前夜のことだ。
眠りにつくときはなんともなかった。
その後もなんともない。
ふと、目を覚ました。
喉の奥がカラカラに乾いて咳き込む。
喉に違和感がある。
いや、違和感どころではなく、喉も痛くなってきた。
痛くはなるが眠たい。
ふぅっと眠る。
またもや眠りから覚める。
就寝中であっても唾液は飲みこむ。
それがとても痛いのである。
傷みは烈風のように感じる。
カラカラ喉が潤いを求めている。
冷蔵庫にあるカルピスソーダを飲む。
イ、タ、タ、タ、タ・・・。
たまらない痛さである。
これはおかしい。
喉が痛くなるのは幼少のころから。
持病とでもいいたいぐらいの扁桃腺肥大症もち。
たぶん間違いなく喉の奥が腫れているのだろう。
なんとかその晩は眠りについた。
ときおり目が覚めれば汗ぐっしょり。
パジャマに浸み込みそうな濡れ具合。
扁桃腺の炎症の微熱であろう。
朝、いつも通りの時間帯に起きた。
傷みは治まるどころか唾液は飲みこめる状態でない。
いつも通りに計測する体重は69.0kg。
何か月も前から多少の前後はあるが、68kg~69kg台をキープしている。
血圧は150-71。
心拍数は43拍。
ほぼいつも通りだが違うのは喉の痛み。
朝ごはんを食べていても気になるが、焼けるという感覚はなくなってきた。
唾液も飲みこめる。
微熱はあるようだと思って計測してみるが結果は35.8度。
現状ではたいしたことはない。
これなら大丈夫、と思うが、今日も、明日も明後日も出かける用事がある。
特に重要なのは26日のまじない紫陽花の取材。
お約束をしている取材先にご迷惑をかけてはなるまい。
本日は土曜日。
午前中なら最寄りの診療所は診察日。
遅くなっては後々に響くと思って38年間もお世話になっている上田診療所に向かう。
症状を訴えて体温を測ったら36.5度。
起床時より、やや上がりぎみ。
測ってまもなく診察室に。
いつもと同じように穏やかな口調で問診される先生。
喉の具合を診てもらった結果は、一種、インフルエンザ等の風邪菌が影響する咽頭炎であった。
服用する薬は三日間分であるが、心臓病に毎日服用している薬に身体的影響があるのか、ないのか。
心臓病の主な薬はワーフアリン、利尿剤に胃薬、軟便錠。
たいした薬ではないが、私の症状にとっては大切な薬。
特に利尿剤の効果は大きく、これがなければとんでもないことになってしまう。
今年の正月三日間は服用を失念した結果は・・・。
思い出したくもないくらいのしんどさ、である。
で、今回の咽頭炎処方箋は細菌感染を治療するグレースピット錠に痛みや炎症を抑えたり熱を下げるロキソプロフェンナトリウム錠に胃薬のレバミピド錠。
グレースピット錠は朝、晩の服用。
ロキソプロフェンナトリウム錠、レバミピド錠は朝、昼、晩の服用。
重なっても特に問題なしということで、処方された。傷みもやや収まりつつあるが、帰宅早々に服用したグレースピット錠・ロキソプロフェンナトリウム錠・レバミピド錠。
効果は夕方に現われたが、これや、という自覚症状はない。
他にもSPトローチやうがい薬のポビドンヨードガーグル液もあるから、適度にということだ。
その日の夕刻は山城町鹿背山の虫送りを計画していたが断念した。
それからは一日、三回の処方箋の服用。
喉の痛みは和らいで翌日午後には収まった。
その日ぐらいからなんとなく変調を感じる。
喉ではなく尿である。
利尿剤を飲んでいるのにもよおさないのである。
もよおしたとしても排尿が少ない。
ちょびちょび排尿。
水道蛇口の栓が緩んでいるかのようなちょびちょび。
これがその日も次の日も・・。
お腹が張るし、食欲も落ちてきた。
そう、私の心臓は回転数が低い。
低いから利尿剤に頼らないと生きていけない身体である。
自宅におれば気がつかないが、オモテに出て歩けばすぐにわかる。
身体が重たいのである。
尿が排出されない場合はとてもしんどい。
そのうち体重に変化も。
28日、29日の朝は70kg台に上昇した。
一般の人からみれば1kg増えたぐらいならたいしたことありゃせんがなと云われそうだが、私にとってはしんどい状況。
毎日のリハビリ歩行の足取りも重さを感じる。
おふくろもロキソニンのお世話になったことがある。
団地下にあるごみ置き場でこけた。
そのときの診療に処方された薬がロキソニン。
飲んでからは毎日の食欲がなくなったと云っていた。
そう、同じような状況に陥ったのである。
尤も私の場合は利尿剤との関係もあるが・・食欲不振は同じだ。
痛みを抑えるロキソニンは食欲をなくす。
私の場合は利尿剤の効能まで抑制する。
28日まで服用した咽頭炎処方箋は残留効果があるだろうに。
一日程度と思っていたら、やはり、である。
30日になって体重は69.0kg。
排尿もちょびちょびから元の状態に戻りつつある。
前日辺りからは排便も戻ってきたが、咳は残る。
菌はまだ体内に居るのかな。
(H29. 6.24-30 記)
眠りにつくときはなんともなかった。
その後もなんともない。
ふと、目を覚ました。
喉の奥がカラカラに乾いて咳き込む。
喉に違和感がある。
いや、違和感どころではなく、喉も痛くなってきた。
痛くはなるが眠たい。
ふぅっと眠る。
またもや眠りから覚める。
就寝中であっても唾液は飲みこむ。
それがとても痛いのである。
傷みは烈風のように感じる。
カラカラ喉が潤いを求めている。
冷蔵庫にあるカルピスソーダを飲む。
イ、タ、タ、タ、タ・・・。
たまらない痛さである。
これはおかしい。
喉が痛くなるのは幼少のころから。
持病とでもいいたいぐらいの扁桃腺肥大症もち。
たぶん間違いなく喉の奥が腫れているのだろう。
なんとかその晩は眠りについた。
ときおり目が覚めれば汗ぐっしょり。
パジャマに浸み込みそうな濡れ具合。
扁桃腺の炎症の微熱であろう。
朝、いつも通りの時間帯に起きた。
傷みは治まるどころか唾液は飲みこめる状態でない。
いつも通りに計測する体重は69.0kg。
何か月も前から多少の前後はあるが、68kg~69kg台をキープしている。
血圧は150-71。
心拍数は43拍。
ほぼいつも通りだが違うのは喉の痛み。
朝ごはんを食べていても気になるが、焼けるという感覚はなくなってきた。
唾液も飲みこめる。
微熱はあるようだと思って計測してみるが結果は35.8度。
現状ではたいしたことはない。
これなら大丈夫、と思うが、今日も、明日も明後日も出かける用事がある。
特に重要なのは26日のまじない紫陽花の取材。
お約束をしている取材先にご迷惑をかけてはなるまい。
本日は土曜日。
午前中なら最寄りの診療所は診察日。
遅くなっては後々に響くと思って38年間もお世話になっている上田診療所に向かう。
症状を訴えて体温を測ったら36.5度。
起床時より、やや上がりぎみ。
測ってまもなく診察室に。
いつもと同じように穏やかな口調で問診される先生。
喉の具合を診てもらった結果は、一種、インフルエンザ等の風邪菌が影響する咽頭炎であった。
服用する薬は三日間分であるが、心臓病に毎日服用している薬に身体的影響があるのか、ないのか。
心臓病の主な薬はワーフアリン、利尿剤に胃薬、軟便錠。
たいした薬ではないが、私の症状にとっては大切な薬。
特に利尿剤の効果は大きく、これがなければとんでもないことになってしまう。
今年の正月三日間は服用を失念した結果は・・・。
思い出したくもないくらいのしんどさ、である。
で、今回の咽頭炎処方箋は細菌感染を治療するグレースピット錠に痛みや炎症を抑えたり熱を下げるロキソプロフェンナトリウム錠に胃薬のレバミピド錠。
グレースピット錠は朝、晩の服用。
ロキソプロフェンナトリウム錠、レバミピド錠は朝、昼、晩の服用。
重なっても特に問題なしということで、処方された。傷みもやや収まりつつあるが、帰宅早々に服用したグレースピット錠・ロキソプロフェンナトリウム錠・レバミピド錠。
効果は夕方に現われたが、これや、という自覚症状はない。
他にもSPトローチやうがい薬のポビドンヨードガーグル液もあるから、適度にということだ。
その日の夕刻は山城町鹿背山の虫送りを計画していたが断念した。
それからは一日、三回の処方箋の服用。
喉の痛みは和らいで翌日午後には収まった。
その日ぐらいからなんとなく変調を感じる。
喉ではなく尿である。
利尿剤を飲んでいるのにもよおさないのである。
もよおしたとしても排尿が少ない。
ちょびちょび排尿。
水道蛇口の栓が緩んでいるかのようなちょびちょび。
これがその日も次の日も・・。
お腹が張るし、食欲も落ちてきた。
そう、私の心臓は回転数が低い。
低いから利尿剤に頼らないと生きていけない身体である。
自宅におれば気がつかないが、オモテに出て歩けばすぐにわかる。
身体が重たいのである。
尿が排出されない場合はとてもしんどい。
そのうち体重に変化も。
28日、29日の朝は70kg台に上昇した。
一般の人からみれば1kg増えたぐらいならたいしたことありゃせんがなと云われそうだが、私にとってはしんどい状況。
毎日のリハビリ歩行の足取りも重さを感じる。
おふくろもロキソニンのお世話になったことがある。
団地下にあるごみ置き場でこけた。
そのときの診療に処方された薬がロキソニン。
飲んでからは毎日の食欲がなくなったと云っていた。
そう、同じような状況に陥ったのである。
尤も私の場合は利尿剤との関係もあるが・・食欲不振は同じだ。
痛みを抑えるロキソニンは食欲をなくす。
私の場合は利尿剤の効能まで抑制する。
28日まで服用した咽頭炎処方箋は残留効果があるだろうに。
一日程度と思っていたら、やはり、である。
30日になって体重は69.0kg。
排尿もちょびちょびから元の状態に戻りつつある。
前日辺りからは排便も戻ってきたが、咳は残る。
菌はまだ体内に居るのかな。
(H29. 6.24-30 記)