めいすいの写真日記

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佐渡を訪れる(8)・・・ときの森公園

2016-04-28 | 旅の写真

ときの森公園

佐渡の朱鷺は、自然保護の対象として日本中に知られているので、一度見てみたいと思っていました。
今回の旅では、幸運なことに水田の拡がる、広大な地域を一匹の朱鷺が飛んでいるのを見つけることができました。白鷺よりやや大きく、薄いピンクがかった色をしていました。
飛んでいる姿は雄大です。佐渡には野生となっている朱鷺が100匹はいるとのことで、長男の借りている古民家の近くにも訪れることがあるようです。

朱鷺を見るには「トキの森公園」。ということで旅の最後に訪れました。

まずは、「トキ資料展示館」から。佐渡の朱鷺が絶滅しそうになり、件名に保護した経緯、中国からつがいの朱鷺を移入して繁殖させていった経緯などが説明されていました。

大きな朱鷺の人形

通路から「繁殖ケージ」を望む

「多目的飼育ケージ」で飼育されている。毛の色が異なる朱鷺

 

「朱鷺ふれあいプラザ」はガラス窓のすぐ近くにドジョウが泳ぐ小さな池が作られていて、そこにドジョウを食べに来る
朱鷺を間近に見ることが出来ます。朱鷺は用心深く、人には近づかないようですが、ここでは間近に見れます。
見ている限りではくちばしが長いので、どじょうをつかまえるのがあまり上手には思えませんでした。
写真はドジョウを啄む朱鷺

岩のりラーメン

帰りの両津港のターミナルビルで、佐渡汽船の売店の立ち食いそば屋に入りました。
食べたのは「岩のりラーメン」(770円)。売店の立ち食いそば屋にしては良い味でした。  

佐渡を訪れる 〈 完 〉 


佐渡を訪れる(7)・・・佐渡歴史伝説館・打祭そば

2016-04-27 | 旅の写真

佐渡歴史伝説館

佐渡の歴史を動く人形などで分かりやすく伝えてくれる「佐渡歴史伝統館」

「承久の乱」(鎌倉時代)で佐渡に流された順徳天皇。その第一皇女の恵子女王がまず向かえてくれます。

他に流刑になったのは、鎌倉時代の日蓮聖人。室町時代の世阿弥。写真は世阿弥。

酔っ払いのおじいちゃんと居眠りのおばあちゃんが佐渡の伝説をユーモラスに語ります。

人形劇は森鴎外の小説「山椒大夫」。安寿と厨子王のものがたり。

木下順二の「夕鶴」。鶴の機織りとなり、恩返しするものがたり。

猫が可憐な乙女に変身し、飼い主のそば屋を大繁盛にするものがたり。「おけさ」とは猫のこと。

これらの人形劇は、あまりに短くて、まさにさわりだけといった感じでした。

 

打祭そば

  開店して間もない「打祭(だっさい)そば」(佐渡市矢馳645 TEL 0259-51-0310

ランチの「天ぷらそばセット」を食べました。まずまずの味でした。


佐渡を訪れる(6)・・・家庭料理

2016-04-25 | 旅の写真

 最後の夕食は、佐渡らしい食事ということで長男の嫁さんが心を込めて準備してくれました。

 借りている古民家の庭、、自然の食材もここでも見つかるようです。今後は耕して畑にしていこうということでした。

献立は、家の庭や近くで採れた「つくし」と「こごみ」の天ぷら。
つくしは、子どもの頃、私の家の近くの新河岸川の堤防でも、たくさん採れたのですが、今はほとんど採れません。
よく、卵とじにしてもらいました。つくしもこごみも天ぷらは初めてでしたが、とても美味しく食べられました。

 お刺身は近くの魚屋さんから買ったブリ。これまで佐渡で何回か食べましたが、こんなに量はありませんでした。ブリは今が旬なのかも知れません。

佐渡特産の海草加工食品の「いごねり」。

 佐渡で採れたバイ貝。日本海側で採れる貝のようです。本当は佐渡では安く手に入るサザエの予定だったそうですが、
この日は午前中に売り切れたとのこと。

 

里芋と竹の子などの煮付け。

御飯は「お隣さん」に分けてもらっているという「佐渡のコシヒカリ」、缶ビールとお酒もあったのですが撮るのを忘れました。

そして、デザート。

 

 


佐渡を訪れる(5)・・・竹の子の刺身と純米大吟醸「真野鶴(実来)」

2016-04-24 | 旅の写真

今回の宿泊は長男が勤務先が佐渡になり、借りることになった古民家でした。庭が広く、敷地の一部に孟宗竹が生えています。
そこから、一日に一、二本の竹の子が出てきます。

その竹林で、竹の子掘りをしました。実際に竹の子を掘るのは生まれて初めて。鍬で掘りましたが、竹の子には太い地下茎が付いています。
そこから栄養をもらっているらしい。掘り進むと地下茎に当たります。それを切り取ると竹の子が掘り起こせます。
今回は、ちょっと小さめで、下の部分まで完全には掘り起こせませんでした。

せっかく掘ったばかりなので、竹の子の最も美味しい食べ方という刺身にすることにしました。
ところが、採った竹の子の皮をむいて、そのまま、スライスして食べると「青臭くて食べられないので無理」と長男がいいます。
それではネットでと、調べてみたら、「ぬか」で20分ほどで「あく」出しをし、それから冷やすとの説明がありました。魚の刺身とは違うようです。
すぐに長男の嫁さんに作ってもらいました。たまたま「ぬか」が無かったので米の研ぎ汁で「あく出し」をしたとのこと。

あく出しをした後、すぐにでないと食べられないようです。それで刺身というのかも・・・。

 小さな竹の子だったので、良かったのか、とても軟らかです。もっと沢山あったのですが、「美味しい、美味しい」と半分食べた後、
「そうそう、写真、写真」と慌てて撮りました。

  お酒は長男が用意してくれた。佐渡の銘酒「純米大吟醸 真野鶴 実来(みく)」を飲みながら竹の子の味覚を楽しみました。
 お酒の方はフルーティーな味わいがあり、さすがは純米大吟醸といえるものでした。
ブログに載せるため、ネットで調べると「「朱鷺と暮らす郷づくり認証制度」に則って栽培された越淡麗を100%使用」、
「越淡麗とは、日本の2大酒米「山田錦」と「五百万石」を掛け合わせた新潟独自の新しい酒米です。新潟県の酒造業界が一丸となり、
構想18年を掛けて開発し、2006年に世に登場した期待の酒米」とありました。
 お値段は720ml が5000円。朱鷺と共存できる田んぼで採れた米というのも感動しました。用意してくれた嫁さんと長男に感謝 (^_^)


佐渡を訪れる(4)・・・「魚道場 長浜荘」

2016-04-22 | 旅の写真

旅の二日目の昼食に、「佐渡の魚の素晴らしさを知るためにどうしても食べてもらいたい」と長男の嫁に連れられて

真野湾に面した「魚道場 長浜荘」を訪れました。

入るとすぐ右手に大きな水槽があり、ヒラメやサザエ、牡蛎、そしてナマコ、さらには白魚などが入っています。

はじめに白魚を食べました。生きたままの「踊り食い」です。小学4年生の男の孫は殺生はしたくないのか食べませんでした。

 私の頼んだのは 「刺身定食(特上)」(2650円)、普通の刺身定食より1000円高いので、少しは良いネタが使われるだろうと無理をしました。
出てきたのは、予想を超えての素晴らしい刺身でした。まぐろ、ブリ、ヒラメ、イカの巻物、アワビの肝、アワビ、サザエ、牡蛎。
ふつうはハマチなのに、ブリというと近海で採れたものなのでコシがあるような気がします。ヒラメの刺身も珍しい。
 アワビもサザエも刺身として食べたのは何年ぶりか?といったところ。コリコリしていました。牡蛎は加茂湖で採れたものでしょう。いやみが
がなく素直な味でした。イカのそうめんも生姜味で、なかなかの美味、イカの塩辛も手作りで絶品でした。そのため、大瓶のビールも進みました。
 刺身定食と言いながら、鯖の味噌煮、海老の天ぷら、こんにゃくの煮付けなどが付いているのも、なかなかの気配りです。
高価な昼食となってしまうかなと思っていましたが、水槽のものを網ですくって料理する様子もみえ、新鮮で、素晴らしい料理に満足しました。

女房の食べた「海鮮丼」(1260円)も、なかなか充実していたようです。

佐渡の海の味覚を味わうのに、とても良いお店でした。 


佐渡を訪れる(3)・・・大佐渡スカイラインと佐渡金山

2016-04-21 | 旅の写真

大佐渡スカイラン

 佐渡の中心部から車で、大佐渡スカイラインを使って佐渡金山に向かいました。

 大佐渡スカイライン・・・白雲台駐車場から相川方面を望む 4月上旬に除雪が終り、やっと開通したとか。

「大佐渡スカイライン」は佐渡の金北山などの大佐渡山脈を南北に通る観光道路で白雲台からの展望は
佐渡の中心部を望むことが出来て素晴らしい。また、この時期は道ばたに片栗の花がたくさん咲いていました。

両津港と右が加茂湖 

国中平野、佐渡の中心部。集落が広がり、水田が広がっています。向こうには本州の山々も望めます。

真野湾

展望台の案内図には本州の山々がはっきりと見えていますが、この日はよく見えませんでした。

● 佐渡金山 

 佐渡の金山に到着。いくつかのコースがありましたが、最も一般的という「宗太夫坑(そうだゆうこう)江戸金山絵巻コース」
を見て回りました。

水上輪と呼ばれる坑内の汲み上げ作業。金の採掘がどんどん進むとともに、坑道は海面下になりました。

坑内に新鮮な空気を送る作業

坑内の休憩所

佐渡金山の岩質は固いが、断層や地質によって崩れやすい場所があり山留め作業を行った。

 採掘作業・・・鑽(たがね)と 鎚(つち)

金穿大工は、鑽(たがね)を上田箸で挟み、鎚(つち)で打つ。上田箸は、短くなった鑽をつかむことができ、
しかも手元の安全を守るにも役だった。鑽は二日で一本消費する。短くなった鑽は、坑外の鍛冶屋の鍛冶小屋
に運ばれて再生された。

新しい金脈が発見された時の宴

 こうした坑内にあるに作業員のほとんどが動くようになっており、分かりやすい展示になっていました。

北沢選鉱場跡  佐渡金山の施設、かつて東洋一と言われた金銀抽出施設跡

この周辺には、白いタンポポが咲いていました。白いタンポポを見るのは、私は初めてです。


佐渡を訪れる(2)・・・長谷寺と真野湾の夕日

2016-04-20 | 旅の写真

  佐渡の面積は856平方キロで、東京23区の面積621平方キロよりずっと広い。車で走ってみると、広いので、ここが島
なのかという感じがします。中央に見えるのが金北山で1172m、4月の中旬でも雪を抱いていました。
島の中央部は国中平野と呼ばれ、農業が盛んで美味しい「佐渡コシヒカリ」が収穫できます。
漁業も盛んで、両津の近くにある加茂湖では、牡蛎の栽培が行われています。

● 長谷寺(ちょうこくじ)

 佐渡の古刹である長谷寺。本尊は弘法大師(空海)作と伝えられる「11面観音像」 で国の重要文化財。33年毎に御開帳。

仁王門の左右には金剛力士像が飾られています。享保年間(1716-35)の建立。

 山門内に飾られている「金剛力士像」。平安時代後期の作と伝えられています。国内の多くの金剛力士像は鎌倉時代以降に作られて
おり、大変貴重なものだということです。新潟県指定文化財。


手水場。

本堂

観音堂に続く石段。

観音堂

身代わり地蔵。多くのお地蔵さんが並べられていました。

「五智堂」は新潟県指定の文化財。貞享4年(1687)に長秀住職により建立されたものです。

境内にある新潟県指定の天然記念物「三本杉」。いずれも樹高約50m、目通りの周囲6.4m以上の大樹です。樹齢は千年以上(推定)。

長谷寺は、「花の寺」ともいわれています。この日は桜が満開でした。「牡丹の花」が有名なようです

また、このお寺ではウサギを何匹か放し飼いしていることも特色のようです。

● 真野湾の夕日

真野湾の夕日が美しいというので、海岸線まで向かいました。


佐渡を訪れる(1)・・・ジェットフォイルと「いさりび」の刺身定食

2016-04-20 | 旅の写真

新潟港の「佐渡汽船・ジェットフォイル」・「カーフェリー」の乗り場

 

ジェットフォイルは、新潟港と両津港(佐渡)をⅠ時間5分で結ぶ船で、米国ボーイング社が開発したものを川崎重工がライセンスを
取得し建造しました。最高速度が時速45ノット(約83km/h)。ガスタービンで動かすウォータージェット推進機によって、海水を吸い込んで
船尾から勢いよく噴射、水中翼で船体を海面上に持ち上げて航行する高速船です。

佐渡に向かう途中で、両津港から佐渡に向かうジェットフォイルが見えました。
はるか彼方にかすんで見えたものを望遠レンズで取りました。海の上を80Kmで進むため、衝突しないように
航路は開けているようです。おそらく、気づいた人は少ないと思います。

ところで、この船は全国の離島航路で広く使用されているようなのですが、もう20年以上建造されていないとのことです。
そろそろ耐久年数を超える船も出てくるというのですが、5隻程度/年のロットがなければ生産できないという問題を抱えて
いて、消滅の危機もささやかれています。「早い」、「揺れない」「小回りが利く」など有用な船なのに・・・・・どうなるのでしょうか。

なお、片道運賃はジェットフォイルは6260円 カーフェリー2等が2250円、航行時間はジェットフォイル1時間5分、カーフェリーは2時間30分です。

両津港には、巨大な「佐渡おけさ」の人形がありました。

お昼過ぎに着いたので、「いさりび」という店で、刺身定食を食べました。刺身はブリ、甘海老、もんごイカ。


椎茸丼

2016-04-08 | 家での食べ物

女房の知り合いから大変大きくて立派な椎茸をいただきました。美味しく食べるにはどうしたらよいかと思い、
「椎茸丼」にすることにしました。昔、どこかで「椎茸丼」というメニューを見たことはありますが食べたことはありません。

二人前を作るのに、上の写真のうち、大きいもの3つを使い、親子丼やカツ丼を作る要領で調理してみました。
材料は他にタマネギ1ヶ、鶏肉70g、卵2ヶ。三つ葉少々。
はじめに、タマネギと鶏肉を油で炒め、椎茸を加えます。そのあと、めんつゆを入れ、煮込み、溶いた卵を加えて出来上がり。
真ん中に三つ葉を添えました。
椎茸の旨味が良く出て、シコシコという舌触りもあり、おつな感じでした。


新河岸川・・・志木市の桜 2016

2016-04-03 | 

新河岸川(志木市・・・いろは橋下流)の桜は今日がちょうど満開です。やはり桜にはなの花がよく似合います。

堤防の散策路には赤い桃の花も咲いて、彩りを添えていました。

川面に面した桜の木の下では家族連れがお花見を楽しんでいました。

河川敷の広場では、「さくらまつり」が行われ、賑わいを見せていました。


連続テレビ小説「あさが来た」・・・本日完結

2016-04-02 | その他

「あさが来た」は今世紀に入ってからはの朝ドラの視聴率トップとなるということですが、私も欠かさず見て楽しむことが出来ました。終わってみると、何か喪失感があります。

 江戸時代から始まるのは、朝ドラでは初めてということですし、ヒロインのモデルの白岡あさは実在の人物(広岡浅子)で、この人の生涯を知るだけでも、とても興味深いものでした。
  古川智映子が「明治の人物事典」にあった14行だけの記載から広岡浅子に光を当て、小説「土佐堀川」を書くまで、彼女はほとんど忘れ去られていた人物だったようです。

  やはり、一番驚かされたのは九州の炭鉱にピストル持参で彼女が乗り込み、苦労を重ねながらも経営を軌道に載せるとは到底考えられないことです。さらにそれが明治時代の初期のことですからなおさらでした。
 ドラマでは、ピストルは五代友厚からもらうことになっていますが、実際はそうではないらしいし、炭鉱での服装は和服ではなく、洋服だったという話もあるようです。炭鉱で働荒くれ男達も度肝を抜かれたことでしょう。
 大名屋敷に乗り込んで借金の取り立てをするシーンもやはり凄かった。諦めず筋を通して談判する様子は、頭脳明晰だったことも分かります。
  相撲だけでなく、囲碁も強かったようです。祖父から習ったのでしょうが、浅子の棋譜が載った新聞が残っています。相当の棋力だったようです。
 
  また、ドラマでは一切出てきませんでしたが、嫁入りした当時、結核を病んでいたとのこと、それが、後に自然治癒したという事実もあるようです。
  萬屋という男に、刺されてしまうシーンがありますが、本当に生死をさまようほどの重傷だったようです。ドラマでも三途の川が出てきたりしました。
  「九つ転び、十起き」という座右の銘は、彼女があふれるような強い意志と生命力を持っていたという証でしょう。

 もう一つデーン・フジオカが演じる五代友厚という人物も、私は全く知らない人でしたが、明治維新の際に薩長の戦費取り立てで崩壊してしまいそうだった大阪を立て直した著名人でした。大阪造幣局、大阪証券取引所、大阪商工会議所など設立した人物であることをしりました。「商都・大阪」を基礎を作った人物だったのですね。大阪には5つも6つも銅像があることが偉大さを物語っています。。
  NHKの「英雄たちの選択」で五代友厚は、総理大臣になってもおかしくない人物だったという説明がありました。

 登場人物では、五代ロス、新次郎ロスなどと言われましたが、これは女性視聴者のはなし。
 私は 田村宣を演じた吉岡里帆さんが魅力的でした。眼鏡を外したシーンもありましたが、さらに美人。モデルは日本女子大学の四代目学長だそうです。