新河岸川 ( 志木市本町2丁目、富士下橋付近 ) の右岸は武蔵野台地がちょうど終わりとなる崖地・・・いわゆるハケになっていて、湧水による沼もあり豊かな自然環境になっています。そこに水木(みずき) の大きな木がたくさん茂っていて、この時期には、白い花を大量に咲かせています。
水木はミズキ科ミズキ属の落葉高木。春先に根本から大量の水を吸い上げ、枝を切ると大量の水がしたたり落ちることから名前が付きました。この地域は水が豊かなことから生態には適していると思います。開花時期は4月中旬から5月中旬まで。
傍らには、黄菖蒲が美しく咲いていました。黄菖蒲はヨーロッパ原産の外来種。繁殖力が強く野生化したものが河川や湖沼に拡がっていて問題になっています。おそらくこの黄菖蒲も野生化したものでしょう。
1枚目はPENTAX K5 + TAMRON 17-50mm F2.4 DIⅡ、2、3枚目はPENTAX K7+ TAMRON 90mm MACRO F2.8で撮影