富士山信仰の富士塚の中でも、国指定有形民族文化財となっている「敷島神社の田子山富士」。ふるさと埼玉史跡百選でもあります。
このお山も春を迎え、ソメイヨシノやつつじの花で彩られました。
明治6年9月完成。高さ9m、麓の円周125m。私の子供の頃から親しみを持ってきた貴重な文化財です。
今日は、私の元職場の人達による「写真展」(10.3~11.4)が「東京パークスギャラリー上野」
(台東区上野公園7-47)が始まり、私も作品を提出しているので、展示・飾り付けに行きました。
作業が終わった後、NHKの大河ドラマ「西郷どん」がクランクアップしたというので、
西郷さんの銅像を見に行きました。山手線の上野駅のホームから見えるので近く行った、
ことはありませんでした。でも、実際に見てみようと思い、近くに行きました。
勝海舟が、西郷隆盛との話し合いで「江戸城無血開城が出来たら、あなたの銅像を建てる」
と話すシーンがありました。
それにしても、主役の鈴木亮平の演技は見事でした。西郷の戊辰戦争の陣頭指揮や
廃藩置県における指導力の見事さを演じきっていました。そして、このドラマの素晴らしさを
見事に演じてくれました。
クランクアップした後、やっと今の自分に戻れる、これまでは生傷が絶えなかったと
言っていたことが、よく理解できます。ご苦労様でした。
残りの番組もしっかり見届けます。
銅像は近くで見ると、巨大で西郷隆盛の人物の偉大さを良く表していました。
ヘルシンキの中心街西部にある「シベリウス公園」。
作曲家ヤン・シベリウスの偉業を記念するためのモニュメントが置かれた公園です。
中に入るとまず美しい白樺の木が目につきます。
キシリトールガムで知られるキシリトール(天然素材の甘味料)は、
この白樺の樹液から取れ、フィンランドで主に生産されているとのことです。
園内には松も多く植えられています。
フィンランドは森と湖の国と言われますが、森の木の多くは白樺と松のようです。
モニュメントは、女性彫刻家のエイラ・ヒルトゥネンの作品。
パイプオルガンを連想させるステンレス・パイフの彫刻です。
しかし、ステンレス・パイフの彫刻ではシベリウスをイメージしにくいことから、
後でその脇の御影石の上にシベリウスの肖像彫刻を付け加えたとのことです。
ゴールデン・ウィークの最中の4日、長男家族が「東武動物公園」に行くというので、お付き合いで何十年かぶりに訪れました。
当初女房と二人、車で行く予定だったのですが、動物園の周辺の道路を調べてみたら、あまり整備されていないので、混むのではないかと思い、電車に切り替えました。
私の家からは、JR武蔵野線の北朝霞駅に自転車で出て、南越谷駅へ。そこから東武伊勢崎線に乗り換え東武動物公園駅へ。このコースだと1時間と少々と分かったからです。
電車も混んでいて立ちっぱなしと思っていたのですが、全線、行きも帰りも座れたのは幸運でした。
長男家族は車でした。こちらも1時間少々のはずでしたが、渋滞でなんと3時間以上もかかってしまいました。
子供連れだと食べ物だ、飲み物だ、バギーだと荷物が多くなり、分かっていても車にせざるを得ないのかも知れません。
この日のイベント一つはカバの生態のクイズと餌やりでした。カバは東武動物公園の人気の動物の一つです。
もう一つはオットセーの「ケンちゃん」のショー。なかなか楽しめました。
「ケンちゃん」は、おじきや手や足の振り方もなかなか可愛く、素晴らしい演技をたくさん見せてくれました。
近くでアヒルの行進があり、私は食事の途中に写真を撮りに行きました。
東武動物公園で一番興味を持ったのはコンドル、立っている姿は1.2m、翼を広げると3mあると言います。見るからに迫力があります。
地上を飛ぶことが出来る鳥の最大種といわれているので、南米を旅したとき、クスコやマチュピチュ、そしてナスカのどこかでコンドルが飛ぶのを見ることが出来ると思っていました。
しかし、添乗員さんの話では「ほとんど目にすることはない」とのことでした。
ここでは、広い空を飛ぶことが出来ずかわいそう。コンドルがを悠然と飛ぶ姿を見てみたいものです。そういえば、空を飛ぶ姿をテレビでもあまり見かけません。
写真・ビデオともに、PENTAX K5 + PENTAX DA18-135mm F3.5-5.6で撮影
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日比谷公園 ( 東京都千代田区日比谷公園1-6 ) をお昼休みに訪れました。来てみてびっくり、12月の20日を過ぎているのに、見事な紅葉を見ることができました。都心部、最後の紅葉といえるかも知れません。
こちらは、公園の中央にある大噴水ですが、やはり初冬ということで寒々しい気がします。
松の木にコモが巻かれて冬の訪れへの準備も整いました。背景は緑がとても綺麗なのですが、実はこれは池(名前は心字池)。富栄養化が進みアオコが発生して、水面を覆ってしまっていました。浄化するには大変かも知れません。
PENTAX K7 + TAMRON 17-50mm F2.4 DIⅡ で撮影
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名古屋出張の折、すこし時間が出来たので徳川園 ( 名古屋市東区徳川町1001 ) を訪れました。
徳川園は徳川御三家筆頭の尾張藩、二代目藩主の徳川光友の隠居所として元禄8年 ( 1865年 ) に造営されてことが起源にとなっています。
現在は名古屋市立の公園。よく手入れが行き届いた美しい庭園となっています。
左の石の太鼓橋の前後は西湖堤で中国杭州の西湖を縮景したもの。
瑞龍亭 (茶室) と手前の五枚石。歴史のある庭園らしく名石や灯籠が処々に置かれています。
こちらは亀島。よく見ると亀の形をしています。松の木は、まだ若いのですが、いずれは鶴の形にしようとしているのだとか。
奥の建物はガーデンレストランで旬の食材を使った本格フレンチが楽しめるそうです。
名石の中で私が一番、感銘を受けたのは「太湖石」。ちょうど10年前に中国を旅した時、太湖の湖底で取れる太湖石は中国では拙政園など著名な庭園によく使われていたからです。中国では「庭石と言えば太湖石」と言われるほど有名らしい。また、美しい太湖のことも思い出しました。
( めいすいの海外旅日記 ・・・上海・蘇州・無錫 )
ただ庭園は、この時期花が少ないようで菖蒲田の花菖蒲もわずかに二輪ほど、これから咲き出すようです。
PENTAX K7 + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC で撮影
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TEL 0422-46-1100) を訪れました。
武蔵野市には親戚があるので、子供の頃からよく訪れています。
自然文化園に丹頂鶴がいることは、これまで知りませんでしたが
お正月にはおめでたい鳥なので写真におさめました。
こちらは分園にある「水生館」の大きな水槽の中で泳ぐ亀。
「鶴は千年、亀は万年」と言います。誰もが健康で長生きできると良いと思います。
PENTAX K7 + TAMRON AF17-50mm F2.4 で撮影
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撮影会の仲間との集まりが神代植物公園でありました。10月31にまで「秋のバラフェスタ」が開かれています。
このバラ園は、今年6月にバンクーバーで開かれた「第15世界バラ会議」で「世界バラ会連合優秀庭園賞」を受賞したそうです。
庭園は広く、薔薇の種類もあまりに多すぎて、集中力を無くしてしまうため、すべてをじっくり見るのはたいへんです。
このバラは「花霞」という名前です。沢山の花が咲いていました。
つい最近まで街中で、このような一重の花のバラを見かけてもバラであると思いませんでした。
こちらは、赤バラ。名前はメモるのを忘れてしまいました。
この白バラは、「ホワイトマスターピース」という名前です。
1枚目は PENTAX K7 + TAMRON 17-50mm F2.8 、 他は PENTAX K20D + TAMRON 90mm F2.8 Di MACRO で撮影
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東京都立公園である旧古河庭園(北区西ヶ原1-27-39)を訪れました。イギリス人建築家コンドル(工部大学校造家学科・・・現在の東京大学工学部建築学科で日本人建築家の育成に努めた)の晩年の傑作である丘の上の古河邸と美しい薔薇で知られるイタリア式庭園が有名です。しかし7,8,9月は薔薇が咲いていないので閑散としています。薔薇の咲く時期の入園者が7割であるとか。今回は建物の内部のツァーに参加しました。大正時代の建築物の文化の高さ、建築職人達の芸の細かさに驚嘆しましたが撮影禁止でした。その後、イタリア式庭園の先にある和風庭園を廻ってみました。
これまで、2回ほど薔薇を見にイタリア式庭園には来たことがあるのですが、和風庭園は初めて。京都の庭師である小川治兵衛の手になるものだということです。中央に心字池と呼ばれる池があり豊かな緑が拡がっています。
洋風の庭園と和風の庭園が上手く隔てられ、それぞれに美しい庭園になっているのが素晴らしい。
池には緋鯉や亀が泳いでいました。
ところどころに大きな灯籠があります。「奥の院型灯籠」と呼ばれ春日大社の灯籠の模様などを発展させたものだそうです。高さ5mはあろうかという巨大なもので、存在感があります。
それにしても所有者だった古河財閥の古河虎之助さんは夫妻と養子一人の三人暮らしでしたが、執事、料理人、庭師、洗濯・掃除人、運転手など使用人は50人だったそうです。これにはびっくりですね。
PENTAX K20D + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO で撮影
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金華山の山頂から降りてくると、そこは手入れの良く行き届いた岐阜公園。木々の緑が新鮮です。中央左手奥の金華山の山頂に小さく岐阜城が望めます。
ちょっと奥まった場所に銅像があり、いったい誰?と思ったら、百円札や自由民権運動で知られるの板垣退助でした。「板垣死すとも自由は死せず」と叫んだという、暴漢に襲われた事件の場所がここだそうです。板垣は清廉潔白な人で、「華族制度」を否定し、「一代華族」を提唱し、自分の子に襲爵をさせなかったといいます。今の政治家、特に無能な首相の交代が長く続く日本の政治の状況を見るにつけ考えさせられることです。
公園の中には、せせらぎが設けられている場所があり、ちょうど菖蒲が美しく咲いていていました。
公園内には、「名和昆虫博物館」があります。ここは昆虫専門の博物館で、ギフチョウを初めとする蝶やカブトムシなど世界各地のコレクションが数多く陳列されていて、とても興味深く見学することが出来ました。
PENTAX K20D + SIGMA 30mm F1.8 DC MACRO で撮影
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まずは金華山 ( 329m ) にあるロープウェイで山頂へ。そこから歩いて10数分のところにある岐阜城を目指します。金華山は植物、動物の特別保護・保安地区になっていてツブラジイなどの照葉樹林が見られ、美しいギフチョウも生息しています。ただ、ギフチョウは春の初めの2,3週間しか飛ばないらしい。
ロープウェイ山頂駅から、しばらく歩くと「天下第一の門」。司馬遼太郎の「国盗り物語」で知られる斉藤道三が稲葉城として城作りに励み、織田信長が麓に居を構え岐阜城とした歴史上価値ある場所です。「斉藤道三、織田信長ゆかりの岐阜城」という旗が何本も立っていました。
岐阜城の天守閣からは、かっての「美濃の国」が360度で見渡せます。ここが地形としては最高の要塞となる場所であったことが良く分かります。
中央を流れているのは長良川。今の時期から秋にかけては、夕方「鵜飼い見物の船」が行き来し、船内では鮎の塩焼きを食べながらビールで乾杯となるようです。今回はダメでしたが、いつかは船に乗ってみたいと思います。
岐阜城の中には、鎧やら武器やら、戦国時代の貴重な史料が数多く飾られていました。
ところでこの絵の斉藤道三は、「油売り」から身を起こし、美濃の国の城主になったという話が伝わっていましたが、最近発見された資料により、油売りだったのは父親だったということが分かったということです。
そして、織田信長。それにしても日本史の中でこれほど魅力的な人はいないでしょう。私は織田信長に会ったことはありませんが、この座像は雰囲気が良く出ていると思いました。
PENTAX K20D + SIGMA 30mm F1.8 DC MACRO、4枚目は PENTAX K20D + smc PENTAX-DA FISH-EYE F3.5-4.5 10-17mm ED2 で撮影
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次郎弁天池。
殿ヶ谷戸庭園の豊かな自然は、「国分寺崖線」によるもので、ちょうど庭園を南北に走っています。「国分寺崖線とは、多摩川が武蔵野台地を切り取って出来た段丘の連なりで、国分寺市内から世田谷区を下って大田区まで、延長は約30Kmある。崖下には、地下水が地上に噴き出している所があり、「はけ」とよばれている。次郎弁天池にその清水を見ることが出来る」(園内の説明板)
これが湧水源。東京の名湧水57選になっています。近くにある「お鷹の道・真姿の池湧水群(国分寺市)」も国分寺崖線のハケで環境省選定「平成の名水百選」となっています。「めいすい」さんも、こうしたことには興味津々です。
庭園内にある「鹿おどし」。約30秒に1回、音が出ます。
庭園内に咲いていたコンフリーの花。なかなか生命力の強い植物のようです。ビタミン・ミネラルを豊富に含むので健康ブームに乗って栽培され、天ぷらにして食べたり、家畜の餌としていました。しかし、毒性があり肝障害が起こる例があるので摂取はしないようにとの厚生労働省の通達が2004年にありました。このため、栽培することが少なくなったようです。
同じく庭園内に咲いていたシライトソウ(白糸草)。ユリ科の花。山野で見かける普通の花のようです。
PENTAX K20D + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO 、3、4枚目は PENTAX K20D + TAMRON 90mm F2.8 Di MACROで撮影
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