マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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木津の布団太鼓巡行

2020年04月16日 10時54分57秒 | もっと遠くへ(京都編)
午前中の取材先は京都南部の山城町の涌出宮。

百味御食の取材を終えて帰路に就いていた行程中に遭遇した布団太鼓の巡行。

ただいま休憩中の状況の様相の際に車はのろのろ渋滞中。

信号待ち停車時に窓から押したシャッター。



ここはどこであろうか。

後日にわかったそこは木津川市木津馬場南。

国道24号線・大谷信号付近で見かけた木津大谷に鎮座する岡田国神社の布団神輿の巡行であろう。

江戸時代までは、天神宮・木津駅惣社天神社と呼ばれていた岡田国神社

ニュータウン建設に伴って、山の中腹の現在地に遷された、とある。

布団は三層構造。

地区ごとの布団太鼓それぞれに太鼓打ちの子どもがいる。

台車に乗せて曳行する布団太鼓は長いオーコ仕立て。

場所、場所によって担いでいた様相が見える。

紺地に白抜き紋。

社町の文字が見える。

近隣村の御霊神社、田中神社をともにする三神社に6基の布団太鼓を宮入するそうだ。

ネット調べによるが、地区、或いは組織は、岡田国神社が社町、義友会(五丁目・三桝町)。

御霊神社が敬神組(北大路町・南大路町・橋本町・江戸町・泉町)、拝神團(峠町・燈籠寺町・北畑町・南畑町・上津町・片山町)。

田中神社は西町(平成17年より休止していたが平成29年に復活)、小寺町(白山神社だったが、40年ぶりの平成15年に宮入)。

なんとかとらえた2枚の映像に3基の布団太鼓

祭り名称は、木津三社祭りであるが、木津町指定無形民俗文化財の指定名称は「木津布団太鼓台祭」だ。

行事日は、10月の第4土曜日と翌日曜日。但し、10月20日、21日が土日の場合は、20、21日になる、とあるから今年は20日と21日。

まさに当たり年であった。

(H30.10.21 SB932SH撮影)