めいすいの写真日記

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ニューイヤー・オペラ・コンサート2019

2019-01-05 | オペラ・バレエ

今年も1月3日に放映されたNHKの「ニューイヤー・オぺラ・コンサート2019」。

司会は高橋美鈴アナウンサー、高橋克典。演奏は沼尻竜典指揮、東京フィルハーモニー交響楽団。
今回は「ららら♪クラシック」の高橋克典が司会することで、オペラを親しみやすいものにするという雰囲気が感じられました。
昨年のようにテーマはなく、よく知られたオペラのアリアや合唱曲が数多く演奏されました。

その中で印象に残ったものを、いくつか、あげてみたいと思います。歌手名などは敬称略

オープニングはヨハン・シュトラウス喜歌劇「こうもり」から「夜会は招く」。ドイツ語圏のオペラ・ハウスでは年末・年始の
定番中の定番だけあって、最初から盛り上がりました。

まずは、モーツァルト作曲「魔笛」より夜の女王のアリア「復讐の心は地獄のように胸に燃え」。安井陽子はこのコロラ
トゥーラ・ソプラノの難曲を見事に歌いこなしていたと思います。

次に、ワーグナーのオペラ「指環・・・ワルキューレ」より「ワルキューレ騎行」。これもコンサートを盛り上げる曲ではあります。

ビゼー作曲歌劇「真珠取り」より「神殿の奥深く」。演奏される機会が少ないオペラですが、メトロポリタン・オペラの演出で、
美しい水中のシーンが映し出されたことで人気が上がったように思えます。一人の女性をめぐって争いながら、永遠の友情を誓う
二人の男性の物語。村上敏明と大西宇宙の二重唱。

ヴェルディ作曲「アイーダ」より「エジプトのイシスの神に照覧あれ~第2幕フィナーレ」。人気オペラの最も印象的な場面。
やはり目立つのは「アイーダ・トランペット」、この長いトランペットは今、世界中ヤマハでしか作られていないのだとか。
左右に3本づつ並ぶトランペット6本が、この曲を大きく盛り上げます。

カルメンは何故かソプラノではなくメゾ・ソプラノの歌として作曲されているようです。林美智子は日本人を代表するカルメン歌手。
やはり年季が入っているように感じました。

プッチーニ作曲「ボエーム」。「冷たい手」と「私の名はミミ」。
寒々とする屋根裏部屋で暮らす貧しい芸術家達。クリスマスの日に出会うロドルフォとミミ。
「お金がないと、このような恋愛も上手くいかない」と司会の高橋克典。しかし、笛田博昭と砂川凉子の二重唱は暖かみが感じ
られ、恋愛の芽生えにふさわしいと思いました。

プッチーニ作曲「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」。この曲を得意するという福井敬が熱唱しました。
「誰も寝てはならぬ」というのは、本来は「カラフ」の名前を知ろうとしてトゥーランドット姫が街中に出した「お触れ」。
カラフが歌うのは、変だと思うのだが・・・。

それにしても翌々日1月5日の「題名のない音楽会」で岡本友高が、この曲を1オクターブあげてソプラノで歌ったのには驚いた。
歌詞は別としても、トゥーランドット姫が歌ったとも考えられるからです。

フィナーレ。ヨハン・シュトラウス作曲 喜歌劇「こうもり」より「葡萄酒の燃える流れに」。オープニングとフィナーレが同じ
オペラの曲という粋な計らいでした。

今年のコンサートは、曲も良く選び抜かれ、歌手の質もそろって、とても楽しく見ることが出来ました。
昨年よりも内容が良かったと思います。


箱根駅伝2019・・・東海大学が大会新記録で初優勝

2019-01-03 | スポーツ

 今年2019年、第95回箱根駅伝が8時にスタートした。歴史と伝統の人気スポーツは年を追うごとに人気が上昇し、
常に大きな注目を浴びるレースとなっている。今年はどこのチームが栄冠を手にするのか。どんなドラマが待っているのか。
V5を狙う青山学院が優勝候補の筆頭だが、昨年見事な往路優勝を飾った東洋大学、スピードの東海大学の三つどもえともいわ
れているが、結果はどう出るのだろうか。

3区、青山学院大学のキャプテン森田は2区で8位だったが東洋大の吉川をぬきトップに立つ。

4区の東洋大学相沢は区間記録を大幅に更新し、青山大学に3分30秒差をつけ5区田中にタスキを渡す。往路優勝は確実に。

東洋大学が新記録で往路優勝。2位は1分14秒差で東海大学。3位國學院大學。
優勝候補の青山学院大学は6位で5分30秒差。青山学院大学のV5は厳しいか。

往路優勝した東洋大がまず復路1位でスタートした。これからどのようなレース展開になるのだろうか。

8区、14.6Km遊行寺坂手前でタスキを受けてから併走していた東海大の小松は東洋大の鈴木の前へ、初めて先頭に立つ。

復路6位でスタートした青山大学は、鈴木が東洋大学の大沢をぬき2位になる。5分30秒差を逆転。

東海大学の郡司は、大会新記録で東海大学の初優勝のテープを切った。2位は復路優勝の青山学院大学。3位は東洋大学。
スタート前の優勝の予想は3校の三つどもえといわれていたが、この3校が3位までに入ったことになる。