めいすいの写真日記

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我が家の年越しそば 2015

2015-12-31 | 家での食べ物

今日は大晦日なので、いつものとうり「年越しそば」を食べました。今回のそばは、長男からもらった新潟県の十日町名産の「へぎそば」

  

 天ぷらは、エビ、野菜のかき揚げ、レンコン。サラダは海草に豆腐とトマト。それに山芋。
 お酒は、ちょっと手抜きして・・・・いつもそうだけれども・・・「上善如水」。ビールはいただいた「ヱビスビール」。
 年越しそばを食べ、今年はNHKのEテレの「第九」を見、続いて「クラシックハイライト2015」を見ます。
 紅白」を見ないなんてキザかなー。でも、若い歌手は全く知らないので。

 今年最後の記事になりますが、一年間の皆様のご愛読を心より感謝いたします。それでは良いお年を! 


日フィル 「第九交響曲」特別演奏会(2) 炎の男・コバケンの演奏

2015-12-28 | コンサート

昨日はベートーヴェンの「第九」を聞きに、東京芸術劇場に行きました。
小林研一郎指揮、日本フィルハーモニー管弦楽団
ソプラノ  管英三子
アルト   栗林朋子
テノール  錦織健
バリトン  福島明

入場券はA席でしたが、2階の舞台の袖の上の一列の座席RB A列17番
この席は普段はC席のようです。アリャリャ・・・

 さて、前半のパイプオルガンの演奏が終わり、まず、合唱団員の入場、女房の友人はソプラノで後列から2番目。合唱団員の数は200名ほど。その後、オーケストラ団員が入場します。
 そしてチューニング、あれ!コンサートマスターのバイオリンの音が、ずいぶん明瞭に聞こえて来る。座っている席のためのようです。一緒に行った女房も同じことを感じていました。
 小林研一郎(以下コバケン)指揮・日本フィルハーモニーの演奏は、これまでチャイコフスキー4番から6番、ベートーヴェンの第7、新世界、幻想交響曲、我が祖国などを聞いています。
  指揮者のコバケンが登場し、拍手の後の静寂・・・、座っている席が指揮者を斜め前から見ることが出来て、しかも近い。この時、私には何か殺気だったような感覚がしました。すごい緊張感が走ります。何回となく第九を聞いていますが、このような体験は初めて。
 そして、フルトヴェングラーが「地獄の底から聞こえてくるように」と演奏者に言ったという冒頭、バイオリンの弱い音のトレモロとホルンの音が聞こえてきました。

 早くも第九の演奏の中に溶け込むことが出来るようになりました。
  小柄なコバケンの指揮はかなりアクションが大きい。しかし、それが自然に感じられるのがとても良い。効果的に間を取り、メリハリの良い音が聞こえてきます。座っている席にもよるのかも知れませんが、特にティンパニーと大太鼓が鋭い音で聞こえてきました。
 また、コバケンの左手は時々、親指と人差し指で○を作ります。これは今の演奏は「とても良いよ」のサインだと思うのですが、楽団員が安心して演奏できるようにという気配りでしょう。ただ正面席からでは見えないのではないかと思います。
 また、指揮棒を振らず、オケの自由な演奏に委ねるという部分も結構ありました。

 第九はベートーヴェンの他の交響曲と異なり、第2楽章がスケルツォ、第3楽章が緩徐楽章となっています。私は第3楽章の田園的な響きが好きなのですが、胸を反らし顔を天井に向けて、悲しそうな?あるいは陶酔的な表情で指揮をしている表情が印象的でした。聞いているというのではなく、’見ている’人にも美しい楽章に思えてきます。
 また、第3楽章はピチカート奏法が多用されます。とても良く聞こえてきたので、こんなにも使われていたのかと認識を新たにしました。

 第4楽章では、歓喜の歌の主題が初めて演奏される部分があります。コントラバスとチェロの低音による演奏、次にヴィオラと一部の管楽器、バイオリンが加わり全楽合奏と移っていきます。 この部分は音がホール左側から右側に低音→高音とステレオ効果が出て魅力的な演奏となり、そして歓喜の歌への大きな伏線となる部分です。
 第九ではいつもこの部分を注目して聞いているのですが、コバケンはこの部分に入る前に、ずいぶんと長い間を取りました。私にはエェッと思えるほどの時間でした。しかし、緊迫感を持つことができて良かったと思います。おそらく、ここでこんなに間を取る指揮者は数少ないのではないかと思います。
 この歓喜の歌の主題演奏が終わるころ、そしてバリトンの「オー・フロイデ・・・おお友よ、このような音ではない」で始まる独唱の少し前に、座っていた合唱団がすくっと立ち上がりました。いよいよだなと感じさせるに十分な演出でした。

 合唱も良く訓練され、独唱者もそろい、聴き応えのある”歓喜の歌”だったと思います。
 特に、合唱の聞き応えのあるところでは、コバケンが観客席に向かって、この声が舞台から観客席に届くようにと右手を大きく回して指さします。歌う人達の気持ちが盛り上がって行くようなアクションでした。
  テノール(錦織健)独唱の部分では、ピッコロが大活躍。高音の鋭い音が私の席まで聞こえてきました。ピッコロがこのように鳴るというのは初めて経験しました。私のホームシアターのアンプとスピーカーは、高音は出る方だと思うのですが、ピッコロの音はそれほどではありません。
 このピッコロの音にはさすが生演奏と感動しました。女房はフルートの音が良く聞こえてきたといっていました。席が近かったことによるのでしょう。ファゴットの位置は特に席に近く、筒を斜めに持ち、こちら側に向けるのでなおさら、良く聞こえたと思います。ああ、ファゴットの音がここにこう入っているのだというのも斬新に感じられました。
 この席で、聞くのは全体のアンサンブルが乱れて聞こえるのではないかと心配しましたが、特に問題はなく、音のセパレーションが素晴らしいと思いました。かえって第九の演奏が楽しめる、”良い席”だったと思います。東京芸術劇場の大ホールは木張りが主体で、椅子も木製なので響きが良いこともあったかも知れません。 最初とアリャリャ思った席は、今回の演奏を聴くのに、かえって良い席になりました。
 
  最後に終わった時のカーテンコール。長い時間をかけて、コバケンが演奏者・出演者に挨拶させるシーンが続きました。しかし、一人として、本当に一人として席を立つ人がいないのには驚きました。”炎の指揮者”コバケン人気ここにありと感じました。
 コバケンの年末の口頭による挨拶があり、ホールが明るくなり、やっと解散になりました。

  31日のパーボ・ヤルヴィ指揮N響の第九を再び聞いて、聴き納めとしたいと思います。 私は紅白歌合戦を聞かない派なのです。でもNHKは支持。


日フィル 「第九交響曲」特別演奏会(1)トッカータとフーガニ短調

2015-12-27 | コンサート

今日はベートーヴェンの「第九」を聞きに、東京芸術劇場に行きました。
小林研一郎指揮、日本フィルハーモニー管弦楽団、

午後2時30分の開演、少し早めの2時頃につきました。
今回は女房の友人が合唱のソプラノの一員として出場するということで
入場券の購入を頼まれたようです。
入場券はA席でしたが、2階の舞台の袖の上の一列の座席RB A列17番
この席は普段はC席のようです。アリャリャ・・・

「第九」の演奏に先立ち、
パイプオルガンの演奏が行われました。曲目はバッハ作曲トッカータとフーガニ短調、
ヴィエルヌ作曲交響曲第1番よりフィナーレ
とにかくパイプオルガンのすぐ近く、演奏者の斜め後ろから見るので指の運びやベースの足の運びなどがよく見えて、
パイプオルガンを聴くには意外に良い席ではあります。
 東京芸術劇場のパイプオルガンは外観は近代的な装飾が施されていて、かなり巨大です。調べてみたら、なんと
126のストップ、9000本のパイプがあるようです。
 演奏者は石丸由佳さん、若さが感じられます。

 ところで、NHKの「らららクラシック」という番組がありますが、先月、11月28日(土)に放送されたのが「パイプオルガン
2000年の歴史」、ふいごを使い、風を使い音を出すバイブオルガンが簡単なものから、パイプが何千本もある、巨大な
パイプオルガン、現代のモーターで風を送るものまでの仕組みを紹介しました。
 大型のバイブオルガンには鍵盤が3段、足でふむ低音の鍵盤が一段ある、そしてストップという音を変えるボタンがあり、
その構造は・・・・。との解説もありました。
 そして最後に、さわりに演奏されたのが
①イタリア パスクィーニ作曲「カッコウ」
②バッハ作曲 トッカータとフーガニ短調
③フランス ヴィエルヌ作曲 交響曲第1番よりフィナーレ
 ①は、カッコウそっくりの音が出ていました。
  そしてなんと今回の演奏と②、③が同じです。そして、演奏の後に「VTRで聞いて、お国柄の違いが分かり、音色の見事さ
と広がり、これだけの迫力、があるのだから、皆さん、ぜひ、パイプオルガンの生演奏を聞く機会があったら聴いてみて下さい」
との話がありました。なんとなく、この番組を日フィルでは意識したのではないかと思われるような気がしますが・・・・。

  トッカータとフーガニ短調は、若い頃からヴァルヒャの演奏をレコード・CDで何回もいているし、どこかで生演奏も聴いたことが
あるような気がします。
  しかし、今日聞いた演奏は音に艶があり、低音はズシーンと来る重みがありました。
  やはり、大きなホールに備え付けられたパイプオルガンはすごいと思います。
 良い演奏で、感動しました。
 ヴィエルヌ作曲 交響曲第1番よりフィナーレは、パイプオルガンが交響曲もパイプオルガンで演奏できるようにと作られるよう
になり、作曲したものです。
  この曲も、確かに音の重なりがあり、交響曲らしくホール一杯に広がりました。
 でもパイプオルガンは多くのストップがあり、パイプの数も多く、一つ、一つのパイプオルガンは音が異なると思うので音作り
の苦労もたいへんではないかと思われます。

 ところで、ヴィエルムはパリのノートルダム寺院の大聖堂のオルガニストの座を獲得したとのこと。そしてノートルダムでの演奏
中になくなったとのことです。
 一方、石丸由佳さんも、ノートルダムの大聖堂で、ヴィエルヌ作曲 交響曲第1番を全曲演奏したとのこと。その時の自分の
大聖堂での演奏を、今回、皆さんに味わってもらいたいとプログラムにありました。
 私は、かなり昔にパリを旅行した際、ノートルダムの大聖堂のミサに入れさせてもらい、鐘の音が鳴り、後方からパイプオルガン
の音が聞こえてきたのを鮮明に覚えています。
 音楽会の時は祭壇に向かい、後ろから音色を聞くのでしょうか?どうなるのでしょうね。

 「コバケンの第九」のことを書こうと思ったら、パイプオルガンの演奏のことが長くなってしまったので明日にします。


ニュージーランドの旅(6) テカボ湖

2015-12-25 | 旅の写真

  ● テカポ湖 
  クライストチャーチへの帰り道、プカキ湖を通ります。少し立ち寄る予定だったのですが、4日目の夕方にくっきりと見えた
 アオラキ/マウントクックは雲に隠れて全く見えませんでした。
  そのため、バスは通過し、双子の湖?であるテカポ湖に向かいました。
  こちらは4日目には、素通りした湖です。薄曇りだったので氷河湖の独特の色である美しいエメラルド色を眺めることが出来ました。
  ここでは観光地としては珍しく、ルピナスの花が数多く咲いていました。

テカポ村は人口300人。星を見るには世界一といわれ、「星空を見るために訪れる観光客が欧米を中心に年間10万人」だそうです。
 テカボ村の特色は
 ①ニュージーランドで1番晴れの日が多い。
 ②空気が澄んでいる。
 ③近くに大きな町がなく、邪魔な光がない。
 ということです。

 私が今回の旅で星空を見たマウント・クック村と同じように「アオラキ マッケンジー ダークスカイ・リザーブ(星空保護区)」となっています。

 テカポ湖畔にある「 善き羊飼いの教会」は1935年にヨーロッパからの開拓民によって建てられた教会です。
 周辺の石を集めて作られたといいます。キリストは「私は善き羊飼い」と称したことから自分たちのことも考え、名付けられたようです。

教会の内部には1$を支払って入れてもらいます。祭壇の前は大きなガラス窓があり、そこからはテカポ湖やサザンアルプスの山々
が見えるのですが、部屋が暗いため、この写真には写っていません。
 この小さな教会は、日本から、わざわざ結婚式を挙げに来るカップルもいるようです。

同じくテカポ湖畔にある「牧羊犬の像」。「バウンダリー犬の像」という説明文がありますが、開拓時代に放牧地で
柵のない境界線(Boundary)を守った犬たちの働きを称えて、1968年に建てられたとのことです。

(追記) NHK BS hi番組 世界で最も美しい瞬間「星降る村 ”天の川” 輝く瞬間ニュージーランド テカポ」
(2014 .7.17放送 )


 この番組を家に帰ってから再び見ました(12.26)。その場所がテカポだと改めて知って、その素晴らしさにもう一度、感動しました。

                  教会の正面のガラス窓から見ることの出来る景色

                             教会で行われた結婚式

2枚のテレビからの写真は共に、出来れば撮したいと思いながら、撮すことが出来なかった写真です。

     アオラキ マッケンジー ダークスカイ・リザーブ(星空保護区)の看板

                      マウント・ジョイ天文台

         ポールさんの研究室

 村から車で10分ほどの所にある、マウントジョイ天文台。2004年にニュージーランド最大の口径1.8mの天体望遠鏡が設置されました。
他に4基の天体望遠鏡が設置されています。アメリカ、日本などとの共同研究が行われており、世界最南端の国際施設となっています。
 天文学者ポールさんの研究は天の川の中心付近に集まる数百万個の星の中から惑星のある星を見つけ、地球と同じような環境・・・
 第2の地球を見つけ出すことだそうです。惑星がある星は惑星の引力により明るさが変化するとのこと。
その星を見つけられる確率は100万個に一個という天文学的なものです。

                                  「善き羊飼いの教会」と星空

                                   天の川の中心部とテカポ湖に映る星空

そして 世界で最も美しい瞬間 「星降る村 ”天の川” 輝く瞬間」 天の川の中央部分が最も明るく見られる季節の3月がやって来ました。
また、テカボでは、湖に星空、特に天の川が映るというの凄いことだと思います。

昼食の湖畔日本レストラン

  昼食は「鮭いくら丼」。いくらは御飯の二段目にもはいっていてビックリ。まさに日本で食べる昼御飯としても豪華です。
  「テカポ名物サーモン丼?」とガイドブックに載っていました。
  なお、テカポ湖では鮭の養殖が行われているとのことです。

このポスターを見る限り、日本人が調理を行っているようです。

詳しくは、 「めいすいの海外旅日記」 ニュージーランド第7、8日 をご覧下さい。


ニュージーランドの旅(5) ミルフォード・サウンド(フィヨルド・クルーズ)

2015-12-24 | 旅の写真

◆ ミルフォード・サウンド(Milford Sound) 

 ミルフォード・サウンドのサウンドとは「音」の意味ではなく、「海峡、入り江、瀬戸」の意味。
  ここでは、「フィヨルド」の意味になります。
  フィヨルドランド国立公園内には14のフィヨルドがあるのですが、クルーズの出来るのは、ミルフォード・サウンドと
 ダウトフル・サウンドなど限られているようです。

ミルフォード・サウンド ビジター・センター&クルーズ船乗り場入り口

クルーズ船に乗り込むところ

船着き場をクルーズ船が出発。いよいよミルフォード・サウンドのクルーズです。

船に乗り込んだのが午後1時30分だったのでさっそく昼食となりました。
私たちの客室はなんと、VIP ROOM。そして、ニュージーランドで作られたとは思えない
幕の内弁当が出されました。とても美味しく食べられました。

 ミルフォード・サウンドで常時流れている滝は2つだけ。このボーエンの滝が高さ161mで1番です。
 正式名称はレディ・ボーエンでニュージーランド初期の提督の妻にちなんで名付けられました。

ミルフォード・サウンドのフィヨルドらしい光景

外海のタスマン湾に近づいた途端に、風が強くなり、波があれて船が揺れ出しました。クルーズ船はUターンして戻ります。
 ここがミルフォードサウンドの入り口にあたり、幅548m、水深が79mありますが、フィヨルド内の水深300mと比べると
浅くなっています。

所々の岩にオットセイが休んでいるのが見られました。

ミルフォード・サウンドで最も水量の多い滝。高さ155m。クルーズ船は、この滝に近づきしばらく停泊しました。
 この滝のしぶきを浴びると10才若返るといわれて、皆さん、必死に浴びていました。もちろん私も。

詳しくは、 「めいすいの海外旅日記」 ニュージーランド第6日 をご覧下さい。


ニュージーランドの旅(4) アオラキ/マウントクックのハイキング

2015-12-21 | 旅の写真

 アオラキ/マウントクックはニュージーランドの最高峰で、3724m。アオラキとはマウイ語で”雲を突き抜ける山”の意味。ニュージーランドを象徴する山です。

 

  アオラキ/マウントクック国立公園は、世界遺産(自然遺産)テワポウナムの一部で1990年に登録されています。
           
  年間降水量は4000mmで、降水日数149日という不安定な気象なので、青天の日に白い峰を見ることが出来るのは
まさに運次第のようです。昨日、今日と晴天の日に、アオラキ/マウントクックを望むことが出来たのは幸運だったといわなければなりません。
   実際に現地ガイドさんの話では、この一週間ほどずっと嵐で風が50m以上も吹き、観光どころでは無かったそうです。
  また、翌々日にプカキ湖を再び訪れた時は、昨日あんなによく見えたのに、雲がかかって見えませんでした。
             
   なお、アオラキ/マウントクックの登頂を試みる人は年間150人ほど、そのうち成功するのは3割ほどだそうです。
  初登頂から、これまで5000人ほどが登頂に成功しているとのことです。

  写真は宿泊したホテルの部屋のテラスから見た朝焼けのアオラキ/マウントクック


    

アオラキ/マウントクックのハイキングの出発はホテル前を8時15分。キャンプ場までわずかな距離ですがバスで行き、
そこから、ウォーキングを始めます。

ハイキングに出発したところ。つい1年前までは、このあたりにルピナスの花が沢山咲いていました。
 私は、この旅に出かける前にルビナスの花々をバックにアオラキ/マウントクックを写した写真を見たことがあります。
 しかし、現在はほとんど見られません。ルビナスは外来植物で繁殖力が強く、ニュージーランドの固有の生態系、植物だけでなく小鳥など
小動物にとって脅威になるので、ニュージーランドの環境保全局(DOC)が費用と手間と時間をかけ、除去したとのことです。
 私たちのハイキングコースは、ケア・ポイント・トラックで、ミューラー氷河湖まで、往復1時間かかります。

 ハイキング途中で初めて見えたアオラキ/マウントクック

途中で一休み

私たちのウォーキングコース・・・ケア・ポイント・トラックの終点 ミューラー湖の前

 ミューラー湖は、氷河が削り取った土砂により、濁っています。崖のように見えるのは、氷河によって作られた氷堆石。
 この氷堆石の先にはフッカー川があり、さらにフッカー湖があり、さらにその先がフッカー氷河となっています。
  そして、最終は氷河の出発店アオラキ/マウントクックの山頂です

ミューラー氷河とケアポイント展望台 
 
ミューラー湖の左側には、マウント・セフトン(3151m)が見え、ミューラー氷河が流れ出しています。
 白くは見えず、水色に見えるのは氷河ということです。

帰り道、右手の山間に小さくヘリミテージホテルが見えますが、環境に配慮した建物になっているとのことです。

マウントクック・リリー 
 
 アオラキ/マウントクック国立公園で最も有名な花。リリーという名前ですが、百合ではなくキンボウゲ科の花です。
 ハイキング途中で遠くに見えガイドさんが「あれがたマウントクックリリーですよ」と教えてくれたのですが、花の形までは
見えませんでした。
  これは、ホテルの庭に咲いていたのを撮したもの。
 

 詳しくは、 「めいすいの海外旅日記」 ニュージーランド第5日 をご覧下さい。


ニュージーランドへの旅 (3) レッドウッドの森 ハグレー公園

2015-12-16 | 旅の写真

◆ レッドウッドフォレストでの森林浴

レッドウッド・フォレストはロトルアの中心部から6Kmほどの所にあります。

高さが60mにもなるカルフォルニア・レッドウッド(セコイア)が茂る森林となっています。レッドウッドの木は1901年に、初めてカルフォルニアから移植されました。

 カルフォルニア・レッドウッドは世界一高くなる木です。カルフォルニア・レッドウッド国立公園には、樹齢2000年のレッドウッドの100mを超える木があり、世界一高い木のベスト1~3までもが生育しているそうです。
 レッドウッドは樹皮が厚く、腐りにくい。山火事にあっても新しく芽を吹く力を持っています。日本はじめ世界の各地に生育していました。
 しかし、丈夫で加工しやすいので、レッドウッドの巨木は19世紀半ばまでに大量に伐採されてしまったとのことです。

このレッドウッドの森を散策し、森林浴をしました。

倒木が入り込んでいる泉がありました。よく見ると水は澄んでいます。ちょっと神秘的な光景です。

この森には、レッドウッドだけでなく、固有種のシダ類が大量に生育していました。

30分ほどのウォーキングを終えて戻ってきました。

 カルフォルニア・レッドウッド (樹齢95年) の年輪
 出入口付近にあったビジターセンターには、カルフォルニア・レッドウッドの切株が飾ってありました。
 ロトルアは雨量が多く、カルフォルニア・レッドウッドが良く育つ環境にあるとのことでした。
 もしかして、あと1000年もすると世界一高い木がこの公園のレッドウッドということが起きるかも知れません。

◆ ハグレー公園

 南島、クライストチャーチの中心部からすぐの所にあるハグレー公園。

 面積182haの公園で、都市公園としては、ニューヨークのセントラルパーク、ロンドンのハイドパークに次ぐ世界3番目の大きさです。

通用門 右側はカンタベリー博物館

 入ってすぐの所

噴水

松の木の根元がうねっているのが特徴的でした。

園内を流れるエイボン川、市の中心部に流れていきます。

 広々とした公園内

 園内でくつろぐ人々

お花畑

カラーの花

菖蒲

ハグレ公園の一角にあり、通りにも面しているカンタベリー博物館。ネオ・ゴシックの立派な建物です。

レオナルド・ダ・ビンチの機械展をやっていました。主な展示物として、マウリ文化やニュージーランドのかって生息していたの生物などの標本が揃っているそうです。
団体ツァーなので、時間が無く、入場できなかったのは残念でした。

 詳しくは、 「めいすいの海外旅日記」 ニュージーランド第4日 をご覧下さい。


ニュージーランドへの旅 (2) フカ滝  トンガリロ国立公園の山々

2015-12-12 | 旅の写真

 ◆ フカ 滝

                                      フカ滝上流

 タウポ湖から流れ出るワイカト川が狭い峡谷を流れ落ちる滝となっています。標高差が10mなのですが、
 多い時には毎秒280トンも流れるという滝です。
 轟音とミントブルーの美しい色は迫力満点です。この日は快晴でしたから、見事な景観となっていました。
 ニュージーランドでは最も訪問者の多い自然観光スポットだそうです。

フカ滝の中央には橋があり上流と下流を眺めることが出来ます。

                                        フカ滝下流

◆ トンガリロ国立公園の山々

   

   1894年、ニュージーランドで初めて指定された国立公園。環太平洋火山帯の最南端に位置する。
 トンガリア山、ナウルホエ山、北島の最高峰であるルナペフ山などの山々が聳えます。マオリ族の聖地であり、 入植者による乱開発を懸念したマウリ族の首長により、この地が国に寄付された歴史を持ちます。
 1990年に自然遺産、1993年にマウリの聖地としての文化遺産としても登録された複合遺産です。

  トンガリロ山、ナウルホエ山、そして、この右側にあるルナペフ山の3つの山は、活火山であり、これらの影響により周辺には樹木が育ち難くなっています。

 ナウルホエ山は山容が円錐形で富士山によく似ています。トンガリロ山付近には美しいエメラルド湖があるそうです。

ルナペフ山の北東斜面には、ファカパパ・スキー場があり、標高差が675mもあるニュージーランドでも屈指の広大なスキー場ということです。

シャトウ・トンガリロの庭からみたナウルホエ山。

この山の140kmほど西には、タナラキ山(別名エグモント山)が独立峰として聳えており、こちらも富士山そっくりです。

詳しくは、 「めいすいの海外旅日記」 ニュージーランド第3日 をご覧下さい。  


ニュージーランドへの旅 (1)

2015-12-06 | 旅の写真

11月27日から12月4日まで、H社のツァーでニュージーランドへ行ってきました。
そして旅の終わりに証明書?をもらいました。
しかし、「COMPLETE NEWZEALAND WORLD HERITAGE VISIT 」というのは、おこがましい。
ニュージーランドの世界遺産は3つあり、訪れたのは2つだけ、しかもそのほんの一部を見ただけです。
ただ、証明書の写真、①中央のマウント・クック、②左のフィヨルドであるミルフォードサウンド、③ニュージーランド富士ともいえるナエルホエ山
は見ましたが・・・・・。

ところで爆買いをする中国人の一番の人気観光地はニュージーランドだそうです。日本はダントツでマチピチュが一番だとか。

詳しくは、 「めいすいの海外旅日記」 ニュージーランド第1日 をご覧下さい。