めいすいの写真日記

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南部アフリカの旅(9)・・・チョベ国立公園のボート・サファリ

2014-06-30 | 旅の写真

昼食後、ロッジの船着き場からチョベ国立公園内を流れるチョベ川のボートサファリに出発しました。

きれいな蓮の花が咲いていると、ホッとします。

チョベ川はビィクトリアの滝のあるザンベジ川の支線ですが、乾期に入っていても水量があり、川幅もある大きな川です。

ボートサァファリの主役は、ワニです。このワニの大きさは3から4mほど。口を開いたまま、ほとんど動きません。死んでいるかと思うほど。
しかし、一端動き始めると素早い動きをします。そうでないと獲物は捕れないでしょう。
口を開いているのは、体温を下げるためだということです。 このようなワニを、今回のボートサファリでは大小3、4匹見かけました。

 ワニのいる近くを小猿が歩いていました。ワニに食べられる小猿は1年に何匹居るのでしょうか?

さすがに、バッファローは大丈夫でしょうが、それでも足をかじられ、川の中に引きづり込まれたら、危ないかも知れません。

ゾウが川の中州で、草を食べていました。川を泳いで横断し、中州の草を食べるようです。乾期が続くと陸地には、草がなくなるので
こうした、植物は貴重な食料となるはずです。

象は水浴びをするのが好きなようです。アフリカ象の本来の色は、こうした黒い色。体に砂をかけたりするので白っぽくなるのだとか。

 

ゾウの家族。120万頭の一部とはいえ、水辺には多くのゾウが集まっていました。

 

2時間ほどのボートサァファリから、もと来たロッジに戻ってきました。


西荻窪・・・日本料理「おみの」

2014-06-28 | 外での食べ物

今日は次男が、杉並区の高井戸に引っ越したこと、女房が昨日が誕生日であったことから、杉並区では珍しい一軒家の日本料理店「おみの」
(杉並区西荻南3-7-6、03-5370-3318、西荻窪駅南口徒歩2分)に昼食の招待をしてくれました。

いくつかある個室の一番奥に通されました。4人用の部屋でガラス越しに坪庭がありました。

前菜は、湯葉と「トマトとタマネギ」

お造り(刺身)、いさき、まぐろ、いか

カマスの塩焼きと枝豆と大根おろしとスダチ

こちらは煮物でカニ、ジャガイモ、インゲン、ゆば

天ぷら

茶碗蒸し

新ショウガのご飯、お吸い物、漬け物

デザートは、西瓜と杏仁豆腐。

中央線西荻窪駅周辺のごみごみした雰囲気とは違った、一軒家の日本料理店で、美味しい昼食をゆったりと取ることが出来ました。


南部アフリカの旅(8)・・・チョベ国立公園のサファリ・ドライブ

2014-06-27 | 旅の写真

チョベ国立公園への出発点でもある「チョベ マリーナロッジ」の玄関口。使用していたサファリカーはすべて新しい日産車でした。

サファリドライブとボートサファリでお世話になった「チョベ マリーナロッジ」。

外を見ると、ボートサファリの船着き場とチョベ川が見渡せます。

ロッジから、チョベ国立公園までは車で15分ほど。簡単な柵を抜けて、ゲームドライブに出発です。

チョベ国立公園はジンバブエやナミビアとの国境近く、ボツアナでも3番目に大きな動物保護区です。1万566㎢
( 日本で7番目の面積の県である岐阜県とほぼ同じ)の園内は、アフリカ大陸の動物密集地帯と言われています。

園内は舗装されていません。そのため、曲がりくねった悪路を走ることもあります。

 クーズー(kudu)。チョベ国立公園内に入ってから、初めて見かけた動物だったので感激しました。
 牡は体長190~250cm、体重190から350kgと大型です。皮はバックに、角は楽器に、肉食にしたり、用途が多い
 ので密猟者が絶えないといいます。サッカーのアフリカの応援団が使うブブゼラは、クーズーの角笛が起源だそうです。

クーズの雌と子供達も草を食んでいました。クーズは日本のどの動物園にも飼育されていないとのこと。

最初に目にした象。チョベ国立公園内には、なんと120万頭の象がいると言われています。まさに象のパラダイス。
若い象が水辺でハグをしているところ。お互いの親愛を確かめ合っているのだそうです。

チョベ川のほとりを歩く子象。迷子になってしまったようです。母親象を中心とするグループに入っていないと、ライオンなど
に狙われやすいと言います。

象の親子、余り近づくと雄の象が耳を広げて威嚇しながら近づいてきます。

 ライオンやヒョウなどの餌になりやすく、「マグドナルドのハンバーガー」ともいわれる、インパラの集団。
 でも、この周辺の国々には、マグドナルドは無いとのことです。

 手前はアフリカンハゲコウ。南アフリカ全域に生息。コウノトリ科の大型の鳥。水辺、内陸ともに活動します。

岡場で昼寝するカバ。

その先の、チョベ川にも多くのカバが水中で昼寝をしていました。

 公園内のイボイノシシには勢いがあり、もの凄いスピードで走りました。雑食性ですが、ライオンやヒョウやワニに狙われています。

 足を痛め、ビッコを引いていたバッフォロー。ライオンに襲われて傷ついたらしい。いずれもう一度ライオンに襲われて
 命を落とすだろうとのこと。痛々しいが自然の掟に従う意外にはないのでしょう。

ゲームドライブの休憩時間。だいぶ園内を走ったので水分が欲しくなりました。コーラ、ファンタなどの飲み物で休憩。

チャクマヒヒの群れ。ライオンやヒョウの住む地域では、厳しい日々を送らざるを得ないでしょう。
ヒヒの仲間で最大。顔が黒い。体長は 1m,体重は 50kgをこえます。ヒヒはとても知恵が発達しているようです。

 200mほど先に見つけることが出来たキリン。どうも無線連絡で、キリンのいる場所の連絡を受けたらしい。
 チョベ国立公園内では、初めて見かけたキリンでした。キリンをすぐ近くで見ることは今回は出来ませんでした。左の木の陰にもう一匹。

 これで、約2時間のゲームサファリは終わりました。 


南アフリカの旅(7)・・・ザンベジ川のサンセットクルーズ

2014-06-24 | 旅の写真

ザンベジ川サンセットクルーズの船着き場、船は午後4時に出航しました。船はまず下流に向かって船を進めます。

 空を見上げると、上空を気持ちよさそうにハンググライダーが飛んでいました。下流にはヴィクトリアの滝があるので、素晴らしい空間を
飛んでいることになります。

しばらく船上で、提供されたつまみを食べ、ビールを飲んでいると、突然、船の中で「象だ、象がいる!」 
この時はアフリカに来て、始めて見る象なので、船内は色めき立ちました。「どこ、どこ!」でも、見えたのは、お尻だけ。

 しばらくすると、木の陰に何頭か象がいるのが分かりました。動いています。船もゆっくりと川岸を動きます。
 そして、やっとアフリカ象らしい牙が見えました。

だいぶ下流に進んだところに、カバの群れが居ました。

 その少し先には、ヴィクトリアの滝の水煙が見えます。水煙には虹が架かっていました。位置的にはこうなっているのかと分かりました。
 今は水量が多いので、あまり先に進むと滝の中に一直線ともなりかねません。

今度は、また上流に向かっていきます。そろそろ、夕暮れが迫ってきました。サンセットツァーらしくなってきました。

再び「象だ。象が川を泳いでいる」、「あそこ、あそこ」との声。象は、鼻だけ出して泳ぐことが出来るようです。 まるで、ネッシーのようですね。

そして、サンセット。WBを工夫して赤を強調し、アフリカらしい雰囲気を出してみました。あの森には象やキリンがいるのだから。

 くわしくは、「めいすいの海外旅日記・・・第6日」をご覧下さい。


南部アフリカの旅(6)・・・ライオンパーク

2014-06-23 | 旅の写真

南アフリカ共和国、ヨハネスブルグ中心部から北へ25Kmのところにある、ライオンパーク 

2012年にNewsweekによって”Top 100 Perfect Tourist Destinations in the World”に選ばれました。
ライオンが80頭もいるサファリパークは世界でも希で、ヨハネスブルグでもNo.1の観光名所となっています。

子ラインオンに触れることの出来るコーナーもありますが、大きくなった子ライオンはちょっと怖い。

ミアキャットはおりの中に飼われていました。

シマウマとインパラは草原のはるか彼方にいたので、望遠で撮りました。

キリンが園内で、すぐ近くまで来て愛嬌を振りまいていました。

その後、うしろのトラックに乗って、ライオンの放し飼いエリアを見て廻ることになりました。
80頭もいると、活動は夕方から朝方まで、昼間は寝ているとはいえ何時襲われても不思議はなく、金網が張ってあります。

 白ライオン。野生にも白ライオンがいるのですが、白くなるのは劣性遺伝なので非常に数が少ないとのこと。
 手塚治虫の「ジャングル大帝」のレオは白ライオンでした。

一匹の雌ライオンが、トラックの近くまで近づいてきました。金網が張ってあるとは言え、ちょつと緊張が走ります。

リカオン(wild dog )昼寝の真っ最中。こちらも夜行性。

 チータの活動するのは昼間。地上最速の動物で、時速60kmのスピードで走ることが出来ますが、その距離は400mほど。
 ライオンは雌ライオンを中心に何頭かでチームを組んで狩りをしますが、チータは単独のため、狩りは上手ではないとの
 ことです。目の縁が黒いのは昼間プレイするプロ野球選手と同様、太陽の反射を防ぎ見えやすくするため。
 頭数は1万頭を切ったこともあり、絶滅危惧種になっています。


新河岸川の立葵2014

2014-06-22 | 

新河岸川の「いろは橋」上流右岸(志木市中宗岡1丁目)には、毎年ボランティアの人たちの手で立葵が植えられています。
ここのところ、毎年撮るようにしています。gooのブログで昨年はこんな写真を撮りましたと連絡があるからです。(笑)
今年、2014年も立葵の美しい花が咲きました。

立葵は、根元のつぼみから、順々に咲いていきます。ということは、今日22日はすでに、終わりの季節ということになります。

午前中の雨の水滴が、まだ残っていました。

毎年、この品種の花が多いのですが、例年見られる黄色の花が、今年はありませんでした。


南部アフリカの旅(5)・・・喜望峰とケープポイント

2014-06-21 | 旅の写真

 ヴァスコダ・ガマが大航海時代に「喜望峰」を経てインド洋に到達したのは歴史の教科書にも載る有名な話。この発見にポルトガル王が
 「CAPE OF GOOD HOPE 」と命名しました。日本では、本来は「希望峰」となるべきところを「喜望峰」と誤植してしまったとの話が
 あります。ただ、喜望峰が地図の上ではアフリカ大陸の南西端にあるわけではありません。ただ、ここにはバスで必ず訪れ、記念写真を撮
 ることになっているようです。

 「ケープポイント」はアフリカ大陸の南西部の最先端で、インド洋と大西洋が交差するところです。

 ケープポイントのケープルカー駅と売店。中央にケーブルカーが止まり線路も見えます。

 ケーブルカーに5分ほど乗り、さらに、そこから歩いて5分ほど上がりると旧灯台のある頂上に着きます。
 この灯台は高台にあるため、霧が出ると灯台の明かりが沖をいく船から見えないことがあり、何回も海難事故が発生しました。

そのため、新しい灯台がその先の岩山に建設されました。右斜面中央の白い屋根が新灯台。

ケープホープから見た喜望峰。白い砂浜はディーアス・ビーチ。こんなところで泳いでみたいですね。あまり沖には行けませんが・・・。

詳しくは「めいすいの海外旅日記・・・南部アフリカ第4日」をご覧下さい。


ウィーン少年合唱団コンサート

2014-06-20 | コンサート

6月13日(金)東京オペラシティ コンサートホールで開かれた
「ウィーン少年合唱団」のコンサートに行きました。

ウィーン少年合唱団の前身は、1498年神聖ローマ帝国皇帝マクシミリアン1世
が、20名ほどの宮廷礼拝堂少年聖歌隊として創設した少年合唱団というから
歴史は古い。その後1924年に「ウィーン少年合唱団」として公式に団体として
創設されました。現在は団員数約100名で、4つのグループに分けられて世界各地で
それぞれ約80回の公演をこなしているといいます。そして14才で退団。

これは、当日買ったCDのジャケット。
ウィーン少年合唱団というとモーツァルトやシューベルト、メンデルスゾーン、シューマン
の歌曲を天使の歌声で聴かせてくれる少年合唱団というイメージがあります。
とりわけ、シューベルト「野ばら」、シューベルト&グノー「アウ゜ェマリア」、映画「サウンド
オブ ミュージック」などの曲が印象にありました。

しかし、現在は、こうしたウィーンの伝統的な音楽に加えて、様々な国の曲、
現在良く歌われている新しい曲などもレパートリーに加えていました。団員も
様々な外国語の曲を歌わなければならず、たいへんだと思います。

なお、今回来日の団員の中に、日本人が一人いて日本語の発音なども教えているようでした。



年齢も体型も違う子供たちで構成されている合唱団ですが、規律も良く保たれ、
よく鍛えられた声で美しい歌を聴かせてくれました。

今回は、「ひこうき雲」、震災関連の「花は咲く」、などの日本の曲をメインにして
いました。印象に残ったのは、マイケル・ジャクソンの「ウィー・アー・ザ・ワールド」
トルコの民謡「ウスクダラ」、そして「美しく青きドナウ」と「ラデッキー行進曲」は
納得の終わり方。
アンコール曲は「アンと雪の女王」から、「レット・イット・ゴー」でした。

 


南部アフリカの旅(4)・・・ドイカー島とボルダーズビーチ

2014-06-19 | 旅の写真

南アフリカ、ケープ地方の貴重な野生動物の生息地を2つ。

ドイカー島 (SEAL  ISLAND とも呼ばれる) はケープ半島の主要観光地のひとつ。南アフリカオットセーのサンクチュアリ。
船で、島の周辺を見て廻ります。島には上陸できません。季節によって変化がありますが、3000頭ほどいるとのことです。
他に、海鵜やカモメなどの海鳥が見られます。
南アフリカオットセーはアシカの一種。主食は魚、貝、タコなど。体長は、1.2m~3m。雄は雌より大きく300Kgまで
成長するようです。 時速17Kmで泳ぎます。主な敵はサメ、シャチ、人間。
オットセーは高価な毛皮や陰茎や睾丸が精力剤の漢方薬材料として珍重されたため乱獲により激減しました。
ここは喜望峰自然保護区となっていて、オットセーは保護されています。

水中で泳ぐオットセー。運が良いと近くに鯨やイルカが見られたりするようですが、今回は見られませんでした。

ボルダーズビーチはアフリカペンギンのサンクチュアリとなっています。この辺りは南緯34度付近。北緯34度でいうと和歌山県付近。
つまり、南極にはまだまだ遠い、温帯に住むペンギンです。ここには、3000羽のペンギンが生息しています。成鳥は65cmほど。
絶滅危惧種です。

子育て中のペンギンです。孵化して2~3週間くらいとのこと。

詳しくは、「めいすいの海外旅日記・・・第4日」をご覧下さい。


南部アフリカの旅(3)・・・テーブルマウンテン

2014-06-17 | 旅の写真

 

南アフリカ、ケープタウンの街のシンポルであるテープルマウンテン。ナイフでそぎ落としたような平らな山が特徴です。
しかし、ケープタウンの雨期は4月から10月で、今の時期は天候が安定しません。
山の上に、白い雲が上手くかかるとテーブルクロスと言います。

この日、なんとか夕焼けが見れたので、3日目にしてやっと明日は頂上にケーブルカーで登れるかなと思いました。

翌日、朝早く向かうと、ケーブルカー麓駅に行くと晴れて、ケーブルカーは動いていて、乗ることが出来ました。
このケープルカーは床が少しづつ回転するため、景色が少しづつ動くという優れもの。5分で頂上に到着します。

すぐ側には、ライオンズヘッドという岩が見えました。

これが、テーブルマウンテンの模型。必ずしも、頂上が真っ平らというわけではありません。

1086mの山頂からは、東にケープタウンの街が、見渡せます。

さらに南を向くと、喜望峰やケープポイントが望めます。

西側には、大西洋が望めます。

小動物が登場しました。これはダシーというネズミの仲間です。

詳しくは、「めいすいの海外旅日記第4日」をご覧下さい。


亀戸大根 あさりセイロめし ・・・ 升本

2014-06-16 | 外での食べ物

久しぶり会った友人と、昼食を食べようということになりました。出向いたのは、江戸下町の味で知られる 「割烹 升本
入口正面には、本物の亀戸大根が飾ってあります。江戸の昔の野菜で全国一小さい大根とのこと。

(江東区亀戸4-18-9 、電話 03-3687-1533)

頼んだのは、「亀戸大根 あさりセイロめし」天ぷら付き。

天ぷらは、なす、シシトウ、亀戸大根と海老の揚げもの。

あさりのせいろ飯は、江戸下町の味。右は大根汁。中央は大根スティック。左上が豚の角煮。上中央はあさりおあがり揚げ。

そして、茶碗蒸し。といったところで健康にも良いと思われる内容でした。


映画「マンデラ・・・自由への長い道」と南部アフリカの旅(2)

2014-06-10 | 映画


映画「マンデラ・・・自由への長い道」を6月9日に見ました。

たまたま、5月23日から6月1日まで、南部アフリカを旅していたため、反アパルトヘイト運動の行われたヨハネスブルグ、ケープタウンなどの
地域を訪れていたので、映画が身近に感じられました。

生い立ちから、大学を卒業し、ヨハネスブルグで優秀な弁護士として活躍していた青年時代、最初の結婚と反アパルトヘイト運動への参画、
運動にのめり込んだための離婚、運動への理解を示す若いウィニーとの再婚、政府のアパルトヘイト政策が強攻策を増す中での武闘闘争
を選択、「民族の槍」という組織を作り上げ、テロを行うが逮捕され、国家反逆罪で終身刑、ロベン島18年を含め、27年間の激烈な収監生活
を送る。その間、民族の英雄として尊敬され続ける。

その後、解放されるが、迫害された白人への復讐をやめ、未来の南アフリカのため愛と共存を説き、悲惨で泥沼化つししあった武闘闘争を止
めることを黒人、その仲間達に理解させる。ここに指導者マンデラの大きな意義があった。その軌跡を映画は分かりやすく示してくれます。
膨大な数の黒人の運動と政府の軍隊・警察の争いも迫力を持って描かれ、なかなかの名画となっていました。

アパルトヘイト(人種隔離政策)とマンデラという言葉は耳にしていましたが、歴史的に実際どのような運動が行われたのか、ほとんど理解
していなかったのですが、現地を見、説明を受け、映画を見ることによって、一通りの知識を得られたような気がします。

☆ ケープタウンにて ロベン島

この船の5月25日午前便でロベン島に渡る予定でした。しかし、強風ということで「終日欠航」となってしまいました。

船の待合所には、ロベン島の航空写真がありました。ケープタウンからは12Kmでよく見えます。泳いで渡れそうですが、海流の流れが早く、
サメもいるため脱獄者はいなかったとのことです。

また、ここには刑務所で使われていた寝具も置かれていました。

☆ヨハネスブルグにて ソウェト地区、マンデラハウス

ヨハネスブルグ、反アパルトヘイト運動の中心地であるソウェト地区。

ヘクターピーターソン博物館。館内は写真を中心に多くの展示がありますが、写真撮影禁止。南アフリカ政府は、アパルトヘイト政策の一環
として学校で、支配者層のオランダ語系のアフリカーンス語の導入を決定、それに反対する高校生が1976年反発しデモを行った
(ソウェト蜂起)。これに対し、政府は武力により、高校生を押さえつけようと発砲し多くの死傷者を出しました。この時、警官によって
13歳の若さで、ヘクター・ピーターソンは射殺されました。
しかし、この時のヘクターピーターソンの死体を運ぶ写真が世界中に報道されため、南アフリカのアパルトヘイトは一気に知れ渡りました。

1976年6月16日のソウェト蜂起の記念碑。ヘクター・ピーターソンの死体が抱きかかえられている写真が脇にあります。

マンデラハウス付近。高校生達は坂の上からマンデラハウス(マンデラはロベン島に収監中)方向に向かい、
デモを始めました。それに対して、待ち構えていた警官隊は、こちら側から高校生達に向かい発砲しました。

マンデラハウス。南アフリカの公営住宅だったようです。

マンデラハウスは現在記念館となっていて、壁には妻のウィニーの写真がありました。
ウィニー自身も収監生活を送るなど反アパルトヘイト運動の先頭に立ちましたが、迫害を受けた白人を赦すことが出来ず、武力闘争を
主張。27年間の別居生活で二人の心は完全に離れてしまいました。

詳しくは、

めいすいの海外旅日記 南部アフリカ 第3日 ロベン島」、「めいすいの海外旅日記 南部アフリカ 第5日 ヨハネスブルク ソウェト地区

をご覧下さい


南部アフリカの旅(1)・・・カーステンボッシュ植物園

2014-06-04 | 

 南アフリカは「花の楽園」といわれるほど、南アフリカの固有種が多いことで有名です。
 世界遺産に指定されているケープ植物地域群は、総面積は約5530平方キロで、区域内にアフリカ大陸の全植物の2万2000種の
約20%が自生し、うち70%ほどが固有種という貴重な「自然遺産」となっています。

 「カーステンボッシュ植物園」は、このケープ植物地域群の中にあり、9000種もの植物が植えられているとのことです。

 歩き出してすぐのところにストレリチア(極楽鳥花)が咲いていました。伊豆の八丈島で栽培しているので、私にはなじみの花。

 このストレりチアの銘板には
 「Strelitzia reginae ’Mandera’s Gold’ BIRD-OF PARADISE FLOWER」

と書かれていました。

ネルソン・マンデラさんは、ストレリチアとともに、この植物園でも人気があるようです。

このアロエの花。私の家の近くで時々見かけるトーチリリーとも呼ばれる
「トリトマ」を思い出さずにはいられませんでした。

ところで、園内には見かけない鳥がいました。

こちらは、ハーディダ。

こちらはイージェットガン。

南アフリカ共和国の国花は、キングプロティアで10月頃開花するそうです。しかし、すでにつぼみか゜て゜きていました。
手前の黒い花は、昨年のキングプロティアで、未だにその姿を見せているもの。

開花したプロティアを説明する銘板。上の絵のすぐそばにありました。

こちらは、プロティアの1種。プロティアには100種を港得るプロティアがあるようです。

ケープタウンのランドマークであるテーブルマウンテンの麓に広がるのが、カーステンボッシュ植物園で地形も変化に富んでいます。

今は、花期とさく、エリカの花。

こちらも薄いピンクのエリカの花。

カーテンボッシュ植物園の詳しい説明は「めいすいの海外旅日記 南部アフリカ(第2日)・・・カーテンボッシュ植物園」をご覧下さい。