マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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小長尾タワミネさん

2008年06月02日 08時20分48秒 | 曽爾村へ
昼前、山を切り開き憩いの場となった広場に集まった人は約150人。

植樹した桜も咲いてるし、天気が良ーなったのも総代のおかげやなとみんなから喜ばれるハルマツリの日。

爽やかな風が吹く広場でいただく手作り弁当はとても美味しい。

イノシシは出てこんけど、最近は鹿が畑を荒らすようになってな植えたもんが一晩でなくなることがざらやと話す奥さんたち。

日頃は顔を合わすことも少なくなってきたので会話が弾む。

地区で子どもはたったの一人だけど、数十人にもふくれあがっている。

地区を離れた子供らが孫を連れて戻ってきたんじゃといい、久しぶりの一家団欒。

平成15年春に開園した滞在型市民農園「クラインガルテン」の方々も参加する地域のコミュニケーション日和の一日は、当日来た人には必ず何かが当たるという大抽選会や御供撒きで盛り上がる。

(H20. 4.20 Kiss Digtal N撮影)

続、小長尾タワミネさん参り

2008年06月01日 07時49分16秒 | 曽爾村へ
トヤの長老は寒かろと境内にとんど火を点けて、御供撒きに使うモチやお菓子を供えておく。

祭礼はなくともハルマツリにやってきた地区の人は、多輪峰神社に立ち寄って手を合わせる。

ここまでは急坂で年寄りにはきついのうと一息つける。

20年前のことやったか、境内から見下ろしたとこにマッタケがあってな、籠いっぱい採ったと話す長老の顔は喜色満面になった。

(H20. 4.20 Kiss Digtal N撮影)

小長尾タワミネさん参り

2008年06月01日 07時47分15秒 | 曽爾村へ
曽爾村小長尾の峠山腹に祀られている多輪峰神社は山の神さん。

六つのコバ(川原、西出下、西出上、東出下、東出中、東出上の六組)と呼ばれる地区で神社を守っている。

山の仕事にトラブルがあったことから明治時代初期に元々あった下の秋葉神社の場所から移設された。

峠から見下ろす集落は萱葺屋根の家々が見られたが随分前に廃れてしまったという。

峠の向こう側は国見山。

山裾には萱がたくさん繁っていて山焼きやっていたが、昔のことだと長老はおっしゃる。

毎年4月7日の夕刻、同神社に総代や組頭、タワミネ講(以前は8人だったが現在は2人)の方々が集まって山の仕事の安全を祈願するタワミネさんの祭礼が行われる。

この日の昼、山腹の広場で弁当持参して、ハルマツリと呼んでいる岳ノボリの花見会に大勢の方々が集まるようにしていたが、15年ぐらい前からはみんなが集まりやすい第二日曜にした。

曽爾に桜が咲き出す時期は遅い。やはり花が咲いている時期にしたらどうかと今年から第三日曜に変えた。

(H20. 4.20 Kiss Digtal N撮影)

お亀の湯

2008年05月22日 08時18分48秒 | 曽爾村へ
4月が誕生月のおふくろ。

花見を兼ねて温泉に浸かりにいこうと曽爾村のお亀の湯を目指した。

土、日曜日は700円の入湯料が平日なら500円。

ありがたいことです。

ぬるぬる感覚の温かい源泉に浸かって日頃の疲れもどっかへ飛んでいく。

その前に腹ごしらえ。

温泉食堂で頼んだ月見うどんは600円。

麺はツルツルで喉ごしがいいし、出しはとても美味い。

何度も訪れたい温泉だ。

(H20. 4.14 SB912SH撮影)