ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

昨日の活躍で朝から眠たい一日

2009-06-26 22:22:42 | 日常
               
        近所の素敵な邸宅にベストマッチなムードで寛ぐ黒ちっちゃい。

今日はデイサ-ビスに行く日なので、8時に部屋に入りました。良く寝ているようなので、雨戸を開け、着替え、清拭、朝食の用意を済ませましたが、まだ目を覚ましません。声を掛け身体を揺すってみましたが熟睡しています。(昨日は朝から夜中までハイですごしたとの事だったのでそのせいだったのでしょう)。

8時半まで様子をみましたが目を覚ましそうにもないので、デイサ-ビスに事情を話してお迎えの時間を10時半に変更していただきました。結局9時半起床、朝食も7割位食べてデイサ-ビスに出かけていきました。

デイサ-ビスでは午前中は居眠りをしていたようですが、午後は隣のひと達と談笑していたそうです。昼食4割6割。排便有り。5時半に「皆さん、どうぞ(家に)あがって下さい」と言いながら機嫌良く帰宅。車椅子でリビングに入るとすぐにトイレ(小〇)。麦茶とそば万じゅうで休暇。居眠り。

6時前に夕食(カレ-、カボチャ、煮豆、麦茶)完食。居眠り。トイレ(××)。大好きなTV(ポチたま)をみながら、腰が痛い、肩が痛いというのでマツサ-ジをしていたら「気持ちが良いね~」と居眠りを始めたので寝間着に着替えトイレ(×)、ベッドイン。「良い気持ち」と言い、すぐに鼾をかき寝てしまいました。

昨日のご活躍のせいか朝から眠たい一日だったようです。
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「てるてる坊主♪」みたいな神さまへのお願い(6/25のこと)

2009-06-26 10:51:15 | 日常
               
        「これは何?」枇杷と枇杷ジャムに興味深々のナナちゃん

7時半に「オヤジさんは死んでるのよね。今日、xxxに招待されているけど、お祝いの席に死んだ話をするのは嫌だから、私は行かないつもり」と“招待”の話は妄想だけど論理はまともという難しい精神状態でお目覚め。

朝の一連の作業は特に問題なく終了し、朝食(枇杷ジャムトースト、ピーマン・ソーセージ炒め、バナナ、牛乳紅茶)を完食。テレビで海亀の話を見ている間は楽しげに話をしていたものの、その後は母の興味のある“子供・ペット”が出てくる番組が無く、だんだん不機嫌に。あれこれ解らないというので説明すると、負けず嫌いの母のプライドを傷つけてしまうのか益々不機嫌になってしまいテレビを消すことに。

すると母からピンポンをやろうと前向きな誘い。座ったままの母に打ち易い球をサーブする方法で始めたところ、不自由な右手で上手く打ち返してくると思えたのだけれど、本人はうまく打てないことに苛立つ結果に。「神様はなんで四女ばかり贔屓して、私のことをいじめるのですか」「神様私が悪いと思うのならば殺して下さっても結構です。でもその時は(娘も)一緒に殺してください」等々、何とも嫌な表現がエンドレス。そこにトイレ行きが加わり憎まれ口は最高潮に。

「おかしいな~。私が小さい頃のお母さまって、優しくて明るくてステキな人で、他人のことを呪うなんて絶対しなかったのに」というと、一瞬沈黙の後に、それまでの不快なお願いから、「神様、娘を幸せにして下さい」という優しい母親としての祈りに急転換。それに合わせて私が“母の幸せ”を神に祈ってみたところ見事仲の良い麗しい母娘の姿に。

その状況でヘルパーさんと引継ぎをし、買い物などを済ませて戻ると母とヘルパーさんがピアノの所で楽しそうにおしゃべり中でした。ヘルパーさんをピアノの先生と思い込んで「本当に良い方に来ていただいた。あなたも習いなさい」と興奮気味。ヘルパーさんと入れ違いに来たケアマネさんをヘルパーさんと勘違いして、ケアマネさんも丁寧に扱い、玄関までお見送りしなかったと涙を浮かべる場面も。

その後ハイの状態のままエンドレス・トークに突入。何とか2時間以上おしゃべりに付き合っていたのですが、途中電話が入ったり、テレビをつけたりしたもので、また精神不安定に。夕食の準備をしている間に完全に「神様助けて下さい」状態に陥り、夕食を並べ始めると「毒が入っていませんように」等々。

でも今日の夕飯は特別出血大サービスで、母の大好物の中トロとホタテを使った海鮮丼。不承不承食べ始めたものの、数口食べたところから「美味しいね~」「本当に美味しいね~」と夢中になり、目に見えてものすごくご機嫌に。海鮮丼とブロッコリーのサラダ、味噌汁、煮豆を完食し、がんもどきと小松菜の煮物は1/3程度でした。

食後の片付けの間30分間は“神様”(オヤジさん、おばあちゃん、幾つかのお人形)への種々のお礼が続き、その後の30分は神様がどのように返事してくれたかを報告。こちらが返事しようがお構いなしに話が続くうちに、いつの間にかおかしな結婚話になり、それが拗れて不機嫌に。「もう寝る」というのでベッドに入ってもらったけれど、ハイの混乱状態のまま。

30分ほど枕元で静かに話をして結婚話の混乱などをひとまず治めて別室に下がったものの、大きな声で神様へのお願いなどが続いて眠る気配無し。しかたなく戻って母を起してテーブルに戻し、テレビを見て過ごしました。その間神経質になった母の頻繁なトイレ行きをこなし、11時にホットミルクとカステラを食べて落ち着いたところで、再度ベッドイン。しばらくしてようやく本格的な眠りに入りました。

それにしても母の“神様”との対話は自己中心そのもので、お願いしたり脅したり。思わずてるてる坊主の歌を思い出してしまいました。

♪てるてる坊主 てる坊主 明日 天気にしておくれ
   いつかの夢の 空のよに 晴れたら金の鈴あげよ
 てるてる坊主 てる坊主 明日 天気にしておくれ
   私の願いを 聞いたなら 甘いお酒もたんと飲ましょ
 てるてる坊主 てる坊主 明日 天気にしておくれ
   それでも曇って 泣いてたら そなたの首を チョンと切るぞ♪
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