『ヘアスプレー』(原題:Hairspray)
監督:アダム・シャンクマン
出演:ニッキー・ブロンスキー,ジョン・トラヴォルタ,ミシェル・ファイファー,
クリストファー・ウォーケン,クイーン・ラティファ他
超悪趣味映画『ピンク・フラミンゴ』(1972)で
変態監督として有名になったジョン・ウォーターズ。
しかし、そんなレッテルを貼られてしまった後に、
ブロードウェイでも上演されるような、
こんな真っ当なミュージカルを書き上げてしまうんだからエライ。
本作は彼の1988年の同名作品のリメイク。現在、公開中。
1962年の米国、ボルチモア。
おデブな女子高生トレーシーは、毎朝、髪の毛のセットに余念がない。
歌とダンスが得意な彼女の夢は、
人気テレビ番組“コーニー・コリンズ・ショー”に出演して、
同校に通う憧れのリンクと踊ること。
ある日、番組の公開オーディションがおこなわれる。
トレーシーは授業をさぼって参加するが、
番組の女性プロデューサーで、美貌を誇るベルマから、
その体型ゆえ即刻退場を宣告される。
落ち込むトレーシーだったが、学校の居残り組の教室で、
楽しげに踊る黒人たちと出会う。
思わず一緒にステップを踏み始めると、
「白人にしちゃ、悪くない」と歓迎される。
彼女が踊るところを偶然目撃したリンクは、
番組のダンスパーティーに来ないかと誘う。
さて、そのダンスパーティーで、
居残り組から伝授された踊りを披露したトレーシーは
会場を大いに盛り上げて、番組への出演が決定。
不愉快に思うベルマとその娘のアンバーは、徹底的な妨害作戦に出るのだが……。
トレーシーの母親役のジョン・トラヴォルタは、
特殊メイクを施して、デブデブのおばちゃんに。
なぜにあそこまでしてトラヴォルタが女性を演じなあかんのか、
その意味が不明ですが、とにかく可笑しさは倍増。
救いは、彼と夫役のクリストファー・ウォーケンの
キスシーンがなかったこと。ちょっと見たくない図です。(^^;
ウォーケンといえば、その顔があまりに怖すぎて、
『スリーピー・ホロウ』(1999)の首なし騎士役のときが
初めてのキスシーンだったとの噂。
能天気なコメディと思いきや、ヘヴィーな人種問題を扱っています。
クイーン・ラティファの歌声はやはり素晴らしい。
デモのシーンは圧巻。
だけど、カラリと観るのがいいでしょう。
ちなみに最初にご紹介したジョン・ウォーターズが
カメオ出演しています。露出狂役で。お見逃しなく。
監督:アダム・シャンクマン
出演:ニッキー・ブロンスキー,ジョン・トラヴォルタ,ミシェル・ファイファー,
クリストファー・ウォーケン,クイーン・ラティファ他
超悪趣味映画『ピンク・フラミンゴ』(1972)で
変態監督として有名になったジョン・ウォーターズ。
しかし、そんなレッテルを貼られてしまった後に、
ブロードウェイでも上演されるような、
こんな真っ当なミュージカルを書き上げてしまうんだからエライ。
本作は彼の1988年の同名作品のリメイク。現在、公開中。
1962年の米国、ボルチモア。
おデブな女子高生トレーシーは、毎朝、髪の毛のセットに余念がない。
歌とダンスが得意な彼女の夢は、
人気テレビ番組“コーニー・コリンズ・ショー”に出演して、
同校に通う憧れのリンクと踊ること。
ある日、番組の公開オーディションがおこなわれる。
トレーシーは授業をさぼって参加するが、
番組の女性プロデューサーで、美貌を誇るベルマから、
その体型ゆえ即刻退場を宣告される。
落ち込むトレーシーだったが、学校の居残り組の教室で、
楽しげに踊る黒人たちと出会う。
思わず一緒にステップを踏み始めると、
「白人にしちゃ、悪くない」と歓迎される。
彼女が踊るところを偶然目撃したリンクは、
番組のダンスパーティーに来ないかと誘う。
さて、そのダンスパーティーで、
居残り組から伝授された踊りを披露したトレーシーは
会場を大いに盛り上げて、番組への出演が決定。
不愉快に思うベルマとその娘のアンバーは、徹底的な妨害作戦に出るのだが……。
トレーシーの母親役のジョン・トラヴォルタは、
特殊メイクを施して、デブデブのおばちゃんに。
なぜにあそこまでしてトラヴォルタが女性を演じなあかんのか、
その意味が不明ですが、とにかく可笑しさは倍増。
救いは、彼と夫役のクリストファー・ウォーケンの
キスシーンがなかったこと。ちょっと見たくない図です。(^^;
ウォーケンといえば、その顔があまりに怖すぎて、
『スリーピー・ホロウ』(1999)の首なし騎士役のときが
初めてのキスシーンだったとの噂。
能天気なコメディと思いきや、ヘヴィーな人種問題を扱っています。
クイーン・ラティファの歌声はやはり素晴らしい。
デモのシーンは圧巻。
だけど、カラリと観るのがいいでしょう。
ちなみに最初にご紹介したジョン・ウォーターズが
カメオ出演しています。露出狂役で。お見逃しなく。