めいすいの写真日記

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北欧の旅から(12)・・・ソグネフィヨルドとホテルと小さな教会

2011-08-30 | 自然の風景

ブリクスダール氷河を見た後、ソグネフィヨルドに向かいました。
ソグネフィヨルドはヨーロッパ最長(204Km)、最深(1308m)のフィヨルド。
ノルウェイ第二の都市ベルゲンの北から内陸に伸び、いくつもに枝分かれしています。
上の写真はホテルに向かう途中、バスの中から見た、ソグネフィヨルド地区の風景。

ソグネフィヨルドに面するバレストランドという小さな村の一つしかないクビクネスというホテルに泊まりました。

今回のツァーは、いずれのホテルも部屋からフィヨルドが見えました。ツァーの売りは、すべて「フィヨルド・ビューの部屋」。

このホテルには、絵画を飾った部屋がいくつかあり、落ち着いた雰囲気でした。フィヨルド・ホテルらしくとても気に入りました。

夕食はパイキング形式でしたが、シェフがローストビーフを焼いていました。
さっそく頼みましたが、ちょっと様子が違う、肉はトナカイでした。ここの名物料理のようです。
トナカイの肉の方が、高価ですが、私にはローストビーフの方が食べやすいと思いました。
美味しかったのは、カニ。これまで、見たこともないカニですが、とても美味しい。結局このカニをいくつも食べました。

ホテルの前庭では、青年がディスクジョッキーをしながらテレビ放送をしているようでした。
言葉は分かりませんが、何かを話しているということは良く聞こえて来ました。
簡単な機器ですが、インターネットででも放映をしているのでしょうか。

夕食後、9時を過ぎてもまだ明るいので私一人で、小さな村を歩きました。
お店らしいものは見当たりません。
少し歩くと、ノルウェイ独特の型式で建てられているスターブ教会(木造の教会)が見えてきました。
名称は「St.Olaf’s Church」といいます。

とてもロケーションの良いところに建っていました。バイキングのお守り、竜の飾りが屋根にあるのが特徴的です。

内部もキリスト教の教会らしい雰囲気がよくでていました。
火、木、土の午後九時から英語によるミサが行われるとのこと。


ブリクスダール氷河ハイキングで見かけた花々(2)

2011-08-28 | 

ブリクスダール氷河ハイキングの時に見かけた花の続きです。
冬は日照時間が4~5時間。零下30度には下がる極寒の地ですが、いろいろな花が、いたるところに咲いていました。

この野草は、ところどころに咲いていましたが、匂いがあるのかミツバチが多く集まっていました。

こちらはアカツメクサ。日本でもよく見かけます。この花はヨーロッパ原産です。

こちらはシロツメクサ。葉がもうちょっと、丸いはずなのですが・・・・。

「野ぼたん」だということは分かるのですが、日本の野ぼたんとは少々異なる気がします。

特徴のある花で、なかなか美しいと思うのですが、名前は分かりません。


ブリクスダール氷河ハイキングで見かけた花々(1)

2011-08-26 | 

ブリクスダール氷河のハイキングの際には、高山植物?と思われる花が多く見られました。
そのうちのいくつかをアップしてみたいと思います。

バスで移動する途中、道ばたによく咲いているのを見かけた花。

Tシャツのデザインにまでなっていたので、ノルウェイではよく知られた花であると思われます。
このTシャツを売っていた店の売り子さんに「この花の名前はなんて言うの?」と聞いてみたら、
発音がよく分からないので「GEITE RAMS」とスペルを書いてもらいました。
「ヤイト ロームズ」とか言っていましたが結局、今も名前は分かりません。

 

こちらの花も、ちょっと分かりません。

こちらの花は、リンドウ系でしょうか。

こちらはキンポウゲ系の花かも知れません。

こちらはアザミ。日本のアザミと同じなのかどうかは不明。


北欧の旅から(11)・・・ブリクスダール氷河

2011-08-24 | 自然の風景

ブリクスダール氷河はノルウェイの氷河の中でも、青い美しい氷河として知られていて、多くの観光客が訪れます。

ブリクスダール氷河の入り口に着くと空は見事に晴れ上がっていました。
これは、「Troll Car」と呼ばれるジープの案内板。ツァーの人たちは、この車に乗り込みました。
ほんの数年前までは、馬車で登って行ったようです。 

さあ、出発、青いビニールシートは滝のそばを通る時に、水しぶきに濡れないようにするためのもの。

 何台にも別れて「Troll Car」は走っていきます。
 登りは、この車で行きましたが、帰りは「車」か「徒歩」か選択出来ます。
 ほとんどの人が徒歩で降りてきました。時間にも余裕があり、ちょうど良いハイキングになりました。

 もちろん個人の人の中には往復徒歩という人も。

途中で見事な滝がありました。この滝のすぐ近くを通るため、青いビニールシートが必要です。

滝の下にある「渡り橋を右から左に抜け、曲がりくねった道を登っていきます。虹が架かっていました。

 「Troll Car」の終点駅

 そこからは徒歩でハイキング

 ブリックスダール氷河が見えてきました。青い色をした美しい氷河です。
 ブリクスダール氷河はヨーロッパ最大規模の氷河であるヨステダール氷河の支流の一つになっています。

途中右手に、別の氷河(メルケボル氷河)から流れ出る滝も見られました。

ブリックスダール氷河の先端にて。氷河の上を歩くことは出来ません。
途中で立ち入り禁止になっています。見ていた時に凄い音がして、小規模な雪崩がありました。
氷河が青く見えるのは氷がきれいな時、青い光だけ吸収し、他の色はは反射してしまうからとのことです。

手前の水面には、氷河の氷がいくつも浮いていました。
手に取ってみましたが、透き通った氷でした。説明を受けていても、青い色に見えるのが不思議です。

帰りの途中の休憩所。

山羊も草を食みながら休憩中。

中央下部の出発点、レストハウスまで、徒歩で下っていきます。


北欧の旅から(10)・・・世界遺産ゲイランゲルフィヨルド

2011-08-22 | 自然の風景

世界遺産(自然遺産)ゲイランゲルフィヨルドを眺めるために、ダレスニッパ展望台(1495m)に立ちました。
標高0m のフィヨルドの水面を見るには、絶景のポイントといえるでしょう。
この展望台への道(有料)は6月上旬から9月中旬のみ利用でき、あとは閉鎖されてしまいます。
天候に恵まれないと、雲の中、強風といったこともあるようです。この日は無風でほぼ快晴でした。

同じ展望台から、300mmの望遠レンズで写した風景。ゲイランゲル町やフェリーを見ることが出来ます。

中腹のフリーダルス・ユーヴェット展望台まではつづら折りの急坂です。その脇を滝のような川が流れていました。

中腹のフリーダルス・ユーヴェット展望台。中腹の展望台でも眺めは良好です。

ゲイランゲルの港は静かな佇まいを見せていました。

ゲイランゲルの街は北緯63度。北極圏の66度33分まで、そんなに遠い距離ではありません。
21時。明るい夏の日を楽しむ人々。しかし、冬は4~5時間しか日照時間がありません。

ゲイランゲルフィヨルドの観光フェリーが出る港。
ゲイランゲンフィヨルドは全長約16Kmに渡りS字のカーブを描く、美しい景観のフィヨルドです。
「ゲイランゲルに牧師はいらない。フィヨルドが神の言葉を語るから」と文学者のビョーソンは語ったと言います。

ゲイランゲルフィヨルドの名所。「七姉妹の滝」。幾筋にも滝が流れ落ちています。

その対岸にあるのは「求婚者の滝」。
七姉妹に結婚を申し込んだのですが、振られてしまい、中央の酒瓶でやけ酒を飲んでいるところなのだとか。

ゲイランゲルフィヨルドの分岐点。右側ゲイランゲルからきた船は目的地ヘルシントに向かいます。
左へ進むとオーレスンという町を経て北海へ。


北欧の旅から(9)・・・オスロフィヨルド

2011-08-20 | 旅の写真

オスロでは、国立美術館を見学した後、オスロフィヨルドを遊覧することになりました。

フィヨルドとは、「氷食によってできたU字谷が海面下に沈み、海水が浸入してできた狭くて深い湾」。狭湾。
必ずしも、切り立った岸壁が両岸にある訳ではありせん。地図で見ても分かるようにオスロ湾もフィヨルドです。

乗船したのは一般の人も乗る通行船。まわりの人はノルウェイ人か外国人が多く見うけられます。

湾を出てすぐのところ、いわゆるベイエリアでは開発が進み、新市街地が出来上がろうとしています。
日本と同じように若者の集まる先進の街となることでしょう。 

船は、最初の船着き場であるヴィクドイ地区に進みます。
このあたりは、海に面し風光明媚なこともあってオスロ市の高級住宅街となっているようです。

 オスロフィヨル内ではヨットが優雅に走っているのも見受けられました。

帰港する船の中から見たのは、アーケシュフース城。現在も国の公式行事などに利用されているそうです。
右には、イタリアから来たという巨大な観光船が停泊していました。

こうした大型船舶が帰港出来るオスロ湾は、フィヨルドというだけあって水深が深く天然の良港になっているようです。


ムンクの絵画 ・・・ オスロ国立美術館

2011-08-19 | 美術館を訪れる

西洋の有名画家の作品が数多く所蔵されているオスロ国立美術館を訪れました。
美術館内には、モネ、セザンヌ、ゴーギャン、モジリアニ、ルノアール、ピカソ、クラナッハなど著名な画家の絵が数多く展示されています。
しかし、なんと言っても、この美術館は地元の画家エドヴァルド・ムンクの絵画が中心となっていることは言うまでもありません。

この美術館は、写真撮影OKなので、絵画は私が撮影したものを用いました。

ムンクの代表作である「叫び」(1893年、91×73.5)。燃えるような赤い空と濃紺の地上、空やフィヨルドは大きく波打ち、
中央の人物は手を耳に当て、体をくねらせて、不安におびえています。
見る人の心にも、不安な気持ちを強く訴えるこの作品は、ムンク自身の幼い頃からの実体験によるものといわれています。

中央上部左の赤い雲の上には鉛筆で「狂人のみに描きうる」と小さく書かれています。

この「叫び」は、版画を含め何枚か描かれています。以前盗難に遭ったのは、ムンク美術館のもので、この絵画が描かれた後の作品。
当時、盗まれた絵が65億円といわれました。このため、こちらは100億円は下らないといわれているようです。
簡単には盗難されないように「マドンナ」とともに、アクリル板で防護されていました。

思春期」(1894~95、151.5×110)、まだ十分に成熟していない少女が、生への不安、恐れを抱いて
いるのを感じさせる作品。「叫び」とテーマが似ている作品です。

マドンナ」(1894~95年、91×70.5)。
パリ留学中の時の作品。男を破滅に追いやる「宿命の女」という世紀末のイメージを持ち、
ムンク独自の女性観を表している。館内では「叫び」に次ぐ人気の作品。

生命のダンス」(1899~1900年、125.5×90.5)。愛と死のテーマとする「生命のフリーズ」と呼ばれる作品群の中の代表作。
オスロの南方にある町オ-スゴールストランの夏至祭りのダンスをモチーフにしています。
ムンクの個人的な恋愛経験を描いており、中心部の赤い服を着た女性はムンクの最初の愛人。
白い服、赤い服、黒い服は「無垢、官能、死」、「少女(処女)、成年(娼婦)、老年(修道女)」を示しているということです。

病める子」(1885~86年、119.5×118.5)。ムンク初期の作品。
ムンク思春期の14歳の時に結核で死んだ姉をイメージして描いています。
病気の娘と母親という不幸な家庭内の雰囲気の描写は、ムンク絵画の原点になったと画家は語っています。


フログネル公園に咲いていたバラ

2011-08-17 | 

フログネル公園は、オスロ市の都心部から北西3Kmにあるグスタフ・ヴィーゲランの彫刻で飾られた都市公園です。

そこの花壇に美しいバラが咲いていました。

このピンクのバラは、とても気品があると思いました。

この黄色いバラ、だいだい色のつぼみが取り囲んでいるのが面白く感じられました。

バラの花が今を盛りと咲いていましたが、春バラ、秋バラとある日本と違い、おそらく夏に1回咲くだけでしょう。
日照時間が短く、雪が降り、零下20度~30度に下がる冬は、温室にでも入れておくのでしょうか。


北欧の旅から (8)・・・ フログネル公園

2011-08-15 | 旅の写真

 フログネル公園はオスロ市の都心部から北西3Kmのところにある都市公園です。
 その中心部にノルウェイの彫刻家グスタフ・ヴィーゲラン(1869年~1943年)の彫刻庭園があります。
 32haの彫刻庭園には、ヴィーゲランの作品のみ、大小の彫刻212点が展示されています。
 「人生の喜怒哀楽など様々な場面」をテーマにしており、構成する人物は600人以上になるようです。

 これらの作品は「正門」、「橋」、「噴水」、「モノリスの丘」、「生命の輪」のセクションに分けられ、850mの軸線に沿って整然と並べられています。

この公園の一番人気、橋の上にある「怒りん坊」。

フログネル公園の中央にある噴水。円盤を多くの人が支え、まわりには、老若男女の青銅の彫像が取り囲んでいます。

モノリスの丘への入り口。公園内に飾られているいくつかの門扉も見事な作品になっています。

モノリスの丘、中央にある巨大な塔はモノリッテンと呼ばれています。その周りには36点の様々な老若男女の彫刻があります。

36点の中の一つ、意地悪な女の子

 
 

 モノリスの丘、その中央にオベリスクのように屹立する円形の巨大な花崗岩の塔、モノリッテン
 この公園のシンボルとなっています。
 高さは17m、総重量は260t で 、121人の老若男女の像が刻み込まれています。
  これは「天空の聖なるものに近づこうと、もがく人間の欲望を表す」とされています。  


オスロ市内で見かけた花

2011-08-14 | 

ノルウェイ、オスロ市内で昼食後、レストランから、すこし住宅街に歩いて行ったら見かけた花です。

ツキヌキニンドウに似ている花ですが、ちょっと異なるようです。

こちらは、そのつぼみ。

キンポウゲによく似ていますが・・・・。


ドロットニングホルム宮殿に咲いていた花々(1)

2011-08-12 | 

スウェーデン、ストックホルム郊外の世界遺産「ドロットニングホルム宮殿」。その庭園に咲いていた花々です。

赤いダリア。

あまり見かけない花のようなのですが・・・。きれいな色の花です。

白い小さい花、においに誘われて虫がたくさんついていました。

どこかで見た花のようなのですが・・・。

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北欧の旅から (7) ・・・ 世界遺産 ドロットニングホルム宮殿

2011-08-10 | 旅の写真


 ドロットニングホルム宮殿はスウェーデンのストックホルム郊外にある宮殿。

 1662年に、若くして未亡人となったスウェーデン国王妃のヘトヴィヒ・エレオノーラにより建設が始められ1686年に完成しました。「ドロットニングホルム」とは「王妃の小島」。
 1756年まで増改築が行われ、現在は3階建て220室となっています。イタリアやフランスの影響を受けたバロック様式風建築です。
 「北のヴェルサイユ」ともいわれますが、ヴェルサイユ宮殿を模倣してものではありません。1981年より国王と家族の居城となっています。

 2階と3階の一部が一般公開されており、中に入りましたが、写真撮影は禁止となっています。
 家具・調度品、絵画なども充実しており宮殿と呼ぶにふさわしい落ち着いた雰囲気を持っていました。

 この宮殿は、一角にある中国の城、宮廷劇場をあわせ、1991年に世界遺産(文化遺産)に登録されました。

 驚くのは、この宮殿の庭園。ヴェルサイユ宮殿は100ha の広さを持ち世界に知られていますが、
この庭園の広さもなんと90haです。日比谷公園の広さが16haですから、その広さのほどが分かります。

 この写真の正面の森から先、庭園の奥にたどり着くまで、さらに倍以上の距離があります。

庭園は良く整備されていました。写真に写っている庭園はバロック様式で、ヴェルサイユ宮殿の庭園を設計した造園家アンドレ・ル・ノートルの影響を強く受けているようです。
他に、広大なイギリス風庭園もあります。

宮殿入口の前庭の様子。

ともに、メーラレン湖の湖面の美しさを取り入れた庭園となっています。

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北欧の旅から (6)・・・ストックホルム王宮と衛兵の交替式

2011-08-08 | 旅の写真

 スウェーデンの首都ストックホルム、ガムラスタンと呼ばれる旧市街の中心となるのは王宮
 世界最大の王宮です。
 13世紀中頃に建立されましたが、火災で焼失し、1697年から1754年まで57年かけて建造しました。
 王室、国家の間、勲爵士団室、王宮博物館、兵器庫など608室からなっています。
 バロック調、ロココ調、グスタフ様式のネオクラシックなど様々な建築様式が取り入れられた壮麗な建築物です。

 現在もカール16世グスタフ国王が執務に利用しています。

正面の建物を守る衛兵。
引いてある白い線より中に入ると銃剣を突きつけられるとのこと。
並んで写真を、ということは出来ません。この方は女性でした。

12時過ぎに行われる衛兵交替式は音楽隊も入り、パレードが行われ、華やかです。

上の2枚の写真は下のビデオから切り取ったものです。


北欧の旅から (5) ・・・ ストックホルム市庁舎

2011-08-05 | 旅の写真

 ストックホルム市内では最も有名な観光スポットである市庁舎

 メーラレン湖の対岸から見た市庁舎。塔の高さは106m。
 設計はスウェーデンの建築家ラグナル・オストベリ。1911年から1923年にかけて造られました。

 市庁舎への入場は、9時30分から、ガイドツァーのみとなっているようです。

 市庁舎内に入ると、まず案内されたのが「大広間」。高窓から採光されるようになっていて、赤レンがの壁面は「敲(たた)き仕上げ」されています。
 このため、音響効果が良く、音質は柔らかだということです。

 毎年12月10日にストックホルムのコンサートホールでノーベル賞授賞式が行われた後、ここで授賞祝賀晩餐会が開催されます。

 ノーベル賞受賞者は夫人同伴で、正面階段から下りて来て祝賀晩餐会場に入るとのことです。

 別の部屋には、この時に用いられる食器が展示されていました。
 スプーン・ナイフ・フォークは新潟県の燕市で作られた洋白銀食器を使用されているとのこと。出来映えがよいと、燕市の関係者がこの祝賀晩餐会に参加したことがあるようです。

 見学のハイライトは2階の「黄金の間」。1800万枚の金箔モザイクで壁面が飾られています。まさに豪華絢爛。ここでは受賞パーティの舞踏会が行われます。

 こちらは市議会議事堂。まるで宮殿のような雰囲気の建物ですが、ここに入ってみて「現在も使用されている市庁舎なのだ」という認識を新たにしました。

 ちなみに、議員は101名、うち女性は53名。市長、議長など議会の幹部11名には適切な給与が支払われますが、その他の議員は十分でなく、仕事を持っています。このため、議会の開催は16時以降とのことです。

この議場の天井を見上げるとヴァイキングルネッサンス様式で構成されていて見事な装飾となっていました。

 この廊下の正面にある小さな部屋は、天井がドームの形をしていて、その部屋の中央に立ち拍手をすると本人だけに大きな音がし、周りの人にはその音が聞こえないという面白い仕掛けがしてあります。

 遊び心もある建物でした。