マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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登弥神社筒粥祭

2006年02月05日 19時16分55秒 | 奈良市へ
奈良市の西の端の富雄川沿いにある石木町の登弥(とみ)神社では2月1日の早朝に氏子さんたちによる「筒粥祭」の神事が行われます。

まだ暗い朝4時頃から石木、大和田、城の3カ字の氏子さんたちが集まり、細い竹筒と小豆粥を大釜で炊きます。

炊き上がるまで1時間半。

6時前に竹筒を取り出し神饌に供えます。

7時頃に始まる神前神事を経て、竹筒の中に米や小豆の粒がいくら入ったかを見て、収穫する作物の豊凶を予測します。

いわゆる粥占いです。神事は300年以上の昔から続けられているが起源は明らかではありません。奈良市指定の無形民俗文化財です。

(H18.2.1 Kiss Digtal N撮影)