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続いて訪れたのは五箇山(富山県南砺市)。今では東海北陸自動車道が出来、五箇山ICがあるので、交通が便利になったのですが、その昔は山奥の隔絶された集落であったことは間違いないでしょう。
ここに、世界遺産となるような立派な合掌造りの建築物があるのは、江戸時代以前から、蚕や和紙の産業の他、加賀藩の塩硝(原料・・・山野草、蚕糞や人尿など)と呼ばれる火薬製造を行っていたことによるものだといいいます。特に塩硝は山奥深く、加賀藩の重大な軍事機密であったようです。
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五箇山の中心、「上梨」にある国指定重要文化財の「村上家」は4階建ての合掌造り。
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入ってすぐの所に「いろり」があります。ここから出る煙で柱や木の壁は真っ黒です。この煤が木を長持ちさせているかも知れません。正面の人は村上家の御主人。
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隣の部屋で行われた伝統芸能の「こきりこ踊り」 。建物内部と雰囲気が良く合い、戦国時代はこのような世界であったのかと想像することが出来ました。使用している楽器は、竹で出来た「ささら」。
「こきりこ踊り」 SONY HDR-SR11でハイビジョン動画撮影。47秒 (上の小さな写真をクリックしてください SONY eyeVio使用)
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公開されている2階に上ると、いろりの煙が上に上がってくるのが分かります。また、屋根が正三角形になっているのもよく分かります。釘やカスガイを一切使わず、柱の先は鉛筆の先のようにとがっていて不規則な力がかかっても上手く対応できるようになっています。まさに柔構造なのです。しっかりと縛られている縄が見事でした。
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その後、 「五箇山相倉集落」へ。合掌作りの建物が落ち着いた佇まいの中に立っていました。
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白川郷に比べて素朴な雰囲気に好感が持てました。
PENTAX K20D +SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO で撮影
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