めいすいの写真日記

いつもご訪問ありがとうございます
500万アクセスを達成しました

ベルリン・フィル ワルトビューネ・コンサート 2022

2022-08-16 | コンサート

  ベルリン・フィルの夏のコンサートとして歴史のある「ワルトビューネコンサート」
 世界の名の知れた演奏者を呼んだり、ちょっとしたお祭り気分もあり、軽い気分でも
聴けるコンサートという意味合いがこれまでにはあった。
 それが、今回は指揮者が、首席指揮者で芸術監督でもあるキリル・ぺトレンコで、素晴らしい
録音状態とともに真剣さが如実に伝わってきて、ベルリンフィルの定期演奏会並の雰囲気となっていたと思う。

    管弦楽:キリル・ぺトレンコ指揮ベルリンフィルハーモニー
    日時:2022年6月25日
    場所:ワルトビューネ音楽堂(ベルリン)
  
 今回の2つの曲目は、ともにロシアもの。ロシアのウクライナ侵攻とともにヨーロッバでは
 ロシアものは排除されるような雰囲気があったような気がするが、良い音楽は不変ということなのだろうか・・・。

  曲目 1.「ピアノ協奏曲第2番」ハ短調作品18(ラフマニノフ)
              キリル・ゲルシュタイン(ピアノ)

          20代後半、作品の不評が重なり創作意欲を失いかけていたラフマニノフ
          周囲の助けもあって少しずつ復唱し、1901年にこの協奏曲を完成させた
          重厚な響きで始まる冒頭は,ロシア正教会の鐘を模したと言われている。

          この曲はラフマニノフ自身によって初演され、大成功を収めた。彼は歴史的にもヴィルトーゾの一人に
    数えられるほどの腕前だった。また、長身で舞台に出るとコンサート用のグランドピアノが小さく見えたという。

          緑の深いワルトビューネ(森の舞台)で弾かれた今回の演奏はとても迫力ある演奏となった。
   冒頭の鐘の重厚な響きも演奏者のキリル・ゲルシュタインによって、ラフマニノフらしさが良く表現されていたと思う。
   録音の質も高かった。

  曲目2.組曲「展覧会の絵」(ムソルグスキー作曲、ラヴェ.ル編曲)

    1874年ムソルグスキーは画家で建築家の友人ガルトマンの遺作展を訪れる。
    その印象をもとに作品は書き進められ、半年後10曲からなるピアノ組曲が完成した。
    1992年ラヴェルによって編曲され、世界的に知られるようになった。

     ラヴェルによって編曲されて,世界的に知られるようになったということは、ムソルグスキーの
ピアノ原曲も含めて、あまり知られなかったかも知れず、ラヴェルの偉大さを改めて知ることになる。
 この組曲、いろいろな曲からなるが、個性的な曲も多く楽しめる。今回はキエフの大門の鐘の音が
はっきりと聞こえてきて、とても感動した。写真にも左上に鐘が映っている。
  
    毎度おなじみ アンコール 「ベルリンの風」パウル・リンケ作曲
           ワルトビューネコンサートではこの曲が観客達の指笛や手拍子により響き渡る。
  ------------------------------------------------                        
    テレビで見ていると、会場の人がマスクを誰もしていない。真面目にマスクスをするのは日本人だけ? 

 (了)


ブルックナー「ロマンチック」・・・ N響次期首席指揮者ファビォ・ルイージ

2022-01-17 | コンサート

                                         2021/1/16 Eテレ

 2021年9月から3年間、N響の次期首席指揮者となったファビォ・ルイージの顔見せ公演が
 2020年11月18日にN響第1943回定期公演(1月16日放映)として東京芸術劇場で行われた。
 今後のN響の顔となるファビォ・ルイージってどんな人って興味が沸いてくる。

 なぜ、この曲を選んだのか?
 私のプログラム構成の主軸の1つ、オーストリア・ドイツ後期ロマン派の音楽だからです。
 そして、ブルックナーの交響曲のなかで、第4番を選んだのかは人気もあり、重要であると感じたからです。
 N響の能力の大きな特質を見せるのに最適な曲のひとつではないかと思うのです。

 ルイージが現在得意とするブルックナー曲であるので、聴き応えのある演奏となった。
ただ、管楽器の響きは良かったが、長い曲でもあり、ややまとまりにかける部分があったような気がする。
 今後はどんな演奏をしてくれるのか楽しみである。

次期首席指揮者として
 N響はドイツ音楽を演奏してきた素晴らしい伝統があります。
 私の前任者の多くは,このタイプの様式のスペシャリストでした。
 たちえばサヴァリシュやスウィトナー、ブロムシュテット が多大な影響を与えました。
 今後のプログラムの中心軸のひとつはブルックナーの交響曲そして
 ブルックナーの時代と関係の深いブラームスやマーラーやフランツ・シュミットも再登場する予定です。
 私の構想の中で重要なのはN響の偉大なレバートリーに少し回帰するということです。

 最近放映されたルイージの若き頃のベートーヴェンの交響曲第7番の指揮は勢いがあって良い演奏だったし、
今日の番組の終のレスピーギの「ローマの噴水」やドビッシーの「海」の演奏も良かったと思う。

 首席指揮者として今後は秋から正式に登場するのかと思ったら、次のN響第1944回定期公演(1月23日放映)
にも続けて登場する。
 バガニーニのバイオリン協奏曲第1番(Vl. フランチェスカ・デゴ)とチャイコフスキーの交響曲第5番を
指揮するという。契約はどうなっているの?と聞きたくなるが・・・。9月までは客演指揮者ということでしょう。

 さて、どんな演奏会になるのか、ルイージがどんな演奏をしてくれるのか期待したい。


第18回ショパン国際ビアノコンクール優勝者・・・ブルース・リウの演奏

2021-12-20 | コンサート

                                                                                                                           NHK Eテレ NHK音楽館

 第18回ショパン国際ピアノコンクール優勝者・・・ブルース・リウの演奏が「NHK音楽祭2021」の一環として行われた。
11月8日、Bunkamuraオーチャードホール。曲目はピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11で、尾高忠明指揮のNHK交響楽団。
 ショパン国際ピアノコンクール優勝者が10月21日に決まったばかりなので、まだ日が浅い。
 凱旋公演と言ったところである。演奏者として、大変多忙な時に訪日してくれたことに感謝したいと思う。

 ピアノ協奏曲第1番の演奏は、第2楽章が情感豊かな演奏であったものの、ショパンコンクール優勝者
としての演奏をなんとか保ったという程度で、私には少々物足りないように思えた。
  会場は、ほぼ満員だったが、スタンディング・オペーションも無く、オーケストラの団員も足踏みをせず。
演奏終了時はあまり盛り上がらなかったようにテレビでは見受けられた。
  やはり、今回のショパンコンクールは日本では反田恭平や小林愛美のニュースが駆け巡り、優勝者のブルース・リウ
が目立たなくなってしまったようだ。

 ショパン国際ピアノコンクール本選でファツィオリを使用して話題になったブルース・リウ。
 この日は、「練習曲集 作品10から 第4番 嬰ハ短調」を当日ではなくショパンコンクールの時の映像を流した。
 この時の演奏の方が、コンクールと言うこともあってか、気合いが入り、良い演奏をしていた。 


NHK音楽祭〜未来へ アンサンブル金沢×奥井紫麻

2021-11-09 | コンサート

                 アンサンブル金沢×奥井紫麻(Pf)
                                                                     2021年11月7日  NHK Eテレ

 今年の「NHK音楽祭」は日本各地の5つのオーケストラと5人の若手ピアニストの饗宴 
として始まりました。

   今回は、アンサンブル金沢奥井紫麻との共演でモーツアルトのピアノ協奏曲第23番。
 アンサンブル金沢は指揮者は井上道義で楽団員30名の室内管弦楽団。楽器編成としては小編成で
こぢんまりとしたものとなっています。外国人演奏者の割合が多いとのこと。
 
 はじめにモーツアルトの交響曲第29番が演奏されました。モーツァルトの初期の作品の傑作で
小編成で演奏されます。これが18歳で作曲されたというのは驚きです。
 明るく華やかに演奏されました。

  奥井紫麻(しお)さんは ”17歳の新星”  現在ロシアで学び、12歳で世界的指揮者
ワレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団と共演している才媛。
世界各地の音楽祭にも出演しているとのこと。
 

モーツアルトの協奏曲第23番は現在最も弾きたいと思っている曲で「高揚感であったり、
幸せな感情だったり、天国に導かれるような感じの曲想だなと思っていて、
それと対照的なのが第2楽章で人生の絶望だったりとか 、そういった人生を反映している
作品でもあるなど・・・、モーツァルトの音楽を通して,音楽そのものの素晴らしさだっり、
感情だったりとか自由に受け取っていただけたらいいな」との話がありました。

 今回の演奏は好きな曲というだけあって、若々しい感情を込めた見事なものでした。
 特に第二楽章ではモーツァルトの緩徐楽章らしい、気品のある雰囲気でしたし、
第三楽章では笑みを浮かべるなど明るく楽しげな気分もでていました。
  今後のさらなる活躍を期待します。


N響ほっとコンサート2021

2021-08-31 | コンサート

                                                                                                                                        NHK-Eテレ    2021/8/22

夏休み特別公演|夏だ!祭りだ!! N響メンバー大活躍世界音楽選手権
2021年8月1日(日)
場所:東京芸術劇場 コンサートホール 
指揮:原田慶太楼
ナビゲーター:篠原ともえ

■オッフェンバック/喜歌劇「天国と地獄」序曲 ― “カンカン”【華かに選手権開幕】

■アンダソン/フィドル・ファドル【はやさに挑戦】
 タイマーを会場に持ち込み、3分25秒を着ることをめざす。
■サン・サーンス(挾間美帆編)/組曲「動物の謝肉祭」― “かめ”【おそーい曲】
 スタートの曲が「天国と地獄のカンカン」であったのは、亀を表すために悠長に演奏する曲であるということを示すためだったようだ。
 サンサーンスの皮肉がたっぷりな曲である。 
■ヨハン・シュトラウスII世/常動曲【ながーい曲】
 常動曲、別名「無窮動」ヨハンが洒落と冗談で作った曲。始まったら旋律が4つあり
 それが終わると繰り返すようになっているため、何時まで経っても終わらない。
 通常の演奏会では指揮者が「これから先、いくらやっても同じです。」と言って終わるのだが、今回は?
■チャイコフスキー/組曲「くるみ割り人形」― “トレパーク”【みじかい曲】
 この曲がクラシックの曲で一番短いとは、にわかには信じがたいが・・・・。
■外山雄三/管弦楽のためのラプソディ ー“八木節”【日本代表】
 拍子木、締太鼓、桶胴、チャンチキ の和楽器が使われている。

テーマ「夏だ! 祭りだ!!」にふさわしい曲。N響メンバーも「ほっとコンサート」ということでノリノリの演奏をしてくれた。

 このコンサートで最も盛り上がった曲。N響メンバーの何人かが立ち上がり、踊り始める人も・・・。

 ネットで調べたら「管弦楽のためのラプソディ」は、最後の「八木節」をアンコールで演奏したり、
 学校などで行う音楽鑑賞教室の定番の曲でもあり、「第九」や「新世界」よりも、おそらく演奏回数が一番多い作品だとのこと。

低音楽器選手権  コントラファゴット、チューバ、コントラバス、ホルン
             優勝はホルン
■ヴォーン・ウィリアムズ/テューバ協奏曲ー第3楽章(テューバ:池田幸広)【低い音が出る楽器代表】
 チューバは管の長さ6m、重さ10㎏の真鍮製の金管楽器。

【池田幸広さんの話】始めはクラリネットを吹きたいと思っていたが、チューバを演奏するきっかけは、
 肺活量が中学1年の時、一般の人が3500なのに4500あったので先生からチューバをぜひ弾きなさいと言われたためだそうだ。
 現在の肺活量は6000であるそうだ。
 チューパという楽器はふだんはメロディーを吹くことはなく、伴奏したり音を伸ばしたりするだが、
 今日は思う存分にメロディーを吹くことが出来て感動した。
 
■高音楽器選手権 ピッコロ、グロッケンシュピール、エスクラリネット、ピッコロトランベット 優勝はピッコロトランベット

リーバーマン/ピッコロ協奏曲ー第3楽章(ピッコロ:梶川真歩)【高い音が出る楽器代表】
ピッコロは全長32cm、重さ170g、アフリカ産のグラナディラという木で出来ている。

【梶川真歩さんの話】ピッコロ協奏曲はなかなか実演奏の機会が無いので今日吹かせて貰えすごく嬉しかった。
 演奏するのに難しい点は軽いので速く、たくさん動かすパッセージではブレてしまうので、指を丁寧に動かすよう
 気をつけてやっている。
 この曲は難しい曲なのでドキドキしながら演奏していた。

 オーケストラで演奏する楽しみは高い音を出すので目立つことだそうだ。

■オーケストラの花形 弦楽器の共演
   サラサーテ作曲/チゴイナーワイゼン

3歳くらいから弾けるという16分の1のミニバイオリンを使った演奏
演奏 篠崎史紀(コンサートマスター)、降旗貴雄、丹羽洋輔、三又治彦 の4人

 ミニバイオリンを使った合奏、ほとんど見ることが出来ない演奏形態であるが、
 さすが、N響のバイオリン奏者だけあって、ある時は、合奏、ある時はソロと見事にこなし素晴らしい演奏となった。
 小さなバイオリンなので音を出すこと自体が通常と比べ困難と思われるが見栄えのある演奏を見せてくれたのは見事
としか言いようがなかった。

■ストラヴィンスキー/バレエ組曲「火の鳥」― “カッチェイ王の魔の踊り”【こわい曲】
 「火の鳥」では有名な部分だが、演奏だけを聞いていてると「怖い」感じはしない。
 バレエ音楽なので、バレエを見ながら聞く必要があるのかも知れない。
■ムソルグスキー(ラヴェル編)/組曲「展覧会の絵」ー“バーバ・ヤガーの小屋” “キエフの大きな門”【最後は派手派手に】
 確かに、最後を飾るにふさわしい派手な曲である。”バーバやカーの小屋”のが付いているのも納得がいく。
「キエフの大門」のラストは打楽器群が大活躍する。今回はシンバルの演奏が目に止まり、自分もシンバルを
 叩くつもりで調子を合わせ聞いていた。

アンコール曲    組曲「道化師」からギャロップ カバレフスキー作曲


 

ギャプロツプの名の通り軽快な曲。グロッケンシュピールの演奏が心地よい。大写しになった時、
とても素晴らしい演奏と思えた。そうしたら、曲が演奏が終わった後、指揮者の原田景太郎が真っ先に挨拶の指名したのは、
グロッケンシュピール。なるほどと思えた。

 【感想】 いつものN響の演奏と異なり、多面的な演奏を魅せてくれ、楽しい時を過ごすことが出来た。


ベルリンフィル・・・ワルトビューネ・コンサート2021

2021-08-14 | コンサート

                                                                                                                             2021/08/14 BSプレミアム

 ワルトビューネ(Waldbuhne・・・森の舞台)と呼ばれるベルリンフィルのコンサートが今年も6月22日に行われました。
 指揮者はイギリス人のウェイン・マーシャル。ジャズピアニストでもあります。

1曲目「ジョン・ウィリアムズ:スペシャル・エディション」

 映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズが作曲したスター・ウォーズ、ハリー・ポッターなど名作の数々をメドレーにした作品です。(マルティン・グルービンガーの編曲)
 現代最高のパーカッショニストといわれるマルティン・グルービンガーがティンパニ、マリンバを始めとする数多くの打楽器を
   ステージに並べ,これらを駆使して演奏します。

  オーケストラ以外にパーカッシブ・プラネット・アンサンブルのメンバーも加わりました。 
  ウィリアムも認める天才奏者グルービンガーの白熱の演奏で、華やかなパーカッションのサウンドが響きました。

2.ガーシュイン作曲「ラプソディ・インブルー」(ファーディ・グローフェの編曲) 
   ガーシュインの名を世界に知らしめたシンフォニック・ジャズの傑作です。

 ピアノはウェイン・マーシャル。
 マーシャルは1995年のワルトビューネでピアニストとしてこの曲を演奏しました。
 今回、指揮者としてベルリンフィルと初共演となりましたが、再び同じ曲を演奏しました。

 ジャズ・ピアニストらしい即興演奏を随所にみせてくれました。

アンコール 「ベルリンの風」

 コンサートのラストを飾るのは恒例のアンコール曲。観客も指笛や手拍子で参加します。
 今年はコロナ禍があり入場制限が行われ観客も半数程度でしたが、会場全体が一つになって盛り上がっていました。

 コンサートが始まった頃は明るかったワルトビューネ野外音楽堂(ベルリン)も暮れはじめました。

(了)なお、全編ノーカット版は8月22日の深夜にBSプレミアムで放送されます。


ウィーン・フィル シェーンプルン夏の夜のコンサート2021

2021-08-11 | コンサート

                                                                                                                              BSプレミアム 2021/8/9

遠方への憧れ」というテーマで開催されたこのコンサートは2004年から実施されており、毎年数万人の観客が訪れる。
 しかし今年はコロナ禍があり、3000人ほどの観客となった。医療従事者が含まれており、労をねぎらったという。
 写真は宮殿の表玄関側だが、とても明るい、例年よりも開始が早かったようだ。

指揮はダニエル・ハーディングは19歳で指揮者デビュー(1994)、パリ管弦楽団の音楽監督(2019-2019)を行った後、
パイロットの資格を持つ彼は、一時エールフランスのパイロットなった。

 1. パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 ラフマニノフ作曲
   この曲はパガニーニの24の奇想曲第24番の主題を用いて書かれた25部から成る変奏曲
   ロシアから、アメリカに亡命した後1934年この曲を、完成したばかりのスイスの別荘で書き上げた。
  ラフマニノフ本人の演奏が残されている。
  演奏者のイゴール・レヴィットはたぐいまれなる個性と高い技術で賞賛を受けるピアニスト。
  ウィーンフィルとは初共演である。聴き応えのある演奏が楽しめた。

薄暮のシェーンプルン夏の夜

 2.愛の挨拶 作品12 エルガー作曲
     エルガーが恋人アリスとの婚約を祈念して書いた愛らしい小品。
  この時、アリスは8最年長の39歳、アリスの両親は結婚を認めなかった。
  当時は厳しい 暮らしをしており、有名になったのは晩年である。
     今回は 後にエルガー自身が編曲した管弦楽版で演奏されている。
  原曲はピアノ、他にバイオリンとピアノの伴奏曲などがある。
  彼の作品では「威風堂々」が知られており、ジョージ5世の戴冠式の時、アルト独唱付き合唱曲として歌われた。

ライトアップされるシェーンプルン宮殿

3.組曲「カレリア」作品11から 間奏曲 シベリウス作曲
   シベリウスがフィンランドのカレリア地方の伝説や民謡に触発された書いた作品
  野外劇のための音楽として作曲され組曲として再編された。


ライトアップされる庭園

4.組曲「惑星」作品32から 開楽の神、木犀 ホルスト作曲
   躍動するリズムと叙情的なメロディで国や時代を超えて愛されるホルストの名曲
   昼間部の旋律は賛美歌にも転用され、多くの人々の心に癒やしを与えている。
  日本では平原綾香が歌い、紅白歌合戦にも出場した。 
   馴染みやすくわかりやすい「惑星」の初めての公開演奏は大成功を収め、ホルストは 作曲家として一躍スター的存在に。
 しかし本人はいたってマイペースで、生涯一教師としての人生を貫いた。
   ヘルベルト・フォン・カラヤンが演奏会で良く取り上げたことでも知られている。

 シェーンプルン宮殿内の公園

 アンコール ワルツ「ウィーンかたぎ」作品354 ヨハンシュトラウス作曲
    オーストリアの国民的作曲家シュトラウスが皇女ギーゼラの婚礼を祝して書いた曲。
 ヨハンの死後初演された自作のオペレッタ「ウィーン気質」にも用いられ舞台のフィナーレを飾っている。

演奏の舞台とシェーンプルン宮殿

【 感想 】テーマが「遠方への憧れ」であるが、ウィーンの人にとっては、組曲「カレリア」以外は遠方と言えないのではと思う。
 ただ、選曲はなじみ深い曲で構成されていて雰囲気も良く楽しめた。

   なお、全編ノーカット版は8月22日の深夜にBSプレミアムで放送される。

(了)


映画「禁じられた遊び」から「愛のロマンス」他 ・・・ベルリンフィル ジルベスターコンサート2020

2021-03-01 | コンサート

                                   2021-03-01 BSプレミアム

曲目は
1.ベートーヴェン作曲・・・序曲「レオノーレ第三番」ハ長調作品72
 生誕250周年の最後の日ということもあって取り上げたのだろう。この曲は3つの中では最も演奏機会が多く、歌劇「フィデリオ」の第2幕第2場で演奏されることがある。
 大臣到着を知らせるトランペットのファンファーレが印象的である。ベルリンフィルの18番ともいえる曲なので迫力十分。
2.ファリャ作曲・・・バレエ音楽「恋は魔術師」から「前奏曲」「火祭りの踊り」
 この曲はバレエ音楽で内容も遊び人で女たらしの夫が死んでからも幽霊になって元妻の未亡人を嫉妬し続けると面白そうなので,バレエとして見てみたい。

                  ギタリスト パブロ・サイエンス・ビジェガスの演奏

3.ロドリーゴ作曲・・・アランフェス協奏曲
  やはり、有名な第2楽章の哀愁をたたえた旋律が美しい。
  ソロにはスペイン出身の世界的名ギタリストのパブロ・サイエンス・ビジェガスが軽
やかで繊細なタッチで、この曲を聴かせてくれた。
 ギターは音が小さいのでオーケストラの中では音が消えそうになってしまうことがある
が、無観客であったことや録音も良かったことにより、感動的な演奏になった。
 4.  作者不詳・ヘイゼル編曲・・・映画「禁じられた遊び」から「愛のロマンス」
が続いて演奏された。ヘイゼルの編曲はオーケストラの演奏が控えめになっていて、この
曲を引き立てていたと思う。
 ビジェガスの演奏は時に笑顔を浮かべて雰囲気をかもし出し少しゆったりとしてテンポ
で魅力的であった。
5.ヴィラ・ローボス作曲・・・ブラジル風バッハ第4番 
 (1)前奏曲
 (2)コラール(奥地の歌)
   (3)アリア(カンティガ)
 (4)踊り(ミゥヂーニョ)
 ピアノ曲を管弦楽曲化したという。
6..リムスキー・コルサコフ作曲・・・スペイン奇想曲 
 (1)朝の歌
 (2)変奏曲 
    (3)朝の歌 (1)の繰り返し
 (4)情景とロマの歌
 (5)アストゥリアのファンタンゴ
 リムスキー・コルサコフらしいオーケストレーションでスペインの雰囲気を分かりやす
く表現している。
7.ショスタコーヴィチ・・・組曲「馬あぶ」作品97aから第3曲「民族の祝祭」
   見事なアンサンルのベルリンフィルならではの華麗な演奏を楽しめた。  
  今後は音楽監督キリル・ペトレンコはどんな曲を演奏会に取り上げていくのだろうか?
興味の持たれるところである。


小菅優 ピアノ・リサイタル

2020-09-23 | コンサート

テンペスト弾く小菅優 ・・・ 右下にベートーヴェン生誕250周年のロゴ プレミアム・シアター 2020/9/14

 日本を代表する女性ピアニストで、ドイツを拠点に活躍する実力派、小菅優のピアノリサイタル。彼女はベートーヴェンのピアノソナタの全曲リサイタル・録音を達成しています。
 NHKのプレミアム・シアターでピアノの単独演奏を取り上げるのは実力の証でしょう。
 今回プログラムのテーマは「風」。バロックから現代曲までの作品が並んでいます。
「今回の公演では,目に見えないものに焦点を当て、さわやかな風の描写をはじめミステリアスで内面的な作品を中心として人間の心の奥まで探って行きたいと思います」と、彼女はプログラムノートに綴っています。
<曲 目>
・クラヴサン曲集 第1巻から「かっこう」「荒れ狂う風」  ダカン 作曲
・クラヴサン曲集 第3巻から「小さな風車」  クープラン 作曲
・クラヴサン曲集と運指法 第1番から「鳥のさえずり」  ラモー 作曲
・迦陵頻伽(カラヴィンカ)    西村 朗 作曲
・ピアノ・ソナタ 第17番「テンペスト」  ベートーベン 作曲
 ( 休 憩 )
・薄暮 作品56から「シルフィード」  シュミット 作曲
・前奏曲集から「帆」「野を渡る風」「音と香りは夕暮れの大気に漂う」
                「西風の見たもの」「沈める寺」「霧」 
        ドビュッシー 作曲
・霧の中  ヤナーチェク 作曲   
(アンコール)
・練習曲集 作品25 第1 変イ長調「牧童」ショパン作曲
・ゴイェスカス から第4曲「嘆き」 グラナードス作曲

 収録:2019年11月29日 東京オペラシティ コンサートホール 

 前半は、まず3つのクラブサン曲、カッコウはどこかで聞いた気がする作品。さわやかな風の描写で心が和んでくるような演奏でした。

 4曲目は迦陵頻伽(カラヴィンカ)、小菅さんが西村朗さんに書いてもらった曲なのだそうですが、「迦陵頻伽(カラヴィンカ)」とは仏教の阿弥陀経において、極楽に住むとされる人間の顔、鳥の体をもつ特別な鳥で、美しい声を持っている」という題名からして凄い曲。
 出だしから、これがピアノ(スタインウェイのフルコン)から出てくる音とは思えない響きです。ダイナミックで、とても力強い。これまでのピアノ演奏とはひと味も、ふた味も違い衝撃的な音でした。まさに現代的な新しい音楽の体験でした。それだけに演奏も見応えがありました。
 西村朗さんは「N響アワー」で司会者として登場していたので,その人となりは知っていたつもりでしたが、こうした曲を作曲するとは全く思っていませんでした。
 次がベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ 第17番「テンペスト」。私はペートーヴェンのピアノソナタの中では好きな曲のひとつでよく聞きます。
 すでに耳が聞こえなくなっていたハイリゲンシュタットでの作曲ですが、とても情熱に満ちた力強い作品です。有名な第三楽章は馬車が走る様子を表現したとベートーヴェンは言ったそうです。
 私はこの曲のCDを3枚持っています。そして三楽章のそれぞれの演奏時間を比べるとグレン・グールド(4:32)、ポリーニ(6:02)、リヒテル( SACD Hybrid ・・・6:38)となっています。驚くのはグールド版の演奏スピードです。まるでで駆け抜けるような速さで、すっきりとした演奏です。ポリーニ版は,標準といえますか美しく感動的な名演奏。リヒテル版は思いを込めてベートーヴェンの心の奥底に迫る演奏といえるでしょう。余談ですが、カップリングされた「熱情」は超秀逸です。
 3楽章の演奏時間にもそれぞれの個性が出るようです。

  グレングールドのCD テンペストなど

 さて、小菅優さんはといえば、演奏時間は6:51です。
 演奏には、集中力があり、訴える力もあって魅力的です。巨匠達の演奏は録音が古く、現在のホームシアターで同じ条件で聞いても音質がかなり違い、さらに大画面で演奏者の表情や仕草まで見てとれるので鑑賞する時の気持ちが違います。やはりNHKプレミアム・シアター(BS-P)は録画・録音技術が格段に進歩しているといえるでしょう。
 ベートーヴェン生誕250周年の年にふさわしい演目でした。

 後半は、シュミットの「シルフィード」、ドビュッシーの「前奏曲集」から6曲、ヤナーチェクの「霧の中で」と近代の作品が並ます。

 とりわけドビッシー「前奏曲集」からの6曲は、リサイタルのテーマに良く合った選曲でした。よく知られている「沈める滝」は、静寂感のある中から重々しい和音で寺が現れてきて,また沈んでいくイメージがよく現れていました。「霧」も霧のかかった幻想的な美しさが緻密に表現されていました。

   ヤナーチェクの名前は「シンフォニエッタ」でしか知りませんでした。
 「この曲で終えたいと思っていたのがヤナーチェクの『霧の中で』。娘オリガに先立たれ、作曲したオペラが受け入れられないなど悲惨な状態だったヤナーチェクの心の霧が表現された、はかない音楽ですが、『生きていかなければいけない』という強さを感じます。」(小菅優)
 ドビッシーの曲の印象主義的な影響が感じられ、繊細さとダイナミックさとでヤナーチェクの心境を上手く表現していました。個人的には3番の民族的な主題が繰り返されるところが興味深く聞けました。

 リサイタルのテーマが設けられていて、どのような観点から演奏を聴けば良いかが分かりやすく、また、演奏もこのテーマに沿って行っているという印象を受けて理解しやすかった。とても良い演奏会でした。    


クリスマス・コンサート2019

2019-12-24 | コンサート

 女房の今年最後のボランティア・訪問演奏が志木市の老人ホーム・ルストホフで

行われました。家族中心のクリスマス・コンサートです。

 二胡の会の参加もあり、おおいに盛り上がりました。

 ルストホフの方々の声援と協力もあり、楽しい時を過ごすことが出来ました。


筑波山望郷・・・オリジナル曲

2019-03-31 | コンサート

「筑波山望郷」は作詞者が物心ついた頃から毎日のように眺めた山です。しかし、歌詞の中にある中学校は既に廃校となり、隣にあった小田城跡の大欅も姿を消してしまったそうですが、筑波山は今でも昔の姿を見せてくれるふるさとの山だということです。
そうした心情を歌に詠んだものです。
なお、作詞者は私の元の職場の同僚、三津山喜久雄さん、作曲は水川まゆみです。
 すでに、アップロードしている「さくら恋」、「みんな夢の中」、「風の便り」、「学び舎」、「ひなたぼっこしよう」、「ばらの恋」、「古い写真を開いたら」、「愛犬デニー」、「南岳展望賛歌」についで10作目になります。

歌詞は、

われの住む町の丘から
今日も見える 筑波山
ああ懐かしや ふるさとの山

1.あれは 中学一年生のとき
  桜咲く 桜川の岸辺から
  長き山裾を霞ませた
  紫紺(しこん)の筑波山
  我が身独りで 静かに見つめた 
2.あれは 中学2年生のとき
  欅(けやき)立つ 
  小田城の本丸から
  小田山(おだやま)の上に顔出す  双耳(そうじ)の筑波山
  親しき友と 語らい見つめた
3.あれは中学三年生のとき
  霜白き 宝篋(ほうきょうざん)  の上から
金色(こんじき)なるご来光に
  染まれる筑波山
  登った友らと 肩組み見つめた

われの住む町の丘から
今日も見える 筑波山
ああ懐かしや ふるさとの山

です。


クラシック音楽館・・・N響 伝説の名演奏

2019-03-18 | コンサート

3月17日(日)の「クラシック音楽館」では、「N響 伝説の名演奏」以下の4曲が取り上げられました。

ギドン・クレーメル ベートーヴェンのバイオリン協奏曲、第一楽章   1986年3月26日の演奏

ギドン・クレーメル 1947~、パガニーニ国際コンクール優勝、チャイコフスキー国際コンクール優勝、
使用楽器ストラディバリウス

クレーメルの編曲したカデェンツァの演奏が白眉でした。

ホルスト・シュタイン指揮 交響詩「英雄の生涯」から   1993年1月6日の演奏

ホルスト・シュタインン 1928~2008、バイロイト音楽祭でワーグナーの「指環」全曲を指揮。ワーグナー指揮者としての
名声を高めた。 彼が、演奏終了後に汗にまみれた中に、目頭から涙がこぼれて見えたのは何故?

スタニスラフ・スクロヴァチェフスキー ベートーヴェン交響曲第5番第一楽章  1999年2月6日の演奏

スタニスラフ・スクロヴァチェフスキー 1927~2017、世界各地の歌劇場・オーケストラに客演。60年以上の圧倒的な
キャリアを持つ。あまりにも有名な冒頭部の迫力ある演奏は、とても魅力的でした。ほとんど、さわりだけでしたが・・・・。

ロブロ・フォン・マタチッチ ブルックナー「交響曲第8番」  1984年3月7日の演奏

ブルックナーのスペシャリストと言われたロブロ・フォン・マタチッチ1899~1985、の伝説の名演奏。
当時の楽団員の思い出とは・・・。

詳しくは、めいすいの音楽随想 クラシック音楽館 「N響 伝説の名演奏」 をご覧下さい。 


愛犬デニー ・・・ オリジナル曲

2018-08-05 | コンサート

  オリジナル曲「愛犬デニー」は、かけがえのない愛すべき家族の一員であった「スコティシュ・テリア」

のデニーが天国に召されたので、末永く忘れないよう歌ったものです。

 作詞は私の元職場の同僚の三津山喜久雄さん、作曲は女房の水川まゆみです。

 この「愛犬デニー」は今年2月18日にアップロードしましたが、吉田要さんの編曲により合唱曲にしました。
 そして、7月27に行われたコンサートで、あるまじろ合唱団有志により歌われました。ピアノ伴奏は水川まゆみです。
 そこで、前回の曲を削除し、新たに合唱曲としてYutubeにアップロードしました。

 ここYutubeにアップしているオリジナル曲の「さくら恋」、「みんな夢の中」、「風の便り」、
「ひなたぼっこしよう」、「ばらの恋」、「古い写真を開いたら」「学び舎」、
「南岳展望賛歌」に続くシリーズ第9作目です。


 写真は、歌にあわせて作詞者本人が撮影しました。

 (歌詞)

わが愛犬デニー
路焼ける暑き日も
空風の寒き日も
この街を歩く


わが愛犬デニー
そなたの先祖は スコットランド
そう スコティシュテリア
この街を歩く

どんなに吠えられても
尾を振り 挨拶し
知らぬふりをされても
尾を振って 近づく
そなたは
私に教えてくれる
皆と仲良くする大切さを
誰をも愛する大切さを

わが愛犬 デニー
雷の鳴る中も
雪降りしきる中も
この街を 歩く
わが愛犬デニー
そなたの歩みは のらりくらり
そう 「のらくろ」のモデル
この街を歩く

道行く人と会えば
止まって 見上げやる
声をかけてくれれば
嬉しがり 近づく
そなたは
言葉は話さぬけれど
人の気持ちを読むことができる
心に寄り添うことができる

わが愛犬デニー
明日も 元気に歩こうね
       歩こうね


南岳展望賛歌 ・・・ オリジナル曲

2018-08-04 | コンサート

 先日、和光市のサンアゼリア小ホールで行われた「まゆみとさとみと仲間たち サマー・ボランティア・コンサート 」で歌われた「南岳展望賛歌」。
 この曲は、北アルプス南岳の360度に拡がる展望の美しさを歌にしたものです。
 作詞は私の元職場の同僚の三津山喜久雄さん、作曲は女房の水川まゆみ、編曲は吉田要さんにお願いしました。

 Yutubeに、オリジナル曲としてアップロードしている第8作目です。
 写真は、歌にあわせて山好きの作詞者本人が何回かに分けて撮影してあります。

  2017年8月28日にアップロードしました〈これまでに465回のアクセス〉がこれを削除。
 このコンサートに合わせて、再度編曲し直し、合唱も練習を重ねたものを再度アップロードしました。音声はこの時のものを録音し
入れ替えたものです。

 

(歌詞)
1.君知るや 北アルプルス 南岳
  南に見ゆるは 雄々しき山よ
  あれが 穂高 穂高岳
  キレット流れる 雲速し 雲速し
2.君知るや 北アルプス 南岳
  北に見ゆるは 凜々しき山よ
  あれが 槍 槍ヶ岳
  流れる鳥が 超えて行く 超えて行く
3.君知るや 北アルプス 南岳
  東に見ゆるは 恋しき山よ
  あれが 常念 常念岳 遠き浅間が
  呼んでいる 呼んでいる
4.君知るや 北アルプス 南岳
  西に見ゆるは愛しき山よ
  あれが 笠 笠ヶ岳 たゆとう尾根に
  陽が沈む 陽が沈む

写真集 13枚
 1. 穂高岳と南岳小屋
    朝焼けの穂高岳
    穂高岳夕景

 2. 槍ヶ岳と天狗原
    雷鳥と槍ヶ岳
    秋の天狗原と槍ヶ岳
 
 3.南岳山頂から常念岳
   常念岳と浅間山
   常念岳と雷鳥

4.南岳小屋と笠ヶ岳 
  笠ヶ岳と雷鳥
  夕日沈む笠ヶ岳

    写真撮影三谷喜久雄 本人写真


まゆみとさとみと仲間たちのサマー・ボランティア・コンサート

2018-07-27 | コンサート

 今日は、和光市のサンアゼリア小ホールで女房と友人と仲間たちによる
コンサートがありました。

  私は、記録係としてビデオカメラ、録音機、カメラなどを持って
リハーサルの時から会場に入りました。

 コンサートは多くの人達が支えてくれて盛況でした。私としては、このホーム
ページで何回か紹介した、職場の友人三津山さんが作詞、女房が作曲したうちの
3曲をコンサートで紹介できたのが良かったと思います。Yutubeに載っている
だけで、ほとんど初めて聞いた方が多かったからです。

 特に「愛犬デニー」、「南岳展望賛歌」の2曲は合唱で、このコンサートのために
練習をつみ、格段に良く歌えたことが良かったと思います。
 また、次男の嫁さん、孫も参加して盛り上げてくれました。