隅田川の左岸(墨田区川)は、墨堤と呼ばれ、「墨堤さくらまつり」が行われています。
正面の建物は墨田区役所。ちょうどこの周辺で夏には「隅田川の花火」が行われます。
菜の花を植えてある一角もあり、目を楽しませてくれます。
古木の中には幹から花が咲いているのもありました。
さらに、墨堤通りをはさんで墨堤公園もあり、ここも桜が見事に咲いています。墨堤公園内にある、牛嶋神社と桜。
墨堤公園の桜。
しかし、なんといっても「花より団子」。
江戸の昔から、墨田区川には「言問(こととい)団子」があります。
茶店で食べる「言問だんご」は、お茶付きで600円。
「言問」とは、在原業平が詠み、伊勢物語にも出てくる
名にし負はば いざこと問はむ都鳥 わが思ふ人は ありやなしやと
に因んでつけられました。隅田川のこの辺りで業平が詠んだと伝えられています。
また、もう一つの名物は、「長命寺の桜餅」。6ヶ入り1200円。
この桜餅は、塩漬けされた桜の葉ですっぽりと包まれていて、中身が見えません。
本当は、皮ごと食べるのでしょうが、一部だけ食べました。