めいすいの写真日記

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フォーレ作曲 ひそやかに 大久保康明歌

2013-05-24 | 
大久保康明さんは首都大学の教授。フランス文学の専攻です。
そのかたわら、アマチュアの域を超えたテノール歌手でもあります。
フランス、スペイン、イタリアの歌曲やオペラのアリアなど数多くのレパートリーがあります。
 
 
今年5月4日に板橋区立文化会館小ホールでプライベートリサイタルを行いました。
他に大久保藍さん(ソプラノ)、小池三夫さん(ピアノ、テノール)、梅澤直子さん、半田規子さん(ピアノ)も
共演しました。
知り合いということで、私は、ビデオカメラと録音機材を会場に持ち込み、DVDとCD制作を行いました。
 
 
その時のFauré(フォーレ)作曲のフランス歌曲「En sourdine (ひそやかに)」を
YuTubeに載せましたのでご覧頂ください。詩はヴェルレーヌ。ピアノは梅澤直子さん。
フランス歌曲なので専門分野、洗練された歌声をお聞きいただけると思います。
 

新宿御苑の春バラ (3)

2013-05-16 | 

バラ園をもう一方から眺めたところ。

HAGOROMO(羽衣)と名前が付いた薔薇。この花の一つだけを見ると、名前のイメージは浮かんできませんが、このような木の形に
するとなるほどと思います。

多くの薔薇のなかの一輪とすると、雰囲気が変わってきます。

 新宿御苑の青バラ。ちょっと青みがかっているという感じです。

ネットで調べると、最近は本当に真っ青なバラがあるようですが、私はまだ見たことがありません。

薔薇の色の好みは、人それぞれでしょう。情熱的な真っ赤なバラがいいという人。白バラが純粋でいいという人。
私はどちらかというとピンク派かも知れません。


新宿御苑の春バラ (2)

2013-05-15 | 

新宿御苑のバラの数は、他のバラ園に比べて特別多いわけではありませんが、たくさんの種類のバラがあるので集中力を保ち
写真を撮る必要がありました。

中の花弁が幾重にもなっているバラがいつくかありました。

牡丹を連想させるバラもありました。

アラベスクという名前の付いたバラ。アラベスクとはイスラム教のモスクの壁面などを飾る幾何学的模様のこと。
アラベスクという名前の曲を書いている作曲家が何人かいます。その中でも私は、シューマンのピアノ曲を思い浮かべます。
マウリツィオ・ポリーニ(P)が1974年に初来日した時に、演奏会に行きましたが、この曲を演奏しました。
その時のことを今でも思い出します。
http://mizukawa-t.sakura.ne.jp/ongaku-zuisou/pollini/pollini.html

薄い黄色のばら。


新宿御苑の春バラ (1)

2013-05-14 | 

ご近所のバラが、きれいに咲いて見頃を迎えているので、新宿御苑のフランス式庭園を訪れることにしました。
ここには、約100種、500株のバラが植えられています。都心で、これだけ見られるのはとても有り難いことです。
以前訪れた時には、時期が遅くて、生き生きとしたバラを見ることが出来ませんでした。
今回は、少し早めにと思っていましたが、今年は開花が早く、もう満開と言える状況でした。

オレンジ色のバラが賑やかに咲いていました。

赤と黄色のグラデーションが見事なバラです。

こちらはオーソドックスなクリーム色のバラ。

桃を思い出すような可愛らしいバラです。


パティスリー オランジュ・・・スィーツ

2013-05-07 | 外での食べ物

 武蔵野線高架下の脇、北朝霞から歩いて5分ほどにある、スィーツのお店。
「食べログ」の埼玉県スイーツ第12位(平成25年5月6日現在)。「朝霞台駅高架下美味しい味のパティスリー」との紹介がありました。埼玉県とはいえ、とても良く健闘していると思います。
 ということで、志木、朝霞、新座、和光の居住圏にあり、買い物圏でもあるので訪ねてみました。お店はしゃれた感じです。

 お店に入ると調理室が見えるようになっていました。ケーキがずらりと並んでいるわけではありません。

 頼んだのは、新作だというフルーツ・ロール(360円)。各種ロールケーキはこの店の人気商品。

 それと、ピスタチオと苺のムース。
 甘さはやや控えめ、すんなりと食べられて、軽い感じなので、もっと食べたい、また食べたいと言う気持ちになります。
 こういう気持ちになるのが美味しいケーキということなのでしょう。


オルジナル曲「みんな夢の中」

2013-05-06 | その他

オリジナル曲「みんな夢の中」をYuTubeにアップしました。
この曲は、かわいい孫が夢見てまどろんでいる様子を歌ったもの­です。
作詞は私の元職場の同僚の三津山喜久雄さん、作曲と歌は女房の水川まゆみ、
同じくアップしている「さくら恋」に続く第2作です。写真は、写真は歌にあわせて作詞者本人が撮影しました。

「歌詞」は

1.ゆうーらんゆうーらん
  私は夢の中
  マァマァのお胸のしとねで
  ゆうーらんゆうーらん
  青いろ浪が
  ゆれていた  ゆれていた

2.ぶうーらんぶうーらん
  私は夢の中
  バァバァのお腕のしとねで
  ぶうーらんぶうーらん
  庭のブランコが
  ゆれていた ゆれていた

3.ごうーとんごうーとん
  私は夢の中
  ジィジィのお膝のしとねで
  ごうーとんごうーとん
  赤い夜汽車が
  ゆれていた ゆれていた

4.ゆうーらりゆうーらり
  私は夢の中
  バァバァのお肩のしとねで
  ゆうーらりゆうーらり
  かわいいバスが
  ゆれていた ゆれていた

  みんな夢の中
  みんな夢の中

分かりやすくて歌いやすい曲になっていると思います。


映画「リンカーン」

2013-05-03 | 映画

 ゴールデンウィークなので、映画を見に行こうと思い、適当な映画はないかと思っていました。
そうしたら、スティーブン・スビルバーグ監督作品で、ダニエル・ディ=ルイスがアカデミー賞主演男優賞
を獲得したという映画「リンカーン」があると知り、見ることにしました。

 私のリンカーンのイメージというと、丸太小屋で生まれ、高等教育を受けず、ほぼ独学で学問を学び、
大統領まで上り詰めた人だということ。
あるいは奴隷解放宣言と南北戦争の終結、特にゲティスバーグでの有名な演説、
「人民の、人民による、人民のための政治(government of the people, by the people,
for the people)」などが頭に浮かんできます。

 しかし、この映画はゲティスバークの演説以降、リンカーンが2期目の大統領に当選し、フォード劇場で暗殺
されるまでの28日間を描いています。
 その中心として描かれているのは、奴隷制度の完全撤廃が目的の憲法修正を下院で通すため
の熾烈な議会対応。そして南北戦争下、大統領としての苦悩と家庭での妻と子の葛藤。
そうした状況が、幾分暗めの地味な背景の中に、迫力を持って伝わってきます。

 リンカーンを語る時には、あまり伝えられてこなかった妻や息子のロパートの関係も心を揺るがすドラマとなっています。
 妻メアリー・トッドは南部出身で、父親は地方の実力者。裕福な家で不自由なく暮らし、最高の教育を受けた女性。
当時、彼女が貧乏な田舎弁護士だったリンカーンをなぜ選んだのかはよく分かっていないといいます。
 しかも、一度婚約破棄、リンカーンの鬱病の回復を2年待って結婚する時は、家族の誰からも祝福されなかったとのこと。
 メアリーの結婚後の役割は不明だそうですが、結婚後、家計を切り詰め、手に入れた平屋の家を2階建てに、
増改築する費用を捻出するなどして、家庭を支えていたようです。

 ただ、メアリーの実家は数十人の黒人奴隷を持っていました。そのため、メアリー・ドットは共和党の人、北部の人
など奴隷解放を進める人々から疑いの眼で見られるようになり、リンカーンは、その都度、いろいろな非難から彼女を
守ることになります。

 メアリーは大統領夫人であることを意識し、社交界にふさわしい服装をしなければならないと高価なドレスを買う、
その点を理解できず辟易とするリンカーン。
 また、4人の息子の内、2人を失い、特にそのうちの一人が南北戦争で戦死。さらに息子ロバートが北軍に入隊する
といいだし、それをなんとしても止めさせたいメアリー。ロバートの強い入隊の意志と引き留めようとするリンカーン。
ロバートを戦死させないためには、憲法修正をなんとしても通さなければとリンカーンに圧力をかけるメアリー。

 3分の2の賛成を必要とする憲法修正の困難さの中、これら家族との葛藤が痛いように分かります。
しかし、こうした家族の様子をすピルバークは、冷たいやりとりも、なぜか心のぬくもりがあるように表現していました。
末っ子のタッドをかわいがるシーンもいい。

 アカデミー主演男優賞のリンカーン役ダニエル・デイ=ルイスの演技の素晴らしいのは言うまでもありませんが、
助演女優賞のメアリー役のサリー・フィールドも見事。ともに実物の写真によく似てるのも驚きです。その他、奴隷解放
推進派のスティーブンスなど共演陣も雰囲気をおおいに盛り上げていました。

 この映画を見て、リンカーンが強い意志とリーダーシップで、南北戦争を終結させ、ユーモアと温厚さで家庭を守っていく
姿に大いに感動しました。
 やはり、リンカーンは「アメリカの自由の歴史」を作った偉大で人間的な大統領だと思いました。