めいすいの写真日記

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フランスに咲いていた花(3)・・・あじさい(紫陽花)

2009-08-31 | 


 モン・サンミッシェルの城内で見かけたあじさいの花。8月の半ばというのに見事な色で咲いていました。



 赤い色がとても鮮やかです。あじさいの花の色は土壌によって変わり、アルカリ性土壌では赤色、酸性土壌では青色が強くなるという説があります。だとするとと、ここの土壌はかなり強いアルカリ性だということになります。 
 モンサンミッシェルを見学した後、近くのサンマロという街のホテルに泊まりましたが、その近所の家の何軒かにも同じ色のあじさいが咲いていました。しかし、他の色のあじさいは見かけませんでした。

ところで、この西洋あじさいは日本が原産で明治の初期にヨーロッパに渡り、改良されたということですが、ちょっと誇らしげな気がします。

PENTAX K7 + TAMRON AF17-50mm F2.8 で撮影

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フランスの旅から (6) ・・・ブールジュ大聖堂のステンドグラスとお花畑

2009-08-29 | 旅の写真


 フランス中央部にあるブールジュのサンテティエンヌ大聖堂は1195年に創建され13世紀後半に完成したゴシック様式の壮大な建築物です。正面の入り口の5つの扉の周辺には精巧な彫刻が施されています。1993年には世界遺産に指定されました。



 また、中央上部のバラ窓と数多く窓には13世紀に作られたオリジナルなステンドグラスが取り付けられています。

ブルージュ大聖堂のステンドグラス(動画2分16秒) 音楽はパッヘルベルのカノン





また、聖堂の裏庭には夏の花々が咲き乱れるお花畑がありました。



 ガイドさんの話では、今年はとりわけ綺麗に咲いているとのこと。



 私は、ポンポンダリアが綺麗だと思いました。

詳しくは「めいすいの海外旅日記」第5日ブールジュ サンテティエンヌ大聖堂 をご覧下さい。

PENTAX K7 + TAMRON AF17-50mm F2.8 で撮影

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フランスに咲いていた花(2)・・・ふさふじうつぎ(房藤空木)

2009-08-28 | 


 フランスのトゥールという街からモンサンミッシェルに近づいた頃、休憩に立ち寄った売店のかたわらに咲いていたふさふじうつぎの花。20~30cmと花房が大きいので異様な感じを受けました。でも、よく見ると一つ一つの花は可愛らしい。
 英名ブッドレアは17世紀頃のイギリスの植物学者 Buddle(バドル)さんの名前にちなむとのことです。
 名前は花は藤をおもわせ、葉は空木のようであるということからつきました。香りがよいので蝶がよく集まるようです。私の見た時にはいませんでしたが・・・。



 中国原産の花。日本でも半ば野生化したものを見かけることがあるようです。ネットを調べていたらパリで撮ったという写真が載っていました。フランスで見かけたというのは私だけではないらしい。樹高は2~5m。写真の木は3mはありました。花言葉は「恋の予感」。

PENTAX K7 + TAMRON AF17-50mm F2.8 で撮影

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フランスの旅から (5) ・・・アルルの風景とゴッホの5枚の絵

2009-08-27 | 旅の写真
 ヴィンセント・ファン・ゴッホ (Vincent van Gogh 1853年 - 1890年) は37歳の短い生涯で2000点ほどの作品を残したといわれていますが、アルルで過ごした1888年から1890年までの作品がそのほとんどであり、また、私達がよく見かける絵です。

■アルルの跳ね橋



 南仏アルルの街中から3Kmほど離れた郊外にある「跳ね橋」のヴァン・ゴッホ橋。ゴッホの描いた「アルルの跳ね橋」は第二次大戦の時に破壊されてしまい、別の場所に復元されたものです。



 跳ね橋の上流は田園風景なので、雰囲気の良く似た場所に設置したということになるのでしょう。



 ゴッホは何点か、跳ね橋を描いていますが、この絵が一番有名なようです。現地の説明板にもこの絵が載っていました。描かれている橋の名前はラングロワ橋ということです。

■糸杉



 アルルを含めてプロヴァンス地方に、ゴッホの描いた「糸杉」らしいボリュームの糸杉がないかと探していました。結局、歩いて観光している時には、数が少なく、あったとしても小形でイメージには合いませんでした。
 この写真は、走るバスの中から撮ったので、手前がちょっとぼやけてしまいました。この「糸杉」、私は日本では見た記憶がありません。



 ゴッホがアルルで精神病に病んでいた頃に描いた作品といわれる「糸杉」。燃えるような情熱とともに、ここには狂気が感じられるような気がします。ニューヨークメトロポリタン美術館所蔵の絵。

■ひまわり



 「糸杉」と違い、ひまわりは至るところで栽培されていました。花の咲く時期は終わりに近づいているようで、畑のすべての花が茶色がかっている場所もありました。ガイドさんが「ひまわりから油を取る」と説明していました。この写真も走るパスの中から。



 ゴッホは「ひまわり」を何度も題材にしています。これはロンドン・ナショナルギャラリー所蔵の絵。ゴッホは「花瓶に挿したひまわりの絵」を7点制作しており、6点が現存し、1点は焼失しています。日本にもあり、東郷青児記念館に展示されています。

■夜のカフェ



 市内フォーラム広場の「カフェ・ヴァン・ゴッホ」。ゴッホが実際に「夜のカフェ」を描いた時のものではなく新たに建てられたものだそうです。



 星空の下、ゴッホもカフェに通うことがあったのでしょうか?

■病院の庭



 ゴッホが耳切事件の後、精神病とされ入院した病院跡に「エスバス・ヴアン・ゴッホ」という総合文化センターが1892年にオープンしました。建物の外観や中庭が100年前にゴッホが描いた「病院の庭」の姿そのままに再現されています。



 中庭には、説明版にこの絵がありフランス語で解説がされていました。

PENTAX K7 + TAMRON AF17-50mm F2.8 で撮影

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フランスの旅から (4) ・・・マルセイユ旧港の風景

2009-08-25 | 街角


 港の小さな船に乗ろうと集まった人達。店の帽子、風車、子供のサッカーボールが面白い組み合わせに思えました。



 こちらはくわえたばこで休んでいる漁師さん。暑い日なのでワンちゃんも一休み。





 南仏マルセイユはフランス第二の都市、人口は82万人。小高い丘(154m)にノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院があり、その上にキリストを抱いた金色のマリア像があります。このマリア像は遠くからも見えて街のシンボルになっています。寺院のテラスからはマルセイユの街全体を見渡すことができます。

 詳しくは「めいすいの海外旅日記・・・フランス第3日 マルセーユ」をご覧下さい。

  PENTAX K7 + TAMRON AF17-50mm F2.8 で撮影

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フランスに咲いていた花(1)・・・ るりまつり(瑠璃茉莉 )

2009-08-23 | 


 南仏コートダジュールでよく瑠璃茉莉 (るりまつり)を見かけました。南米原産で磯松科の花。日本でも、夏から秋にかけて長い間よく咲くようです。五弁の水色の花が美しい。



 花言葉は「密かな情熱」。

  PENTAX K7 + TAMRON AF17-50mm F2.8 で撮影

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フランスの旅から (3) ・・・ニースの花市

2009-08-22 | 


 南仏コート・ダジュール(紺碧海岸)の中心都市ニース。ヨーロッパの高級リゾート地として知られ、朝の花市が有名です。
 薔薇やハイビスカスの花などの花がたくさん売られていました。でも、最近はイタリアの諸都市などの安い花々に押され気味なのだとか。



 こちらは薔薇の花。



 こちらは鉢植えのハイビスカスの花。大輪の芙蓉の花もありました。なお、1ユーロは135円(09.8.22現在)です。



 ニースの海岸から歩いて、すぐのところで開かれていました。

 詳しくは「めいすいの海外旅日記・・・フランス第2日」をご覧下さい。

  PENTAX K7 + TAMRON AF17-50mm F2.8 で撮影

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フランスの旅から(2)・・・ブルターニュ地方、サン・マロの海

2009-08-18 | 旅の写真
 今日は、世界遺産の中でも人気の高いモン・サン・ミッシェルを観光した後、近くの街、ブルターニュ地方のサン・マロのホテルに泊まることになりました。
 サン・マロは三方を海に囲まれ、城壁にも囲まれた街、16~17世紀にはフランス国王公認の海賊船コルセールの拠点の街として知られていました。
 今も、サン・マロはイギリスへの海路の玄関口になっていて、イギリスのポーツマスなどに船が頻繁に出ています。そして夏場のビーチは家族連れの海水浴客でにぎわいます。



  ここに着いたのは午後5時半、スーツケースなどを部屋に置き、しばらくしてから海岸に出ました。フランスは緯度が高く、夏は日没がとても遅い。この写真を撮った時刻は午後7時20分で、まだ真昼の明るさです。



日が沈み、辺りが暗くなってきたのは午後9時をすぎた時間でした。

サン・マロ(ESCALE OCEANIA ST MALO)にて
17日22時30分(日本時間18日5時30分)

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フランスの旅から(1)・・・フランスのインターネット事情

2009-08-15 | ソフトウェア
 フランスの旅にネットワークコンピューター(ACER ASPIRE1)を持参してきました。目的はデジタルカメラで撮った旅行写真のバックアップでした。
 しかし、ホテルでその作業をしていたら、パソコンの下の欄に無線ランのアイコンのシグナルの強さが「強い」と出て無線ランがつながることがディスプレイ上に表示されました。



 ホテルのフロントに出向いたら聞いてみてら、なんと「ルームキーの横に、IDとパスワードが書いてありますよ」と教えられ、その通りにアクセスするとインターネットにつながりました。
 このホテルは南仏カンヌの郊外のエコノミーホテル。この無料サービスにはびっくり仰天。若干サービスの方は今ひとつという感じでしたが、夕食のミネラルウォーターと赤とローゼのデカンタの無料サービスとともに印象が良になりました。

 このブログに前回は旅行するので「ちょっとお休みします」と書きました。どうやら、フランス旅行中もブログを時々アップできそうです。いつも使っているパソコンに比べると能力がだいぶ落ちるので編集作業が大変ですが・・・。

 南仏エクス・アン・プロヴァンスの今日のホテルでも無線ランが「非常に強い」でつながりました。でも、こちらは有料。2時間5ユーロを払って、フロントでIDとバスワードを発行してもらいました。この記事はこの無線ランを使ってアップしています。それにしても、フランスは片田舎なのに、インターネット事情は旅をするに際しては日本よりも進んでいるように感じました。



 ここは南仏エクス・アン・プロヴァンスの中心部メラボー通りの噴水です。



 エクス・アン・プロヴァンスは画家セザンヌが活躍した街でもあります。

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ちょっとお休みします

2009-08-12 | ペット
 8月12日から21日まで10日間フランスに行きますので、その間、このブログはお休みします。


                                                        長男の家の猫の菊次郎

旅行の紀行文は「めいすいの海外旅日記」に
 〃  概要文はこの「めいすいの写真日記」に登載します。

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みそはぎ(禊萩)の花

2009-08-11 | 


 禊萩(みそはぎ)の「みそぎ」とは水を注いで悪魔を払うこと。花の色は「萩」に似ています。水田の畦道や水辺で花を咲かせるミソハギ科の多年草。お盆の頃に咲き、仏前に供えられるので盆花(ぼんばな)とも呼ばれます。



 ミソハギには、雌しべの長さと雄しべの位置の関係から三つの型があるということです。この花は大きさは5mmほど、雌しべの柱頭が、長い雄しべと短い雄しべのいずれよりも奥にある短花柱花のようです。

   PENTAX Km + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO 、2枚目は PENTAX K20D + SIGMA 200-300mm F4-5.6 APO DGで撮影

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メマツヨイグサ (雌待宵草) の花

2009-08-11 | 



 私の家の近く、新河岸川の堤防に沿った空き地に生えていたメマツヨイグサ(雌待宵草)。北アメリカ原産の帰化植物です。待宵草の名前の通り夜咲く花ですが、日中でも残ります。花期は7月から9月。背の高さは高さ30~150cmくらいです。「メマツヨイグサの抽出液」は美容効果があるようで、有名メーカーからも販売されています。



 花の大きさは5cm程度で、花弁は4つ。雄しべは8個あります。花言葉は「浴後の美人」。

   PENTAX K20D + TAMRON AF18-250mm F 3.5-6.3 Di II ((Model A18) 、2枚目は PENTAX K7 + TAMRON AF90mm F2.8 Di MACROで撮影

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シコンノボタン(紫紺野牡丹)の花

2009-08-10 | 


 ノボタン(野牡丹)は世界に約180属4400種あるのですが、そのほとんどが熱帯・亜熱帯にのみ分布しています。日本には4属7種ということですが、小笠原ノボタンのように小笠原の固有種といったものもあります。この花はその中の一種で、シコンノボタン(紫紺野牡丹)です。花期は8月から11月頃。



 葉も繊細で美しい。写真は本当は横なのですが、時計回りで縦にしてみました。ちょっと反則ですね。花言葉は「平静」。

   PENTAX K20D + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO 、2枚目は PENTAX K7 + TAMRON 90mm F2.8 Di MACROで撮影

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ちょっと気の毒・・・へくそかずら (屁糞葛) の花の名前

2009-08-09 | 

 
 へくそかずら (屁糞葛) は昔から日本各地にある蔓(つる)性の多年草で、至るところに生えている雑草。茎は伸びる方向に向かい、時計回りに巻き付きます。花期は7月から9月。葉や茎に悪臭があることからヘクソカズラの名前がついたようです。

 可愛らしい花なのに「屁」「糞」とダブルについて、あまりにも不名誉な名前です。どんな臭いがするか、葉と茎をすりつぶして嗅いでみました。確かに臭いは強いですが野草はこのようなものという感じで、名前のようにひどい臭いではありません。

 この名前はあんまりだということで別名のサオトメバナ(早乙女花)を普及させたいという人もいるようですが、ほとんど普及はしていません。



 色合いがお灸を据えた跡のようなのでヤイトバナ(灸花)の別名もあります。

 万葉集に一句だけ詠まれています。一句しかないのはやはり臭いからでしょうか。

 かわらふじに 延ひおほとれる屎葛 絶ゆることなく宮仕えせむ (高松王・・・たかみやのおおきみ)
 「かわらふじにからみまといついているヘクソカズラのように、私はいつまでもお仕えしましょう」という意味。

 花言葉は「人嫌い」です。こういう名前を付けられたら人嫌いになりますよ!

   PENTAX K20D + TAMRON AF18-250mm F 3.5-6.3 Di II ((Model A18) 、2枚目は PENTAX K7 + TAMRON AF90mm F2.8 Di MACROで撮影

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ルドベキアの花

2009-08-08 | 


 ご近所の家の庭に咲いていたルドベキアの花。ルドベキアはキク科オオハンゴンソウ((大反魂草)属の植物の総称です。北米が原産。繁殖力が旺盛で中部山岳地帯や北関東以北で帰化し邪魔者扱いになっているところもあるようです。そのため、特定外来生物になっています。



 この花の大きさは5cmほどで可愛らしいのですが、中には20cmになるものもあるようです。花言葉は「公平」、「正義」、「正しい選択」です。

   PENTAX K20D + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO 、2枚目は PENTAX K7 + TAMRON 90mm F2.8 Di MACROで撮影

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