桔梗の花
桔梗はキキョウ科キキョウ族の花。開花時期は6月~10月。
毎年夏の熱い時期に花を咲かせる強い花です。万葉集にも登場し、古くから日本で親しまれている花です。
また、「秋の七草」のひとつに数えられます。
中央に小さく丸く見えるのがつぼみです。風船のようにふっくら見えることから、英語名では 「Balloon flower」とも呼ばれます。
桔梗はキキョウ科キキョウ族の花。開花時期は6月~10月。
毎年夏の熱い時期に花を咲かせる強い花です。万葉集にも登場し、古くから日本で親しまれている花です。
また、「秋の七草」のひとつに数えられます。
中央に小さく丸く見えるのがつぼみです。風船のようにふっくら見えることから、英語名では 「Balloon flower」とも呼ばれます。
wowow 8/26
WOWOWで,この7月から10月まで4回行われることになった「お家でブロードウェイ」。ブロードウェイミュージカルを、日本語字幕付きで上映するので親しみやすい。今回はその2回目で、 シェークスピア原作の「ロミオトジュリェット」である。
舞台は美しき都イタリア・ヴェローナ。2つの名家、モンタギュー家とキャプレット家はいずれも劣らぬ家柄。古き恨みが新たな争いを生み、人々は血でその手を汚す。
いがみ合う良家に生まれた2人の子、ロミオとジュリエット。彼等は恋に落ちるが度重なる不運の末・・・自らのの命を絶ち両親の争いを終わらせる。
死に至る恋の行方とその死が収めた親同士の根深い怒りを2時間の舞台でお見せします。皆様に辛抱強くご覧いただければ・・・ ご満足いただけるよう・・・人心全霊を傾ける所存です。(冒頭 修道僧ロレンスの言葉)
このミュージカルは、なんと歌と踊りがない。わずかにキャプレット家の舞踏会でダンスが申し訳程度にあるだけである。
【出演】
オーランド・ブルーム・・・ロミオト
コンドラ・ラシャド ・・・ ジュリェト
【演出】
デヴィッド・ルヴォー
収録日・収録場所
2013年/アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク リチャード・ロジャース劇場
キャプレット家の舞踏会。楽器はドラムスとチェロ
ロミオとジュリエットは、キャプレット家の舞踏会で初めて出会い、お互いに一目ぼれする
有名なベランダのシーン
ロミオとジュリエットは、教会で修道僧ロレンスの導きにより結婚の契りを交わす
ロミオは友人のマキューシオを殺したモンタギューの甥ベンヴォーリオを刺し殺してしまい、マンチュアへ追放となる
大公「いまだかってない痛ましい物語、それがジュリエットとロミオの物語だ」(一同退場)
中央はヴェローナの大公、右キャプレット家の主、左はモンタギューの主
ミュージカルといってもセリフが主体である。
そして、物語、セリフとも シェークスピア原作に沿って進められる。16世紀末のグローブ座で行われた演劇を現代に置き換えたといってもよいかも知れない。
画面上の日本語字幕を読んでいるうちにシェークスピアの世界に入っていく気持ちになる。まさに「言葉、言葉、言葉」である。
そしてラブストーリーの原点とも言われる、このシェークスビアの作品が真実味を持って迫ってくる。シェークスピアは400年近く経った今も生き続ける文豪であると思う。
「お家でブロードウェイ」今回はちょっと変わった演出であったが、引き続きブロードウェイ・ミュージカルらしい作品を上映してもらいたい。
2020/7/19 NHK-BS「プレミアムシアター」
ミラノスカラ座バレエ「海賊」
海賊の首領コンラッドはトルコの奴隷市場でメドーラと出会い一目ぼれする。コンラッドは愛を貫こうとするが、メドーラは奴隷商人ランケデムに捕まっている身でありトルコの総督パシャに売ろうとされている。一方、仲間達もコンラッドがメドーラに頼まれて奴隷を解放することに反発している。
ギリシャとトルコ(オスマン帝国)の対立という構図のもとに海賊達が活躍するエキゾチックな舞台で愛と裏切りが交錯する。
【演目】 ミラノ・スカラ座バレエ『海賊』(全2幕)
【振付】 アンナ・マリー・ホームズ
【原振付】 マリウス・プティパ/コンスタンチン・セルゲイエフ
【音楽】 アドルフ・アダン ほか
【構成】 アンナ・マリー・ホームズ
【編曲】 ケヴィン・ガリエ
【出演】
メドーラ(ギリシャの娘):ニコレッタ・マンニ
ギュリナーラ(メドーラの友人):マルティナ・アルドゥイーノ
コンラッド(海賊の首領):ティモフェイ・アンドリヤシェンコ
ランケデム(奴隷商人):マルコ・アゴスティーノ
ビルバント(コンラッドの友人):アントニーノ・ステラ
アリ(奴隷):マッティア・センペルボーニ
パシャ(トルコの総督):アレッサンドロ・グリロ ほか
【管弦楽】 ミラノ・スカラ座管弦楽団
【指揮】 パトリック・フルニリエ
【収録】 2018年4月11、16、19日
奴隷達がバザールに連れてこられる
奴隷商人ランケデムとメドーラ
トルコ総督パシャとメドーラ(右)とギュリナーラ(左)
刀を持って踊る海賊達の踊り 海賊ではあるけれど服装はスタイリッシュ
コンラッドとメドーラのパ・ド・ドゥ
バレエダンサーに人気がある奴隷アリ ガラ公演などではメドーラとアリのパ・ド・ドゥが人気のようだ。
コンラッドはビルバントの裏切りに逢う。
パシャの宮殿でのコール・ド・バレエ 豪華絢爛、美しい背景、美しい衣装で行われ感動的である。
バレリーナ全員のチュチュの裏側は同心円状に虹の模様が施されていて見せるためにと思うとまさに驚きである。
コンラッドとメドーラ達は新天地に向かう。
バレエ「海賊」は、上演回数が少なく、見る機会が少ないバレエですが、近年人気となっているバレエのようです。
第1幕バザールでの海賊達の剣を持ちながらの勇壮で躍動感に満ちた踊り、
第2幕の洞窟で行われるコンラッド、メドーラ、アリによるパ・ド・トロワは大きな見せ場となります。
特に、 第3幕でのパシャの宮殿でのコール・ド・バレエは背景、衣装などこれまでに見たこともないような豪華で美しいシーンとなりました。
また、ミラノスカラ座のバレエは、マイリンスキー、ボリショイ(ロシア)、ロンドン、バリオベラ座・新国立などとくらべると,あまり知られていません。また、バレエそのものはもう一つという部分もあります。
しかし、このバレエ「海賊」では背景、衣装など特に素晴らしく、見ていてとても楽しくなるバレエでした。まさに、ミラノ・スカラ座の出色のバレエといえるでしょう。
白粉花は、おしろいばな科おしろいばな属の花
開花時期は 6月25日から10月末頃
メキシコ原産で江戸時代に渡来した。町中に野生化している。
黒いタネをつぶすと”白粉(おしろい)”のような白い粉が出てくるので、この名前になった。別名、夕化粧
四時頃から開花することが多い、このため Four o'clock flower とも呼ばれる。
色は、赤、白、黄色 しましま模様のものも
花の多彩な色で惹きつけ、夜活動する昆虫には,香りで惹きつける。
赤い花
白い花
黄色の花
この日の2時間番組、「いまよみがえる伝説の名演奏・名舞台」に登場する4人の指揮者は、まさに巨匠中の巨匠。
テレビ番組で、4人が揃って登場するなどということは前代未聞であり驚きである。
この中の誰か一人が同じ曲を演奏したとするならば、それだけで、クラシックファンは満足したであろう。もちろん、全曲でなく、一つか二つの楽章ということは残念なことであるが・・・・。
1973年フィルハーモニー(ベルリン)での演奏
最初に登場するのはヘルベルト・フォン・カラヤン。この人の名前を聞いたことの無いクラシックファンはいないであろう。
彼は交響曲・管弦楽曲・協奏曲、オペラの分野全てで彼ほどレパートリーが多く、どの曲も水準を超えた演奏をし、安心して聞ける指揮者はいない。
彼は、スキーはウェーデルンをビシビシ決め、スボーツカーを乗り回し、飛行機を操縦することが出来るスボーツマンであった。
音楽評論家の吉田秀和は「カラヤンのベートーヴェンの第6番「田園」を聞くと、スボーツカーで田舎を廻っているような気持ちになる」と形容している。
私の好きなカラヤンの演奏は、リヒテルとの共演「チャイコフスキービアノ協奏曲第1番」、ロストロポーヴィチと共演したドボルザークの「チェロ協奏曲」、トリスタンとイゾルデ「前奏曲と愛の死」の入った「ワーグナー管弦楽曲集(1&2)、R.シュトラウスの「英雄の生涯」・「ティルオイレシュピーゲルの愉快ないたずら」、ロッシーニ序曲集、ビゼー歌劇「カルメン」ハイライトなどなど。
カラヤンはとたえ小曲であっても盛り上げの上手な指揮者であった。
今回のビデオは、腕や指などの微細な動きを見ることが出来て驚いた。カラヤンのビデオは目を閉じ、ほとんど動きがないものが多く、ベルリンフィルとの長い間の関係で以心伝心で指揮をしているのかと思いっていたがそうでもないようだ。
今回のビデオを見ると流麗な指揮ぶりを見せていると思う。楽団員もこうした動きの方が演奏しやすいだろう。
私は、カラヤン・ベルリンフィルの演奏をNHKホールのこけら落とし(1973年)の際の演奏会を2日間聞いている。初日のベートーヴェン「田園」、「運命」、三日目のドボルザーク第8番交響曲、ワーグナー「トリスタンとイゾルデ前奏曲と愛の死」、歌劇タンホイザー序曲である。ともに、S席で聞いた。良くチケットが取れたと思う。苦労して並んだという記憶は無い。当時はクラシック音楽にまだ、造詣が浅く、聞き流してしまったような気がしている。できればもう一度聞いてみたいというのがいまの気持ちである。もう50年近く前20代後半の時であり、致し方ない。
1979年9月 ウィーン国立歌劇場での演奏
アメリカ出身のバーンスタインが世界に羽ばたくことになった記念碑的演奏。
今回のこの番組で、最も感動出来る演奏だと思う。
バーンスタインの意気込みが脈々と伝わって来て、画面からバーンスタインがはみ出しそうな感じがする。彼はベートーヴェンの演奏が得意だが、マーラーの交響曲をニューヨークフィルと全曲録音している。こちらの方がもっと得意である。
バーンスタインは映画「ウエストサイドストーリー」の作曲家としても超有名だ。組曲として「シンフォニックダンス」というCDもある。だが、このウエストサイドストーリーの成功を彼は喜ばなかった。彼はマーラーのように交響曲などのクラシックの曲で作曲家としての名声を得たかったようだ、しかし、交響曲3曲、ミュージカル「キャンディード」などを作曲しているがクラシック音楽の作曲者としては大成しなかったといえるだろう。
しかし、指揮者としての活躍は素晴らしいものがあった。ヨーロッパでもたいへん人気があった。
私が、バーンスタインの生演奏を聴いたのは1974年9月1日,東京文化会館での演奏会だった。この時のチケットは、CBSソニーのレコードの抽選券が当たって、送られてきたものだった。なんとも幸運なことだった。
ところが、どうしたことか団員の演奏会用の礼服が航空機の遅延のため届かず、平服で演奏会に登場してきた。1曲目はバーンスタインのピアノの弾き振りでモーツァルトのビアノ協奏曲第25番、なんとなく盛り上がりに欠ける演奏だった。「ああ!今日の演奏は盛り上がらずに終わってしまうのか」と思ったのだが、マーラーの交響曲第5番の演奏が始まるやいなや、素晴らしい音が飛び出してくる演奏になった。やはり服装はどうあろうと演奏には関係ないようだ。
さすが、バーンスタイン指揮のニューヨークフィル演奏のマーラーだと感動出来る演奏だった。マーラーの5番は4楽章がアダージェット、映画「ベニスに死す」に使われていて有名だが、この曲の美しさに酔いしれたことをいまでもよく覚えている。
1973年 ウィーン学友階ホールでの演奏
クラシックの音楽の聴き始めはモーツァルトの交響曲などから入っていく人が多いのではないか、その中でも交響曲第40番は最右翼ということになるだろう。
ご多分漏れず、私も20歳を超えて社会人になったばかりの頃は、LPレコードでベームのモーツアルト関連の演奏を数多く揃えていったものだった。
40数年経った今は、NHKの「クラシック音楽館」や「プレミアムシアター」で映像を見ながら音楽鑑賞をすることになったので、LPレコードやCDによる音だけの演奏はほとんど聴かなくなってしまった。
しかし、私にとっては、若い頃に何度も聞いたペームの演奏はいつまでも心の中に残っていて、モーツァルトの標準演奏となっていることが今さらながら良く分かった。
また、ベームが小さな動きで、眼光鋭く指揮をしているというのも初めて分かった。
番組の中で高崎健さんがベームは「俺をちゃんと見ろ」とたびたび言い、団員の集中力を高めていたという話は興味深かった。
ベームの生演奏も一度聞いているのだが、残念ながら時期と場所は覚えていないし、どんな運送だったかもほとんど記憶にない。
ただ一つ、この頃ベームが「日本の聴衆は若い人がとても多い、ヨーロッパでは若い人が少なく中年から高齢者が多いため、日本の方が刺激的で魅力がある」と語っていたことを思い出す。当時20代だった私もその中に入っていたと思うと嬉しい思いでいっぱいになる。
さて、今の状況をベームが生きていたとするとどう言うであろうか?
日本のオーケストラの演奏者は若い人が多いと私は思うが、観客の方はどうなのだろうか?
ペームはモーツアルト関連の演奏が素晴らしいが、私の持っているウィーンフィルとの「ベートーヴェン交響曲全集」も素晴らしい。買った一番の目的は「田園」だったのだが、一番気に入ったのは3番「英雄」だった。雄大さを感じることの出来る演奏だ。
ブルックナーの演奏も定評がある。特に4番の「ロマンティック」は名演奏だ。
1991年10月ウィーン学友会協会ホールでの演奏
「好きな指揮者は誰?」と聞かれた時に、私が答えるとしたら、やっはりカルロス・クライバーということになるだろう。
彼は美男子だし、その指揮ぶりは、本当に「かっこいい」と思えるから。
特に50歳~60歳の頃の指揮ぶりが素晴らしい。他の指揮者を寄せ付けないと言いたくなるくらい指揮ぶりが見事である。その指揮ぶりを言葉にするのは、とても困難だ。あの音楽評論家の吉田秀和さえもカルロス・クライバーのことを「指揮する姿が音楽だ」といったほどだから、多くの人が認めていることではあるが・・・。
レナード・バーンスタインは、クライバーの演奏する「ラ・ボエーム」を見て、「私が聴いた演奏の中で最も美しいものの一つである」と語ったという。 「クライバーの指揮ぶり」を真似しようとする人が多いと聞く。しかし、鍛え上げた音楽そのものから生まれ出たものであるから、表面上は真似が出来ても、彼の音楽を伴ってまでの演奏を真似るのは至難であろう。
私は、1981年9月のミラノ・スカラ座来日公演の時のオペラ「オテロ」を指揮する姿を実際に見た。NHKホールで行われたため、オーケストラボックスが浅い。そのため、指揮する姿がよく見えた。その時のオテロはドミンゴ、演出はフランコ・ゼフィレッリであった。
そのほかにも、テレビでもシンフォニーなどを指揮する姿を何回か見た。1992年には、ニュー・イヤーコンサートでウィーン・フィルを指揮したので、この時の姿を見ている人は多いと思う。しかし、ともに残念ながらビデオにとってはない。
彼の名演奏はベートーヴェンの交響曲第五番「運命」。私は星の数ほどある「運命」のCDの中では彼ものが最高だと思っている。強烈なリズム感と流れるようなテンポ。持って生まれた感性から来る指揮ぶりで、ウイーン・フィルを魔法にかけてしまったのではないかと思わせるほどである。これはスタジオ録音であるので、この指揮ぶりをビデオでは見ることは出来ない。
お父さんはエーリッヒ・クラバー。私がLPレコードを集め始めた頃、モーツァルトの「フィガロの結婚」とベートーヴェンの第六番「田園」の名盤としてエーリッヒ・クライバーの名前が載っていた。今でも、名盤と言えるだろう。エーリッヒは息子に指揮者になることを勧めず、クライバーは大学で化学を学んだようだが、血は争えないようで結局は指揮者になってしまった。
彼はオペラを指揮するのも得意で、ヴェルディ「椿姫」、J.シュトラウス「こうもり」「薔薇の騎士」などの演奏はオペラとしての「にぎわい」がよく出ているし、曲の生き生きとした表情が伝わって来る。これらのLPを買って、随分と聞いた。
オペラなのでLPの場合は、箱に入っていて、解説書も厚くてずっしりくる。レコードに針を落とす優雅なひととき、素直によい演奏を聴いているのだという気分にしてくれる指揮者であった。
特に「椿姫」は良く聴きいた。しかし、このオベラのDVDがないのが残念である。スタジオ録音かも知れない。
クライバー指揮のJ.シュトラウス「こうもり」のDVDは序曲を指揮するクライバーの姿が見え、舞台の出演者の動きを見ることも出来るので迫力がある。後に「ばらの騎士」DVDも購入した。
これらのDVDはクライバーの素晴らしい指揮ぶりを見るのにもっとも適したものだと思う。まさに、優雅な指揮が見られられ、メリハリのある演奏が聞ける。
いずれのDVDもグラムフォンのものである。もしかすると、今回のように35mmフィルムで冷凍保存されているかも知れない。これらが8Kにリメイクされれば素晴らしいのだか・・・。最も35mmフィルムからのリメイクは幅広にならないようなのでその点は我慢しなければならない。
クライバーはあんなに美しく、楽しそうに演奏しているように見えるのだが、ものすごい集中力で臨んでいるらしく、いちどの演奏で精神的に酷く疲労するようだ。そのためか キャンセルが多く、演奏回数が少ない。そこはカラヤンとは大きな差である。そしてお酒を飲み過ぎて身体を壊してしまい肝臓ガンで亡くなった。
今回のビデオでも、もちろん彼の華麗な指揮ぶりがよく見られる。晩年に近づいてきており、より指揮の仕方が細やかになっている気がする。しかし、若い頃の笑みがやや少なくなっており美男子ぶりにも少々陰りが見られるのは残念である。
ちょっと早めの誕生祝いということで、長男があまり、知られていないが美味しい中華料理店があると招待してくれて、食事会となりました。
単品を頼むのですが、私のメインデッシュは「蟹あんかけチャーハン」。ズワイガニがたっぷり入った白いあんのかかったチャーハンは、ちょっとビックリするほどの美味でした。
麺類もいろいろとあり美味しいようです。
おつまみの「台湾ピータン」。甜醤油(てんじゃんよう)という甘めのタレで食べやすく美味。
こちらは、レバニラ炒め。
「キュウリのさっぱり和え」は、ビンボケの失敗写真。でもなかなかの味。
きょうざも、なかなかの味です。
ビールも進みました。最後は常温の紹興酒。
この中華料理「酔仙楼」(埼玉県富士見市水谷東3-23-2 048-473-3188) は住宅街の中にあり、私達の生活圏にありながら、これまで全く知りませんでした。
ネットの情報は少ないですが味は一級品です。場所が商業地とは言えないところにあるので値段もリーズナブルです。
私達は18時から入ったのですが、20時にはコロナのための空席を除き一杯になりました。入る時に消毒液を手をかけることにもなっていました。
所在は富士見市ですが、実は志木市役所(現在建て替え中)の近くにあります、志木市民の生活圏と十分にいえる所です。
WOWOW 2020/8/9
原題:Submergence 水没
●ダニー・フリンダーズ・・・アリシア・ビカンダー
深海探査に挑む生物数学者
●ジェームズ・モア・・・ジェームズ・マカボイ
英情報機関・対外情報部(MI6)の諜報員
●ヴィム・ヴェンダース監督
フランス・ノルマンディーの海辺にあるホテルで出会ったダニーとジェームズは、わずか5日間で情熱的な恋に落ち、互いが生涯の相手であることに気付く。
フランス・ノルマンディーの海辺。歩くダニー(左)とランニングをするジェームス(右)との出会いの場。
ノルマンデーの海岸で第2次世界大戦中にドイツ軍が築いた巨大な壕の残骸を見ながら歩く
生物数学者であるダニーにはグリーンランドの深海に潜り地球上の生命の起源を解明する調査、そして英国のMI-6の諜報員であるジェームズには南ソマリアに潜入して爆弾テロを阻止する任務が待っていた。通常、出会うことのあり得ない二人である。
ダニーの乗り込む深海艇
ダニーは潜水艇に乗り込むのだが、ジェームスと連絡が取れないことに孤独を感じる。
その頃、ジェームスはソマリアでアルカイダに捉えられ、銃を突きつけられて、生死をさまような体験をさせられていた。
アルカイダに痛めつけられ、体中がアザだらけ,怪我だらけである。
一方、調査のための移動の途中ダニーは美しい景色を垣間見る。
「目に映るものの話をしたいもう一度 あなたと」というのももっともである。
美しい滝
美しい島々
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物語は、美しい映像の中と過酷な環境の中で、ダニーとジェームスとの出来事が、交互に映し出される。お互いの過去の思い出も一部、織り交ぜられるが、二人の極限の状態が粛々とスクリーンに流れる。
そして、二人はどうなるのか・・・。最後のシーンを見て、一体どうなったのかというのは、映画を見た人の理解に委ねられる。これがこの映画の個性だといえるだろう。
私は、ポジティブに考えたいのだが、ネガティブに受け取る人もいるのではないか。
ただ、時間的に前後する部分もあるので注意しなければならない。
いずれにしても、極限にいる二人の環境を知るためには様々な知識を必要とし、考えさせられる映画である。とても優れた作品といえよう。
やっと梅雨が明けて、猛暑日が各地にで記録されるようになってきました。
今年は、6月、7月と雨が降り続き、日照不足でした。暑い日が続かないと、お米が不作(冷害)となるようですので、夏も残りわずかですが、お盆の間くらいは、猛暑日が続いてもらいたいとも思います。実際は私も辛いのですが・・・。そんな中で、元気にビンクの花を咲かせているのが、「芙蓉(ふよう)の花」。
開花時期は8月から10月5日頃。フヨウ科フヨウ(ハイビスカス)属です
朝早くに咲き、夕方にはしぼんでしまう1日花です。 (この写真は午前8時30分頃撮影。)
夕方になって、しぼんでしまった花。
朝早いうちは、白っぽく、夕方に近づくにつれ、赤みが増すのを「酔芙蓉」と言うのだそうですが、これは「酔芙蓉」でないようです。(こちらの写真は、午後4時過ぎに撮影)
WOWOW 2020/8/1
盗みを繰り返す謎めいた美女マーニーの秘められた過去、ヒッチコックも映画化した心理サスペンスの傑作のオペラ版。
冷たくも火花散る音楽が、怯え惑うヒロインの心の襞をすくい取る。50-60年代ファッションを再現するA・フィリップスの衣装も華やか。
【演出】
マイケル・メイヤー
【演奏】
メトロポリタン歌劇場管弦楽団 指揮ロバート・スパーノ
【出演】
マーニー・エドガー(メゾソプラノ)・・・イザベル・レナード
マーク・ラトランド(バリトン)・・・クリストファー・モルトマン
テリー・ラトランド(カウンターテナー)・・・イェスティン・デイヴィーズ
ラトランド夫人(ソプラノ)・・・ジャニス・ケリー
マーニーの母(マーニーの母)・・・デニース・グレイヴス
収録日2018年11月10日
《マーニー》のあらすじ
1959年イングランド。謎の美女マーニーに惹かれたハルシオン印刷の社長マークは、彼女の盗癖を承知でマーニーを雇うが、マーニーは会社の金庫からお金を盗んで姿を消してしまう。マークは彼女を探し出して強引に結婚するが、マーニーは心を開かず、新婚旅行でもマークに指一本触れさせない。彼女が精神的なトラウマを抱えていることに気づいたマークは、マーニーの身辺を探らせる。マーニーには一人暮らしの母親がいたが、実はその母親には男性を殺した過去があった。
このオペラの演出、マーニーには4人の分身がある。分身は劇中の人には見えないという設定らしい。
その上、マーニーは,このオペラの中で15回も着替えをする。それだけマーニーの多様性を見せようとしたのだと思うが・・・。
なお、作曲家メーヤーは、マーニー役をこのI.レナードに想定して作曲したという。
クロンビー・&・ストラツト事務所から金庫の現金を盗み出すマーニー。
この時、マーニーが金庫から現金を盗み出し、バックに詰め込む作業の一部始終を見ている男達がいる。しかし、この男達はマーニーを捕まえもせず見ているだけで消えてしまう。何のためなのか意味不明である。
一方の中心人物マーク・ラトランド(左)には、弟のテリー・ラトランドがいて、兄妹の確執がある。ラトランドには顔の左側に大きな赤いアザがあり、歌唱もカウンター・テナーで異彩を放つ。
マークの母親はラトランドの経営に信頼を寄せておらず、弟の方が能力があるとマークに向かっていったりする。
マーニーとマークが仕事の打ち合わせをしている時に雷が鳴る。さらに扉の奥に母親が子供を抱いているシーンが、ほんの一瞬見える。
マーニーのトラウマの原因が分かるともいえるこのシーンが、僅かの時間しか無く、見落としてしまいそうだ。
マーニーの愛馬フォリオが乗馬大会で、高い塀を跳び越え損ね、マーニーは落馬、フォリオは前足骨折。マークも空中に飛ばされ、怪我をするというシーンは、映画と異なり、見ているだけでは分かり難い。
以上、「映像システムとダンスのコラボ」、「スピーディーな場面展開」なのは良いけれど、ストーリーの理解がなかなか進まない。 イザベル・レナードのマーニーは、適役かも知れないが、マークが活躍しないため、全体としてのストーリーの盛り上がりは今ひとつ。
ヒチコック監督の映画「マーニー」と比べると、ショーンコネリー演じたマークはマーニーに対する強い愛が感じられて見応えがあったが、こちらのオベラは残念ながら賞賛出来ない。
”映画「マーニー」・・・ヒチコック監督作品 めいすいの写真日記 2020-7-10”
二重咲き
百日草は菊科、ヒャクニチソウ属の花。
初夏から晩秋まで長い間咲くので,この名前になりました。
メキシコ高原原産。日本には1862年以前に渡来しました。
赤、黄色、橙、ピンクといろいろな花色があります。 花弁が丈夫で色あせしにくい。以下は八重咲きです。