きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

昨秋のいくら

2023-09-20 | もつもの
スーパーには生すじこが並んでるよう
だけど、またしても昨秋のイクラが
残っていたので、大慌てで食べている

今年も自画自賛したいほど(笑)
1年後でも、美しく美味しいイクラ
あたし、天才かもしらん(嘘)

粒はつぶれず味の劣化もない・・・
とっても美味しい、山わさびが合う

昨年はたしか、ぜんぶ塩漬けに
したんだと思う(記憶曖昧)
お正月用に、色味を美しく
仕上げたかったから・・・

あたしの塩漬けは、煮きり酒とお塩で
甘塩に仕上げてある、もしかしたら
お酒を煮きるときに、昆布をちょっと
加えたかもしれない(記憶曖昧)

塩っぱくすると美味しくないし
お醤油を足せば、醤油漬けに展開できる

漬け終わったら、小瓶に詰めて冷凍
食べるぶんだけ解凍する・・・

あっ、思い出した!
はじめて、お湯で粒をほぐしたんだ
白くなるのがイヤで、いつもは冷たい
塩水を使っていたんだけど、この方法は
時間がかかってシンドイから、お湯を
使ってみたんだった、忘れてた・・・

あっちゅ~まに作業終了~楽チンだった
なんかのレシピをみて、ちゃんと温度を
計ったと思う、あ~記録してないわ
アクも抜けた感じがしてイイかも~って
思った記憶が微かにある・・・
50~60℃くらいだったか?また調べよう


入院直前で、台所に立つことも出来ない
ほど衰弱していたけど、どのくらい入院
するのかも分からず、それどころか
私達はお正月を迎えられるのか?って

だから、なんとかお節を拵えられます
ように、と祈る思いで仕込んだ気持ち
だけは、しっかりとおぼえている・・・

おっとなんか、入院したまんま
死ぬと思ってたらしくて(怒)
当時の話になっただけで涙ぐむけど
ムカつくわ~

こっちは泣いてる場合じゃなかった
その時も、その後の1ヶ月間もっ
あ~思い出したくもない

現在も含めて、その後の体験のほうが
心身ともにうんと苦しく辛いんだけど

はじめのヒトツキは、なにも分からず
無我夢中で深く考えてる暇もなかったが
すべてが初体験の連続なもんだから
すごく怖かった、手術も治療もすごく々
怖かった、現実を受け止めるのだって
恐怖でいっぱい、死ぬことより病気が
怖かった、今でも死ぬのなんてな~んも
怖くない、けど病気はどこまでも恐い

何処までもひとりぼっち、怖くて恐くて
泣くより悲鳴をあげたかった・・・
だから当時の話をしても涙なんかでない


なんてことを思いながら・・・
昨秋のイクラを片付けている

ふつうに美味しい




コメント (1)
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