毎年1月14日に行われる五條市大津町念仏寺の陀々堂鬼走り。
鬼が持つ松明で災いを浄化し、新年の幸福を祈る行事は室町時代から続けられ今年で523回目を迎える。
茅葺き屋根の本堂、阿弥陀堂は陀々堂とも呼ばれているのは、松明を翳して飛び散る火の粉で身を清め、災いを焼き払う達陀(だったん)の秘法を行うことから、だったん堂が訛ってだだ堂と称されたようだ。
12日に作られた大松明はお堂の中に納められ静かに出番をまっている。
檜の木片で桶のように設えた松明台は、ハナミナワと呼ばれる細縄で締め付ける。
松明は地区の山から掘り出し、年数をかけて乾燥させたジンと呼ばれる松の根で、鬼の角のような形が美しい。
高さ1m20cm、直径70cmの大きさで重さは60kgにもなる。
本堂には昼の鬼走りを終えた後に行われる福モチ撒きのモチが所狭しに供えられ法要を待っている。
(H20. 1.14 Kiss Digtal N撮影)
鬼が持つ松明で災いを浄化し、新年の幸福を祈る行事は室町時代から続けられ今年で523回目を迎える。
茅葺き屋根の本堂、阿弥陀堂は陀々堂とも呼ばれているのは、松明を翳して飛び散る火の粉で身を清め、災いを焼き払う達陀(だったん)の秘法を行うことから、だったん堂が訛ってだだ堂と称されたようだ。
12日に作られた大松明はお堂の中に納められ静かに出番をまっている。
檜の木片で桶のように設えた松明台は、ハナミナワと呼ばれる細縄で締め付ける。
松明は地区の山から掘り出し、年数をかけて乾燥させたジンと呼ばれる松の根で、鬼の角のような形が美しい。
高さ1m20cm、直径70cmの大きさで重さは60kgにもなる。
本堂には昼の鬼走りを終えた後に行われる福モチ撒きのモチが所狭しに供えられ法要を待っている。
(H20. 1.14 Kiss Digtal N撮影)