マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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新庄町・鉾立の砂の道

2020年09月03日 10時29分56秒 | 大和郡山市へ
新庄町本村もまた簾型注連縄が消滅していた事実に愕然とする。

以前に簾型注連縄を拝見した大江町・大将軍神社もあるが、再調査は力尽きてしまった。

気力はここまで。

注連縄は諦めて新庄町の枝村になる鉾立に立ち寄る。

ここも旧村。

8軒の集落であるが、江戸時代の元禄時期は本村だった。

逆に本村が枝村だった.。

主客転倒した時期は不明だが、本村と枝村が逆転する特異な事例。

奈良県内に数例があるらしい。

そのこととなんら関係はないが、鉾立神社に神さんが通る砂の道が敷かれている。

真っすぐな一本線を描く砂の道。

本村もしていたが十数年前に途絶えたと聞いている。

なお、大和郡山市内の神社で今でも行われている砂の道は鉾立を含めた5地域。

白土町の白坂神社外川町の八幡神社観音寺町の八幡宮野垣内町の若宮社がある。

(H31. 1. 4 EOS7D撮影)