チョベ国立公園への出発点でもある「チョベ マリーナロッジ」の玄関口。使用していたサファリカーはすべて新しい日産車でした。
サファリドライブとボートサファリでお世話になった「チョベ マリーナロッジ」。
外を見ると、ボートサファリの船着き場とチョベ川が見渡せます。
ロッジから、チョベ国立公園までは車で15分ほど。簡単な柵を抜けて、ゲームドライブに出発です。
チョベ国立公園はジンバブエやナミビアとの国境近く、ボツアナでも3番目に大きな動物保護区です。1万566㎢
( 日本で7番目の面積の県である岐阜県とほぼ同じ)の園内は、アフリカ大陸の動物密集地帯と言われています。
園内は舗装されていません。そのため、曲がりくねった悪路を走ることもあります。
クーズー(kudu)。チョベ国立公園内に入ってから、初めて見かけた動物だったので感激しました。
牡は体長190~250cm、体重190から350kgと大型です。皮はバックに、角は楽器に、肉食にしたり、用途が多い
ので密猟者が絶えないといいます。サッカーのアフリカの応援団が使うブブゼラは、クーズーの角笛が起源だそうです。
クーズの雌と子供達も草を食んでいました。クーズは日本のどの動物園にも飼育されていないとのこと。
最初に目にした象。チョベ国立公園内には、なんと120万頭の象がいると言われています。まさに象のパラダイス。
若い象が水辺でハグをしているところ。お互いの親愛を確かめ合っているのだそうです。
チョベ川のほとりを歩く子象。迷子になってしまったようです。母親象を中心とするグループに入っていないと、ライオンなど
に狙われやすいと言います。
象の親子、余り近づくと雄の象が耳を広げて威嚇しながら近づいてきます。
ライオンやヒョウなどの餌になりやすく、「マグドナルドのハンバーガー」ともいわれる、インパラの集団。
でも、この周辺の国々には、マグドナルドは無いとのことです。
手前はアフリカンハゲコウ。南アフリカ全域に生息。コウノトリ科の大型の鳥。水辺、内陸ともに活動します。
岡場で昼寝するカバ。
その先の、チョベ川にも多くのカバが水中で昼寝をしていました。
公園内のイボイノシシには勢いがあり、もの凄いスピードで走りました。雑食性ですが、ライオンやヒョウやワニに狙われています。
足を痛め、ビッコを引いていたバッフォロー。ライオンに襲われて傷ついたらしい。いずれもう一度ライオンに襲われて
命を落とすだろうとのこと。痛々しいが自然の掟に従う意外にはないのでしょう。
ゲームドライブの休憩時間。だいぶ園内を走ったので水分が欲しくなりました。コーラ、ファンタなどの飲み物で休憩。
チャクマヒヒの群れ。ライオンやヒョウの住む地域では、厳しい日々を送らざるを得ないでしょう。
ヒヒの仲間で最大。顔が黒い。体長は 1m,体重は 50kgをこえます。ヒヒはとても知恵が発達しているようです。
200mほど先に見つけることが出来たキリン。どうも無線連絡で、キリンのいる場所の連絡を受けたらしい。
チョベ国立公園内では、初めて見かけたキリンでした。キリンをすぐ近くで見ることは今回は出来ませんでした。左の木の陰にもう一匹。
これで、約2時間のゲームサファリは終わりました。