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ギフ用なので「やわらかく」したかった、なのでミンチはとろとろ状にし
表面を硬くしたくないので、低めの温度でユックリと揚げた............
◆豚ミンチ(250g・北海道産)
◆卵(1個)
◆おろし生姜(たっぷりめ)
◆軟白ねぎ(1本・細かいみじん切り)
◆酒
◆片栗粉(大さじ1くらい)
◆ごま油
◆塩・コショウ(少々)
・ボールに入れて
◆水
・とろとろになるくらいの分量を注ぎ(様子をみながら)
・グルグルかき混ぜ、よく練る
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◆揚げ油
丸められない柔らかさなので、左手で適量にぎって、親指と人差し指の間から絞りだし
それをスプーンですくってまとめ、揚げ油に落としていく....................
・なるべく焦がしたくないので、低めの中温くらいで転がしながら揚げる
・あまり硬くならないうちに引きあげ、油をきる
・「甘酢あん」にからめる
・笹うち隠元を天盛り
◆甘酢あん
・スープ(鶏ガラスープの素・水)
・酒・きび砂糖・醤油
・千鳥酢
・水溶き葛粉
・ごま油(火を止めてから垂らし香りづけ)
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やわらかく拵えたのに、入れ歯のギフは手をつけようとしなかったらしい
硬いと思ったらしく、おっとが「やわらかいよ」と薦めてから食べたとか
だけど「からあげ弁当」を買って食べる、って聞いたけどなぁ(笑)
とにかく残りはレンチンして食べなと、冷蔵庫に置いてきたらしい
おにぎりの「海苔」が心配だったけど、口溶けのいい海苔を使ったので苦もなく2個ペロン
あとは、出汁巻き、白和え、おひたし、蕪漬け、おつゆ.....あたりを喜んだよう
次はクリームシチューをご所望とのことです、ラジャー
ギフは魚を食べず肉食いの人だったけど、考えたら市販のお弁当は肉類ばっか
だからそんなに食べたくないのかもな~、89だしな~(笑).............
高齢だし入れ歯だしで、味付けとか食感とか解んなくて気が張った
気が張ったけど、たまにはこんな緊張感も必要なのかもしらん
3年半前に10歳年下の姑に突然死なれて、お茶椀ひとつ洗ったことない、家計もわかんない
そんな80代舅がある日唐突に「ひとり」になって、当初は相当パニックになっていたけど
そんな生活にもすぐ慣れ、自分で自分の世話をきちんとし、ちゃんと暮らしている
しばらく義弟とその息子と3人で暮らしていたけれど、最近2人が出てゆき独り暮らしになった
はじめは大丈夫かな~と心配してたけど、まったく問題なくちゃんと暮らしているようだ
一緒にいた義弟親子は、面倒をみていたんじゃなく「面倒みてもらってた」だけのようで
出て行ったとてなんら困ることも無く、舅いわく「せいせいした」とのこと..........
妹んとこは、まだ70代の舅姑がメタメタで大変そうだけど、それを考えると
もうすぐ90歳の舅は、頭もハッキリしてるし家事能力もあり鬼嫁は助かっている
お金をせびることしか能のない義弟親子でも、側に付いていてくれるだけで助かっていたけど
その2人も居なくなり、おまけに金をくれないと親子喧嘩になって絶縁宣言をしたとかで(毎度のこと)
そうなると「監視の目」がまったく無くなるので、さすがにほっぽってるわけにもいかず..........
だからって鬼嫁は表立って出る気もなく、おっとにまめに安否確認せよ、家を訪ねよと命令し
そろそろ栄養状態も心配だからと、たまに親睦弁当をもたせることにした..................
食が細くなってて、孫がいれば別だけど独りだと尚たべないだろうと思って
別に良い嫁なわけじゃなく、病気になられたら困るから、転ばれたら困るから
寝たきりんなったりボケても困るし、バカにお金を盗られるのも困るから
そういう理由からだ、鬼嫁なので
これを機会に、ちょっと「高齢者の食事」ってのを勉強してみよう
なんか面白くなってきた