11日に午前8時半より午後1時まで4時間半の全身麻酔で右足の人工股関節置換手術を行いました。
病棟に戻りましたが、麻酔の影響があり意識がややぼんやり、点滴などの鎮痛剤
のため、局部は我慢できないと言うほどのものではありませんが、重い痛みが少し感じられます。
その3時間ほど後、主治医がやって来て「膝を折り曲げることが出来ますか?
頑張ってやってみて下さい」と声をかけられます。でも、動かすのは困難でした。
足には弾性ストッキング、他にふくらはぎ、ももなどを圧迫し血行を促す装置。
輸血(自己採血)や栄養剤の点滴が両腕に付き、尿道カテーテル(小水を出す管)も付き、寝たきり
といった感じで、この後どうなることやらと不安もよぎりました。
また、血糖値が食事後200を超えることもあり、こちらの食事管理(一日1800kcal)もさせられることに。
リハビリは、歩行を翌日の午後に看護師の強いすすめで、歩行器によりナースステーション、トイレを往復
で実施。(片道30メートル程度)。本格的なリハビリは手術後2日目から実施しました。
リハビリは血行が良くなるため、早ければ、早いほど良い。寝ているままだと筋肉が衰える一方とのこと。
その後、医学療法士のリハビリテーション、特に私担当の I 先生の熱血指導は素晴らしい効果を発揮
しました。ビッコを半年以上続けていたことや手術による影響などで機能の低下した腰や太ももなどの筋肉
の柔軟性を取り戻し、強化するトレーニングにより、少しずつ回復し、2週間を過ぎた頃には、素晴らしい回復
「人工股関節置換手術を受けた人の中では年に一人か、二人」と主治医や医学療養士に褒められる
ようになりました。そして、今日28日、午前10時半に退院。
傷口は手術後からずっと経過が良好で、ほとんど手当てすることはありませんでした。
そして何より、家族から「歩行が自然の形に戻った、半年前とは様変わり」と言われるようになったのはとても嬉しい。
ここに、主治医(執刀医)と医学療法士 I 先生、病棟の看護師の方々に心より感謝いたします。
また、皆様にもご心配をおかけいたしました。
この「めいすいの写真日記」も今後は積極的にアップするつもりです。