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めいすいの写真日記

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北欧の旅から(3) ・・・ ヘルシンキ大聖堂

2011-07-30 | 旅の写真

 ヘルシンキのほぼ中央にあり、市内では最も有名な観光名所ヘルシンキ大聖堂

 30年の歳月を費やして1852年に完成しました。ルーテル派の教会でルーテル大聖堂とも呼ばれます。
 設計はカルル・エンゲルで、ドームを中央に配したシンメトリカルなデザイン、白亜の建物が印象的です。収容人員は1300人。

  ヘルシンキ大聖堂は元老院広場に面しています。元老院広場は広さ3000㎡で石畳の作り。
 写真はヘルシンキ大聖堂から元老院広場を望んだところです。

 
 広場中央にはロシア皇帝アレキサンドル2世の銅像があります。ロシア皇帝在任期間は、フィンランドの大公も兼ねていました。
 
 
 教会の東側には祭壇があります。
 
 
 西側には立派なパイプオルガンがあります。
 
 
 こちらは、説教台。
 
 
 礼拝用の椅子に貼られていた黒い繊維は、雄の馬の尻毛で作られています。
 1mあたり80万円もすると聞いて驚きました。近寄って、よく見ると模様があります。
 座席は1300分なので、材料を揃えるのがまず大変でしょうし、手をかけて作ったことがよく分かります。

 内部は、歴史も浅いこともあって、意外に簡素に造られていました。 

北欧の旅から (2)・・・ シベリウス公園

2011-07-28 | 公園を訪れる

ヘルシンキの中心街西部にある「シベリウス公園」。
作曲家ヤン・シベリウスの偉業を記念するためのモニュメントが置かれた公園です。

中に入るとまず美しい白樺の木が目につきます。
キシリトールガムで知られるキシリトール(天然素材の甘味料)は、
この白樺の樹液から取れ、フィンランドで主に生産されているとのことです。

園内には松も多く植えられています。
フィンランドは森と湖の国と言われますが、森の木の多くは白樺と松のようです。

モニュメントは、女性彫刻家のエイラ・ヒルトゥネンの作品。
パイプオルガンを連想させるステンレス・パイフの彫刻です。

しかし、ステンレス・パイフの彫刻ではシベリウスをイメージしにくいことから、
後でその脇の御影石の上にシベリウスの肖像彫刻を付け加えたとのことです。

園内には、何気ないところに、あまり見かけない花が咲いていました。

ヘルシンキ(フィンランド)で見かけた野の花(8題)

2011-07-25 | 

北欧への旅の第2日。フィンランドの首都ヘルシンキの郊外で見かけた野の花々。

柳蘭(やなぎらん)

繁殖力が強いようで、道路脇などに咲いているのよく見かけました。
高原の花といわれているだけあって、緯度の高い北欧は環境に適しているのでしょう。

あざみの仲間? 比較的大きな植物。日本ではあまり見かけないような気がします。

タンポポとは、少し違うようですが、名前は分かりません。

こちらも

こちらの花の名前も?

セリ科?オミナエシ科?

こちらは禊萩(みそはぎ)? 

こちらは、ハマナスの花。

いずれの花も、北欧の短い夏の時期を惜しむかのように、咲いていました。気温は15度~25度程度。

撮影 7月11日


北欧の旅から(1)・・・ 旅のあらまし

2011-07-22 | 旅の写真

    

                                   ダレスニッパ展望台からゲイランゲルフィヨルド(ノルウェィ)

7月10日から20日までの11日間、フィンランド・スウェーデン・ノルウェイ・デンマークの「北欧」4カ国を巡る旅をしました。


旅の目的は
①ヘルシンキ、ストックホルム、オスロ、ベルゲン、コペンハーゲンの5都市の歴史的な建造物、公園、宮殿、絵画・彫刻を見て回る。
②オスロフィヨルド、ゲイランゲルフィヨルド、ノルドフィヨルド、ソグネフィヨルド、ハダンゲルフィヨルドの5つのフィヨルドを観光する。
③ダレスニッパ展望台、ブリクスダール氷河、ブィーク村、スタルハイム渓谷、スタインダールの滝の5つの絶景を見る。
④タリンク・シリアライン、ソグネフィヨルドクルーズなど、クルーズを楽しむ。
⑤フロム山岳鉄道、ベルゲン鉄道の旅を楽しむ。
となっていましたが、天候に恵まれ、上記の予定のすべての箇所を無事見て回ることが出来ました。


これらの都市観光と、豊かな自然をバス、鉄道、クルージングによる観光により、北欧の一面を知ることが出来たと思います。
その内容を、時折、北欧の夏の花を見ながら、十数回に分けて綴っていく予定です。

ゲイランゲルの港 (ノルウェィ)

ヘルシンキ大聖堂 (フィンランド)

コペンハーゲン・ニューハウン地区 (デンマーク)

オスロ・フログネル公園 グスタフ・ヴィーゲランの彫刻 (ノルウェィ)


なでしこジャパン ・・・ 聖地フランクフルト、競技場と新聞

2011-07-20 | スポーツ

私と女房は、10日から19日まで、北欧(フィンランド、スウェーデン、ノルウェィ、デンマーク)の旅に出ていました。

なでしこジャパンのワールドカップの試合、準決勝のスウェーデン戦オスロで、決勝のアメリカ戦コペンハーゲンで迎えました。
事前情報では、ホテルのテレビで放映する予定(ドイツとの時差はない)でしたが、
実際には見ることが出来ず、インターネットのリアルタイム速報で、試合の状況を知るしかありませんでした。
しかし、ネットでもかなりの情報を知ることが出来、旅の仲間とともに喜び合うことがが出来ました。
17日午後11時過ぎに優勝が決まり、祝杯を挙げて眠りにつきました。

翌18日は、ホテルのロビーでホテル従業員の「なでしこジャパン優勝おめでとう!アメリカを倒してくれてありがとう」と祝福を受け出発しました。
午前中は観光地巡りをした後、コペンハーゲンから15時45分に成田に向けて直行便で帰る予定でした。

しかし、コペンハーゲンの空港に着いて目にしたのは帰る予定のスカンジナビア・エアラインズSAS 0983便(コペンハーゲン~成田)は機体故障のため欠航
帰国は一日延期の19日となり、SASの用意したホテル泊まりとなりました。

航路はコペンハーゲン~フランクフルトSAS639 便フランクフルトを経由し、それからフランクフルト~成田のルフトハンザのLH710 便で帰国することになりました。

コペンハーゲンからフランクフルトへのSAS639 便は運良く窓際のF席に座りました。

小さな丸窓から外を眺めていたら、フランクフルト空港へ着陸態勢に入った時、まずフランクフルトの中心部が見えました。
そして次に、白っぽい大きな建築物が目に入ったので、写真に撮ることにしました。
後でルフトハンザの乗務員に聞いたら、それが、わずか1日半前になでしこジャパンがアメリカと決勝で死闘を演じたフランクフルトのサッカー競技場だったのです。

宮間選手と沢選手が同点に追いつくゴールを決め、GK梅堀選手がアメリカのPKを2つ止め、まさに「なでしこジャパンの聖地」となったサッカー競技場 ・・・。
地鳴りのような歓声が響いたと言います。

そして、フランクフルト空港のLH710 便 の待合コーナーには19日朝のドイツ語の新聞がたくさん置かれていました。
これは、その一つ地元紙の「FRANKFURTER ALLGEMEINE」スポーツ欄。
なでしこジャパンチームの勝利の喜び溢れる表情と熊谷選手の優勝を決めたPKの写真、
肩を落とすアメリカのエース、ワンバック選手の写真と記事が全面に載せてありました。
ドイツ語で書かれているので、ほとんど内容が理解出来ないのが残念ですが・・・。

そして、このLH710便、世界一大きい二階建ての旅客用ジェット A320-80は、前日になでしこイレブンが日本に乗って帰った便だったのです。

機体の故障で欠航になり、経由地が増え、一日遅れての帰国になってしまいました。
しかし、なでしこジャパンの女子ワールドカップ優勝の余韻が残る” 聖地 ”となったフランクフルトへの神のお導きによる巡礼になった一日でした。

一枚目はPENTAX K7 +smc PENTAX-DA 18-135mm F3.5-5.6ED ALでで撮影


しばらくお休みします ・・・ 北欧の旅

2011-07-10 | 旅の写真

今日から夏休みを取り、女房と「北欧」(フィンランド、スウェーデン、ノルウェイデンマーク) へ 出発します。
このため「めいすいの写真日記」は、しばらくお休みしますが、帰国後この旅行記を本欄に連載するつもりです。
良い写真を撮ってきたいと思っています。出来れば現地の植物・花の写真も・・・。よろしく 

今回の旅行も例によってH社のパッケージツァー、やっぱり自由時間は少なく、お任せツァーになりました。

ガイドブックは、書店で購入したものと旅行社でもらったものを航空機の中やホテルの部屋で読んで予習する予定です。
毎回、旅行の際には、昔の試験勉強と同じように一夜づけです。でも、今回は旅行説明会には行きました。
 

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時計草(とけいそう)の花

2011-07-08 | 

隣の駅周辺に用事があり、自転車で出かけていったところ、途中の家の生け垣に時計草がたくさん咲いていました。
これまで、植物図鑑では見ていましたが、実際に見るのは初めて。
自然界の細かな造形美には、実際に見てみて驚きました。

時計草は、トケイソウ科トケイソウ属の熱帯植物の多年草です。ブラジル原産で、パラグアイの国花。
1730年頃(江戸時代中期)に渡来しました。花びらの形が時計の文字盤、
雄しべと雌しべを時計の針に見立てて時計草の名がつけられました。

開花時期は6月~ 8月上旬。時計草の種の数は約500で、現在も掛け合わせが行われているので、その種類はたいへん多いとのこと。

熱帯植物なのに、わが家の周辺で咲いているのは、耐寒性の強い種類なのでしょう。花言葉は「聖なる愛」、「宗教的情熱」。

PENTAX K7+ TAMRON 90mm MACRO F2.8で撮影


パキスタス・ルテア ・・・ お菓子のような花

2011-07-07 | 

 夢の島熱帯植物館の温室に咲いていたパキスタス・ルテアの花。パキスタス・ルテアはキツネノマゴ科パキスタス属の多年草。熱帯アメリカ・西インド諸島に分布。
 ギリシャ語の厚い(パテュス)+穂(スタキュス)が名前の由来ということです。

 栗やサツマイモの黄色のクリームと白い生クリームの色合いで、モンブランケーキを連想させます。 また、形はソフトクリームのよう。

開花時期は6月から9月。黄色い紡錘状の苞からでる白い部分が花。白い花はこれから多く咲くようです。
撮影中は黄色の包が花だと思っていました。

英名はgolden candle 、この名前も雰囲気が出ています。花言葉は「美しい娘」。

1枚目はPENTAX K5 + smc PENTAX DA 18-135mm F3-5.5で、2枚目はPENTAX K7+ TAMRON 90mm MACRO F2.8撮影


ジャカランダの花・・・世界三大花木、ソメイヨシノより美しい?

2011-07-05 | 

夢の島熱帯植物館(東京都江東区夢の島 2-1-2 TEL 03-3500-0281)の前庭に咲いているジャカランダ(紫雲木)の花。ノウゼンカズラ科ジャカランダ属の低木~高木。「桐もどき」とも呼ばれ、紫色の美しい花です。

ブラジル、アルゼンチン原産で、ブラジルの国花。熱帯から亜熱帯に生育します。高木にならないと花をつけないといわれていて、関東以北では生育が難しく、一般的には観葉植物として鉢植えにされるようです。

フランボヤン(鳳凰木)、スパトデア(火炎木)とともに世界三大花木といわれます。ということは、ソメイヨシノよりも、世界的には美しさでは有名ということになります。実際、南米などのジャカランダ並木の満開時の写真は素晴らしく見えます。(ネットにはLAのビバリーヒルズの街路樹の写真があります)

満開の時は、木を覆うほど花をつけます。しかし、東京周辺では花をつけることは、ほとんどないようです。夢の島熱帯植物館のジャカランダの花はパラパラとしか咲いていませんが、東京では貴重な花であるといえるでしょう。

PENTAX K5 + smc PENTAX DA 18-135mm F3-5.5、4で撮影


オンシジューム(雀蘭) ・・・ 夢の島熱帯植物館

2011-07-04 | 

オンシジュームは蘭の仲間。ラン科オンシジューム属で非耐寒性の多年草です。すべての品種が樹木に着生して育つ「着生蘭」。洋蘭の中では小さくて地味に見えますが、沢山花を咲かせる魅力的な蘭です。

ちょっと変わった形をしています。花言葉は「印象的な瞳」、「遊び心」。

PENTAX K5 + smc PENTAX DA 18-135mm F3-5.5、4で撮影


ハイビスカス・フェスタ(2)・・・夢の島熱帯植物館

2011-07-03 | 

夢の島熱帯植物館で開かれているハイビスカス・フェスタ。今更ながら、驚いたのはハイビスカスの品種の多さです。渡されたパンフレットには170種を超える品種が載せられていました。

でも、私にとって美しく思えるのは、よく見かけるオールドタイプのあっさりとした花です。

こちらは白いハイビスカス。

こちらは、初めて見た二段咲きの「オレンジフラミンゴ」。
雄しべが長く伸びて、先端部分に花びらがあります。
「レッドフラミンゴ」というのもあるようです。

PENTAX K5+ TAMRON 90mm MACRO F2.8で撮影

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ハイビスカス・フェスタ (1)・・・夢の島熱帯植物館

2011-07-02 | 

夢の島熱帯植物館(東京都江東区夢の島 2-1-2 TEL 03-3500-0281) で開かれている「南洋の島々とハイビスカスフェスタ」(6月7日~7月3日)を訪れました。

最終日の7月3日(日)には、南国のダンスステージが開かれて、フラダンスやタヒチアン・ダンスのショーが行われます。

ハイビスカス展示室にはハイビスカスの数多くの花々が展示され、苗の販売も行われています。

こちらはハワイ州観光局からのフラダンス用の衣装を身につけた人形。ハイビスカスのレイが似合います。

花びらに艶のあるハイビスカスは園芸用に品種改良されたもの?

こちらも中央部分が色鮮やかです。

1、2,3枚目は PENTAX K7 + smc PENTAX DA 18-135mm F3-5.5、4,5枚目はPENTAX K5+ TAMRON 90mm MACRO F2.8で撮影

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