2021-07-26
大富豪同心(その壱)は 江戸一番の豪商の孫、八巻卯之吉が同心に。剣がまるで使えず追い詰められた時には意識を失ってしまうが、
凄腕の取り巻きが救い、南町奉行所の捕り物は成功、卯之吉は奉行所の同心として剣豪の名声を上げる。という話。
時代劇でありながら喜劇風で気軽に楽しめるところが面白かった。
昨日終了した(その弐)は、将軍家政の弟、幸千代と卯之吉がうり二つ(一人二役)。そこから将軍の世継ぎである幸千代
と卯之吉が入れ替わることにより、様々な事件が巻き起こる。
【出演】
八巻卯之吉 (中村隼人)
幸千代 (中村隼人)
美鈴 (新川優愛)
真琴姫(深川麻衣)
三国屋徳右衛門(竜 雷太)
(その壱)に比べ (その弐)は将軍家により近い話、天下国家の話にも繋がってくることになった。
登場人物がレベルアップしたということである。
特に、最終回は、偽小判と米の価格の暴騰が幕府の経済にも影響したり、大きな寺院内での「大筒」を用いた
大立まわりも行われた。
その上、火災まで発生する。かなり派手な時代劇のシーンとなった。「大筒」は将軍から提供されたという。
一方、女性陣は剣豪の美鈴が (その壱)では、卯之吉の恋人役?でもあって活躍した。そして今回も。
今回は 幸千代の許婚として、さらに真琴姫が登場し、花を添えた。
しかし、この(その弐)シリーズが始まった時、次は(その参)シリーズがあるかも?
と思ったのだが、その可能性は薄れたようなきがする。
その理由は、① 卯之吉と美鈴とのラブシーンが行われてしまったこと。
最初で最後のラブシーン?
美鈴「剣術をするのも幸せ、卯之吉さんの側にいるのも幸せ」
卯之吉「2つの幸せを追い求めるんだね」
② 卯之吉の祖父である大富豪・三国屋徳右衛門の若き日の過去が語られてしまったことである。
以上は私の憶測である・・・。ただ、肩のこらない、喜劇風の時代劇として続けて貰いたい気はする。
(追記)時代小説「大富豪同心」は現在も連載中であるらしい。ということは・・・。