南山城村大河原で取材していた小正月の小豆粥。
盛り上がる民俗話題に沸騰していた。
チャイムは正午を伝えていたが、ついつい話が拡がるから困ったもんだ。
お昼の用意はできていませんと頭を下げはる婦人に手を振って場を離れた。
時間は正午の40分。
加茂町、木津川堤防沿いの街道筋にある食事処がある。
何度も走る街道筋の食事処が気になっていた。
開店しているのか、それともお休み。通る度に様相を探るが灯りが点いていたためしがない。
ところが、である。
先週の8日、10日のいずれか。
灯りがあって幟も立っていた。
昼間にそんな光景を見るのは初めて。お店は休眠状態でなかったのだ。
なら、一度はどんな料理があるのか試しの食事もしたくなる。
停車してみたら・・・閉まっていた。
お店に立ててある看板に「さば棒寿司」がある。
値段は書いていない。メニューもわからない。
さっぱりわからないが、帰宅してネットをぐぐってみれば昼ランチもありそうな「食事処かま田」であるが・・・・・・専ら、ふぐ料理店。
仕方ない。
こういうことであればあそこしかないと思って車を走らせる。
着いた地はJR木津駅近く。
パラダイスと称したパチンコ屋のビルにある麺屋。
国道を走っていてとても気になっていた「う・DON」表記の看板。
どない考えても「うどん」屋としか思えない。
休店日らしい「食事処かま田」も麺類はあるようだが、ここ「う・DON」は麺屋そのもの。
おそるおそる駐車場に停めて近づく。
立て看板にぎっしり寄せた数々のメニューに目がいく。
定食はともかく一品がとてもお安い。
味は食べてみんとわからんが、さて。
看板メニューを上から下へ見ていたら「ミニ」表記がある。
いわゆるミニサイズのうどん。
しかも丼までがミニサイズ。
すべてではないが、これは・・。
心は決まって店内に入った。
席に着く前にすべきことは券売機による発券である。
硬貨を投入して押した発券は牛すじ丼にはいからうどん。
いずれもミニサイズ注文。
350円の牛すじ丼に200円はいからうどんである。
私のお腹容量ではミニサイズで充分である。
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テーブルに座って食券を置いていたら店員さんが注文の品を確かめて厨房に伝える。
それから5分も経たないうちに運ばれた。
丼椀も汁椀も見た目はやや小さ目。
そこにどっさりのせた牛すじ。
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肉の塊がごろごろのっけている。
まずはこっとだ。
箸ですくってがっつり食べる。
口の中でとろけた牛すじ肉。
柔らかくてとてもジューシー。
甘めのようにも思えるが、それは牛すじの脂。
なんぼ食べても底が見えない。
口が甘ったらしくなるがお味はお気に入り。
これってむちゃ美味い、と思わず声が出た。
それを聞いた店員さん。
そうでしょ。
甘くて柔らかいのは朝からコトコト煮た牛すじ。
美味さたっぷり浸みこんだお肉やから美味しいんよと。
その通りである。
ところでテーブルに漬物がある。
蓋を開けたら綺麗な色に染まったしば漬け。
これがまた牛すじ丼とよくあう。
味がしまって余計に旨みを感じる。
しかしまーなんですわ。
いくら食べても底が・・・。
次回の注文はご飯半分としておこう。
なんでもこの美味しい牛すじ肉が持ち帰りできる。
250gで450円。
家で飲む酒の肴に買って帰りたいが、かーさんの反応がみえないから今回は遠慮、だ。
一方の汁椀である。
刻みネギに天かすがどっさり盛っているはいからうどん。
おかげさんでうどん麺が見えない。
それを除けて・・でなく丼に口を寄せてごくごくと汁を味わう。
これってほんまに美味いわ。
汁麺に浮かぶ天かすも刻みネギも口に寄せてじゅるじゅる。
出汁が良いのだろう。
出汁だけで充分に味わえるはいからうどん。
箸で摘まんで麺を運ぶ。
つるつる・つるつると吸い込まれるうどん麺の美味いこと。
コシがある麵が嬉しい。
出汁も絡むし、ネギの天かすもどっと押し寄せる旨さ。
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あれぇと感じた天かす。
なんとなく海老の風味がある。
どれもこれも作年末に2度も食べたチェーン店のなか卯。
丼もうどんも美味さが際立つ元気う・DONに勝てるわけがない。
なんせ京風の味を謳っているなか卯ではたよんない。
なか卯の京風はいからうどん(小)は200円。
和風牛丼(小)なら330円。
親子丼(小なら)390円。
そこそこどっこい勝負の価格帯であるが、旨さは断然に元気う・DONを奨める。
お正月も休まない年中無休の元気う・DON。
今度、来るときは何を食べようか。
カレーライスが美味そうだから310円のミニサイズを注文しようか。
それとも200円のミニはいからうどんにトッピング。
狙いは180円の牛すじ肉。
並みサイズであれば600円もするが、これなら380円で味わえる。
なんならミニはいからうどんに50円の生玉子で月見うどんを愉しむのも手であろう。
(H31. 1.15 SB932SH撮影)
盛り上がる民俗話題に沸騰していた。
チャイムは正午を伝えていたが、ついつい話が拡がるから困ったもんだ。
お昼の用意はできていませんと頭を下げはる婦人に手を振って場を離れた。
時間は正午の40分。
加茂町、木津川堤防沿いの街道筋にある食事処がある。
何度も走る街道筋の食事処が気になっていた。
開店しているのか、それともお休み。通る度に様相を探るが灯りが点いていたためしがない。
ところが、である。
先週の8日、10日のいずれか。
灯りがあって幟も立っていた。
昼間にそんな光景を見るのは初めて。お店は休眠状態でなかったのだ。
なら、一度はどんな料理があるのか試しの食事もしたくなる。
停車してみたら・・・閉まっていた。
お店に立ててある看板に「さば棒寿司」がある。
値段は書いていない。メニューもわからない。
さっぱりわからないが、帰宅してネットをぐぐってみれば昼ランチもありそうな「食事処かま田」であるが・・・・・・専ら、ふぐ料理店。
仕方ない。
こういうことであればあそこしかないと思って車を走らせる。
着いた地はJR木津駅近く。
パラダイスと称したパチンコ屋のビルにある麺屋。
国道を走っていてとても気になっていた「う・DON」表記の看板。
どない考えても「うどん」屋としか思えない。
休店日らしい「食事処かま田」も麺類はあるようだが、ここ「う・DON」は麺屋そのもの。
おそるおそる駐車場に停めて近づく。
立て看板にぎっしり寄せた数々のメニューに目がいく。
定食はともかく一品がとてもお安い。
味は食べてみんとわからんが、さて。
看板メニューを上から下へ見ていたら「ミニ」表記がある。
いわゆるミニサイズのうどん。
しかも丼までがミニサイズ。
すべてではないが、これは・・。
心は決まって店内に入った。
席に着く前にすべきことは券売機による発券である。
硬貨を投入して押した発券は牛すじ丼にはいからうどん。
いずれもミニサイズ注文。
350円の牛すじ丼に200円はいからうどんである。
私のお腹容量ではミニサイズで充分である。
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テーブルに座って食券を置いていたら店員さんが注文の品を確かめて厨房に伝える。
それから5分も経たないうちに運ばれた。
丼椀も汁椀も見た目はやや小さ目。
そこにどっさりのせた牛すじ。
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肉の塊がごろごろのっけている。
まずはこっとだ。
箸ですくってがっつり食べる。
口の中でとろけた牛すじ肉。
柔らかくてとてもジューシー。
甘めのようにも思えるが、それは牛すじの脂。
なんぼ食べても底が見えない。
口が甘ったらしくなるがお味はお気に入り。
これってむちゃ美味い、と思わず声が出た。
それを聞いた店員さん。
そうでしょ。
甘くて柔らかいのは朝からコトコト煮た牛すじ。
美味さたっぷり浸みこんだお肉やから美味しいんよと。
その通りである。
ところでテーブルに漬物がある。
蓋を開けたら綺麗な色に染まったしば漬け。
これがまた牛すじ丼とよくあう。
味がしまって余計に旨みを感じる。
しかしまーなんですわ。
いくら食べても底が・・・。
次回の注文はご飯半分としておこう。
なんでもこの美味しい牛すじ肉が持ち帰りできる。
250gで450円。
家で飲む酒の肴に買って帰りたいが、かーさんの反応がみえないから今回は遠慮、だ。
一方の汁椀である。
刻みネギに天かすがどっさり盛っているはいからうどん。
おかげさんでうどん麺が見えない。
それを除けて・・でなく丼に口を寄せてごくごくと汁を味わう。
これってほんまに美味いわ。
汁麺に浮かぶ天かすも刻みネギも口に寄せてじゅるじゅる。
出汁が良いのだろう。
出汁だけで充分に味わえるはいからうどん。
箸で摘まんで麺を運ぶ。
つるつる・つるつると吸い込まれるうどん麺の美味いこと。
コシがある麵が嬉しい。
出汁も絡むし、ネギの天かすもどっと押し寄せる旨さ。
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あれぇと感じた天かす。
なんとなく海老の風味がある。
どれもこれも作年末に2度も食べたチェーン店のなか卯。
丼もうどんも美味さが際立つ元気う・DONに勝てるわけがない。
なんせ京風の味を謳っているなか卯ではたよんない。
なか卯の京風はいからうどん(小)は200円。
和風牛丼(小)なら330円。
親子丼(小なら)390円。
そこそこどっこい勝負の価格帯であるが、旨さは断然に元気う・DONを奨める。
お正月も休まない年中無休の元気う・DON。
今度、来るときは何を食べようか。
カレーライスが美味そうだから310円のミニサイズを注文しようか。
それとも200円のミニはいからうどんにトッピング。
狙いは180円の牛すじ肉。
並みサイズであれば600円もするが、これなら380円で味わえる。
なんならミニはいからうどんに50円の生玉子で月見うどんを愉しむのも手であろう。
(H31. 1.15 SB932SH撮影)