この月もおふくろの介護の関係で大阪・住之江に行くことはないがが、記憶は記録。
ふり返る際に思い出したい事項は書き記しておく。
正月1日は、甥っ子の貴ちゃんからの電話。これまで通りに会話していた。
正月3日も電話が鳴った。
孫のたけちゃんからおふくろへの正月電話。
また、LINEリモートに繋がった長男夫妻からもお正月電話。
尤も、LINE通話であればテレビ的電話ができるから、新居の映像も伝えてくれた。
祖母に母親・父親のテレビ電話。
入れ替わり、立ち替わりの会話が弾んで、1時間も繋がっていた。
正月明けの4日からはじまった通所デイサービス。
今日も幸寿苑送迎車に乗り込んで出かけていった62回目のデイ行きになる。
5日、コロナ第6波の拡大化は確実性を帯びてきた。
奈良県は54人。隣県の京都は92人(うちオミクロン10人)、滋賀が54人。で、あるが三重は3人に和歌山は4人。
しかし安心してられない大阪が244人(うちオミクロン8人、但し前日は124に対して58,又翌日の6日は505の18と比較的少ないと感じる)。
東京は390人(うちオミクロン17人)。
西の国の山口は104人(岩国米軍基地感染から職員感染し市中感染へ)、広島は138人、沖縄はなんと623人(沖縄米軍キャンプ感染から職員感染し市中感染へ)・・・
年末年始以前からの人の動き、流れによる市中感染拡大なのだろうか・・
7日、政府は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて対策本部の会合を開き、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」の再発令を決定した。
東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏1都3県が対象で、期間は1月8日から2月7日までの1カ月間。経済活動を大幅に制限した前回の宣言とは異なり、感染リスクが高いとされる飲食店を中心に午後8時までの営業時間短縮を要請するなど対象を限定した。
「菅義偉首相は対策本部会合で「国民の命と暮らしを守ることを第一に、何としても感染拡大を食い止めるべく対策を進める」と述べた。対策本部会合に先立ち、首相の諮問を受けた専門家による「基本的対処方針等諮問委員会」は政府の再発令の方針を了承した。西村康稔経済再生担当相は「経済活動を幅広く止めるのではなく、感染リスクの高い飲食を伴うものを中心として対策を講じ、飲食につながる人の流れを制限する」と説明し」
「新型コロナ対策の基本的対処方針を改定し宣言の具体的な内容を盛り込んだ。飲食店のほか一定の規模以上の映画館、スポーツクラブといった運動・遊興施設などを対象に午後8時までの時短を要請。酒類の提供は午前11時から午後7時までに短縮するよう要請または働きかける。要請に応じない場合は店名を公表する。政府は時短要請に応じた飲食店に都県が支払う「協力金」の上限を1日当たり4万円から6万円に拡充する」
「加えて、午後8時以降の不要不急の外出自粛を要請。企業などに対しては、接触機会を減らすため”出勤者数の7割削減”を目指すとの方針を示し、テレワークを推進。必要な場合を除き、午後8時以降の勤務抑制を事業者に求める」
「学校に対しては、一斉休校は求めず、大学入学共通テストや高校入試は予定通り実施する一方、感染リスクの高い部活動は制限するよう求める。イベントは”上限5000人”、”収容率50%以下”に開催要件を再強化する」
「宣言解除については、感染状況が4段階で最悪の”ステージ4(感染爆発)”から2番目に悪い”ステージ3(感染急増)”相当に下がっているかを踏まえて”総合的に判断する”との方針を示した。ただ、宣言解除後の感染拡大を懸念した専門家らの意見も踏まえ、解除後も”必要な対策はステージ2(感染漸増)以下に下がるまで続ける”との方針も示した。西村氏は議運委で解除基準に関し、感染者数が東京都で”1日当たり500人”に減少することを目安に掲げた」
「一方、再発令に合わせて中国や韓国など11カ国・地域のビジネス関係者らの短期滞在と長期滞在(※ビジネス往来)については、”影響は限定的”と見て当面継続することとした。感染力が強い新型コロナウイルスの変異株が発生すれば停止する」
「昨年の4月7日、東京や大阪府など7都府県に緊急事態宣言を初めて発令。同16日には全都道府県に対象を拡大し、5月25日に全面解除した。首相は経済への悪影響を懸念し当初、宣言の再発令に慎重だったが、感染拡大に歯止めがかからず医療提供体制が逼迫(ひっぱく)していることから再発令を判断した。東京都の小池百合子知事ら4都県の知事も再発令を要請していた」
「大阪もまた首都圏1都3県の動きから、兵庫、京都を含む”緊急事態宣言”の再発令を政府に明日、要請する動きがある」と、報じていた。
その7日のおふくろ。
ふと思い出したように話し始めた安孫子方面にある市営住宅。
そこはエレベータが追加工事された中層住宅。
家賃はそれほど高くない、とアロンテイアクラブに通所リハビリしていた患者さんがそう話していた、という。
居住地の大和川団地もそうならんかな、なんとかしてほしいというが、住民の総意が得られない限り進展できない件。
まして、1階住民にとってはエレベータを追加する必要と思うことはないし、相談をかけられても家賃があがるだけ。
1階住民にとってはなんのメリットもない、のでは、とかーさんが伝えていた。
13日、夕刻に発表したされたコロナの現状。
大阪、福岡、愛知など7府県に、緊急事態宣言の追加表明によって先行していた1都3県に追従した。
「菅義偉首相は13日、新型コロナウイルスの全国的な感染拡大を受けて政府対策本部の会合を開き、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく”緊急事態宣言”の対象地域として新たに大阪、京都、兵庫、愛知、岐阜、栃木、福岡の7府県を追加すると表明した。期間は14日から2月7日まで。既に東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県では今月8日から宣言を再発令している。対象地域は3大都市圏を含めた11都府県に拡大した」
「首相は対策本部会合に“年末からの首都圏、特に東京での急速な感染拡大に加え、年明けからは中京圏、関西圏でも感染者数が急増し、強い危機感を持っている”と、したうえで、“大都市圏についてはそこから全国に感染が広まる前に、対策を講じる必要があることを踏まえて判断した”と、表明した。国と宣言対象都府県との連絡会議を設置する方針も明らかにした。会合に先立ち、首相の諮問を受けた専門家による《基本的対処方針等諮問委員会》は、宣言の対象に7府県を追加する政府の方針を了承した」
「西村康稔経済再生担当相は、衆院議院運営委員会で対象地域拡大について事前説明を行い、“7府県では感染が拡大し、医療提供体制が逼迫(ひっぱく)するなど非常に厳しい状況だ。知事と状況認識を共有し、7府県も緊急事態措置を実施すべき区域に加えるべきだと判断した”と、述べた」
「7府県では4都県と同様に、飲食店の午後8時までの営業時間短縮と、酒類の提供を午前11時から午後7時までに短縮することを要請。要請に応じない場合は店名を公表できる。映画館、スポーツクラブといった運動・遊興施設などを対象に午後8時までの時短を働きかける」
「”出勤者数の7割削減”に向けたテレワークの推進も求める。昼間を含めた不要不急の外出自粛も要請し、特に午後8時以降は徹底するよう求める。学校への一斉休校は求めず、大学入学共通テストや高校入試は予定通り実施する」と、記者名で記した報道記事。
また、14日のニュース報道によれば、「月14日土曜のコロナ新感染者数は大阪2826人、奈良は158人に京都は671人、兵庫が929人に滋賀281人、和歌山149対応に奈良県教委は他府県への修学旅行は取りやめ、奈良市は対外試合に市外対戦を諦めたと、あった。
1月15日は、新型コロナウイルスの発症例が見つかった第1号患者。
それから丁度、発症から1年後の今日。
国民だれもが予想もしなかった全国で32万人もの発症者数に衝撃を受ける。
これからの1年はどうなっていくのだろうか・・・
「1月18日にコロナ対策特別措置法、感染症法案がまとまった。
NHK報道によれば、概要は、緊急事態宣言が出される前でも、対策を集中的に講じられるよう「まん延防止等重点措置」を新たに設け、政府が対象とした都道府県知事は、事業者に対し、営業時間の変更などを要請し、応じない場合は、立ち入り検査や命令をできるようにするとしています」
「知事の命令に応じない事業者には、行政罰としての過料を科し、▽緊急事態宣言が出されている場合は50万円以下、▽宣言が出されていない“重点措置”の場合は30万円以下、▽立ち入り検査を拒否した場合も20万円以下の過料を科すとしています」
「さらに、知事からの要請に応じた事業者に対する支援について“講ずるものとする”と、明記し、これまでの努力規定から、義務規定に改めています」
「このほか、現在の法律では、緊急事態宣言が出されている時に開設できるとしている“臨時の医療施設”について、政府の対策本部が設置された段階から、開設できるとしています」
「また、国や自治体は、患者や医療従事者などが差別的な扱いを受けることがないよう、実態の把握や相談支援、啓発活動などを行うとしています」
「概要によりますと、知事などが自宅療養や宿泊療養を要請できる規定を新たに設けるとしています」
「そのうえで、感染者が宿泊療養などの要請に応じない場合は、入院の勧告を行い、それでも応じない場合や入院先から逃げた場合には”1年以下の懲役または100万円以下の罰金“を科す規定を盛り込みました」
「また、保健所の調査に対して、正当な理由なく虚偽の申告をしたり調査を拒否したりした場合は“50万円以下の罰金”を科すとしています」
「さらに、厚生労働大臣や知事が医療機関に必要な協力を求めることができるとし、正当な理由なく応じなかった場合には勧告したうえで、従わなかった場合は医療機関を公表できる規定も盛り込むことにしています」
「このほか、国や自治体との間で感染者に関する情報共有を図るため、保健所を置く自治体から都道府県知事に発生届を報告することや、保健所の調査結果を関係自治体に通報することを義務化するなどとしています」
「新型コロナウイルス対策の特別措置法の改正をめぐり、政府は、自民党の会合で、営業時間の短縮などの命令に応じない事業者に対し、50万円を上限に過料を科すなどとした改正案の概要を示し、了承されました。政府は、新型コロナウイルス対策の特別措置法の実効性を高めるため、18日召集された通常国会に改正案を提出する方針で、18日朝の自民党の会合で、その概要を示しました。それによりますと、緊急事態宣言が出される前でも対策を集中的に講じられるよう《まん延防止等重点措置》を新たに設け、政府が対象とした都道府県知事は、事業者に対し、営業時間の変更などを要請し、応じない場合は立ち入り検査や命令をできるようにするとしています。この措置について政府は、先週示した案では、《予防的措置》としていましたが、名称を改めました。そして、こうした知事の命令に応じない事業者には行政罰としての過料を科し、緊急事態宣言が出されている場合は50万円、《重点措置》の場合は30万円を上限とするほか、立ち入り検査を拒否した場合も20万円を上限に過料を科すとしています。さらに、知事からの要請に応じた事業者に対する支援については、先週の案では《講ずるよう努める》としていた表現を、《講ずるものとする》と改めています。会合では、出席した議員から《実効性を高めるために罰則を設けるのは理解できる》という意見や、《経済的な影響を受ける事業者への支援は不可欠だ》などの指摘が出され、改正案の概要は了承されました。また、午後に開かれた公明党の会合でも政府側から改正案の概要が示され、出席議員からは、《罰則には賛成だが、手続きを明確にし、慎重に判断すべきだ》と、いった意見が出され、おおむね了承されました。政府は、与党内の正式な了承手続きを経て、今週中にも改正案を閣議決定したいとしています」
「新型コロナウイルスの患者が、自治体からの宿泊療養などの要請に応じないケースが出ていることから、厚生労働省は、入院を勧告した上で応じなかった患者への罰則を設ける方針を15日専門家会議に示しました。会議ではおおむね了承された一方、委員からは慎重な適用を求める意見が相次ぎました」
「自治体は新型コロナウイルスの患者のうち軽症の人などには宿泊施設や自宅で療養するよう要請していますが、法的な位置づけがないため、拒否されるケースが出ています。厚生労働省は、15日開いた専門家会議で、感染症法を改正する方針を示しました。15日示された案では、療養の要請に応じない患者には自己負担で入院するよう勧告し、拒否した場合は罰則を科すことができるようにするとしています。また、保健所の調査を拒否したり、虚偽の申告を行ったりした場合の罰則も新たに設けるということです。罰則の具体的な内容は示されませんでしたが、▽入院勧告に反した場合は“1年以下の懲役か100万円以下の罰金”、▽保健所の調査を拒否した場合などは“50万円以下の罰金”を科すことが検討されています。会議では罰則を設けることについておおむね了承が得られましたが、委員からは「刑事罰は重すぎるのではないか」とか、《罰則を設けても誰がどう判断するのか難しく、実効性があるか分からない》、《患者との信頼関係にひびが入らないようにしてほしい》などと慎重な適用を求める意見が相次ぎました。また、委員の1人からは、罰則を導入するからには、実際に療養を拒否したケースが何件あったかや、罰則がなければ感染拡大を止められないという科学的根拠を示すべきだという意見も出されました。これに対し、厚生労働省は「どれくらいあったかは把握できていないが、いろいろな保健所から報告を受けている」としたうえで、患者に協力を促すための手段の一つとして罰則の導入への理解を求めました。厚生労働省は15日の議論を踏まえて、今月18日に召集される通常国会に感染症法の改正案を提出する方針です。田村厚労相「早期の成立を」田村厚生労働大臣は、記者会見で「国民の権利を制限するような内容を検討している。国民的な意見も『厳しい対応をすべきだ』という意見がある一方で『あまり厳しい対応をすべきではない』という意見もあり、非常に分かれている。感染症に対応するための法の権能や根拠がないことには対応できず、十分に強制力がないことから、検討の課題にあがっている。政府としては、いろんな課題や論点を示したので、与野党で話してもらい、早く成立をお願いしたい。いま緊急事態宣言中でもあり、法律が成立し施行されれば、すぐにでも必要な部分もある」と述べました。加藤官房長官「権利制限と利益のバランスに留意」加藤官房長官は、閣議のあとの記者会見で「感染症法の改正については、患者の権利制限と社会経済全体の利益のバランスに留意しつつ、感染症法の規定の実効性をより高めるための方策を検討することが必要と考えている。厚生労働省の審議会での議論や与野党の意見、さまざまな団体などの意見も踏まえながら、通常国会の早期に改正案が提出されるものと承知している」と述べました。また《専門家などから指摘を受け、患者への差別がないように政府からも積極的に広報している。今後の改正にあたっても、その点に留意して検討する必要ある》と述べました。注目のコンテンツ都道府県別の感染者数データ 特設サイト 新型コロナウイルス新型コロナウイルスの国内の感染者数について、都道府県別の詳しいデータです。1日ごとの発表数と累計を見ることができます」と、“政治マガジン”が伝えていた。
その日の18日。
デイサービスを受け入れている幸寿苑の68回目もデイ行き予定であったが・・・・
午前8時に鳴った電話は幸寿苑からの緊急連絡。
通所患者さんの1人がPCR検査の結果、陽性反応とわかったため送迎は中止。
※それが、同じ日の送迎患者さんなのか、別の曜日であるのか、またいつから休んでいたのか、連絡がないのでわからないが・・・
おそらく幸寿苑の職員・介護士・介護療法士など施設従事者すべてに検査することになるだろう。
その結果が出るまでは送迎停止、となれば入浴不可の状態が長くなる。
我が家のお風呂に入浴するしかないとおふくろに伝えたら「入いれる、入いれる」と、いう。
“浴槽は浅いからいける”と、の考え。
幸寿苑では一人で入浴しているらしい。
浴室に手すりがあるから、それに掴まって・・・・滑らないよう、倒れないようにしてきた。
そんだけ自信をもてるようになっているんだから、手すり役はかーさんが・・・
そして住之江から持ってきた浴槽に沈める足踏み台を沈める。
また実際に、入浴する前に空風呂状態で試してみることにし、この日の晩に入浴してますか、とかーさんが尋ねても入らないという。
えっ、なんで・・・と、聞けば心の準備ができていない、という。
・・・午後5時10分、幸寿苑男性職員から電話があった。
デイケア利用者1名がコロナ陽性とわかり、念のため今週いっぱいはデイケアを休止とし、来週の25日月曜から再開する、と伝えてくれた。
幸寿苑通所デイサービスは、コロナ発症に停止中の19日。
入浴する前に、足具合などを練習はしたほうがいい、と聞いていたが・・・
トレーニングジムから帰ってきたら、あれま・・である。
入浴を済ませて風呂場から出ようとしていた。
湯船に肩まで浸かってほっこりしたおふくろ。
身体は石鹸を使わずの手洗い程度。
髪の毛も洗わずに終わったそうだ。
浴槽の入る、出るも難なくしたらしく、手を貸すこともなかったようだ。
21日の午後2時20分、幸寿苑のH女性職員から電話があった。
今度は、幸寿苑職員の1人が発熱し、検査の結果、コロナ感染と判明した。
利用者だけだったのが、職員の複数感染の判断に再開の目途がたたなくなったという連絡である。
先は見えないが、再開できた場合にまた連絡します、とのことだ。
こりゃまた、長引きそうな気配どころではないような気がする。
22日、幸寿苑通所デイサービスは、コロナ発症により停止継続中。
おふくろ入浴は、今日で2回目。
19日の火曜日が初日の入浴。
その時も垢、毛髪、塵が多く浮いていた。
今日は、かーさん洗髪もしてもらった。
少しはマシになったが、浮いているそれらを除くのに多少の時間が要る。
次に入浴する家人のためと思ったら綺麗にするのが当然。
奈良放送局の夕方ニュースによれば、奈良市もある通所施設で利用者ならびに職員含め9人が感染したようだ。
その他、60人の検査をしたらすべてが陰性とわかった施設のクラスター事例は、30例目になった、と伝えていた。
幸寿苑通所デイサービスは、コロナ発症により停止継続中の23日。
起床時に読んでいた新聞読みの時間帯。
かーさんが、たいへんやったという、3回目のおふくろの入浴支援。
初日に驚いたのが、バスマットの座り込みに立てない状態。
本人の力では立ち上がれない。
自力でき立ち上がれないおふくろをなんとか抱えて、お尻下に入れた風呂椅子。
そこからも自力不可能に・・・
介助支援を受けて、水道蛇口に掴まって立った。
浴槽に入る手すり跨ぎ。
右足は揚がるが、左足はどうしていいのか揚げ方が思い出せない。
これもなんとか支援し、無理やり曲げてなんとか跨がせた。
そして入浴。
設置した沈下型椅子に座れるし、湯船に浮遊しているから手すり掴んで立ち上がり。
浴槽を跨げた。
顔、身体はどうにか自力洗いができそうだが、頭髪はもう無理。
かーさんが耳に湯が入らないよう、石鹸を被らないように洗髪したが、何度もするのはしんどい、と訴える。
精神的に疲れた入浴支援にコロナがなければ大阪・住之江の入所施設に行ってほしい、と本音でしゃべる。
私も同じ考えだが、本人はいったいどう思っているんだろうか。
聞くに聞けない、問いに問えない入所施設行き/介護ランクの切り替えは、ケアプランニングディア1のケアマネジャーFさんに伝える場合があれば聞いといてって、というが、そんなに心配なら直接電話してくれよ、と云ったら、そのときでえー、という。
この日は、6回目になるF歯科医院の通院。
午前11時15分の受付~午後1時10分の診察、治療に会計処理。
患者数多く、おふくろ同様に歯の治療・処置も長い人ばかり。
午前11時に呼び出しを受けてから、終わったのが午後1時。
できた入れ歯の装着具合の調整に何度も何度も、痛みもでないところまで調整した。
また、念のため夜中の装着或いは休診日の装着に一人でできなくなった場合を想定され、かーさんにも対応できるように、と説明された。
万が一の場合の、痛み止めの処方箋は、三日後の26日になる、という。
じゃぁ、それまでもし痛みが発症したら、緊急来院しなきゃならんがな。
幸寿苑通所デイサービスは、コロナ発症により停止継続中の24日。
午後2時のトイレ、入ったときからどことなく臭い。
気にはなるが、普段と同じように便器の蓋を揚げたら、たかたか指と薬指に当たったむにゅっとした物体があった。
みれば黒い・・・・・・・これはウンチや!
どこに付着していたのか、探してみれば蓋よりも便器側にある。
その便器の縁にべったり付着するうんこ。
取りあえずトイレットペーパーで拭き、ぬぐい取った。
べちゃっとしたうんこは、軟便でない。
縁の付着だけですんだ。
辺りをさがしてみたが、落下したうんこはないようだ。
消臭剤を振り撒きながらうんこの除去処置。
拭いてはトイレで流す。
流してみても便器内側にべっとり。
仕方なくトイレットペーパーを厚くし、薄く水分をつけたところで拭けば少しはマシになった。
だが、やっとれん。
リビングに居たおふくろに、かーさんにも伝えた便器付着うんこの状態。
どうやら便意をもよおし、トイレに座ろうとしたその瞬間に漏れたうんこが、便器の縁に触れてそのまんま付着したようだ。
おふくろが云うには蓋に付着したうんこはトイレットペーパーで拭きとったという、が・・・
縁にへばりついた大量のうんこにはまったく気づいていなかった。
それならそうと、いってくれればいいのだが、隠そうとしたのでは・・・・
嘘かましたやろ、といえば、そうではない、と言い張る。
ならば・・・と、いいかけたが、今後のことを考えた物言い。
小便もそうだが、廊下途中でもらしたこともあるし、便器に座ったとたんにじゃじゃ漏れで衣服を汚したこともあった、とにかく我慢しやんといて・・・・
歩く速度は、頭の中では昔と同じような感覚だが、今はもはやそういう状態でなく、現状の動きはもっと、もっと遅いから、間に合わずにもらしてしまう。
だから、自分の身体は今、ここまでの動きしかできん、こうなってきたんや、と理解してくれ。
そして我慢することなく、怪しいと思ったら、早めにトイレに入ってゆっくり出したらえーねんや、と伝えた。
もしかとそれば衣服にうんこが付着・・・していた。
かーさんが見たらそうであったから、すべて着替えさせた。
なお、便器から床までスッキリさせる花王の除菌流せるお掃除シートのトイレクイックルに、トイレ室内の浸透除菌空気撒布用のリセッシュを駆使して汚れをぜんぶ拭き取り除き消臭、消毒処置をしていた。
25日。午前11時半。
私が、月一に通院している泌尿器治療に車駐車する際に電話が鳴った。
発信先はデイサービス支援施設の幸寿苑からだ。
保健所の許可が出たので、今週の27日水曜より送迎を復活・通所リハビリを再開する、と連絡があった。
今日は、4回目になるおふくろの我が家の入浴。
垢も、体毛も、塵など、ほとんどない。入浴の効果は3回目に現れていた、とわかった。
26日の午後3時半にかかってきた電話は、デイサービス支援施設の幸寿苑。
またか、と思ったその通りだった。
3人目のコロナ発症者はまたも利用者。
明日に予定していた送迎・リハビリ通所サービスは再び中止に決まった。
再開はいつになるかわからないが、そのときは、また連絡する、という。
利用者感染で考えられることはただ一つ、家庭内感染しか考えられない。
利用者が屋外に出ることは考えにくい。
で、あれば持ち込んだ家族さん、そうとしか考えられへん。
27日。かーさんは、おふくろが起床する前に登彌神社に願掛け詣でに出かけていた。
以前も、ことあるときにしていた登彌神社の神さん、木島大明神に願掛け。
折に触れ、長男の健康を願い、願掛けしていた、と初めて知った告白。
今朝の願掛けは、長男のお嫁さんの手術がうまく、無事に終わりますように、と願っていた。
長男のときも叶えてくれた神さんへの願掛け。今回も叶えてくれるだろう。
ところで、住民票のある大阪・住之江の居住地不在様態が長くなってきた。
電気、ガス、水道は連絡して中止扱いにしているが、テレビである。
放送受信に月払いのNHK受信契約が無駄になっている。
かーさんは、いろいろ調べてNHKふれあいセンターに電話をかけて、事情を伝え、了承いただき、解約手続きをすることにした。
28日。
午後11時の電話は、ケアプランニングディア1のケアマネジャーFさんからだが、ネットトラブル対応につき出られず、不在着信。
昼食後の午後12時半から1時までの電話による情報伝達は・・・
夜半にかかった電話は、幸寿苑からの報せ。
コロナ対応に2人目の利用者が感染に再開だったはずの通所サービスが停止、と聞いて慌てて聞きたかったおふくろの入浴状況。
人一倍入浴のことを気にかけてくれるケアプランニングディア1のケアマネジャーFさんの心配どころ。
湯船も身体洗いもできている、と伝えあら、ほっと安心された。
ついでじゃないが、この電話に伝えておきたい件がある。
一つは介護認定の再認定である。
T病院入院中にあった調査はずいぶん前、その結果の再認定から1年も過ぎている(※要介護3の認定終了日の介護保険被保険者証は令和3年4月30日が期限/負担割合終了期限令和3年7月31日)が、さてどうなるのかに。
再認定の期間がくればその期限切れの2カ月前。
ケアマネジャーFに連絡がはいるし、その都度再認定依頼に調査は療養している我が家に。
幸寿苑は聞き取りになるが、主治医は・・
現在外科から移管したT病院の内科医に、また自宅で家族が支援している療養介護の場合は要支援になることがある要介護。
独り暮らしの場合は、ヘルパーさん、通所デイサービスを受けていた、としても基本は一人でできるということで家族が毎日を診ている場合は、介護配下にあるわけだから要介護になる。
身体状況いかんによっては介護レベルが下がる。
上がる場合は調査の結果次第だが、ケアマネジャーFさんもフオローするから大丈夫だ、という。
大阪・住之江に戻リたい希望を、今でももっているおふくろであるが、我が家で療養する状態からいえば外出無理、家族支援があってこそ飲食、入浴ができる範囲。
できるなら入所できる介護付き老人ホーム施設をみておきたい。
そう、思って前年の令和3年9月末に出かけた住吉公園前高灯籠近くの施設(※介護付き有料老人ホーム“アグナス住吉公園”)。
一度、どんなところに立地しているのか、見ておきたいと思って現地確認。
確認だけのつもりが、職員さんが声をかけてくださり、先方の好意で施設見学ができた。
毎月支払いの施設部屋、風呂場、廊下棟など、これなら安心できると思ったが、非常事態宣言中につき、一度おふくろに見せておき、これならと思える施設に入所してもらう考えをもっている。
だが、本人の意思は固まらない、と判断している。
現状お身体様態では、階段の上り下り不可。
屋外歩行も不可。
炊事も入浴も独りでは無理、と自覚している状態。
宣言解除後のいつか、に見学したい。
仮に入所することになった、とすればケアマネジャーFさんは、ケアマネを継続できるのでしょうか・・・。
その答えは、老健など老人ホーム施設は、独自にケアマネが居る場合と、いない場合があり、ことによって継続できるかどうかが決まるらしい。なるほど、である。
この日もかーさん支援の入浴支援介助。5回目の今日は毛髪も多く、それについてくる垢も多い。
浮かんでいるそれらはみな洗面器で掬いとって流した。
30日の午前9時20分。
幸寿苑で毎度送迎に来てくれている若い男性職員からの電話である。
また、なんやろ、とおそる、おそる受話器に・・・
電話の報せは、送迎の復帰・再開であった。
明後日の2月1日月曜日より、“今度こそ再開しますのでよろしくおねがいします”と、伝えてくれたうれしいメッセージに、思わずバンザーイした。
(R3 1.18、20、23、28 SB805SH撮影)
ふり返る際に思い出したい事項は書き記しておく。
正月1日は、甥っ子の貴ちゃんからの電話。これまで通りに会話していた。
正月3日も電話が鳴った。
孫のたけちゃんからおふくろへの正月電話。
また、LINEリモートに繋がった長男夫妻からもお正月電話。
尤も、LINE通話であればテレビ的電話ができるから、新居の映像も伝えてくれた。
祖母に母親・父親のテレビ電話。
入れ替わり、立ち替わりの会話が弾んで、1時間も繋がっていた。
正月明けの4日からはじまった通所デイサービス。
今日も幸寿苑送迎車に乗り込んで出かけていった62回目のデイ行きになる。
5日、コロナ第6波の拡大化は確実性を帯びてきた。
奈良県は54人。隣県の京都は92人(うちオミクロン10人)、滋賀が54人。で、あるが三重は3人に和歌山は4人。
しかし安心してられない大阪が244人(うちオミクロン8人、但し前日は124に対して58,又翌日の6日は505の18と比較的少ないと感じる)。
東京は390人(うちオミクロン17人)。
西の国の山口は104人(岩国米軍基地感染から職員感染し市中感染へ)、広島は138人、沖縄はなんと623人(沖縄米軍キャンプ感染から職員感染し市中感染へ)・・・
年末年始以前からの人の動き、流れによる市中感染拡大なのだろうか・・
7日、政府は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて対策本部の会合を開き、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」の再発令を決定した。
東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏1都3県が対象で、期間は1月8日から2月7日までの1カ月間。経済活動を大幅に制限した前回の宣言とは異なり、感染リスクが高いとされる飲食店を中心に午後8時までの営業時間短縮を要請するなど対象を限定した。
「菅義偉首相は対策本部会合で「国民の命と暮らしを守ることを第一に、何としても感染拡大を食い止めるべく対策を進める」と述べた。対策本部会合に先立ち、首相の諮問を受けた専門家による「基本的対処方針等諮問委員会」は政府の再発令の方針を了承した。西村康稔経済再生担当相は「経済活動を幅広く止めるのではなく、感染リスクの高い飲食を伴うものを中心として対策を講じ、飲食につながる人の流れを制限する」と説明し」
「新型コロナ対策の基本的対処方針を改定し宣言の具体的な内容を盛り込んだ。飲食店のほか一定の規模以上の映画館、スポーツクラブといった運動・遊興施設などを対象に午後8時までの時短を要請。酒類の提供は午前11時から午後7時までに短縮するよう要請または働きかける。要請に応じない場合は店名を公表する。政府は時短要請に応じた飲食店に都県が支払う「協力金」の上限を1日当たり4万円から6万円に拡充する」
「加えて、午後8時以降の不要不急の外出自粛を要請。企業などに対しては、接触機会を減らすため”出勤者数の7割削減”を目指すとの方針を示し、テレワークを推進。必要な場合を除き、午後8時以降の勤務抑制を事業者に求める」
「学校に対しては、一斉休校は求めず、大学入学共通テストや高校入試は予定通り実施する一方、感染リスクの高い部活動は制限するよう求める。イベントは”上限5000人”、”収容率50%以下”に開催要件を再強化する」
「宣言解除については、感染状況が4段階で最悪の”ステージ4(感染爆発)”から2番目に悪い”ステージ3(感染急増)”相当に下がっているかを踏まえて”総合的に判断する”との方針を示した。ただ、宣言解除後の感染拡大を懸念した専門家らの意見も踏まえ、解除後も”必要な対策はステージ2(感染漸増)以下に下がるまで続ける”との方針も示した。西村氏は議運委で解除基準に関し、感染者数が東京都で”1日当たり500人”に減少することを目安に掲げた」
「一方、再発令に合わせて中国や韓国など11カ国・地域のビジネス関係者らの短期滞在と長期滞在(※ビジネス往来)については、”影響は限定的”と見て当面継続することとした。感染力が強い新型コロナウイルスの変異株が発生すれば停止する」
「昨年の4月7日、東京や大阪府など7都府県に緊急事態宣言を初めて発令。同16日には全都道府県に対象を拡大し、5月25日に全面解除した。首相は経済への悪影響を懸念し当初、宣言の再発令に慎重だったが、感染拡大に歯止めがかからず医療提供体制が逼迫(ひっぱく)していることから再発令を判断した。東京都の小池百合子知事ら4都県の知事も再発令を要請していた」
「大阪もまた首都圏1都3県の動きから、兵庫、京都を含む”緊急事態宣言”の再発令を政府に明日、要請する動きがある」と、報じていた。
その7日のおふくろ。
ふと思い出したように話し始めた安孫子方面にある市営住宅。
そこはエレベータが追加工事された中層住宅。
家賃はそれほど高くない、とアロンテイアクラブに通所リハビリしていた患者さんがそう話していた、という。
居住地の大和川団地もそうならんかな、なんとかしてほしいというが、住民の総意が得られない限り進展できない件。
まして、1階住民にとってはエレベータを追加する必要と思うことはないし、相談をかけられても家賃があがるだけ。
1階住民にとってはなんのメリットもない、のでは、とかーさんが伝えていた。
13日、夕刻に発表したされたコロナの現状。
大阪、福岡、愛知など7府県に、緊急事態宣言の追加表明によって先行していた1都3県に追従した。
「菅義偉首相は13日、新型コロナウイルスの全国的な感染拡大を受けて政府対策本部の会合を開き、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく”緊急事態宣言”の対象地域として新たに大阪、京都、兵庫、愛知、岐阜、栃木、福岡の7府県を追加すると表明した。期間は14日から2月7日まで。既に東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県では今月8日から宣言を再発令している。対象地域は3大都市圏を含めた11都府県に拡大した」
「首相は対策本部会合に“年末からの首都圏、特に東京での急速な感染拡大に加え、年明けからは中京圏、関西圏でも感染者数が急増し、強い危機感を持っている”と、したうえで、“大都市圏についてはそこから全国に感染が広まる前に、対策を講じる必要があることを踏まえて判断した”と、表明した。国と宣言対象都府県との連絡会議を設置する方針も明らかにした。会合に先立ち、首相の諮問を受けた専門家による《基本的対処方針等諮問委員会》は、宣言の対象に7府県を追加する政府の方針を了承した」
「西村康稔経済再生担当相は、衆院議院運営委員会で対象地域拡大について事前説明を行い、“7府県では感染が拡大し、医療提供体制が逼迫(ひっぱく)するなど非常に厳しい状況だ。知事と状況認識を共有し、7府県も緊急事態措置を実施すべき区域に加えるべきだと判断した”と、述べた」
「7府県では4都県と同様に、飲食店の午後8時までの営業時間短縮と、酒類の提供を午前11時から午後7時までに短縮することを要請。要請に応じない場合は店名を公表できる。映画館、スポーツクラブといった運動・遊興施設などを対象に午後8時までの時短を働きかける」
「”出勤者数の7割削減”に向けたテレワークの推進も求める。昼間を含めた不要不急の外出自粛も要請し、特に午後8時以降は徹底するよう求める。学校への一斉休校は求めず、大学入学共通テストや高校入試は予定通り実施する」と、記者名で記した報道記事。
また、14日のニュース報道によれば、「月14日土曜のコロナ新感染者数は大阪2826人、奈良は158人に京都は671人、兵庫が929人に滋賀281人、和歌山149対応に奈良県教委は他府県への修学旅行は取りやめ、奈良市は対外試合に市外対戦を諦めたと、あった。
1月15日は、新型コロナウイルスの発症例が見つかった第1号患者。
それから丁度、発症から1年後の今日。
国民だれもが予想もしなかった全国で32万人もの発症者数に衝撃を受ける。
これからの1年はどうなっていくのだろうか・・・
「1月18日にコロナ対策特別措置法、感染症法案がまとまった。
NHK報道によれば、概要は、緊急事態宣言が出される前でも、対策を集中的に講じられるよう「まん延防止等重点措置」を新たに設け、政府が対象とした都道府県知事は、事業者に対し、営業時間の変更などを要請し、応じない場合は、立ち入り検査や命令をできるようにするとしています」
「知事の命令に応じない事業者には、行政罰としての過料を科し、▽緊急事態宣言が出されている場合は50万円以下、▽宣言が出されていない“重点措置”の場合は30万円以下、▽立ち入り検査を拒否した場合も20万円以下の過料を科すとしています」
「さらに、知事からの要請に応じた事業者に対する支援について“講ずるものとする”と、明記し、これまでの努力規定から、義務規定に改めています」
「このほか、現在の法律では、緊急事態宣言が出されている時に開設できるとしている“臨時の医療施設”について、政府の対策本部が設置された段階から、開設できるとしています」
「また、国や自治体は、患者や医療従事者などが差別的な扱いを受けることがないよう、実態の把握や相談支援、啓発活動などを行うとしています」
「概要によりますと、知事などが自宅療養や宿泊療養を要請できる規定を新たに設けるとしています」
「そのうえで、感染者が宿泊療養などの要請に応じない場合は、入院の勧告を行い、それでも応じない場合や入院先から逃げた場合には”1年以下の懲役または100万円以下の罰金“を科す規定を盛り込みました」
「また、保健所の調査に対して、正当な理由なく虚偽の申告をしたり調査を拒否したりした場合は“50万円以下の罰金”を科すとしています」
「さらに、厚生労働大臣や知事が医療機関に必要な協力を求めることができるとし、正当な理由なく応じなかった場合には勧告したうえで、従わなかった場合は医療機関を公表できる規定も盛り込むことにしています」
「このほか、国や自治体との間で感染者に関する情報共有を図るため、保健所を置く自治体から都道府県知事に発生届を報告することや、保健所の調査結果を関係自治体に通報することを義務化するなどとしています」
「新型コロナウイルス対策の特別措置法の改正をめぐり、政府は、自民党の会合で、営業時間の短縮などの命令に応じない事業者に対し、50万円を上限に過料を科すなどとした改正案の概要を示し、了承されました。政府は、新型コロナウイルス対策の特別措置法の実効性を高めるため、18日召集された通常国会に改正案を提出する方針で、18日朝の自民党の会合で、その概要を示しました。それによりますと、緊急事態宣言が出される前でも対策を集中的に講じられるよう《まん延防止等重点措置》を新たに設け、政府が対象とした都道府県知事は、事業者に対し、営業時間の変更などを要請し、応じない場合は立ち入り検査や命令をできるようにするとしています。この措置について政府は、先週示した案では、《予防的措置》としていましたが、名称を改めました。そして、こうした知事の命令に応じない事業者には行政罰としての過料を科し、緊急事態宣言が出されている場合は50万円、《重点措置》の場合は30万円を上限とするほか、立ち入り検査を拒否した場合も20万円を上限に過料を科すとしています。さらに、知事からの要請に応じた事業者に対する支援については、先週の案では《講ずるよう努める》としていた表現を、《講ずるものとする》と改めています。会合では、出席した議員から《実効性を高めるために罰則を設けるのは理解できる》という意見や、《経済的な影響を受ける事業者への支援は不可欠だ》などの指摘が出され、改正案の概要は了承されました。また、午後に開かれた公明党の会合でも政府側から改正案の概要が示され、出席議員からは、《罰則には賛成だが、手続きを明確にし、慎重に判断すべきだ》と、いった意見が出され、おおむね了承されました。政府は、与党内の正式な了承手続きを経て、今週中にも改正案を閣議決定したいとしています」
「新型コロナウイルスの患者が、自治体からの宿泊療養などの要請に応じないケースが出ていることから、厚生労働省は、入院を勧告した上で応じなかった患者への罰則を設ける方針を15日専門家会議に示しました。会議ではおおむね了承された一方、委員からは慎重な適用を求める意見が相次ぎました」
「自治体は新型コロナウイルスの患者のうち軽症の人などには宿泊施設や自宅で療養するよう要請していますが、法的な位置づけがないため、拒否されるケースが出ています。厚生労働省は、15日開いた専門家会議で、感染症法を改正する方針を示しました。15日示された案では、療養の要請に応じない患者には自己負担で入院するよう勧告し、拒否した場合は罰則を科すことができるようにするとしています。また、保健所の調査を拒否したり、虚偽の申告を行ったりした場合の罰則も新たに設けるということです。罰則の具体的な内容は示されませんでしたが、▽入院勧告に反した場合は“1年以下の懲役か100万円以下の罰金”、▽保健所の調査を拒否した場合などは“50万円以下の罰金”を科すことが検討されています。会議では罰則を設けることについておおむね了承が得られましたが、委員からは「刑事罰は重すぎるのではないか」とか、《罰則を設けても誰がどう判断するのか難しく、実効性があるか分からない》、《患者との信頼関係にひびが入らないようにしてほしい》などと慎重な適用を求める意見が相次ぎました。また、委員の1人からは、罰則を導入するからには、実際に療養を拒否したケースが何件あったかや、罰則がなければ感染拡大を止められないという科学的根拠を示すべきだという意見も出されました。これに対し、厚生労働省は「どれくらいあったかは把握できていないが、いろいろな保健所から報告を受けている」としたうえで、患者に協力を促すための手段の一つとして罰則の導入への理解を求めました。厚生労働省は15日の議論を踏まえて、今月18日に召集される通常国会に感染症法の改正案を提出する方針です。田村厚労相「早期の成立を」田村厚生労働大臣は、記者会見で「国民の権利を制限するような内容を検討している。国民的な意見も『厳しい対応をすべきだ』という意見がある一方で『あまり厳しい対応をすべきではない』という意見もあり、非常に分かれている。感染症に対応するための法の権能や根拠がないことには対応できず、十分に強制力がないことから、検討の課題にあがっている。政府としては、いろんな課題や論点を示したので、与野党で話してもらい、早く成立をお願いしたい。いま緊急事態宣言中でもあり、法律が成立し施行されれば、すぐにでも必要な部分もある」と述べました。加藤官房長官「権利制限と利益のバランスに留意」加藤官房長官は、閣議のあとの記者会見で「感染症法の改正については、患者の権利制限と社会経済全体の利益のバランスに留意しつつ、感染症法の規定の実効性をより高めるための方策を検討することが必要と考えている。厚生労働省の審議会での議論や与野党の意見、さまざまな団体などの意見も踏まえながら、通常国会の早期に改正案が提出されるものと承知している」と述べました。また《専門家などから指摘を受け、患者への差別がないように政府からも積極的に広報している。今後の改正にあたっても、その点に留意して検討する必要ある》と述べました。注目のコンテンツ都道府県別の感染者数データ 特設サイト 新型コロナウイルス新型コロナウイルスの国内の感染者数について、都道府県別の詳しいデータです。1日ごとの発表数と累計を見ることができます」と、“政治マガジン”が伝えていた。
その日の18日。
デイサービスを受け入れている幸寿苑の68回目もデイ行き予定であったが・・・・
午前8時に鳴った電話は幸寿苑からの緊急連絡。
通所患者さんの1人がPCR検査の結果、陽性反応とわかったため送迎は中止。
※それが、同じ日の送迎患者さんなのか、別の曜日であるのか、またいつから休んでいたのか、連絡がないのでわからないが・・・
おそらく幸寿苑の職員・介護士・介護療法士など施設従事者すべてに検査することになるだろう。
その結果が出るまでは送迎停止、となれば入浴不可の状態が長くなる。
我が家のお風呂に入浴するしかないとおふくろに伝えたら「入いれる、入いれる」と、いう。
“浴槽は浅いからいける”と、の考え。
幸寿苑では一人で入浴しているらしい。
浴室に手すりがあるから、それに掴まって・・・・滑らないよう、倒れないようにしてきた。
そんだけ自信をもてるようになっているんだから、手すり役はかーさんが・・・
そして住之江から持ってきた浴槽に沈める足踏み台を沈める。
また実際に、入浴する前に空風呂状態で試してみることにし、この日の晩に入浴してますか、とかーさんが尋ねても入らないという。
えっ、なんで・・・と、聞けば心の準備ができていない、という。
・・・午後5時10分、幸寿苑男性職員から電話があった。
デイケア利用者1名がコロナ陽性とわかり、念のため今週いっぱいはデイケアを休止とし、来週の25日月曜から再開する、と伝えてくれた。
幸寿苑通所デイサービスは、コロナ発症に停止中の19日。
入浴する前に、足具合などを練習はしたほうがいい、と聞いていたが・・・
トレーニングジムから帰ってきたら、あれま・・である。
入浴を済ませて風呂場から出ようとしていた。
湯船に肩まで浸かってほっこりしたおふくろ。
身体は石鹸を使わずの手洗い程度。
髪の毛も洗わずに終わったそうだ。
浴槽の入る、出るも難なくしたらしく、手を貸すこともなかったようだ。
21日の午後2時20分、幸寿苑のH女性職員から電話があった。
今度は、幸寿苑職員の1人が発熱し、検査の結果、コロナ感染と判明した。
利用者だけだったのが、職員の複数感染の判断に再開の目途がたたなくなったという連絡である。
先は見えないが、再開できた場合にまた連絡します、とのことだ。
こりゃまた、長引きそうな気配どころではないような気がする。
22日、幸寿苑通所デイサービスは、コロナ発症により停止継続中。
おふくろ入浴は、今日で2回目。
19日の火曜日が初日の入浴。
その時も垢、毛髪、塵が多く浮いていた。
今日は、かーさん洗髪もしてもらった。
少しはマシになったが、浮いているそれらを除くのに多少の時間が要る。
次に入浴する家人のためと思ったら綺麗にするのが当然。
奈良放送局の夕方ニュースによれば、奈良市もある通所施設で利用者ならびに職員含め9人が感染したようだ。
その他、60人の検査をしたらすべてが陰性とわかった施設のクラスター事例は、30例目になった、と伝えていた。
幸寿苑通所デイサービスは、コロナ発症により停止継続中の23日。
起床時に読んでいた新聞読みの時間帯。
かーさんが、たいへんやったという、3回目のおふくろの入浴支援。
初日に驚いたのが、バスマットの座り込みに立てない状態。
本人の力では立ち上がれない。
自力でき立ち上がれないおふくろをなんとか抱えて、お尻下に入れた風呂椅子。
そこからも自力不可能に・・・
介助支援を受けて、水道蛇口に掴まって立った。
浴槽に入る手すり跨ぎ。
右足は揚がるが、左足はどうしていいのか揚げ方が思い出せない。
これもなんとか支援し、無理やり曲げてなんとか跨がせた。
そして入浴。
設置した沈下型椅子に座れるし、湯船に浮遊しているから手すり掴んで立ち上がり。
浴槽を跨げた。
顔、身体はどうにか自力洗いができそうだが、頭髪はもう無理。
かーさんが耳に湯が入らないよう、石鹸を被らないように洗髪したが、何度もするのはしんどい、と訴える。
精神的に疲れた入浴支援にコロナがなければ大阪・住之江の入所施設に行ってほしい、と本音でしゃべる。
私も同じ考えだが、本人はいったいどう思っているんだろうか。
聞くに聞けない、問いに問えない入所施設行き/介護ランクの切り替えは、ケアプランニングディア1のケアマネジャーFさんに伝える場合があれば聞いといてって、というが、そんなに心配なら直接電話してくれよ、と云ったら、そのときでえー、という。
この日は、6回目になるF歯科医院の通院。
午前11時15分の受付~午後1時10分の診察、治療に会計処理。
患者数多く、おふくろ同様に歯の治療・処置も長い人ばかり。
午前11時に呼び出しを受けてから、終わったのが午後1時。
できた入れ歯の装着具合の調整に何度も何度も、痛みもでないところまで調整した。
また、念のため夜中の装着或いは休診日の装着に一人でできなくなった場合を想定され、かーさんにも対応できるように、と説明された。
万が一の場合の、痛み止めの処方箋は、三日後の26日になる、という。
じゃぁ、それまでもし痛みが発症したら、緊急来院しなきゃならんがな。
幸寿苑通所デイサービスは、コロナ発症により停止継続中の24日。
午後2時のトイレ、入ったときからどことなく臭い。
気にはなるが、普段と同じように便器の蓋を揚げたら、たかたか指と薬指に当たったむにゅっとした物体があった。
みれば黒い・・・・・・・これはウンチや!
どこに付着していたのか、探してみれば蓋よりも便器側にある。
その便器の縁にべったり付着するうんこ。
取りあえずトイレットペーパーで拭き、ぬぐい取った。
べちゃっとしたうんこは、軟便でない。
縁の付着だけですんだ。
辺りをさがしてみたが、落下したうんこはないようだ。
消臭剤を振り撒きながらうんこの除去処置。
拭いてはトイレで流す。
流してみても便器内側にべっとり。
仕方なくトイレットペーパーを厚くし、薄く水分をつけたところで拭けば少しはマシになった。
だが、やっとれん。
リビングに居たおふくろに、かーさんにも伝えた便器付着うんこの状態。
どうやら便意をもよおし、トイレに座ろうとしたその瞬間に漏れたうんこが、便器の縁に触れてそのまんま付着したようだ。
おふくろが云うには蓋に付着したうんこはトイレットペーパーで拭きとったという、が・・・
縁にへばりついた大量のうんこにはまったく気づいていなかった。
それならそうと、いってくれればいいのだが、隠そうとしたのでは・・・・
嘘かましたやろ、といえば、そうではない、と言い張る。
ならば・・・と、いいかけたが、今後のことを考えた物言い。
小便もそうだが、廊下途中でもらしたこともあるし、便器に座ったとたんにじゃじゃ漏れで衣服を汚したこともあった、とにかく我慢しやんといて・・・・
歩く速度は、頭の中では昔と同じような感覚だが、今はもはやそういう状態でなく、現状の動きはもっと、もっと遅いから、間に合わずにもらしてしまう。
だから、自分の身体は今、ここまでの動きしかできん、こうなってきたんや、と理解してくれ。
そして我慢することなく、怪しいと思ったら、早めにトイレに入ってゆっくり出したらえーねんや、と伝えた。
もしかとそれば衣服にうんこが付着・・・していた。
かーさんが見たらそうであったから、すべて着替えさせた。
なお、便器から床までスッキリさせる花王の除菌流せるお掃除シートのトイレクイックルに、トイレ室内の浸透除菌空気撒布用のリセッシュを駆使して汚れをぜんぶ拭き取り除き消臭、消毒処置をしていた。
25日。午前11時半。
私が、月一に通院している泌尿器治療に車駐車する際に電話が鳴った。
発信先はデイサービス支援施設の幸寿苑からだ。
保健所の許可が出たので、今週の27日水曜より送迎を復活・通所リハビリを再開する、と連絡があった。
今日は、4回目になるおふくろの我が家の入浴。
垢も、体毛も、塵など、ほとんどない。入浴の効果は3回目に現れていた、とわかった。
26日の午後3時半にかかってきた電話は、デイサービス支援施設の幸寿苑。
またか、と思ったその通りだった。
3人目のコロナ発症者はまたも利用者。
明日に予定していた送迎・リハビリ通所サービスは再び中止に決まった。
再開はいつになるかわからないが、そのときは、また連絡する、という。
利用者感染で考えられることはただ一つ、家庭内感染しか考えられない。
利用者が屋外に出ることは考えにくい。
で、あれば持ち込んだ家族さん、そうとしか考えられへん。
27日。かーさんは、おふくろが起床する前に登彌神社に願掛け詣でに出かけていた。
以前も、ことあるときにしていた登彌神社の神さん、木島大明神に願掛け。
折に触れ、長男の健康を願い、願掛けしていた、と初めて知った告白。
今朝の願掛けは、長男のお嫁さんの手術がうまく、無事に終わりますように、と願っていた。
長男のときも叶えてくれた神さんへの願掛け。今回も叶えてくれるだろう。
ところで、住民票のある大阪・住之江の居住地不在様態が長くなってきた。
電気、ガス、水道は連絡して中止扱いにしているが、テレビである。
放送受信に月払いのNHK受信契約が無駄になっている。
かーさんは、いろいろ調べてNHKふれあいセンターに電話をかけて、事情を伝え、了承いただき、解約手続きをすることにした。
28日。
午後11時の電話は、ケアプランニングディア1のケアマネジャーFさんからだが、ネットトラブル対応につき出られず、不在着信。
昼食後の午後12時半から1時までの電話による情報伝達は・・・
夜半にかかった電話は、幸寿苑からの報せ。
コロナ対応に2人目の利用者が感染に再開だったはずの通所サービスが停止、と聞いて慌てて聞きたかったおふくろの入浴状況。
人一倍入浴のことを気にかけてくれるケアプランニングディア1のケアマネジャーFさんの心配どころ。
湯船も身体洗いもできている、と伝えあら、ほっと安心された。
ついでじゃないが、この電話に伝えておきたい件がある。
一つは介護認定の再認定である。
T病院入院中にあった調査はずいぶん前、その結果の再認定から1年も過ぎている(※要介護3の認定終了日の介護保険被保険者証は令和3年4月30日が期限/負担割合終了期限令和3年7月31日)が、さてどうなるのかに。
再認定の期間がくればその期限切れの2カ月前。
ケアマネジャーFに連絡がはいるし、その都度再認定依頼に調査は療養している我が家に。
幸寿苑は聞き取りになるが、主治医は・・
現在外科から移管したT病院の内科医に、また自宅で家族が支援している療養介護の場合は要支援になることがある要介護。
独り暮らしの場合は、ヘルパーさん、通所デイサービスを受けていた、としても基本は一人でできるということで家族が毎日を診ている場合は、介護配下にあるわけだから要介護になる。
身体状況いかんによっては介護レベルが下がる。
上がる場合は調査の結果次第だが、ケアマネジャーFさんもフオローするから大丈夫だ、という。
大阪・住之江に戻リたい希望を、今でももっているおふくろであるが、我が家で療養する状態からいえば外出無理、家族支援があってこそ飲食、入浴ができる範囲。
できるなら入所できる介護付き老人ホーム施設をみておきたい。
そう、思って前年の令和3年9月末に出かけた住吉公園前高灯籠近くの施設(※介護付き有料老人ホーム“アグナス住吉公園”)。
一度、どんなところに立地しているのか、見ておきたいと思って現地確認。
確認だけのつもりが、職員さんが声をかけてくださり、先方の好意で施設見学ができた。
毎月支払いの施設部屋、風呂場、廊下棟など、これなら安心できると思ったが、非常事態宣言中につき、一度おふくろに見せておき、これならと思える施設に入所してもらう考えをもっている。
だが、本人の意思は固まらない、と判断している。
現状お身体様態では、階段の上り下り不可。
屋外歩行も不可。
炊事も入浴も独りでは無理、と自覚している状態。
宣言解除後のいつか、に見学したい。
仮に入所することになった、とすればケアマネジャーFさんは、ケアマネを継続できるのでしょうか・・・。
その答えは、老健など老人ホーム施設は、独自にケアマネが居る場合と、いない場合があり、ことによって継続できるかどうかが決まるらしい。なるほど、である。
この日もかーさん支援の入浴支援介助。5回目の今日は毛髪も多く、それについてくる垢も多い。
浮かんでいるそれらはみな洗面器で掬いとって流した。
30日の午前9時20分。
幸寿苑で毎度送迎に来てくれている若い男性職員からの電話である。
また、なんやろ、とおそる、おそる受話器に・・・
電話の報せは、送迎の復帰・再開であった。
明後日の2月1日月曜日より、“今度こそ再開しますのでよろしくおねがいします”と、伝えてくれたうれしいメッセージに、思わずバンザーイした。
(R3 1.18、20、23、28 SB805SH撮影)