベーター前のサロンで一緒に自販機の缶コーヒーを飲みました。
病棟に滞在するのは30分以内、ということですが、
お昼過ぎまで病院にいて、また高速で帰ってきました。
今のところ、副作用もなくて医者も気にかけていた骨髄抑制も少ないので、
予定通りあと1週間でかえって来られるかな?と期待しています。
家の入り口の坂の上の薄紅の山茶花はほぼ満開。
黄色のマホニアの花穂も伸び始めています。
家の西のピンクの山茶花も花が増えてきました。
薪ストーブ用の薪は裏に積んであるのですが、
今年はそれほど寒くないし、
パートナーも不在なので、まだ火を入れていません。
バーナーとは1日中、LINEでやり取りしていて、夜はビデオ通話。
今日はひさしぶりに会えたので、お互いにぐっすり眠れる、かな。
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後半は、
大阪地裁が、関西電力大飯原発3、4号機の
設置許可を取り消した、画期的な判決についての社説です。
社説:大飯許可違法 誰がための規制委か 2020年12月7日 中日新聞 関西電力大飯原発3、4号機(福井県)の安全性に問題があるとして、大阪地裁は国の原子力規制委員会が関電に与えた原発の設置許可を取り消した。国の原子力政策を根元から揺るがす判決だ。 「原子力規制委員会の判断に看過しがたい過誤、欠落がある」−。大阪地裁は、強い言葉で規制委を指弾した。 原発の稼働に際し、想定すべき最大の揺れの強さを示す「基準地震動」の算定方法が、最大の争点だった。 規制委は、関電が算出したデータに基づいて、福島第一原発の事故後に厳格化された新規制基準に「適合」すると判定し、二〇一七年五月に設置許可を出していた。 しかし、大阪地裁は「関電が算定に用いた数式は、過去に発生した地震の平均値にすぎない。国の審査ガイドにも、ばらつき(平均値からかけ離れた強さ)が出る恐れを考慮するとある」と指摘。「ばらつきによる上乗せの必要性を検討せずに、許可を与えたのは違法である」と断じた。 大飯原発3、4号機に関しては、元規制委員長代理の島崎邦彦・東京大名誉教授(地震学)も「関電の計算式では、基準地震動が過小評価される恐れがある」と、別の訴訟の法廷などでも証言に立ち、訴えてきた。 原子力規制委員会は福島第一原発の惨事を踏まえ、「想定外」による事故を二度と繰り返してはならないと、設立された機関のはずだ。過小評価の指摘を見過ごすということは、「想定外」を許容するということにはならないか。 もしそうなら、規制委の存在自体の基盤が揺らぐ。 関電が用いた計算式は、国内のほぼすべての原発で、基本データとして重要視されているという。 福島の事故後に各地で相次いだ運転差し止めの司法判断でも、想定される地震の揺れや火山リスク、避難方法などに関する想定の甘さが指摘されてきた。電力側のデータによって立つ現状も含め、すべての原発で、審査過程の再検証が必要だろう。 「どこまで巨費をつぎ込めば安定稼働できるのか」 関電幹部も悲鳴を上げているというが、再生可能エネルギーが世界の主力電源になりつつある今、安全対策に無限とも思える投資をし続けてまで原発の維持を図ることにこそ、どだい無理があるのだろう。今回の司法判断は、国の原発政策そのものにも、疑問を投げかけているようだ。 |
社説:原発許可違法 安全審査を検証せよ 2020年12月5日 朝日新聞 原発の安全性を審査し、運転にお墨付きを与えてきた原子力規制委員会の仕事の進め方に対し、重大な疑義が突きつけられた。福島第一原発の事故後に再稼働した原発は本当に安全といえるのか。原子力行政の再点検が迫られている。 福井県にある関西電力大飯原発3、4号機について、大阪地裁はきのう、規制委が17年に出した設置変更許可を取り消す判決を言い渡した。福島の事故後に策定された新規制基準とそれに基づく「審査ガイド」が求める検討をしていないと指摘し、「規制委の調査審議と判断の過程には看過しがたい過誤、欠落があり、不合理」と断じた。 原発の地震対策では、電力会社が原発を襲う最大の揺れとして「基準地震動」を想定し、それを踏まえた安全対策を示して規制委に再稼働を申請する。規制委は、その想定が適切か、対策は十分かなどを審査し、新規制基準に適合すると判断すれば必要な許認可を行う。 関電は大飯3、4号機周辺の断層の長さや幅を仮定して、そこから起こりうる地震規模を算出し、基準地震動を定めた。 これに対し、近隣府県の住民らが疑問を投げかけた。関電が示した地震規模は平均値でしかない。審査ガイドは「ばらつきも考慮されている必要がある」と明記しており、実際の地震はもっと高い値になることも想定される。関電の数字をそのまま受け入れた規制委の許可は違法だ――と主張した。 国側は「関電は余裕をもって計算しており、あえて『ばらつき』を考慮する必要はない」などと反論したが、判決は住民側の主張に軍配をあげた。福島の事故後、規制委が自ら審査ガイドに「ばらつき」条項を追加した経緯を踏まえ、決められた手続きに忠実・厳格であるよう求めたといえる。 規制委は判決を踏まえ、まず大飯3、4号機の審査過程を検証する必要がある。また他の原発に関する審査でも、同様の不備があった可能性がある。そうした原発の周辺に住む人々に不安が広がることも予想される。真摯(しんし)な対応を求める。 大飯3、4号機は定期検査中でいまは稼働していないが、関電が運転の再開を急いではならないのは当然である。 福島の例を引くまでもなく、地震や津波、火山噴火など、想定を上回る規模の災害が襲ってくる恐れは常にある。だからこそ、万が一にも事故があってはならない原発については、安全側に立って基準を定め、それに基づいて審査や規制に当たらなければならない。再稼働を進める政権は、この原則をいま一度胸に刻むべきだ。 |
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