『バケモノの子』
監督:細田守
声の出演:役所広司,宮崎あおい,染谷将太,広瀬すず,山路和弘,長塚圭史,
麻生久美子,黒木華,津川雅彦,リリー・フランキー,大泉洋他
3連休のまんなかだった日曜日。
この日は19日で、109シネマズへ行けば1,100円で映画を観られる日。
『バケモノの子』は「東宝11番組共通前売券」で観るつもりだったので、
109シネマズで観る予定はなく、とうぶん観られないかもと思っていました。
109シネマズで観る1本は決めたけれど、
『ひつじのショーン』は昨日よそで観ちゃったし、ほかに観るものなし。
仕方なく今日は1本だけにしておくかと思いつつ、
TOHOシネマズ伊丹の上映スケジュールを調べたら、
『バケモノの子』に8:20~10:30という回があるではないですか。
109シネマズ箕面で観るつもりの後述作品は12:00からだし、
みのおキューズモールの駐車場が混んでいたとしても12:00には間に合いそう。
細田守監督の作品でなんといってもいちばん好きなのは『サマーウォーズ』(2009)。
『時をかける少女』(2006)もわりと好きだったけれど、
『おおかみこどもの雨と雪』(2012)は私は駄目でした。
大きすぎる期待は持たずに観に行ったところ、ええやんか。
両親が離婚、母親と二人暮らしだった9歳の蓮は、事故で母親を失う。
親族の心ない言葉に傷つけられ、「ひとりで生きてやる」と家を飛び出す蓮。
行くあてもなく、渋谷をさまよっていた折り、バケモノと遭遇。
人間ではないその姿を見て驚く蓮に、バケモノは「俺の弟子になれ」と声をかける。
家出少年として警察に捕まりそうになり、蓮は思わずバケモノのあとを追う。
狭い路地に駆け込んで迷ううち、目の前に渋谷とは思えない光景が広がる。
それは人間界とは別の、バケモノが暮らすもうひとつの世界“渋天街”だった。
迷い込んだ蓮が襲われそうになったとき、救ってくれたのが豚顔の僧侶・百秋坊。
蓮を人間界に帰らせようとしたところへ、
渋谷で蓮に声をかけてきたあの熊顔のバケモノ・熊徹が現れる。
なりゆきで蓮は熊徹の家へ。
熊徹は粗暴ゆえ誰からも慕われることのない渋天街のはぐれ者。
唯一の親しい友である百秋坊と猿顔のバケモノ・多々良は、
熊徹に弟子など取れるものかと不安でいっぱい。
予想どおり、熊徹と蓮の仲は上手くいきそうにもない。
蓮は熊徹に名前すら教えようとせず、年齢だけは9歳だと聞き出した熊徹は、
蓮を九太と呼ぶように。
ことあるごとに熊徹に反発する九太だったが、
強くなりたいがために修業に励むようになり……。
媚びている印象を受けた『おおかみこどもの雨と雪』よりずっと好き。
何より話がわかりやすいし、声の魅力をこれほど感じられるとは。
熊徹役の役所広司、多々良役の大泉洋、素晴らしい。
百秋坊役のリリー・フランキーは、決して上手いとは思えないのに、
なんだか雰囲気に合っています。
先日DVDで観た『酒中日記』(2015)で「なんであんなに需要があるのか」と
作家たちから本人不在のところでやっかみ(笑)を受けていたリリーさん。
なんででしょうねぇ、でも需要があるのはわかるとうなずけます。
メッセージ性は薄いし、話が飛びすぎだと思わなくもないですが、
私たちが日々大切にしなければいけないものは感じられるのでは。
染谷将太が声を担当する17歳になった蓮がイケメンで、
二次元に萌えそうになりました(笑)。
東京の街はほとんど知らない私が、唯一最近行ったと言える渋谷の景色も嬉しくて。
監督:細田守
声の出演:役所広司,宮崎あおい,染谷将太,広瀬すず,山路和弘,長塚圭史,
麻生久美子,黒木華,津川雅彦,リリー・フランキー,大泉洋他
3連休のまんなかだった日曜日。
この日は19日で、109シネマズへ行けば1,100円で映画を観られる日。
『バケモノの子』は「東宝11番組共通前売券」で観るつもりだったので、
109シネマズで観る予定はなく、とうぶん観られないかもと思っていました。
109シネマズで観る1本は決めたけれど、
『ひつじのショーン』は昨日よそで観ちゃったし、ほかに観るものなし。
仕方なく今日は1本だけにしておくかと思いつつ、
TOHOシネマズ伊丹の上映スケジュールを調べたら、
『バケモノの子』に8:20~10:30という回があるではないですか。
109シネマズ箕面で観るつもりの後述作品は12:00からだし、
みのおキューズモールの駐車場が混んでいたとしても12:00には間に合いそう。
細田守監督の作品でなんといってもいちばん好きなのは『サマーウォーズ』(2009)。
『時をかける少女』(2006)もわりと好きだったけれど、
『おおかみこどもの雨と雪』(2012)は私は駄目でした。
大きすぎる期待は持たずに観に行ったところ、ええやんか。
両親が離婚、母親と二人暮らしだった9歳の蓮は、事故で母親を失う。
親族の心ない言葉に傷つけられ、「ひとりで生きてやる」と家を飛び出す蓮。
行くあてもなく、渋谷をさまよっていた折り、バケモノと遭遇。
人間ではないその姿を見て驚く蓮に、バケモノは「俺の弟子になれ」と声をかける。
家出少年として警察に捕まりそうになり、蓮は思わずバケモノのあとを追う。
狭い路地に駆け込んで迷ううち、目の前に渋谷とは思えない光景が広がる。
それは人間界とは別の、バケモノが暮らすもうひとつの世界“渋天街”だった。
迷い込んだ蓮が襲われそうになったとき、救ってくれたのが豚顔の僧侶・百秋坊。
蓮を人間界に帰らせようとしたところへ、
渋谷で蓮に声をかけてきたあの熊顔のバケモノ・熊徹が現れる。
なりゆきで蓮は熊徹の家へ。
熊徹は粗暴ゆえ誰からも慕われることのない渋天街のはぐれ者。
唯一の親しい友である百秋坊と猿顔のバケモノ・多々良は、
熊徹に弟子など取れるものかと不安でいっぱい。
予想どおり、熊徹と蓮の仲は上手くいきそうにもない。
蓮は熊徹に名前すら教えようとせず、年齢だけは9歳だと聞き出した熊徹は、
蓮を九太と呼ぶように。
ことあるごとに熊徹に反発する九太だったが、
強くなりたいがために修業に励むようになり……。
媚びている印象を受けた『おおかみこどもの雨と雪』よりずっと好き。
何より話がわかりやすいし、声の魅力をこれほど感じられるとは。
熊徹役の役所広司、多々良役の大泉洋、素晴らしい。
百秋坊役のリリー・フランキーは、決して上手いとは思えないのに、
なんだか雰囲気に合っています。
先日DVDで観た『酒中日記』(2015)で「なんであんなに需要があるのか」と
作家たちから本人不在のところでやっかみ(笑)を受けていたリリーさん。
なんででしょうねぇ、でも需要があるのはわかるとうなずけます。
メッセージ性は薄いし、話が飛びすぎだと思わなくもないですが、
私たちが日々大切にしなければいけないものは感じられるのでは。
染谷将太が声を担当する17歳になった蓮がイケメンで、
二次元に萌えそうになりました(笑)。
東京の街はほとんど知らない私が、唯一最近行ったと言える渋谷の景色も嬉しくて。