めいすいの写真日記

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殿ヶ谷戸庭園を訪れる (1)

2009-05-27 | 公園を訪れる


 JR中央線国分寺駅南口から徒歩2分のところにある殿ヶ谷戸(とのがやと)庭園(東京都国分寺市南町2丁目16番地 、TEL 042-324-7991)を訪れました。昭和49年東京都が買収するまで三菱財閥の岩崎氏が所有していました。
 面積は2ha と広くはありませんが、「武蔵野の野草と湧水」のある東京の貴重な庭園となっています。


 駅前なので行政の手に渡らなければ、きっとマンション敷地になっていたでしょう。



 庭園内は緑が濃く、静かな佇まいを見せています。



 こうした藤棚や、萩のトンネルなども造られています。



 また、竹林も庭園の美しい自然景観の一つとなっています。

  PENTAX Km + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO で撮影

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日比谷公園のバラの花

2009-05-20 | 公園を訪れる


 5月のバラの花が美しい日比谷公園 ( 東京都千代田区日比谷公園 ) を訪れました。



 赤いバラの花、「ルージュ メイアン」(仏)。ベルベットの赤がとても良いと思います。。



 白いバラの花、「シルエット」(米)。わずかにピンクがかることもあります。



 バラの花めぐりの後は、ちょっとベンチで一休み。



 そしてピンクのバラ、「友禅」(日)。ローズ色との解説がありました。

3枚目 PENTAX Km + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO 、1,2,4枚目は PENTAX K20D + TAMRON 90mm F2.8 Di MACROで撮影

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六義園の紅葉(3)

2008-12-04 | 公園を訪れる


 六義園の紅葉を見て回っていたのですが、赤松の素晴らしさにも眼が止まりました。この松は、六義園八十八境の一つ「吹き上げの松」。八十八境というのは、柳沢吉保がこの庭園を造成した頃の話で、古文書に記載されているのということです。



 また、都立公園をよく知るMさんの話では、この松の菰巻(こもまき)は、「松竹梅」を表しているということです。菰巻の上の縄の造作は、「梅」を表し、根元には竹(笹)が生えていました。ここにも、江戸の昔からの庭園の職人さんの「粋」な伝統が生きているとのことでした。



 また、一画には「ツツジ」がたくさん咲いていました。やはりMさんの話ですが、「植物でも、気候などにより、いわゆる狂い咲きをすることがあります。それは、植物の生理の上でもあり得ることなのです」との話でした。葉の色が春に咲くときと比べ、緑でないのが少し違いますが・・・・・。

  PENTAX K20D + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACROで撮影

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六義園の紅葉(2) ・・・・・ ライトアップ

2008-12-03 | 公園を訪れる
 六義園の紅葉のライトアップ。やはり、ライトアップした方が紅葉も印象的になると思います。



 まずは、園内の中心部から。



 ライトアップされている風景も、まだ暗くなる前の方が撮りやすく感じます。



 灯籠の上の紅葉の木へのライトアップが、なぜか人目を引きました。 



 山陰橋付近の紅葉のライトアップ。



 出口の染井門に向かう途中、青色のライトアップをしてある箇所があり、幻想的でした。

  PENTAX K20D + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACROで撮影

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六義園の紅葉(1)

2008-12-02 | 公園を訪れる
 新しく結成した写真グループの初めての撮影会が、六義園 (東京都文京区本駒込六丁目・・・TEL 3941-2222) でありました。私もその一員として加わり、園内を回ってみました。



 六義園は、徳川綱吉の側用人、柳沢吉保が作り上げた大名庭園であることはよく知られています。私はずいぶん昔に少しだけ入ったことはありますが、時間をかけて回るのは今回が初めてです。本当に素晴らしい日本庭園であると思います。 
 六義園の中心広場でのパノラマ写真。このブログでは、これ以上大きくしにくいのが、ちょっぴり残念。



 渡り橋の付近で。



 今日、12月2日でモミジも、ほどよく紅葉し始めたように思います。



 つつじ茶屋の前では、写生をしている方がずいぶんいました。



 ちょっとモミジの葉のアップを。



 今日、園内では、このモミジが一番鮮やかに紅葉していたと思います。

  PENTAX K20D + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACROで撮影

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清澄庭園を訪れる(2)・・・・花、鳥などの生物(10月)

2008-10-27 | 公園を訪れる


 庭園内を歩くと秋の訪れを感じます。その代表的な例が庭園内の長瀞峡にあるハゼの木で、もう色づき始めています。都内で紅葉が始まっているというのは、ちょっと早いのかも知れません。



 このツワブキの花も秋を代表する花です。菊科の花で日本庭園には好んで植えられているようです。清澄庭園でもいたる所で咲いていました。



 秋明菊(しゅうめいぎく)は、金鳳花(きんぽうげ)科の花で、これも秋を彩る花です。



 万両も色鮮やかな実を付けていました。



 こちらは黄色の千両、赤い千両もあります。千両と万両の違いは、千両は葉の上の方に実をつけ、万両は葉の下に実を付けることで区別するようです。



 そして山茶花(さざんか)。庭園の門を入ってすぐの所に咲いていました。今頃から咲き始め、2月頃まで咲いています。冬がもうすぐやって来るのだということを思い起こさせます。



 池を見ると、なにやら大きな鳥が何匹か所々に留まっています。青サギでした。この庭園に住み着いているようです。飛ぶのをしばらく待っていましたが、じっとしたままでした。



 鴨は池に数多く泳いでいて、まるで鴨の楽園のようです。



 こちらは鯉。庭園内には、まん丸に太った大きな鯉がいます。緋鯉も数多く泳いでいます。あまり増えすぎた鯉は、時には食べた方がいいかも知れません。しかし、鯉も「そういうことをいう人の写真に映るのは危ない」思ったのか、いるのに良く映りませんでした。



 亀もひょっこり現れました。こちらは、みどり亀?。スッポンもいるようです。「子どもが噛みつかれたら危険」と訴える入園者に対して、管理者の答えは、「我々が付き合い方を心得ていれば危険はありません。色々な動物たちと上手に付き合いながら、庭園を守っていきたいと思います」とのことでした。

 今日は、歴史の講演を聴いたり、清澄庭園をゆっくり回り、美しい景色や動植物を見ることが出来たりして、とても豊かな気持ちになることが出来ました。

1,4,5,8,9枚目の写真は PENTAX K20D + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO 、2,3,6枚目の花の写真はPENTAX K20D +TAMRON 90mm F2.8 Di MACRO 、7枚目の青サギはPENTAX K20D + SIGMA 70-300mm F4-5.6 APO DGで撮影

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清澄庭園を訪れる(1)・・・・歴史講演会、庭園を歩く

2008-10-26 | 公園を訪れる
 今日10月26日は「東京都文化財ウィーク2008」の特別企画事業「江戸を体感する~江戸の町人の暮らしと遊び」が、清澄庭園(きよすみていえん)の大正記念館で午後1時から行われました。往復葉書で申し込んだところ当選したので、訪れることにしました。



 企画事業は二つあり、一つは講演会「江戸を語る~江戸の町人の暮らしと知恵~」。もう一つは落語「江戸を聞く」です。私は講演会に出席しました。
 講師は高校教諭の河合敦先生。歴史作家、歴史研究家であり著書も数多く出しています。テレビ番組「世界一受けたい授業」のスペシャル講師でもあります。歴史の意外なエピソードや真実を分かりやすく説明してくれるので有名です。
 43歳ということですが、大変に若々しく見え、弁舌爽やかで1時間半の授業は江戸の庶民の生活を話を楽しく語ってくれました。
 「江戸の庶民の住まいは、五軒ほどの長屋の四畳半の1DKで家賃は7000円~15000円。押し入れさえなかった。そのため、床屋や風呂屋が社交場であった。しかし、夜はほとんど灯りがなく風呂屋も湯船に入るときは真っ暗だった。・・・・・」



 公演が行われた大正記念館。終わった後は、時間があったので庭園内を巡ってみることにしました。




 清澄庭園は江戸の豪商、紀伊国屋文左衛門の屋敷跡とも伝えられます。明治時代には三菱財閥の創業者岩崎弥太郎が社員の慰安や貴賓を招待する「深川親睦園」を造成したのが始まりであり、明治を代表する「回遊式林泉庭園」となっています。昭和54年に東京都の名勝に指定されました。これは入り口近くにある、しし落とし。



 庭園は広い池があり3つの島があります。昔はすぐ脇を流れる仙台堀川から水を引いていたのですが、今は雨水ということです。



 入り口方向から見た対岸には「涼亭」と呼ばれる数寄屋造りの建物があります。



 庭園内で最も大きな築山が「富士山」で五月初旬には全山にツツジとサツキが美しく咲きます。



 庭園内には名石、奇石が数多く配置されています。これらは岩崎家が自社の汽船で全国各地から集めたものです。伊豆磯石、生駒石、伊豆式根島石、備中御影石、京都保津川石・・・・写真は、紀州青石です。



 その中でも、もっとも目立った石は佐渡赤玉石。「幻の石」と呼ばれ現在は採取が禁止されているそうです。



 庭園の奥まったところに、有名な芭蕉の句「古池や かわづ飛び込む 水の音」の石碑があります。もとは、墨田川の川べりにあっものを護岸工事の際に移したものだそうです。

  PENTAX K20D + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO で撮影

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漱石公園を訪ねる

2008-09-19 | 公園を訪れる


 職場から、少し足を伸ばせば行くことが出来る「漱石公園」(新宿区早稲田南町7番地)。訪れてみようとは思っていながら、なかなか果たせなかったが、時間の合間を見て立ち寄ることが出来た。
 漱石はこの地で晩年を過ごし「三四郎」、「それから」、「こころ」、「明暗」(未完)など多くの作品をここで執筆した。その住まいは「漱石山房」と呼ばれ、終焉の地となった。なお、この公園は東京都新宿区立となっている 。

 正面奥は「情報発信センター」。パネル展示や漱石の初版本の復刻版があり、説明者がいて15分程度のビデオ上映をしてくれる。漱石に関する無料のパンフレットがあるとのことだったが、私の行ったときには品切れだった。



 入り口には、漱石の銅像。右脇には漱石の造語である「則天去私」が書かれている。
 漱石が、晩年に文学・人生の理想とした境地で、自我の超克を自然の道理に従って生きることに求めようとした言葉である。



漱石山房には、そうそうたる文化人が集まった。俳人の高浜虚子、物理学者・随筆家の寺田寅彦、童話作家の鈴木三重吉、「古寺巡礼」・「風土」などの作品で知られる和辻哲郎、小説家の芥川龍之介など数多い。
 ここで、門人が木曜日に集まる「木曜会」が開かれていた。いわば若い文学者たちの集まる「文豪サロン」となっていたのである。一番右側が漱石の書斎。



漱石山房は戦災で消失した。これは漱石山房の一部、書斎の前のテラスを今年2月のリニューアルで再現したもの。明治の時代にはこうした建築様式は珍しかったかも知れない。



  猫塚。漱石没後の大正8年(1919)、「吾輩は猫である」のモデルになった猫の十三回忌にあたり、漱石山房の庭に立てられた供養塔。「文鳥」という作品で、その死が描かれた文鳥など、夏目家のペットの合同供養塔でもあった。九重の層塔である。
 この供養塔は昭和28年12月に復元されたものということである。



 そこから、少し歩いた地下鉄東西線「早稲田」駅前には、「漱石誕生の地」の石碑がある。漱石は子沢山の家の末っ子として生まれ、歓迎されなかったようで、すぐに里子に出されている。幼少の頃は生活が安定していなかったようだ。
 ところで、漱石の好物は「すき焼き」だったそうだが、今、その地には「吉野屋」があり、大きく「牛すき鍋定食」の広告が出ていた。



 その隣にある酒屋の「小倉屋」(東京都新宿区馬場下町3番地)。漱石の書いた随想集「硝子戸の中」で、何回か登場する。
 漱石の父親の家に抜刀した8人の泥棒が押し入り、角の酒屋の「小倉屋」でおまえの所には大金があると聞いてきたと居直る場面などが書かれている。
 また、この店の中には「升」の写真が飾られている。これは堀部安兵衛が高田馬場での仇討ちで、升酒をあおり、韋駄天走りし、18人の敵を倒した時の升である。彼は後に赤穂浪士となる。

右に見える「夏目坂通り」の看板。夏目漱石の父はこの地の名主で、この通りの坂に「夏目坂」と命名したと、漱石がやはり「硝子戸の中」に書いている。

 今日は1時間少々の散歩コースであったが、漱石を身近に感じることが出来て有意義であった。

PENTAX K20D + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACROで撮影

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小石川後楽園と稲田

2008-09-11 | 公園を訪れる
 今日は東京都立「小石川後楽園」(文京区後楽1-6-6 )内にある函徳亭で会合があった。
そのため、ちょっと早く出かけ園内を廻ってみた。



 写真の奥が庭園入り口、右側は事務所。左側が函徳亭の入り口である。入場料は三百円。
 小石川後楽園は水戸徳川家の上屋敷として造られたもので二代藩主水戸光圀(水戸黄門)のときに完成している。光圀は造成にあたり明の遺臣朱舜水の意見を用い、中国趣味も取り入れるなど名庭園とすべく意を尽くしたという。
 小石川後楽園は国の特別史跡・特別名勝に指定されている。二重の指定を受けているのは浜離宮恩賜庭園・金閣寺などごく限られているとのことである。私自身、これまで優れた庭園であるとは思っていたが、これほどまでとは思っていなかった。



 庭園の中心は「大泉水」と呼ばれる池、琵琶湖を模しているという。



この「一つ松」と呼ばれる松は、その琵琶湖の唐崎の一つ松にちなんでいる。



園内では名高い「円月橋」、朱舜水の設計と伝えられ、当時の面影を残すものである。



九八屋。江戸時代の風流な酒亭の様子を現したという。「酒を飲むには昼は九分、夜は八分にすべし」と酒飲みならず万事控えるをよしとする教訓によるものだそうだ。



そして稲田。「春の田植え」、「秋の稲刈り」が、昭和50年から毎年の恒例の行事として地元小学生により、続けられているという。かかしは、水戸黄門のようだ。



 今は、たわわに稲穂が稔っている。9月25日は稲刈りが行われるという。



 写真を撮っていたら、なんと「イナゴ」が飛んできた。この都会に、本当にいるのかと驚いた。

PENTAX K20D + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACROで撮影、稲穂とイナゴはPENTAX K20D +TAMRON 90mm F2.8 Di MACRO で撮影

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